Covington to POR

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大モメ中のロケッツですが、ウェストブルックに続いて、大黒柱のハーデンもついにトレードを要求。

 

しかも、年50mil(!)で2年という巨額の延長契約を断ってのトレード要求です。

 

年俸が50milを超えるのは、今回のハーデンが初めて。

 

つまり、史上初めて50milプレイヤーになるという名誉を蹴ってまで、チームから出ることを優先した、ということになります。

 

これは本気ですね〜

 

でもその行き先は、先日取り上げたネッツ1本に絞っているそうです。

 

kg21.hatenablog.com

 

さて、ネッツ行きのトレードは実現するんでしょうか?

 

今後のロケッツの動きから目が話せませんね。

 

 

で、ここでは違う話です。

 

トレードを要求したウェストブルックやハーデンを動かすよりも先に、ロケッツはロバート・コビントンを放出するトレードに出ました。

 

ブレイザーズ>      ⇔ <ロケッツ>

 SF ロバート・コビントン      SF トレバー・アリーザ

                 2020年16位指名権

                 2021年1巡目指名権

 

これが意味するのは・・・・・・・

 

おそらくロケッツ解体の幕開けではないかと思います。

 

年俸が11.3milと安価な割に貢献度が高いコビントンは、費用対効果が非常にいい選手。

 

つまり、“安くてよく働くお買い得な選手”の代表格です。

 

そんなコビントンを真っ先に手放してしまうなんて、この先「もう勝ちにいくチームを作る気はありません」と言っているようなものです。

 

プレーオフや優勝を目指そうとしたチームだからこそ、コビントンを引っ張ってきたわけですが、それを「もう要らない」とばかりに出してしまうなんて信じられません。

 

正直、「あ、ロケッツ終わったな」と思ってしまいました。

 

ただ、逆に言えばブレイザーズにとってラッキーなトレードでした。

 

ロースターを見てみます。

 

ブレイザーズ

 PG:デイミアン・リラード/アンファニー・サイモンズ

 SG:CJ・マッカラム/ゲイリー・トレントJr.

 SF:ロバート・コビントン/ロドニー・フッド/ナシアー・リトル

 PF:(カーメロ・アンソニー)/マリオ・ヘゾーニャ

  C:ユスフ・ヌルキッチ/ザック・コリンズ

 

長らくフォワードポジションが穴だったブレイザーズですが、コビントンが補強できたことは非常にラッキーでした。

 

コビントンは、3Pが打ててディフェンスの良い、いわゆる3&Dプレイヤーです。

 

バックコートの得点力は申し分ないブレイザーズですが、フロントコートは長年固定できずにいました。

 

その点コビントンは、サイズがあり、3Pが決められ、ディフェンスができ、しかも年俸も安い、と求める要素が全て揃っている選手。

 

ブレイザーズにとって理想的な補強と言えるいいでしょう。

 

あとはメロと再契約して、ロドニー・フッドがケガから復帰してくれば、コマが揃ってきます。

 

来シーズンもプレーオフ進出へ向け、着実に一歩前進しました。

 

 

一方のロケッツはというと・・・・

 

お目当てはアリーザではなく、16位の指名権ではないかと思います。

 

来年のと合わせて1巡目指名権を2つもらいました。

 

勝つために必要なピースであるコビントンを出し、ドラフト指名権2つと交換したという事実から見ても、ロケッツは優勝ではなく、リビルディングに向かって進んでいると言えるでしょう。

 

 

もう一つ小さなトレードも紹介しておきます。

 

<ネッツ>        ⇔ <ピストンズ

 SG ブルース・ブラウン     SF ジャーナン・ムサ

                2021年2巡目指名権

 

<ネッツ>

 PG:カイリー・アービング/スペンサー・ディンウィディ

 SG:キャリス・ルバート/ギャレット・テンプル/(タイラー・ジョンソン)

 SF:(ジョー・ハリス)/ティモシー・ルワル・キャバロ/ブルース・ブラウン

 PF:ケビン・デュラント/トーリーン・プリンス/ロディオンス・クルークス

   C:ジャレット・アレン/ディアンドレ・ジョーダン

 

3年目のシーズンを迎えるブラウンは、ディフェンス力のあるガード。

ピストンズで先発PGがいなくなった時には急造PGを務め、短い出場時間ながらアシスト平均は4本を数える器用な面も持ち合わせています。

ネッツでは、PGからSFまでこなせる使い勝手のいいローテーションプレイヤーとして機能するでしょう。

 

ピストンズ

 PG:デリック・ローズ

 SG:ルーク・ケナード/スビアトスラフ・ミハイリュウク/カイリー・トーマス

 SF:トニー・スネル/ジャーナン・ムサ

 PF:ブレイク・グリフィン/セクー・ドゥンブーヤ

  C:(ソン・メイカー)/ジャスティン・パットン

 

ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のムサは、長身のオールラウンダー。

選手層の厚いネッツでは出場の機会に恵まれませんでしたが、Gリーグでは平均19.5点・6.9リバウンド・3.4アシストという成績をマークしています。

再建中のピストンズでプレイングタイムをもらえたら、ポテンシャルを発揮するかもしれません。

Holiday & Bogdanovic to MIL

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バックスがついに動きました!

 

しかもいい動きです。

 

MVPのヤニス・アデトクンボを引き留めるために、優勝できるチームだぞというところをアピールする必要に迫られていたバックス。

 

しかも、いわゆる“スーパーMAX”という延長契約を結ぶためには、その期限である12/21(シーズン開幕の前日)までにヤニスと合意に至らなければなりません。

 

それまでにヤニスに納得してもらえる補強を行い、延長契約にこぎつけることができなければ、来シーズン終了後に完全FAになってしまうんですね。

 

そうなってしまうと、他のチームと横並びでヨーイドンの競争になってしまうので、バックスにとっては不利な条件となってしまいます。

 

なので、今のうちに囲い込んでおく方が得策なんですね。

 

それで一つのアイディアとして、クリス・ポールを獲得したらどうだ?という話がありました。

 

kg21.hatenablog.com

 

これは、弱小と言われたサンダーをプレーオフまで導いたクリス・ポールの力を借りれば、バックスも優勝できるチームになるだろうという期待からです。

 

ただ、これには40mil超の膨大なコストがかかります。

 

これからヤニスと結ぼうとしているスーパーMAX契約は、まさにこの40mil超の契約になるので、さすがに地方都市のミルウォーキーフランチャイズを置くバックスにとっては、経済的に手が出ません。

 

そんなバックスが、クリス・ポールの代わりに取った補強策が、なかなか理にかなった素晴らしいものでした。

 

順番に見ていきます。

 

★トレード①

<バックス>       ⇔ <ペリカンズ>

 PG ジュルー・ホリデイ    PG エリック・ブレッドソー

                  PG ジョージ・ヒル

                 将来のドラフト1巡目指名権×3

                 ドラフト指名権を交換する権利×2

 

まず、ずっとトレード市場に名前が上がり、各チームが獲得を狙っていたホリデイをGETすることに成功しました。

これは素晴らしい動きです。

 

ホリデイは、ここ3シーズン続けて平均20点・7アシスト級の成績を残していて、一流の先発PGであるだけでなく、ケビン・デュラントやデイミアン・リラードといったトップクラスの選手たちをして、「ガードでリーグNo.1のディフェンダー」と言わしめるディフェンス力で知られ、攻守両面で貢献できる“2wayプレイヤー”として高く評価されています。

 

そして年俸は26.1milと、クリス・ポールほどにはコストをかけていません。

 

さらに、契約当初から疑問視していたブレッドソーとの長期契約も手放すことができます。

 

kg21.hatenablog.com

 

大量のドラフト権と引き換えという代償は払いますが、それでも必要な戦力を手に入れ、不要な契約を手放すことに成功したのは、十分いい取り引きだと言えます。

 

★トレード②

<バックス>          ⇔ <キングス>

 SG ボグダン・ボグダノビッチ    PF エルサン・イリャソワ

 SG ジャスティン・ジェイムズ    PF DJ・ウィルソン

                    SG ドンテ・ディビンチェンゾ

 

これまたいい取り引きです。

 

ボグダノビッチはベンチスタートが中心ながら、平均15.1点・3P37.2%をマークした優秀なシューターです。

 

昨シーズン途中からは、エースのバディ・ヒールドを押しのけて、先発の座を掴んでいました。

 

ルーキー契約が明けて制限付きFAとなっていましたが、バックスがサイン&トレードで手に入れることに成功したようです。

 

契約金額がどのぐらいかは現時点では不明ですが、これも素晴らしくいい投資だと思います。

 

ちょうど、二コラ・ミロティッチを手に入れた時のようですね。

 

ミロティッチは残念ながらNBAを去ってしまいましたが、FCバルセロナに戻ってスペインリーグのMVPに輝く大活躍をしています。

 

話がそれましたが、この2つのトレードを行った結果、ロースターはこうなります。

 

<バックス>

 PG:ジュルー・ホリデイ

 SG:ボグダン・ボグダノビッチジャスティン・ジェイムズ

 SF:クリス・ミドルトン/サナシス・アデトクンボ

 PF:ヤニス・アデトクンボ

  C:ブルック・ロペス

 

他のメンバーはトレードやFAで一掃されましたが、この先発5人はとてもいいバランスだと思います。

 

イマイチだった戦力をまとめて放出し、必要な戦力に絞って厳選したというイメージです。

 

残りのサポーティングキャストはこれから集めるとして、まずは優勝を目指すに相応しいコアメンバーを集めることに成功したと言っていいと思います。

 

一見地味だけど理にかなっている、非常に「堅実な」補強だと思います。

 

これであれば、ヤニスも“スーパーMAX”を結ぶに足るチームになったと思います。

 

来シーズンのバックスが、にわかに楽しみになってきました。

CP3 to PHX

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意外とあっさり決まりましたね。

 

クリス・ポールのサンズ行きが決まりました。

 

こちらの記事を書いた後に、実際にクリス・ポールのサンズ行きの噂が出始めたんですが、それからすんなりと話がまとまった印象があります。

 

kg21.hatenablog.com

 

メインの交換要員も、ほぼほぼ予想していた通りになりました。

ルビオとウーブレイが中心で、あとは若手の数合わせですね。

 

<サンズ>       ⇔ <サンダー>

 PG クリス・ポール     PG リッキー・ルビオ

 SF アブデル・ナダー     SF ケリー・ウーブレイJr.

                 PG タイ・ジェローム

                 PG ジェイレン・レキュー

                 2022年1巡目指名権

 

<サンズ>

 PG:クリス・ポール/エリー・オコボ

 SG:デビン・ブッカー

 SF:ミケル・ブリッジズ/キャメロン・ジョンソン

 PF:(ダリオ・シャリッチ)/アブデル・ナダー

   C:ディアンドレ・エイトン/フランク・カミンスキー

 

クリス・ポールが優勝を狙えるチームではなく、プレーオフ当落線上のサンズを選んだのは意外な気もしますが、その要因にはHCのモンティ・ウィリアムスの存在が大きかったようです。

 

モンティ・ウィリアムスHCとクリス・ポールは、ニューオーリンズ・ホーネッツ時代に一緒に戦った経緯があり、その時の相性が非常に良かったそうです。

 

なので、サンズだから、というより、モンティ・ウィリアムスがHCをしているから、という要素の方が大きかったようです。

 

いずれにしても、オーランド・バブルを8戦全勝で飾り、一躍話題のチームとなったサンズに、百戦錬磨のベテランPGが加わることになりました。

 

来シーズン、サンズがプレーオフに参戦してくるのはもちろん、どこまで上がってくるのかという興味も出てきましたね。

 

<サンダー>

 PG:リッキー・ルビオタイ・ジェロームジェイレン・レキュー

 SG:ルーゲンツ・ドート/ダニー・グリーン/ハミドゥ・ディアロ

 SF:シェイ・ギルジャス・アレクザンダー/テレンス・ファーガソン

 PF:ケリー・ウーブレイJr./ダリアス・ベイズリー

   C:スティーブン・アダムズ

 

サンダー側はまだまだ再建の途中という感じですが、既に41.4milのクリス・ポールと15.5milのシュルーダーの契約を手放し、着実にコストカットを進めています。

 

あとは27.5milのアダムズをどこかへトレードできれば、サラリーキャップはすっきり整理できます。

 

ウーブレイはまだ24才なので、今後ギルジャス・アレクザンダーと共にチームのコアとなって活躍していくタレントではないかと思います。

Harden & KD reunited?

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先日、ウェストブルックのトレード話のところで、ロケッツの内輪モメについて書きました。

 

すると今度は、ハーデンについても大きな話題が出てきました。

 

それが、「ハーデンがネッツに移籍してKDとコンビ復活!?」という噂です。

 

なんでも、オフにトレーニングをしていた時に、KDから一緒にやらないかと誘われたんだそうです。

 

KDとハーデンは、言わずと知れたサンダーの元チームメイト。

 

ロケッツの動きに優勝を目指す気概が見えず、モヤモヤを募らせていたハーデンでしたが、それを見たKDが「だったらネッツに来ればいいじゃないか」とでも言ったんじゃないですかね。

 

ただ、ハーデンとウェストブルックも、元サンダーのチームメイトで昔からよく知っていた間柄。

 

それでも、うまくいかなかったわけですよね。

 

おそらく友情とかは問題ないんだと思うんですが、プレースタイル的に合う合わないは人間関係とはまた別問題ですので。

 

それが今度はネッツと考えたら、カイリー・アービングとKDの中に、3年連続得点王が入るわけですからね~

 

いったいどんなことになるんでしょう?

なんかスゴすぎて想像ができません(笑)

 

とりあえず、どんなトレードなら成り立つかを考えてみたいと思います。

 

<ネッツ>         ⇔ <ロケッツ>

 SG ジェイムズ・ハーデン    SG キャリス・ルバート

 SF ダヌエル・ハウス       SF トーリーン・プリンス

                   PG スペンサー・ディンウィディ

                    C ジャレット・アレン

 

金額的には、ルバート&プリンス&ディンウィディとの3対1のトレードでも成り立つんですが、タレント的にもう一声あった方がいいかな?と思ったので、ビッグマンのアレンを追加して、金額を合わせるためにハウスを入れて調整しました。

 

<ネッツ>

 PG:カイリー・アービング/ギャレット・テンプル

 SG:ジェイムズ・ハーデン/ティモシー・ルワル・キャバロ

 SF:(ジョー・ハリス)/ダヌエル・ハウス

 PF:ケビン・デュラント/ロディオンス・クルークス

   C:ディアンドレ・ジョーダン

 

FAになるハリスとは再契約するという見込みで、ラインナップはこうなります。

まあ、派手ですね。豪華と言いますか。

3人で平均80点ぐらい取りそうな勢いですね(笑)

どんなことになるのか、見てみたいという興味はスゴイですが。

 

<ロケッツ>             

 PG:ラッセル・ウェストブルック/スペンサー・ディンウィディ

 SG:エリック・ゴードン/オースティン・リバース/ベン・マクレモア

 SF:キャリス・ルバートトーリーン・プリンス

 PF:ロバート・コビントン/PJ・タッカー

   C:ジャレット・アレン

 

こちらは、ウェストブルックがまだいる前提でのラインナップになりますが。

層は厚くなって、バランスは良い気がしますね。

そこそこ強そう、という印象です。

優勝を目指すチームではなさそうですが。。

 

 

ちなみに、ウェストブルックもトレードするとして、先日提案したマジックとのトレード案④を実践するとこうなります。

 

kg21.hatenablog.com

 

<ロケッツ>             

 PG:スペンサー・ディンウィディマーケル・フルツ

 SG:キャリス・ルバートエリック・ゴードン/オースティン・リバース

 SF:ロバート・コビントン/トーリーン・プリンス/ベン・マクレモア

 PF:アーロン・ゴードンアル・ファルーク・アミヌ

   C:ジャレット・アレン/PJ・タッカー

 

どうでしょう?

小粒感はありますが、各ポジションにバランス良く配置されたラインナップになるんじゃないかと思います。

アーロン・ゴードンとジャレット・アレンは、身体能力の高いビッグマンコンビになりますね。

 

これであとエリック・ゴードンも放出できたら、リビルディングはさらに進んでいくことになると思います。

バックスが、コビントン&タッカーを欲しがっているなんて話もありますので、まだまだ動きが出てきそうです。

 

 

なんかロケッツの「ハーデン後」の話が中心になってしまいましたが、ネッツの話に戻すと、果たしてカイリー&KDのコアにさらなるスコアラーは必要なのかな?と考えてしまいます。

 

夢のない話かもしれませんが、おそらくルバートが第3のスコアラーとして存在すれば、得点力の面では十分だと思うので、今のサポーティングキャストをキープした方がより良いチームになりそうな気がします。

 

<ネッツ>

 PG:カイリー・アービング/スペンサー・ディンウィディ

 SG:キャリス・ルバート/ギャレット・テンプル/(タイラー・ジョンソン)

 SF:(ジョー・ハリス)/ティモシー・ルワル・キャバロ

 PF:ケビン・デュラント/トーリーン・プリンス/ロディオンス・クルークス

   C:ジャレット・アレン/ディアンドレ・ジョーダン

 

バブルでエースとしてチームを引っ張ったルバートだけでなく、ティモシー・ルワル・キャバロや新加入のタイラー・ジョンソンもベンチから非凡な得点力を見せ、貢献できるロールプレイヤーが多いなという印象を受けました。

 

まだこのメンバーでフルシーズン戦うところは見れていないので、来シーズンは一度どこまでやれるのか見てみたいなあという思いが先に立ちます。

 

スティーブ・ナッシュHCという楽しみな要素もできましたので、速い展開でどんどん狙っていく積極的なスタイルのバスケが見られるといいなと思いますね。

 

そういう意味でも、1on1でプレーを止めるタイプのハーデンよりも、カイリーのファストブレイクに全員で走るようなスタイルでプレーしてほしいなと思います。

Schroeder to LAL

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トレード解禁は現地時間の11/16(月)からなんですが、いきなりトレードが内定しました。

 

サンダーのデニス・シュルーダーがレイカーズに行くというトレードです。

 

これを聞いた瞬間、こんな言葉が頭をよぎりました。

 

「The rich gets richer.」

 

直訳すれば「金持ちはますます金持ちになる」といったことですが、「元々強いチームが、またさらにどんどん強くなってしまう」という悲哀を感じたためです。

 

つまり、打倒レイカーズで追いかけなければいけないチームが補強をするのではなく、一番強いチームが一番いい取り引きをかっさらってしまった感じです。

 

ま、ボヤキはこの辺にして、トレードの内容を見ていきます。

 

レイカーズ>            ⇔ <サンダー>

 PG デニス・シュルーダー(15.5mil)     SF ダニー・グリーン(15.4mil)

                      2020年ドラフト28位指名権

 

この取り引きは、ハッキリ言ってズルいです。

レイカーズ的には素晴らしいトレードです)

 

レイカーズはシュルーダーというオールスター級の実力者をGETできただけでなく、ダニー・グリーンの高額契約も放出することに成功しています。

 

まずシュルーダーですが、ほぼベンチスタートながら平均18.9点・4.0アシスト・3P38.5%という成績を残しました。

 

平均得点はベンチスタートの選手の中でトップであり、6thマン賞の有力候補になりました。(なぜ受賞できなかったのかが不思議ですが・・)

 

イーストのチームで先発していたら、間違いなくオールスターの成績でした。

 

そのオールスター級の価値がある選手を、既に力の落ちてきたベテランのロールプレイヤーと1巡目最後の指名権だけで獲れてしまったというところが、「ズルい」という点です。

 

シュルーダーの価値を考えたら、普通ならカイル・クーズマぐらいは手放さないと獲得できないはずなんですね。

 

それが、プレーオフで活躍できず、15milの高額年俸が不良債権化してきたグリーンを厄介払いすることで獲れてしまったら、レイカーズ的には願ったり叶ったりの状況です。

 

本来だったら、不良債権化した契約を放出するために、代わりの不良債権を交換で受け入れなければならないところを、不良債権どころかオールスター級の先発要員と交換できちゃたわけですから・・・・

 

いや、もう、「ズルい」としか言いようがありません(笑)

 

今からもう「来シーズンの優勝も決まったな」という声が出ているほどです。

 

戦力的な話だけでなく、サラリーキャップの整理も同時に行えて、財政的にも申し分ない結果に、ただただうらやましいという話になっています。。

 

レイカーズ

 PG:デニス・シュルーダー/クイン・クック

 SG:(ケンタビウス・コールドウェル・ポープ)/アレックス・カルーソ

 SF:ルブロン・ジェイムズ

 PF:(アンソニーデイビス)/カイル・クーズマ

   C:(ドワイト・ハワード

 

(  )はFAになる選手ですが、おそらく再契約する可能性が高いと思います。

この他にもFAで補強する選手が入ってきますが、これだけでも強力なメンバーですね。

ルブロンとADだけでも優勝してしまったのに、さらにここへ20点級の先発PGが加わるわけですから、鬼に金棒ですね。

 

<サンダー>

 PG:クリス・ポール

 SG:ルーゲンツ・ドート/ダニー・グリーン

 SF:シェイ・ギルジャス・アレクザンダー/テレンス・ファーガソン

 PF:ダリアス・ベイズリー/アブデル・ナダー

   C:スティーブン・アダムズ

 

サンダーはこれからいろいろと動きがありそうなので、あくまで現時点でのロースターになります。

グリーンは、戦力としてカウントされているわけではないと思います。

 

 

ただ、シュルーダーを放出するつもりだったなら、もっといい取り引きができたんじゃないのかな・・・・という疑問は残りますね。

 

例えば、一つ前のブログで書いた、マジックのアーロン・ゴードンと交換することだってできたわけです。

マジックは先発PGを欲しがっているチームなわけですし、シュルーダーならその実力は申し分ありません。

 

サンダーは先発PFだったダニーロガリナーリがFAになるので、そのポジションを埋める必要があります。

リビルディングを進めていくなら、ゴードンだったり、ホークスのジョン・コリンズだったりを獲りにいくような取り引きだってできたはずです。

 

これでは、ただただレイカーズの補強に協力してあげただけというか、いったい「誰得?」というトレードになっています。

まあ、得をしたのはレイカーズだけなんですが・・・・

No.1 for Gordon?

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今年のドラフトは、誰が見てもNo.1といったような突出したタレントがいません。

運良く1位指名をGETしたウルブスは、本来なら今頃ウハウハなはずですが、今年は悩みが深まっているという感じだと思います。

 

ポジション的なニーズから言えば、SGのアンソニー・エドワーズが有力です。

ただ、身体能力の高さには定評がありますが、アウトサイドシュートの成功率がイマイチだったりして、1位指名するには不安要素があります。

 

ポテンシャルの高さから言うと、ラメロ・ボールの評価が高いですが、これはディアンジョロ・ラッセルとPGのポジションが重なってしまいます。

 

ビッグマンのジェイムズ・ワイズマンも、やはりCのカール・アンソニー・タウンズとポジションがカブります。

 

TOP3と言われているこの3人から選ぼうとすると、どれも難しい選択になり、ウルブスの悩みは深まるばかりです。

 

 

そこで提案です。

 

一つ前のブログで、マジックがアーロン・ゴードンを放出候補にしているという記事を書きました。

 

kg21.hatenablog.com

 

1位指名権をマジックにトレードし、アーロン・ゴードンを獲得するのはどうでしょうか?

 

明確な1位指名候補が見つからず、未知なるルーキーに賭けるぐらいなら、確実に戦力になることがわかっているタレントを獲得した方がいいのではないかと思います。

 

PFであるゴードンは、今ウルブスが一番手薄なポジションです。

 

25才の若いタレントであり、まだまだ伸びるポテンシャルもあります。

 

そして、ともに24才のラッセルとタウンズと同世代のコアを作ることができるので、20代後半の選手としてのピークを共に過ごすことができます。

 

この新時代のBIG3が、ウルブスの黄金時代を作る姿を想像するのは楽しくないですか?

 

例えば、こんなトレードはどうでしょう?

 

<ウルブス>        ⇔ <マジック>

 PF アーロン・ゴードン     PF ジェイムズ・ジョンソン

                  SF ジェイク・レイマン

                  2020年ドラフト1位指名権

 

ゴードンの来季年俸18.1milにマッチさせるため、ジョンソンとレイマンを交換相手にしてはいますが、実質的にはゴードンと1位指名権を交換するトレードです。

 

<ウルブス>

 PG:ディアンジェロラッセ

 SG:(マリーク・ビーズリー)/ジョシュ・オコギー

 SF:ジャレット・カルバー

 PF:アーロン・ゴードン

   C:カール・アンソニー・タウンズ

 

これで制限付きFAとなるビーズリーと再契約できれば、昨年6位指名のカルバーと合わせて、なかなかの若手コアができあがると思います。

ゴードン25才、ラッセル&タウンズ24才、ビーズリー23才、オコギー22才、カルバー21才と、主力6人が全て25才以下という若さです。

ウルブスの未来は明るいと思いますね。

 

<マジック>

 PG:マーケル・フルツ/ラメロ・ボール

 SG:エバン・フォーニエ/テレンス・ロス

 SF:ジェイムズ・エニス/ジェイク・レイマン

 PF:ジェイムズ・ジョンソン/アル・ファルーク・アミヌ/(ジョナサン・アイザック

   C:ニコラ・ブチェビッチ/モー・バンバ

 

マジックがこのトレードをする意味は、1位指名権で念願のPGを獲得できるからです。

タレントレベルでは今ドラフトNo.1とも言われているラメロ・ボールは、パスが得意なタイプのオールラウンドな大型PGです。

将来のチームを託す司令塔として、ピッタリの存在ではないかと思います。

 

それに、40mil超の高額年俸でクリス・ポールやウェストブルックを呼ぶよりも、ルーキーの方が将来への投資としても理に適っています。

もし本当にアーロン・ゴードンを放出候補にするのであれば、このぐらいのトレードは考えてもいいのではないかと思います。

 

 

実質的には同じですが、もう一歩踏み込んでこんなトレードでも可能です。

  

<ウルブス>        ⇔ <マジック>

 PF アーロン・ゴードン     PF ジェイムズ・ジョンソン

 PG マーケル・フルツ        SG ジャレット・カルバー

                  SF ジェイク・レイマン 

                  SG ジェイコブ・エバンス

                  2020年ドラフト1位指名権

 

先程のトレード案に、マジックから元ドラフト1位のフルツ、ウルブスからカルバーを加えた形です。

 

<ウルブス>

 PG:ディアンジェロラッセル/マーケル・フルツ

 SG:(マリーク・ビーズリー

 SF:ジョシュ・オコギー

 PF:アーロン・ゴードン

   C:カール・アンソニー・タウンズ

 

ドラフト1位でルーキーガードを指名する代わりに、元ドラフト1位のポテンシャルを試してみるという感じです。

ダメでもラッセルをバックアップするコンボガードとして、PG/SG両方で起用できるのではないかと思います。

 

<マジック>

 PG:ラメロ・ボール

 SG:エバン・フォーニエ/テレンス・ロス

 SF:ジャレット・カルバージェイク・レイマンジェイコブ・エバンス

 PF:ジェイムズ・エニス/ジェイムズ・ジョンソン/アル・ファルーク・アミヌ/(ジョナサン・アイザック

   C:ニコラ・ブチェビッチ/モー・バンバ

 

せっかく1位指名したボールを、最初から先発起用して経験を積ませる形です。

先発SFに入れたカルバーは、来季が契約最終年となるフォーニエが抜けた後にSGの後釜に入ることもできると思います。

 

 

ゴードンの行き先とともに、実際にウルブスがどう動くのか楽しみです。

注目しましょう。

Russ wants out?

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何やらロケッツがきな臭くなってきましたね・・・・

 

マイク・ダントーニHCが再契約をせず、ダリル・モーリーGMもチームを去った時点で、ロケッツはもう優勝争いを諦めたのかな?という不安がよぎりました。

 

代わりのHCも大物ではなく、他のチームのアシスタントコーチ。

GMも大物ではなく、内部昇格という小さくまとまった動きからも、もう一度優勝を狙いに行くチームのそれとは言えない雰囲気がありました。

 

そんなチーム方針を見て、選手たちの不満が噴出してきたんですね。

 

ハーデンとウェストブルックは、ロケッツは本当に優勝する気があるのか?とチーム方針を疑問視。

 

安くてよく働くと評判だったPJ・タッカーは、その年俸の安さに不満を唱え、6thマンのオースティン・リバースは、プレータイムの少なさに文句を言っています。

 

エリック・ゴードンは、先発なのかベンチなのか、得点源なのか3Pシュート専門なのか、役割の不明確さに居心地の悪さを訴えていました。

 

そしてついに、ウェストブルックがトレードを直訴するという事態に発展しました。

 

こうなってくると、ロケッツはドミノ式に崩壊していくような気がしますが、この先いったいどうなっていくのでしょうか・・・・

 

 

そんな心配もあるんですが、ひとまずここではウェストブルックのトレード先について考えてみたいと思います。

 

現在既に噂として挙がっているのは、ニックスとクリッパーズの名前です。

 

今月32才を迎えたウェストブルックは、41.4/44.2/47.1milという巨額の3年契約を残しています。

 

トレードするにも、この年俸に見合った金額と交換しなければなりません。

 

ではどんな交換相手なら成立するのか、見ていきたいと思います。

 

 

①ニックスの場合

 

<ニックス>           ⇔ <ロケッツ>

 PG ラッセル・ウェストブルック     PF ジュリアス・ランドル

                    SG ウェイン・エリントン

                    PG エルフリッド・ペイトン

                    PG フランク・ニリキナ

 

ニックスの交換相手は、いろいろなパターンが考えられます。

ただ個人的には、ロケッツにはインサイドとPGが必要かな?と思ったので、そんな交換相手を選んでみました。

 

<ニックス>

 PG:ラッセル・ウェストブルック/デニス・スミスJr.

 SG:RJ・バレット

 SF:ケビン・ノックス/レジー・ブロック

 PF:タージ・ギブソン

   C:ミッチェル・ロビンソン

 

ペイトンやニリキナの代わりにデニス・スミスJr.を手放す考え方もありますが、身体能力が高く、似たタイプのPGであるウェストブルックと一緒にプレーすることによって、プレーの仕方を吸収して覚醒するのではないか?という期待を込めて残しました。

 

あとは今年のドラフト8位指名権を使って、PFにオニエカ・オコングーかパトリック・ウィリアムズあたりを取れたら、なかなかバランスがいいと思います。

 

<ロケッツ>

 PG:ジェイムズ・ハーデン/エルフリッド・ペイトンフランク・ニリキナ

 SG:エリック・ゴードンウェイン・エリントン

 SF:ロバート・コビントン/ベン・マクレモア

 PF:PJ・タッカー/ダヌエル・ハウスJr.

   C:ジュリアス・ランドル

 

ダントーニHCが抜けるので、超スモールラインナップはもうしないのではないかと思います。

そうなるとビッグマンが必要なので、ランドルを入れてみました。

それでもまだサイズが足りませんが、タッカーがCをするよりはいいと思います。

 

ただPGはちょっと弱いので、FAなどでさらなる補強が必要になると思います。

以前のように、ハーデンをPGにするパターンもアリかもしれません。

 

 

クリッパーズの場合

 

クリッパーズ>         ⇔ <ロケッツ>

 PG ラッセル・ウェストブルック     PG パトリック・ビバリー

                    SG ルイス・ウィリアムズ

                    C イビチャ・ズーバッツ

                    SG ロドニー・マッグルーダー

                    PF ミフォンドゥ・カベンゲリ

 

かなりの人数になりますが、これはレナードとポール・ジョージを除いて、来シーズンの契約が残っている選手を、年俸の高い順から5人差し出したようなイメージになります。

 

他の選手はFAだったりするので、サイン&トレードでも決まらない限りトレード要員に入れることができません。

 

ただ、仮にトレードができたとしても、ウェストブルック(41.4mil)、ポール・ジョージ(35.5mil)、レナード(34.4mil)の3人だけで111.3milとサラリーキャップの大部分を占めてしまい、目ぼしいロールプレイヤーの補強はほとんどできなくなってしまうので、あまり現実的なトレードではないと思われます。

 

クリッパーズ

 PG:ラッセル・ウェストブルック

 SG:ランドリー・シャメット

 SF:カワイ・レナード

 PF:ポール・ジョージ

   C:(ジャマイカル・グリーン)

 

今シーズン6thマン賞に輝いたモントレズ・ハレルはFAになり、今シーズンの年俸6milから大幅アップすることは間違いありません。

同じくFAになるマーカス・モーリスも、年15milだった年俸と同レベルは下らないでしょう。

ジャマイカル・グリーンは来シーズン5milのプレイヤー・オプションを持っていますが、FAになればおそらくそれ以上の評価があると思いますので、再契約は難しいかもしれません。

 

つまりは、残りのメンバーは最低年俸クラスで探してこなければならなくなります。

どうしても優勝したいベテラン選手が、最低年俸をのんで集まるかもしれませんが、サポーティングキャストの層が薄くなるのは避けられません。

それでもウェストブルックを獲るのか?という判断になります。

 

<ロケッツ>

 PG:パトリック・ビバリールイス・ウィリアムズ

 SG:ジェイムズ・ハーデン/エリック・ゴードン/ベン・マクレモア

 SF:ロバート・コビントン/ロドニー・マッグルーダー

 PF:PJ・タッカー/ダヌエル・ハウスJr.

   C:イビチャ・ズーバッツミフォンドゥ・カベンゲリ

 

ビバリーとルー・ウィリアムズは出戻りになりますね。

センターにサイズも加わるので、戦力的なバランスは向上しそうな気がします。

ルーとゴードンのプレースタイルがカブりそうなのが気になりますが・・・・

 

 

その他でウワサに上がっているチームは・・・・

 

③ホーネッツの場合

 

<ホーネッツ>          ⇔ <ロケッツ>

 PG ラッセル・ウェストブルック     PG テリー・ロジアー

                    C コーディ・ゼラー

                    SG マリーク・モンク

 

FAではなかなか大物が来てくれず、スター欠乏症のホーネッツは、元MVPのスーパースターを欲しがりそうなチームです。

ジョーダンブランドの選手である点も、ホーネッツ行きの噂が出る要因となっています。

 

さらに、ドラフトでビッグマンのジェイムズ・ワイズマンを欲しがっているという話も出ているので、2位のウォリアーズに指名されないように、1位指名権と3位指名権を交換するトレードか、2位のウォリアーズと直接取り引きするかもしれません。

 

この2つが実現すると、ロースターは・・・・

 

<ホーネッツ>

 PG:デボンテ・グラハム

 SG:ラッセル・ウェストブルック

 SF:マイルズ・ブリッジズ

 PF:PJ・ワシントン

   C:ジェイムズ・ワイズマン

 

PG2人のバックコートは変わりませんが、6-1(185cm)のロジアーから6-3(191cm)とサイズのあるウェストブルックに代わることで、少しはマシになるでしょう。

また、ドラフトNo.1ピックで7フッターのワイズマンを指名することで、インサイドにも核を作ることができます。

アウトサイドのシュート成功率とサイズ面に不安は残りますが、現状のラインナップよりは大幅に進化するでしょう。

 

ただ、40mil超の3年契約が残る32才のガードを、リビルディング中のチームが獲得するリスクはかなり大きいと言わざるをえません。

 

<ロケッツ>

 PG:テリー・ロジアー

 SG:ジェイムズ・ハーデン/エリック・ゴードンマリーク・モンク

 SF:ロバート・コビントン/ベン・マクレモア

 PF:PJ・タッカー/ダヌエル・ハウスJr.

   C:コーディ・ゼラー

 

必要なポジションを的確に埋めるという点では、バランスのいい補強にはなります。

ただやはり小粒感は否めないですね。。

優勝を狙うチームのラインナップではないと思います。

 

 

個人的に、獲得したらいいのになと思うチームは・・・・

 

④マジックの場合

 

<マジック>           ⇔ <ロケッツ>

 PG ラッセル・ウェストブルック     PF アーロン・ゴードン

                    PG マーケル・フルツ

                    PF アル・ファルーク・アミヌ

 

マジックは、ずっーと先発PGを探していて、いまだ見つかっていません。

ウェストブルックは、自分が主役になって自由に暴れられるチームを探しています。

おそらく、マジックとウェストブルックのマッチングはピッタリだと思います。

 

そして、マジックはなぜか有望株のゴードンをトレード要員にしています。

ジョナサン・アイザックとポジションがカブるのがその原因ですが、アイザックはヒザの前十字靭帯断裂で来シーズンの全休が決まっているので、なにもこのタイミングで・・・と思うのですが、やはり放出の噂は消えてないようです。

 

それならば、スモールラインナップを卒業する(であろう)ロケッツに必要な、インサイドのタレントとしていいのではないかと思います。

 

<マジック>

 PG:ラッセル・ウェストブルック

 SG:エバン・フォーニエ

 SF:テレンス・ロス

 PF:ジェイムズ・エニス/(ジョナサン・アイザック

   C:ニコラ・ブチェビッチ/モー・バンバ

 

ゴードンに加えてアミヌも出してしまったので、アイザックが戻るまではPFが厳しい状態ですが、ここはFAなどの補強でなんとか補ってほしいと思います。

インサイドのブチェビッチ以外はシューターが並ぶラインナップなので、ウェストブルックがボールを独占して好きに暴れ回っても、あまり支障がないロースターではないかと思います。

 

<ロケッツ>

 PG:ジェイムズ・ハーデン/マーケル・フルツ

 SG:エリック・ゴードン/ベン・マクレモア

 SF:ロバート・コビントン/ダヌエル・ハウスJr.

 PF:アーロン・ゴードンアル・ファルーク・アミヌ

   C:PJ・タッカー

 

ちょっとセンターがタッカーのままですが、ここはFAなどで補強してほしいと思います。

もしマジックが、アミヌの代わりにモー・バンバを入れてくれたら、ロケッツ的には万々歳だと思いますが、いまいちマジックがバンバをどうしたいと思っているのか不透明なので、ここでは外しておきました。

 

 

最後にもう一つ、これはどうだろう・・・・と気になるチームを。

 

ピストンズの場合

 

ピストンズ>          ⇔ <ロケッツ>

 PG ラッセル・ウェストブルック     PF ブレイク・グリフィン

 SF ダヌエル・ハウスJr.         PG デリック・ローズ

 

ウェストブルックの代わりに、ローズを先発PGにGETできるとしたら、戦力的なダウンはそこまでなさそうな気がします。

問題は、グリフィンがどこまでケガから回復して、元の調子を取り戻せているか?

70~80%の動きができるなら、この取り引きはアリだと思います。

新フロントが主張している「優勝を狙えるチームを作る」のが本当であれば、今勝てる戦力をキープするために即戦力のベテランを獲得するかもしれません。

 

ピストンズ

 PG:ラッセル・ウェストブルック

 SG:ルーク・ケナード/スビアトスラフ・ミハイリュウ

 SF:トニー・スネル/ブルース・ブラウン

 PF:ダヌエル・ハウスJr. /セクー・ドゥンブーヤ

   C:(クリスチャン・ウッド)

 

FAのウッドが再契約すると想定したラインナップです。

これにドラフト7位でフォワード系のルーキーを指名すれば、なかなかいいベースができるのではないかと思います。

デニ・アブディーヤあたりが残っていれば最高ですけどね。

 

<ロケッツ>

 PG:デリック・ローズ

 SG:ジェイムズ・ハーデン/エリック・ゴードン

 SF:ロバート・コビントン/ベン・マクレモア

 PF:PJ・タッカー/ダヌエル・ハウスJr.

   C:ブレイク・グリフィン

 

グリフィンは以前のようにダンクをしなくても、ヨキッチ的な働きをして、パスをさばいて3Pを決めるようなビッグマンになれば、十分貢献できると思います。

ローズとハーデンが飛び道具となり、グリフィンがバランスを取るような形が収まりがいいでしょう。

あと1枚ゴール下にサイズのあるディフェンダーが加われば、結構いいチームができるのではないかと思います。