Green surge

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3/17のセント・パトリックス・デイをお祝いするかのように、急激に調子を上げてきたチームがいます。

 

そう、セルティックスです。

 

前半戦は調子が上がらず、50試合を終えた時点での勝敗は、25勝25敗の5割。

 

ただ、そこから9連勝を含む20勝3敗と突っ走り、ついにゲーム差なしの2位タイに並び、首位のヒートまで2.5ゲーム差に迫ってきました。

 

 

セルティックスは本物だ」

・ここ25試合で21勝4敗

・うち13勝は対プレーオフチーム

・ベストディフェンス

・ベストFG%ディフェンス

・ベスト3P%ディフェンス

 

・・・といったことが書いてありますが、ディフェンスで勝ち上がってきたことが如実に表れていますね。

 

 

しかも、ここ数試合は20点以上の大差をつけての勝利が続いています。

 

 

そして、エースのテイタムも調子を上げてきました。

 

3月の月間成績は、

 34.4点・7.3R・FG53.2%・3P45.5%(平均9.9本試投)・FT90.0%

 

3月は、平均得点と1試合あたりの3P成功数でリーグトップなんだそうです。

 

 

そしてこれで、1位のヒートにわずか2.5ゲーム差の2位に、シクサーズ、バックス、セルティックスの3チームが並ぶという熾烈な上位争いになってきました。

 

レギュラーシーズンも、残りあと10試合ほどとなってきたこのタイミング。

 

これまでの勝敗数以上に、このタイミングで勢いのあるチームがプレーオフでも勢いそのままに戦うことができます。

 

セルティックスは、どのチームも当たるのが嫌なチームになりそうです。

30K 10K 10K

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前人未踏とは、まさにこのことですね。

 

ルブロン・ジェイムズが、キャリア通算30,000得点・10,000リバウンド・10,000アシストという大記録に到達しました。

 

これがいかにスゴイ記録かというと、「30,000−10,000−10,000」という数字の前に、そもそも「10,000−10,000−10,000」ですら達成した人はいないんですね。

 

下のツイートはやはり、「30,000−10,000−10,000」以前に「27,000−7,000−7,000」もいないし、それ以上の数字に到達した人は誰もいないということを言っています。

 

 

では、一番近い選手はどのぐらいのスタッツなんでしょう?

ちょっと比較してみます。

(数字は、ルブロンが10,000アシストに到達した直後の時点)

 

ルブロン・ジェイムズ

 19シーズン 1,359試合 36,824点 10,150R 10,004A

 

ウィルト・チェンバレン

 14シーズン 1,045試合 31,419点 23,924R 4,643A

オスカー・ロバートソン

 14シーズン 1,040試合 26,710点 7,804R 9,887A

ジョン・ハブリチェック

 16シーズン 1,270試合 26,395点 8,007R 6,114A

カリーム・アブドゥル=ジャバー

 20シーズン 1,560試合 38,387点 17,440R 5,660A

ラリー・バード

 13シーズン 897試合 21,791点 8,974R 5,695A

マジック・ジョンソン

 13シーズン 906試合 17,707点 6,559R 10,141A

マイケル・ジョーダン

 15シーズン 1,072試合 32,292点 6,672R 5,633A

ジョン・ストックトン

 19シーズン 1,504試合 19,711点 4,051R 15,806A

カール・マローン

 19シーズン 1,476試合 36,928点 14,968R 5,248A

ジェイソン・キッド

 19シーズン 1,391試合 17,529点 8,725R 12,091A

コービー・ブライアント

 20シーズン 1,346試合 33,643点 7,047R 6,306A

ラッセル・ウェストブルック

 14シーズン 1,009試合 23,047点 7,455R 8,531A

 

ざっと該当しそうな選手をリストアップしてみましたが、他にも候補がいるかもしれません。

 

この中で最も「10,000−10,000−10,000」に近づいたのは、ジェイソン・キッドですね。

あと、リバウンドが1,275本足りないだけでした。

 

3部門トータルで高い数字を残したのは、やはりオスカー・ロバートソンでしょうか。

得点は27,000点に迫り、アシストはあと113本、リバウンドはあと2,196本で10,000到達でした。

 

現代のトリプルダブル王ウェストブルックは、あと4〜5年プレーすれば「10,000−10,000−10,000」に到達できる可能性がありますが、かつてよりも選手としての評価が落ちているので、そこまで主力級として使ってもらえるかどうかが鍵を握りそうです。

 

ラリー・バードやマジック・ジョンソンは、そのプレースタイルからも「10,000−10,000−10,000」に到達できる力が十分ありましたが、13シーズンしかプレーできなかったことで達成は成りませんでした。

 

高いレベルでプレーすることと共に、長いキャリアを築くことができた選手しか到達できない記録ということで、達成が難しいマイルストーンになっています。

 

 

そうこうしている間に、ルブロンがまた歴史を塗り替えましたね。

 

今度は歴代通算得点でカール・マローンを抜いて、歴代2位に上がりました。

 

<歴代通算得点>

①38,387 カリーム・アブドゥル=ジャバー 

②36,947 ルブロン・ジェイムズ 

③36,928 カール・マローン

④33,643 コービー・ブライアント

⑤32,292 マイケル・ジョーダン

⑥31,560 ダーク・ノビツキー

⑦31,419 ウィルト・チェンバレン

⑧30,026 ジュリアス・アービング

⑨29,580 モーゼス・マローン

⑩28,596 シャキール・オニール

 

これで残すはカリーム・アブドゥル=ジャバーの38,387点のみとなりますが、あと1,440点ということになります。

 

今シーズンは、37才にして29.8点のアベレージを残し、エンビード、ヤニスと三つ巴の得点王争いを行うほどの活躍を見せています。

 

ここまでのシーズン累計得点は1,580点で、残り11試合で平均30点であれば、単純計算で300点ほどが上積みされます。

 

このペースを維持し、ケガによる長期離脱などがなければ、来シーズンの真ん中ぐらいにもジャバーの大記録に到達しそうな見込みです。

 

私たちは、“歴史が変わる瞬間”を目の当たりにすることができそうですね。

DeAndre to Philly

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レイカーズからリリースされていたディアンドレ・ジョーダンが、噂通りシクサーズへ加入しました。

ジェイムズ・ハーデンのトレードで、控えセンターのアンドレ・ドラモンドを手放したシクサーズは、バックアップセンターを探していました。

クリッパーズ時代のHCドック・リバースと再びコンビを組み、復活を果たすか注目されます。

 

シクサーズ

 PG:タイリース・マクシー/シェイク・ミルトン/ジェイデン・スプリンジャーマイルス・パウエル

 SG:ジェイムズ・ハーデン/フルカン・コルクマズ/アイザイア・ジョー

 SF:マティース・サイブル/ダニー・グリーン/チャーリー・ブラウンJr.

 PF:トバイアス・ハリス/ジョージ・ニャンポール・ミルサップ/ポール・リード

   C:ジョエル・エンビードディアンドレ・ジョーダンチャールズ・バッシー

 

ディアンドレは、アンドレ・ドラモンドのポジションにそのまま入ります。

ハーデンのロブパスからアリウープといった場面が増えるか、楽しみです。

 

 

そのディアンドレを放出したレイカーズは、ロケッツからリリースされていたDJ・オーガスティンと契約しました。

ウェストブルックの問題がつきまとい、ケンドリック・ナンも復帰できていない現状から、Cを外してPGを補強する選択をしました。

 

レイカーズ

 PG:ラッセル・ウェストブルックDJ・オーガスティン(ケンドリック・ナン)

 SG:マリーク・モンクエイブリー・ブラッドリーウェイン・エリントンメイソン・ジョーンズ

 SF:オースティン・リーブス/テイレン・ホートン=タッカー/ケント・ベイズモア

 PF:スタンリー・ジョンソンカーメロ・アンソニートレバー・アリーザウェ二エン・ゲイブリエル

   C:ルブロン・ジェイムズ/ドワイト・ハワード/(アンソニーデイビス

 

やはりインサイドが手薄なレイカーズは、ADがいないと全く別のチームになってしまいます。

ただ、ADが復帰すれば強さを取り戻すと思いますので、現在のプレーイン・トーナメント出場圏内をキープすることが大事になります。

 

 

Gリーグで大活躍をした選手のコールアップも相次ぎました。

まずは、アイザイア・トーマス。

デビュー戦で42点をマークすると、3試合で平均41.3点・6.3アシスト・FG52.1%・3P42.5%と格の違いを見せつけました。

するとすかさず、ホーネッツがコールアップしました。

 

<ホーネッツ>

 PG:ラメロ・ボール/アイザイア・トーマス

 SG:テリー・ロジアー/コーディ・マーティン/ジェイムズ・ブックナイトスコッティ・ルイス

 SF:マイルズ・ブリッジズ/ケリー・ウーブレイJr./(ゴードン・ヘイワード)

 PF:PJ・ワシントン/ジェイレン・マクダニエルズ/JT・トールアーノルダス・クルボカ

   C:メイソン・プラムリーモントレズ・ハレル/ニック・リチャーズ/ケイ・ジョーンズ

 

ちょうどラメロ・ボールのバックアップがいなかったので、ちょうどいい補強になりました。

これからシーズン終了まで定着できるか注目です。

 

 

もう1人、Gリーグで爆発的な得点力を見せたのがニック・スタウスカス。

ちょっと懐かしい名前ですね。

キングスが1巡目9位で指名してから、各チームを渡り歩くジャーニーマンになっていました。

久々に名前を聞いたと思ったら、Gリーグで57点をマーク。

さらに続く試合でも43点をマークして、2試合で100点とインパクトを残しました。

この活躍が認められ、セルティックスが契約しました。

 

セルティックス>

 PG:マーカス・スマート/ペイトン・プリチャード

 SG:ジェイレン・ブラウン/デリック・ホワイトニック・スタウスカスブロドリック・トーマス

 SF:ジェイソン・テイタム/アーロン・ネズミス/サム・ハウザーキーラン・マーティンマット・ライアン

 PF:アル・ホーフォード/グラント・ウィリアムス/マリーク・フィッツ

   C:ロバート・ウィリアムスⅢ/ダニエル・タイスルーク・コーネット

 

デリック・ホワイトの加入でバックコートは強化されたセルティックスですが、3Pシューターとして期待されたアーロン・ネズミスが真価を発揮できていません。

即戦力のシューターとして、スタウスカスにかかる期待は大きいと思います。

 

 

スパーズからリリースされたサトランスキーは、古巣のウィザーズに復帰しました。

かつては先発PGとしてプレーしていた古巣に戻り、かつての輝きを取り戻せるか注目されます。

 

<ウィザーズ>

 PG:ラウル・ネト/イシュマイル・スミスカシアス・ウィンストン

 SG:ケンタビウス・コールドウェル=ポープトマシュ・サトランスキー/(ブラッドリー・ビール)

 SF:コーリー・キスパート/デニ・アブディーヤ/ジョーダン・シャケル

 PF:カイル・クーズマ/八村塁/アンソニー・ギル/アイザイア・トッド

   C:クリスタップス・ポルツィンギス/ダニエル・ギャフォード/トーマス・ブライアント/バーノン・キャリーJr.

 

ディンウィディ放出後、ネトとイシュのPGコンビはサイズがありませんでした。

6-7(201cm)でPGもできるサトランスキーの加入は、バリエーションをつけられるという意味でも貴重な戦力になると思います。

 

 

アーモニ・ブルックスは、ロケッツでそれなりに活躍を見せていましたが、トレードデッドラインのロースター整理の過程でリリース対象となってしまいました。

ラプターズは、ビッグマン過多のラインナップになっているので、シューターのブルックス獲得はいい補強になるのではないかと思います。

 

ラプターズ

 PG:フレッド・バンブリート/マラカイ・フリン/ダラーノ・バントンデイビッド・ジョンソン

 SG:ゲイリー・トレントJr./スビアトスラフ・ミハイリュウアーモニ・ブルックス

 SF:スコッティ・バーンズサディアス・ヤング渡邊雄太イザック・ボンガ/(OG・アヌノビー

 PF:パスカル・シアカムプレシャス・アチュワジャスティン・シャンパニー

   C:ケン・バーチ/クリス・ブシェー

 

最近はトレント以外全員PFかCというビッグラインナップを採用しているラプターズ

ちょっと極端な選手起用が増えているので、ブルックスにはガードで計算できる戦力になる期待がかかります。

 

 

こちらもビッグラインナップが多くなっているペリカンズ。

CJ・マッカラムをPG役に、ジャクソン・ヘイズとバランチウナスのダブルCを先発させるラインナップで、ちょっと成功していました。

ブランドン・イングラムがSGに入る布陣は、かなり大きいです。

そして、さらに大きくするためなのか、アリーゼ・ジョンソンと10日間契約を結びました。

 

ペリカンズ>

 PG:CJ・マッカラムデボンテ・グラハムホセ・アルバラード/(カイラ・ルイスJr.)

 SG:ブランドン・イングラムギャレット・テンプル

 SF:ハーバート・ジョーンズトニー・スネルトレイ・マーフィーⅢゲイリー・クラーク

 PF:ジャクソン・ヘイズ/ナジ・マーシャルアリーゼ・ジョンソン/(ザイオン・ウィリアムソン)/(ラリー・ナンスJr.)

   C:ヨナス・バランチウナス/ウィリー・エルナンゴメス

 

せっかく調子の上がってきたペリカンズでしたが、マッカラムがコロナのプロトコール入り。

イングラムもハムストリングを痛めてしばらく欠場とついていません・・・・

 

 

そして、極めつけがキャブスでしょうか。

ジャレット・アレンとエバン・モーブリーのダブルCで成功を収めてきましたが、ここにきてアレンが指を骨折。

自慢のビッグラインナップが組めないかと思いきや、マブスからリリースされていたモーゼス・ブラウンと10日間契約を結びました。

 

<キャブス>

 PG:ダリアス・ガーランド/ラジョン・ロンドブランドン・グッドウィン

 SG:キャリス・ルバートアイザック・オコロ/ディラン・ウィンドラー/RJ・ネンハードJr./(コリン・セクストン)

 SF:ラウリ・マルッカネン/ジェディ・オスマン/ラマー・スティーブンス

 PF:ディーン・ウェイド/ケビン・ラブ

   C:エバン・モーブリーエドデイビスモーゼス・ブラウン/(ジャレット・アレン)

 

新たに7-2(218cm)のビッグマンを獲得したキャブスは、どこまで巨大化するつもりでしょうか?

モーゼス・ブラウンはポテンシャルの高い若手ですが、サンダーでは先発を務めていたのに、マブスではほとんど出場機会がありませんでした。

ビッグラインナップで成功したキャブスで、ぜひチャンスをつかんでほしいなと思います。

 

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Dragic to BKN

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ラプターズからスパーズにトレードされ、その後バイアウトされていたゴラン・ドラギッチ。

 

FAとなった実力者のベテランに、多くのチームが獲得を目指していました。

 

バックス、ネッツ、ブルズ、ウォリアーズ、クリッパーズレイカーズ・・・・・・

 

さらには、同じスロベニアのドンチッチがプレーするマブスや、クリス・ポールが親指の骨折で長期離脱が決まった古巣のサンズなど、他にも候補となりそうなチームがいっぱいありました。

 

そんな中、ドラギッチが選んだチームは・・・・・・ネッツでした。

 

ネッツ・・・・かあ。。。

 

なんか腑に落ちない感じがしたのは、ネッツがPGに困っていない気がしたからでした。

 

カイリー・アービングがいて、新たにベン・シモンズも加入したばかり。

 

バックアップにも、パティ・ミルズがいて、ジェボン・カーターがいて、さらにシモンズと一緒にセス・カリーまで加入していました。

 

そこにドラギッチまで??? というのが率直な感想でした。

 

例えば、一番熱心に誘っていたバックスは、ジュルー・ホリデイのバックアップが必要でした。

 

同じくウォリアーズも、ステフ・カリーのバックアップがいない状態。

 

ブルズはロンゾ・ボール、サンズはクリス・ポールと、先発PGが長期離脱中。

 

クリッパーズは慢性的にPG不足で、レイカーズはウェストブルック・・・・

 

といった感じで、PGを必要としているチームが数多存在する中で、あまり困っているわけではないネッツに決まったわけです。

 

決め手となった要因は、スティーブ・ナッシュの存在でした。

 

ドラギッチはNBA入りしてから3年間、サンズでナッシュのバックアップとしてプレーしていました。

 

当時のナッシュは、2年連続MVPに輝いた後の円熟期。

 

そのリーグNo.1PGから教えを受けたドラギッチは、その後MIPを獲得するなどして、一流のPGへと成長していきます。

 

そんな師であり、兄貴分であるナッシュから直々に誘われたら、ドラギッチに断るという選択肢はなかったのでしょう。

 

そう考えると、ドラギッチのネッツ入りは当然の流れだったのかもしれません。

 

<ネッツ>

 PG:カイリー・アービングパトリック・ミルズゴラン・ドラギッチ

 SG:セス・カリーキャメロン・トーマスブルース・ブラウンJr./デイビッド・デュークJr.

 SF:ケビン・デュラント/ジェイムズ・ジョンソンケスラー・エドワーズ/(ジョー・ハリス

 PF:ベン・シモンズ/ニコラス・クラクストン/ブレイク・グリフィン

   C:ラマーカス・オルドリッジ/アンドレ・ドラモンドデイロン・シャープ

 

ドラギッチ加入に伴い、ロースター枠を空けるため、ジェボン・カーターがカットされました。

カイリーが相変わらずホームゲームに出場できないため、先発も務められるドラギッチの存在は大きいと思います。

特に、セス・カリーを先発SGで使う場合は、サイズのあるドラギッチと一緒に出すことである程度ミスマッチを防ぐことができます。

カイリーが出られない試合のプレーオフ対策にも、うってつけでしょう。

 

 

<バックス>

 PG:ジュルー・ホリデイ/ジョージ・ヒルジェボン・カーターリンデル・ウィギントン

 SG:グレイソン・アレンウェスリー・マシューズ/(パット・コノートン

 SF:クリス・ミドルトン/ディアンドレ・ベンブリーサナシス・アデトクンボ

 PF:ヤニス・アデトクンボ/ジョーダン・ヌウォラ/サンドロ・マムケラシュビリ

   C:ボビー・ポーティス/セルジュ・イバカ/(ブルック・ロペス)

 

一番熱心にドラギッチを誘っていたものの、振られてしまったバックスは、ドラギッチ加入でカットされたジェボン・カーターを獲得しました。

バックスは少し前にも、ネッツからカットされていたディアンドレ・ベンブリーと契約しています。

なんだかネッツのおこぼれでロースターを埋めてるみたいですが、人材が集まってくるネッツのロースターがそれだけ豪華だということですね。

バックスにとっては、ちょうどいい拾い物になりそうです。

 

また、ブルック・ロペスの欠場が長期化しているCに、クリッパーズからイバカを迎え入れましたが、さらなる補強候補としてロビン・ロペスの名前が挙がっています。

2シーズン前にはバックスに所属し、兄弟でプレーしていたロビンですが、兄ブルックをサポートするために、再びバックス加入となるでしょうか?

3/1のプレーオフ出場期限までに、マジックからバイアウトされるのかどうか、注目されます。

 

 

ブレイザーズ

 PG:アンファニー・サイモンズ/エリック・ブレッドソーブランドン・ウィリアムス/(デイミアン・リラード)

 SG:CJ・エルビー/ベン・マクレモアキーオン・ジョンソン

 SF:ジョシュ・ハートイライジャ・ヒューズディディ・ロウザダケルジン・ブレビンスジョー・イングルス)

 PF:ジャスティス・ウィンズロウグレッグ・ブラウンⅢ/(ナシアー・リトル)

   C:ユスフ・ヌルキッチトレンドン・ワトフォードドリュー・ユーバンクス

 

大きくロースターをシャッフル中のブレイザーズは、細かな動きを見せています。

既にカットされていたコーディ・ゼラーに続いて、ケガで戦線離脱となったデニス・スミスJr.もカットされ、2way契約だったトレンドン・ワトフォードNBA契約に昇格。

そしてPGのブランドン・ウィリアムスと新たに2way契約を結び、スパーズから放出されていたユーバンクスと10日間契約を結びました。

 

主力をほとんど入れ替え、現状は焼け野原のようなロースターのブレイザーズですが、意外にも勝っているから不思議です。

トレードデッドラインまで6連敗中だったのが、トレードを機に4連勝。

新加入のジョシュ・ハートとウィンズロウも先発に定着していい活躍を見せています。

寄せ集めチームの方がいい結果が出るというのは、何とも複雑ですね。

 

 

<ブルズ>

 PG:アイヨ・ドスム/コービー・ホワイト/(ロンゾ・ボール)

 SG:ザック・ラビーンマット・トーマス(アレックス・カルーソ)

 SF:ジャボンテ・グリーンデリック・ジョーンズJr./トロイ・ブラウンJr./マルコム・ヒル

 PF:デマー・デローザントリスタン・トンプソンタイラー・クック/(パトリック・ウィリアムス

   C:ニコラ・ブチェビッチ/トニー・ブラッドリーマルコ・シモノビッチ

 

ブルズはアルフォンゾ・マッキニーをカットし、トリスタン・トンプソンと契約しました。

弱いPFポジションの補強ということで理にかなっているとは思いますが、その方法が不可解でした。

 

トンプソンはサボニスのトレードでキングスからペイサーズへと移り、普通にゲームに出場していました。

もしトレードの数合わせで、ペイサーズが戦力として要らないと思っていたら、チームに合流する前にリリースするのが通例です。

しかし、4試合にプレーし、最後のゲームでは17点・6リバウンドと活躍までしています。

 

つまり、考えられることは一つ。

トンプソン自身が、「ブルズに行きたいからカットしてくれ」とペイサーズに頼んだんでしょうね。

ペイサーズのリック・カーライルHCが、「トンプソンはリリースする。ブルズに行く」と発言していることからもわかります。

リリースする側が、次の行き先を明言するのは異例ですから。

 

ま、だからダメということではなく、そういう経緯がありましたというお話でした。

 

 

ナゲッツ

 PG:モンテ・モーリス/ボーンズ・ハイランド/ファクンド・カンパッソ/マーカス・ハワード/(ジャマール・マレー

 SG:ウィル・バートン/ブリン・フォーブス

 SF:ジェフ・グリーン/オースティン・リバース/デボン・リード/(ブラトコ・チャンチャー)

 PF:アーロン・ゴードン/ジャマイカル・グリーン/(マイケル・ポーターJr.)

   C:ニコラ・ヨキッチ/ディマーカス・カズンズジーク・ナジ

 

2回目の10日間契約を終えたカズンズは、ナゲッツとシーズン終了までの契約を結ぶようです。

ヨキッチをバックアップするCが不在で、PF系の選手で埋めていましたので、プレーオフに向けて必要な補強になります。

 

 

シクサーズ

 PG:タイリース・マクシー/シェイク・ミルトン/ジェイデン・スプリンジャーマイルス・パウエル

 SG:ジェイムズ・ハーデン/フルカン・コルクマズ/アイザイア・ジョー

 SF:マティース・サイブル/ダニー・グリーン/チャーリー・ブラウンJr.

 PF:トバイアス・ハリス/ジョージ・ニャンポール・ミルサップ/ポール・リード

   C:ジョエル・エンビードウィリー・コーリー=スタインチャールズ・バッシー

 

シクサーズは、エンビードのバックアップに、マブスからカットされていたコーリー=スタインと10日間契約を結ぶようです。

ハーデンのトレードで獲得したミルサップと併せて、プレーオフに向けて貴重なベテラン戦力が加入しました。

DeRozan for MVP?

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デマ―・デローザンが止まりません。

 

2/7のシクサーズ戦で45点をマークすると、そこから2/17のキングス戦まで7試合連続で35点以上をマーク。

 

しかも、その全てでFG成功率50%以上という高確率を叩き出しています。

 

これは、あのウィルト・チェンバレンが残した6試合連続の記録を抜いて、NBA史上初の快挙だそうです。

 

 

 

あのシーズン平均50点という、とんでもないスタッツを叩き出していた怪物の記録を抜いたんですよ(!)

 

どれだけスゴイ偉業かということがわかります。

 

これだけでも十分スゴイんですが、デローザンは得点だけではないんですね。

 

この7試合の平均スタッツは・・・・

 38.6点/5.7リバウンド/5.6アシスト/FG60.7%/FT86.2%

 

2月月間10試合の平均スタッツは・・・・

 35.8点/6.1リバウンド/5.8アシスト/FG57.2%/FT89.1%

 

リバウンドもアシストも、高いレベルでオールラウンドな数字を残しています。

 

しかも、本来のポジションはSGにもかかわらず、チーム事情からPFでの先発を余儀なくされているのにこの数字です。

 

そしてブルズは、38勝21敗でヒートと並んでイーストの同率首位に立っています。

 

もう今シーズンのMVPじゃないですか???

 

開幕前の予想では、ブルズは優勝候補どころか、プレーオフ進出すら予想されていませんでした。

 

そんな下馬評を覆して、堂々の首位に導く原動力になっているわけですから、十分その資格があると思います。

 

・・・・と個人的にはそう思ってるんですが、どうも世間は違うようです。

 

ESPNが出した最新のMVP調査の結果です。

 

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これによると、最有力候補はエンビードとヨキッチの争いになっています。

 

ただ、シクサーズイースト3位、ナゲッツはウェスト6位です。

 

MVPは、個人スタッツ以上にチーム成績が重視されるタイトルだと思います。

 

チームへの貢献度というところが最重要視されるタイトルだからです。

 

かつて、スティーブ・ナッシュがサンズで2年連続MVPになったのなんかは、その典型だと思います。

 

あの時も、個人スタッツで優位だったシャックではなく、チームへの貢献度でナッシュが選ばれたので、MVPとはそういうタイトルなんだと理解しています。

 

そこで、先ほどの調査結果を、チーム成績と個人成績(平均得点)で比較してみます。

 

〇内の数字はリーグ順位(TOP25)、*印は規定試合数未達のスタッツです。

 

1.ジョエル・エンビード

 イースト3位/29.3点②/11.1R⑧/4.5A/1.5B⑪/FG49.1%/3P36.0%

2.二コラ・ヨキッチ

 ウェスト6位/26.0点⑧/13.8R②/7.9A⑧/1.3S㉑/FG57.0%⑨/3P37.2%

3.ヤニス・アデトクンボ

 イースト5位/29.4点①/11.3R⑦/6.0A⑳/1.4B⑫/FG54.7%⑪/3P30.4%

4.ステフ・カリー

 ウェスト2位/25.8点⑨/5.3R/6.3A⑲/1.4S⑳/FG42.7%/3P37.9%

5.クリス・ポール

 ウェスト1位/14.9点/4.5R/10.7A①/1.9S③/FG48.7%/3P33.0%

6.ジャー・モラント

 ウェスト3位/26.8点⑦/5.8R/6.9A⑭/FG49.5%/3P33.0%

7.デマ―・デローザン

 イースト1位/28.1点④/5.2R/5.1A/FG51.7%㉑/3P34.3%

8.ケビン・デュラント

 イースト8位/*29.3点/7.4R/5.8A/FG52.0%⑳/3P37.2%

9.ルカ・ドンチッチ

 ウェスト5位/27.0点⑥/9.0R⑲/9.0A⑤/FG44.8%/3P32.9%

10.デビン・ブッカー

 ウェスト1位/25.5点⑫/5.2R/4.5A/FG44.6%/3P36.9%

10.ジミー・バトラー

 イースト1位/*21.9点/6.3R/5.9A/1.8S/FG49.0%/3P20.0%

 

※ルブロン・ジェイムズ

 ウェスト9位/29.1点③/7.9R/6.5A⑰/1.6S⑪/FG52.2%⑲/3P35.3%

 

エンビード、ヨキッチ、アデトクンボの上位3人は、いずれもオールラウンドに素晴らしいスタッツをマークしています。

 

ただ、チーム成績はそこまで上位というわけではありません。

 

シクサーズとバックスは首位から2.5ゲーム差なので上位と言えますが、ナゲッツは首位から15ゲーム差の6位なので、MVPを出すには下すぎる成績だと思います。

 

参考でルブロンのスタッツを書きましたが、上位3人に肩を並べるスタッツですが、チームが9位と低迷しているため、候補には上がってきていません。

 

それから考えても、やはりMVP投票において、チーム成績は個人スタッツ以上に大きな影響を与える要素になるということが確認できます。

 

一方で、サンズはぶっちぎりのリーグ最高勝率を走っているので、本当はサンズからMVPが出るのが収まりがいいのですが、チームの中心であるクリス・ポールとデビン・ブッカーはいずれも突出した個人成績ではないため、候補になりきれていません。

 

(個人的にはクリス・ポールにMVPをあげたいところですが・・・・)

 

次に勝率の高いウォリアーズも、前半は快調だったカリーの調子が下降気味で、特にシュート成功率がだいぶ落ちてしまいました。

 

ブルズと並んでイースト同率首位のヒートも、バトラーの欠場試合が多く、まだ規定試合数に達していない状態です。

 

となると、今シーズン”大躍進”と呼んでもいいブルズとグリズリーズの立役者である、デローザンとモラントがもっと上位候補になってもいいのではないかと思います。

 

カンファレンス首位であるブルズと、そのブルズを勝率で上回るウェスト3位のグリズリーズは、MVPを出してもおかしくないチーム成績だからです。

 

そこへ、ゲーム差の少ないエンビードとアデトクンボを加えた4人の争いになるべきなんじゃないかと思います。

 

その中でも、活躍の印象度、チームへの貢献度、下馬評を覆すサプライズぶりで考えると、カンファレンス首位に立ち、得点ランキングでも4位につけるデローザンが、現時点でのMVP最有力候補ではないかと考えます。

Bagley to DET, Ibaka to MIL

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トレードデッドライン、ラストのトレードです。

 

ピストンズ

 マービン・バグリーⅢ(←キングス)

 

<キングス>

 ドンテ・ディビンチェンゾ(←バックス)

 トレイ・ライルズ(←ピストンズ

 ジョシュ・ジャクソン(←ピストンズ

 

<バックス>

 セルジュ・イバカ(←クリッパーズ

 ドラフト2巡目指名権✕2(←ピストンズ

 金銭

 

クリッパーズ

 ロドニー・フッド(←バックス)

 セミ・オジェレイ(←バックス)

 

キングスがドラフト2位で指名したバグリーは、若手を集めてリビルディング中のピストンズが試してみることに。

代わりにピストンズは、トレイ・ライルズとジョシュ・ジャクソンをキングスに渡しました。

 

バックスは、ブルック・ロペスが長期欠場中の穴を埋めるため、クリッパーズからベテランのイバカを獲得。

ロドニー・フッドとオジェレイをクリッパーズへ、ディビンチェンゾをキングスへと放出しました。

 

ピストンズは未完の大器の可能性に賭け、キングスはローテーションプレイヤーを3人獲得して選手層を厚くしました。

バックスは手薄なポジションをベテランで補強し、クリッパーズは完全にコストカットが目的のトレードとなりました。

 

ピストンズ

 PG:ケイド・カニングハム/コーリー・ジョセフ/セイベン・リー

 SG:ハミドゥ・ディアロ/キリアン・ヘイズ/フランク・ジャクソン

 SF:サディック・ベイ/ロドニー・マッグルーダー/クリス・スミス

 PF:ジェラミ・グラント/マービン・バグリーⅢアイザイア・リバースジャモーコ・ピケット

   C:アイザイア・スチュワート/ケリー・オリニクルカ・ガルザ

 

4年目のバグリーは新人契約の最終年で、オフに制限付きFAとなります。

残りの半年間は名誉を挽回し、再評価をしてもらえるかどうかの、最後の機会になります。

ピストンズにとっても、ポテンシャルを認め、チームに残すかどうかを見極める重要な時間となります。

 

<キングス>

 PG:ディアーロン・フォックス/デイビオン・ミッチェル

 SG:ドンテ・ディビンチェンゾジェレミー・ラム/(テレンス・デイビス

 SF:ジャスティン・ホリデイジョシュ・ジャクソン/モーリス・ハークレス

 PF:ハリソン・バーンズ/トレイ・ライルズ/チメジー・メツ/ルイス・キング

   C:ドマンタス・サボニス/リショーン・ホームズ/アレックス・レン/デイミアン・ジョーンズ/ニミアス・ケイタ

 

ディビンチェンゾが先発SGに入り、ジョシュ・ジャクソンとトレイ・ライルズはそれぞれSFとPFのバックアップに入ります。

1人との交換で3人のローテーションプレイヤーを獲れたので、選手層は厚くなりました。

ただ、先のトレードで加入したサボニスが先発Cに入り、Cが5人と偏っています。

ペイサーズの時のようにサボニスがPFに入り、ホームズを先発Cに戻す形も試してみた方がいいのではないかと思います。

 

<バックス>

 PG:ジュルー・ホリデイ/ジョージ・ヒルリンデル・ウィギントン

 SG:グレイソン・アレンウェスリー・マシューズ

 SF:クリス・ミドルトン/サナシス・アデトクンボ/(パット・コノートン

 PF:ヤニス・アデトクンボ/ジョーダン・ヌウォラ/サンドロ・マムケラシュビリ

   C:ボビー・ポーティス/セルジュ・イバカグレッグ・モンロー/(ブルック・ロペス)

 

バックスは、先発Cのロペスが腰を痛め、長期戦線離脱中。

その間、ポーティスをCで起用していますが、バックアップがいませんでした。

イバカはディフェンスとアウトサイドショットで貢献できるので、いい戦力になります。

ただ、バックスにとって痛かったのは、コノートンの骨折。

グレイソン・アレンとコノートンがいるからということで、ディビンチェンゾを手放しましたが、直後にコノートンが戦線離脱することになったのは誤算でした。

 

クリッパーズ

 PG:レジー・ジャクソンジェイソン・プレストン

 SG:テランス・マン/ルーク・ケナードブランドン・ボストンJr.ジェイ・スクラブ(ノーマン・パウエル)

 SF:マーカス・モーリスSr./ロドニー・フッドアミーア・コフィー/(カワイ・レナード)

 PF:ニコラ・バトゥーム/ロバート・コビントンセミ・オジェレイ/(ポール・ジョージ)

   C:イビチャ・ズーバッツ/アイザイア・ハーテンスタイン

 

クリッパーズは完全にコストカットのトレードでした。

9.7milのイバカを出し、2.2milのフッドと1.8milのオジェレイと交換することで、ラグジュアリータックスの金額を少しでも減らそうという意図です。

ただ、クリッパーズにとって不運だったのが、ノーマン・パウエルの骨折。

ブレイザーズから加入後、21.0点・FG47.6%・3P42.9%と活躍していたのに、わずか3試合だけで離脱することになってしまいました。

White to BOS, Young to TOR

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続いて、セルティックスの動きを見ていきます。

 

前半は不調にあえいだセルティックスですが、年明け以降は16勝6敗(それまでは16勝19敗)と復調してきました。

ここ最近も7連勝中と調子を上げてきました。

 

そんなセルティックスは、トレードを3つ行いました。

目的は、プレーオフに向けた戦力の選択と集中

もう一つの目的は、ラグジュアリータックスラインをオーバーしていたサラリーキャップの整理です。

 

セルティックス>  ⇔ <スパーズ>

 デリック・ホワイト    ジョシュ・リチャードソン

              ロミオ・ラングフォード

              2022年1巡目指名権

              2028年1巡目指名権交換権

 

デリック・ホワイトは、アメリカ代表チームに選ばれ、大型契約を結んだまでは良かったんですが、その後スタッツが伸び悩み、年俸に見合った成績ではなくなってきてしまいました。

一方で、先発PGのデジョンテ・マレーはオールスタープレイヤーへと進化を遂げ、SGには出場時間を求める若手が余っているという状況の中で、徐々に居場所がなくなってきていました。

 

セルティックス的には、PGもSGも両方こなせるコンボガードで、先発でも控えでも大丈夫なホワイトは、非常に使い勝手が良い選手。

ただ、1巡目指名権を明け渡すのはもったいなかったなと思います。

スパーズは4年の長期契約を引き取ってもらってメリットがあるので、そこまで大盤振る舞いをする必要はなかったと思います。

 

 

セルティックス> ⇔ <ロケッツ>

 ダニエル・タイス    デニス・シュルーダー

             イネス・カンター・フリーダム

             ブルーノ・フェルナンド

 

以前セルティックスで先発として活躍していたダニエル・タイス。

セルティックスは元々、タイスを放出したくはなかったんですが、FAとなって再契約が難しい財政状況であったことから、仕方なく手放したという経緯がありました。

そこで、若手ばかりのロケッツで埋もれていたタイスを呼び戻すことにしました。

 

それはそれで戦力的には良かったと思いますが、5.9milと格安でお得なシュルーダーをもっと高く売れなかったのかな?という疑問は残ります。

ウィザーズやニックスなど先発PGを必要としているチームはもちろん、優秀なバックアップを探しているプレーオフチームもいっぱいあります。

 

どうしてシュルーダーを必要としていないロケッツだったのか?

単にタイスを獲りたいだけであれば、他の選手でも獲れたのではないか?

技術的な部分に疑問の残るトレードでした。

 

 

<マジック>     ⇔ <セルティックス>

 PJ・ドージアー      ドラフト2巡目指名権

 ボル・ボル

 ドラフト2巡目指名権

 金銭

 

これは完全にコストカットのトレードでした。

ラグジュアリータックスラインを少し超えていたセルティックスは、不要な契約をキャップの空きがあるチームに引き取ってもらう必要がありました。

 

そこで、ケガで今シーズン絶望であり、戦力として獲ったわけではないドージアーとボル・ボルの2人をマジックに引き取ってもらうトレードを行いました。

マジックはドージアーをカットし、制限付きFAとなるボル・ボルの所有権は残しておく模様です。

 

 

最後に関連のあるところで、スパーズのトレードをもう一つ。

 

ラプターズ>      ⇔ <スパーズ>

 サディアス・ヤング      ゴラン・ドラギッチ

 ドリュー・ユーバンクス    ドラフト1巡目指名権

 2022年2巡目指名権 

 

ラプターズは、スパーズで埋もれていたサディアス・ヤングを獲得しました。

ヤングはプレーオフチームから引く手あまたでしたが、若手を育てたいスパーズでは出場機会を失っていました。

 

ただ、今シーズンで契約が切れる33才のベテランを手に入れるのに、1巡目指名権を渡すのはもったいないと思います。

逆にスパーズは、先ほどのデリック・ホワイトのトレードでも1巡目指名権1つと1巡目指名権交換権を1つGETしており、さすがスパーズという取引巧者ぶりです。

 

 

ロースターを見ていきます。

 

セルティックス>

 PG:マーカス・スマート/ペイトン・プリチャード

 SG:ジェイレン・ブラウン/デリック・ホワイトブロドリック・トーマス

 SF:ジェイソン・テイタム/アーロン・ネズミス/サム・ハウザー

 PF:アル・ホーフォード/グラント・ウィリアムス

   C:ロバート・ウィリアムスⅢ/ダニエル・タイスルーク・コーネット

 

デリック・ホワイトはPG/SG両方のバックアップ、ダニエル・タイスもPF/C両方のバックアップとしてローテーションの重要な一角を担います。

そして今回のトレードデッドラインで、セルティックスは実に7人の選手を放出しましたが、獲得した選手はわずか2人だけ。

その結果、ロースターは極端に少なくなり、5枠も余ることになりました。

そのため、2way契約のハウザーを本契約に切り替え、FAのコーネットと契約しましたが、それでもまだ4枠残っています。

これからのバイアウト市場でどんどん選手を獲得していきそうです。

 

<スパーズ>

 PG:デジョンテ・マレー/トレ・ジョーンズ/ゴラン・ドラギッチ

 SG:デビン・バッセル/ロニー・ウォーカーⅣ/ロミオ・ラングフォードジョシュア・プリモ

 SF:ダグ・マクダーモットジョシュ・リチャードソントマス・サトランスキージョー・ウィースカンプ

 PF:ケルドン・ジョンソン/ケイタ・ベイツ=ジョップ/デボンテ・ケイコック

   C:ヤコブ・ポエルトル/ザック・コリンズジョック・ランデイル

 

デリック・ホワイトが抜けたことで、2年目のデビン・バッセルが晴れて先発SGに昇格。

早速初戦で20点をマークして、世代交代を印象づけました。

ロースターのバランスで言うと、ガードとウィング系が多くて、インサイドの選手が足りていません。

特にPF不足は顕著で、SFの選手が交代でPFを埋めています。

今度のドラフトはPFの当たり年なので、今回集めたドラフト指名権も生かして若手を取りに行くつもりかもしれませんね。

ドラギッチはバイアウトされることが濃厚です。

 

<ロケッツ>

 PG:デニス・シュルーダー(ジョン・ウォール)

 SG:ケビン・ポーターJr./エリック・ゴードンジョシュ・クリストファートレベリン・クイーン

 SF:ジェイレン・グリーンギャリソン・マシューズ/デイビッド・ヌワバ/ダイシェン・ニックス

 PF:ジェイショーン・テイト/ケニヨン・マーティンJr./ウスマン・ガルバ

   C:クリスチャン・ウッドアルパレン・シェングンブルーノ・フェルナンド

 

ロケッツは、ポーターとグリーンの若手バックコートを使い続けていますが、あまりうまくいっているとは言えません。

ここで一度、シュルーダーをPGに入れ、ポーターをSG、グリーンをSFにそれぞれ配置換えしてはどうかな?と思います。

21才と20才のバックコートは魅力的ですが、まだ経験不足は否めないので、ここで一度リセットしてベテランを入れ、何が足りないのかを見極める機会にしてもいいのではないかと思います。

シュルーダーの契約は今シーズンが最終年なので、どのみち来シーズンはいなくなる可能性が高いです。

イネス・カンター・フリーダムは既にカットされています。

 

<マジック>

 PG:コール・アンソニー/RJ・ハンプトン

 SG:ジェイレン・サグズ/ゲイリー・ハリス/マーケル・フルツ

 SF:フランツ・バーグナー/テレンス・ロス/イグナス・ブラズデイキスアドミラル・スコフィールド

 PF:ウェンデル・カーターJr./チュマ・オキキ/モリッツ・バーグナー/(ジョナサン・アイザック

   C:モー・バンバ/ロビン・ロペス(ボル・ボル)

 

PJ・ドージアーは既にカットされています。

ボル・ボルは戦力として残る可能性があるのと、制限付きFAの権利があるので、チームとしては残しています。

モー・バンバとボル・ボルが同じチームでプレーすることになったらちょっとおもしろいので、ぜひ見てみたいなとは思います。

 

ラプターズ

 PG:フレッド・バンブリート/ダラーノ・バントン/マラカイ・フリンデイビッド・ジョンソン

 SG:ゲイリー・トレントJr./スビアトスラフ・ミハイリュウイザック・ボンガ

 SF:OG・アヌノビー/渡邊雄太ジャスティン・シャンパニー

 PF:スコッティ・バーンズサディアス・ヤングプレシャス・アチュワ

   C:パスカル・シアカム/クリス・ブシェー/ケン・バーチ

 

ドリュー・ユーバンクスは既にカットされています。

サディアス・ヤングはPFの控えに入ります。

最近のラプターズはスターターの5人を40分近く使って、ベンチをほとんど使わないような戦術を執っていましたが、ヤングは少なくとも6人目のスターターのような扱いで使える選手です。

プレーオフに向けて、ラプターズはいい補強をしたと思います。