Markieff to LAL

f:id:KG21:20200224190334j:plain


 

うーん・・・・やっぱりレイカーズでしたね。。

 

昨日お話しした件は、結局ロケッツが待ったをかけることなく48時間が過ぎ、レイカーズがそのままマーキーフ・モーリスを獲得しました。

 

kg21.hatenablog.com

 

ロケッツが3.2milでモーリスを獲る決断をすれば横取りすることもできましたが、結局レイカーズが1.75milでモーリスを手に入れました。

 

やっぱり人気と実力があるチームって有利なんですよね。

こうして、苦労せずとも他のチームより優秀な人材が集まってくるので。

野球の巨◯とかと一緒ですね。

 

ただロケッツは残念でした。

モーリスはスモールボールのCとしてハマるだけでなく、レイカーズから戦力を奪うこともできたので、プレーオフでの戦力差を少しでも埋めるチャンスだったんですが。

 

こういう一つ一つの選択が、後々響いてくることってよくあります。

今年はせっかくウォリアーズがコケてくれていてチャンスなのに、LAの2チームに先を越されています。

やっぱりロケッツは、惜しいところであと一歩届かないチームになってしまいそうです。

 

 

★ウォリアーズがドラガン・ベンダーと10日間契約

 

アンドリュー・ウィギンスのトレードの後、足りなくなったロースターを埋めるために10日間契約を結んでいたザック・ノーベルJr.とジェレミー・パーゴでしたが、ウォリアーズは2回目の10日間契約は結ばず、そのままリリースしました。

(若手のノーベルJr.は傘下のGリーグチームに所属させるようです)

 

kg21.hatenablog.com

 

そうなると、ロースターは12人しかいなくなってしまうんですが、ウォリアーズはまた別の選手と10日間契約を結ぶことで、最低ラインである13人をクリアするようです。

 

それが、マービン・ウィリアムスの加入でバックスからリリースされたドラガン・ベンダーでした。

 

kg21.hatenablog.com

 

ベンダーと言えば、マーキース・クリスと関連がある選手。

同じ2016年のドラフトで、4位がベンダー、8位がクリスで、共にサンズから指名を受けました。

 

共にポジションはPFでしたが、ベンダーは7フッターの長身で3Pも打てるシューター、クリスは身体能力の高いアスリートタイプのビッグマンでした。

 

ただ、ポテンシャルの高い2人でしたが、なかなか先発には定着できず、数年でチームから放出されてしまいました。

 

くしくも今回、また同じチームに入ることになった2人ですが、先に入ったクリスはロースターに定着することができました。

 

ベンダーも、その能力の高さを発揮して、なんとかロースターに定着できるように頑張ってほしいですね。 

 

<ウォリアーズ>

PG:ジョーダン・プールカイ・ボウマン(ステフェン・カリー)

SG:デイミオン・リー/(クレイ・トンプソン)

SF:アンドリュー・ウィギンスフアン・トスカーノ・アンダーソン

PF:ドレイモンド・グリーンエリック・パスカルアレン・スマイラギッチ

  C:マーキース・クリス/ケボン・ルーニードラガン・ベンダー

 

いやあ、少ないですねぇ〜

所属選手は13人ですが、アクティブロースターには11人しかいません。

いる選手は全員出ないと、な世界ですね。。

 

でも、こういった状況下だからこそ、他のチームでプレーイングタイムをもらえなかった選手が出場機会を得て、持てる潜在能力を発揮していってくれるといいなあと思います。

 

f:id:KG21:20200224190536j:plain

2人のポテンシャルがウォリアーズで開花するといいですね!

 

 

★バックスがもうプレーオフ進出決定

 

いくらなんでも早すぎでしょ!っていう話ですが、バックスがもうプレーオフ進出を決めたそうです。

 

現在48勝8敗と、シーズン70勝ペースで独走しているバックスですが、シーズン56試合目を終えたところで、まだ26試合を残してプレーオフ進出を決めました。

 

プレーオフまでまだ55日間もあり、ここ15年間を見ても最も早い記録なんだそうです。

 

その原動力となっているのは、もちろんヤニス・アデトクンボ。

 

今シーズンも2年連続のMVP間違いなしの活躍ですが、昨シーズンの成績をさらに進化させているから驚きです。

並べて比較してみます。

 

・昨季:32.8分/27.7点/12.5リバウンド/5.9アシスト/FG57.8%/3P25.6%

・今季:30.9分/30.0点/13.6リバウンド/5.8アシスト/FG55.2%/3P31.1%

 

平均得点を30点の大台に乗せているのが目立ちますが、最も注目すべきは平均出場時間です。

わずか30.9分しか出場していないんですね!

 

これは驚きです。

 

通常各チームのエース級プレイヤーは、平均35分前後の出場時間であることが多いんですが、なんとヤニスは30分台しか出てないんですね。

 

それでいてリーグトップの勝率でチームを勝たせているんですから、なんという省エネスタイルなんでしょう。

 

さらに昨シーズンから平均出場時間が2分も減っているのに、逆に平均得点は2.3点も上げているんですね!

 

いやはや、既に昨シーズンの成績でもリーグMVPなのに、そのスタッツをさらに進化させているというのは・・・・本当に超人としか言いようがないですね。

 

このまま優勝まで突っ走るのか、プレーオフが楽しみです。

 

f:id:KG21:20200224190722j:plain

ファイナルは兄弟揃い踏みのレイカーズ戦となるのでしょうか?

Buyout Market

f:id:KG21:20200223161036j:plain

 

こちらの記事で説明しましたが、バイアウト市場が活発になってきました。

 

kg21.hatenablog.com

 

そして、今勝ちたいチームが使えるベテランを獲得に走っています。

そんなチームの1つであるロケッツは、スパーズでローテーションを外れていたディマーリ・キャロルと、ジャズからリリースされていたジェフ・グリーンを獲得しました。

 

<ロケッツ>

PG:ラッセル・ウェストブルック/オースティン・リバース/クリス・クレモンズ

SG:エリック・ゴードンベン・マクレモアタボ・セフォローシャマイケル・フレイジャー

SF:ジェイムス・ハーデン/ダヌエル・ハウスJr.ジェフ・グリーンウィリアム・ハワード

PF:ロバート・コビントンディマーリ・キャロルブルーノ・カボクロ

  C:PJ・タッカー/タイソン・チャンドラー/アイザイア・ハーテンスタイン

 

ロケッツはベンチの層を厚くしたいので、フィジカルにプレーできるキャロルと、3Pが打てるグリーンはいい戦力となるでしょう。

実際グリーンは、初戦から3P4/5本成功の17点と結果を残しています。

 

f:id:KG21:20200223161253j:plain

 

 

また、前回の記事で批判したピストンズのフロントですが、またもややっちゃってます。

 

kg21.hatenablog.com

 

先発PGのレジー・ジャクソンと、ベテランFのマーキーフ・モーリスを両方バイアウトしてリリースしたんですね。

ドラモンドのケースと同様、これまで主力としてプレーしてきた実力ある選手を、タダ同然で他のチームにあげてしまうという愚行を繰り返しています。

 

チームとしてリビルディングを進めようとしているのはわかります。

なので、今季で契約が切れるベテランがもう要らないのもわかります。

でも、だったらなぜトレードデッドラインまでに何らかの対価と交換しなかったのか?ということなんですね。

 

ドラモンド、ジャクソン、モーリスの3人に加えて、デリック・ローズも放出候補でした。

そういった価値のある選手を放出するつもりがあったんなら、どうしていいトレードをまとめられなかったのかな?という話です。

リビルディングをするにしても、代わりに若い選手やドラフト指名権などをもらうトレードだってできたはずです。

 

そうした意味あるトレードをまとめられず、ドラモンドようなタダ同然のトレードしかできず、あとの選手はただ単にバイアウトするだけ。

プレーオフチームには戦力として、リビルディング中のチームにはサラリーキャップを空けるためのコストカット要員として価値があります。

チームの中心選手を出すっていうのに、せめてドラフト指名権を集めるぐらいしなかったら、リビルディングすらままなりません。

 

あ、ピストンズの話は置いといて、新戦力の話です。

そのレジー・ジャクソンを獲得したのは、クリッパーズでした。

レイカーズもPGを探していましたが、なんでもポール・ジョージと仲が良いということで、ライバルのクリッパーズがさらっていきました。

 

クリッパーズ

PG:レジー・ジャクソン/パトリック・ビバリー/ランドリー・シャメット

SG:ポール・ジョージ/ルイス・ウィリアムス/テランス・マン

SF:カワイ・レナード/ロドニー・マッグルーダーアミール・コフィー

PF:マーカス・モーリス/ジャマイカル・グリーン/パトリック・パターソン/ジョナサン・モトリー

  C:イビチャ・ズーバッツ/モントレズ・ハレル/ミフォンドゥ・カベンゲリ

 

これはなかなか豪華なラインナップですねぇ〜

レナードとポール・ジョージだけでも相当なものでしたが、そこにマーカス・モーリスとレジー・ジャクソンが加わったわけですから、完全に優勝を狙える戦力は整ったと言えるでしょう。

あとはどうブレンドさせるかというケミストリーの点だけだと思います。

 

f:id:KG21:20200223161449j:plain


 

一方のマーキーフ・モーリスは、レイカーズが獲ると言われています。

それが実現すると、双子のモーリス兄弟がLAのライバルチームに分かれて戦うことになります。

本人的には同じチームで戦いたかっただろうと思いますが。

 

レイカーズ

PG:ルブロン・ジェイムス/ラジョン・ロンド/クイン・クック

SG:エイブリー・ブラッドリー/アレックス・カルーソ/トロイ・ダニエルズ

SF:ダニー・グリーン/ケンタビウス・コールドウェル・ポープ/ジャレッド・ダドリーテイレン・ホートン・タッカー

PF:アンソニーデイビス/カイル・クーズマ/マーキーフ・モーリスコスタス・アデトクンボ

  C:ジャベイル・マッギー/ドワイト・ハワードデボンテ・ケイコック

 

今回このマーキーフ・モーリスを入れるために、レイカーズはケガでシーズン絶望となっているディマーカス・カズンズをカットするようです。

これは1年契約のカズンズがシーズン絶望となった時点で、ある程度予測された動きではありました。

ただカズンズは、今後もチームに留まり、リハビリを続けるようです。

 

f:id:KG21:20200223161626j:plain

 

 

ここで個人的に1つ気になったのが、ロケッツがこのモーリスを獲らないのかな?という疑問です。

先程、ロケッツも今勝つための即戦力を探しているという話をしました。

インサイドを守れて、3Pも打てるモーリスは、スモールボールを目指すロケッツにピッタリはまる人材だと思うんですよね。

 

<ロケッツ>

PG:ラッセル・ウェストブルック/オースティン・リバース/クリス・クレモンズ

SG:エリック・ゴードンベン・マクレモアタボ・セフォローシャマイケル・フレイジャー

SF:ジェイムス・ハーデン/ダヌエル・ハウスJr.ジェフ・グリーンウィリアム・ハワード

PF:ロバート・コビントン/PJ・タッカー/ディマーリ・キャロル

  C:マーキーフ・モーリスタイソン・チャンドラー/アイザイア・ハーテンスタイン

 

例えば、ブルーノ・カボクロをカットして、マーキーフ・モーリスを入れれば、PJ・タッカーに代わる先発Cに据えることができると思います。

そうすれば、高さのミスマッチも多少は解消されるし、3Pシュート力も維持することができます。

おそらくチームのニーズ的に言えば、レイカーズよりもロケッツの方がモーリスを必要としていると思います。

 

ちなみに、ロケッツは獲ろうと思えば獲れます。

NBAのウェイバールールは、選手がカットされてから48時間以内に他のチームが同じ条件で獲ると手を上げれば獲ることができます。

ただ、大抵の場合はその48時間が空けてFAの状態になってから、もっと安い金額で契約するのが通例となっています。

 

今回のマーキーフ・モーリスのケースで言えば、ピストンズと結んでいた1年3.2milという契約条件そのままでロケッツが獲ってもいいぞと言えば、獲れるんですね。

レイカーズに行くと言われているのは、この48時間が空けてFAになるという前提の話で、そうなったらベテラン最低年俸でレイカーズに行くだろうと言われています。

なので、ロケッツがその前に今の契約条件で獲っちゃえばいいんですね。

 

3.2milであれば高額ではないので、ロケッツだったらいくべきじゃないかと思います。

もちろん多少コストはかかりますが、今勝とうと思っていたら必要なリスクじゃないかなと思います。

逆に48時間が空けてしまったら、レイカーズのような人気チームに安く獲られてしまうので、待ってる場合ではないと思います。

 

さて、どうなりますか。

行方を見守りたいと思います。

 

f:id:KG21:20200223162203j:plain

It's a small world

f:id:KG21:20200215135829j:plain

 

今年のトレードデッドラインを終えての感想ですが、ここ数年のトレンドであるスモールラインナップの傾向に拍車がかかってきたのかな?と感じます。

 

典型的な7フッターのビッグマンタイプはもはや絶滅危惧種となりつつあり、本来はPFの選手がセンターを務める傾向が増えてきています。

 

今回、先発Cのクリント・カペラを放出したのに、代わりのセンターを入れなかったロケッツの動きは、その傾向をさらに深化させた思い切ったものでした。

 

<トレード前のラインナップ>

PG:ラッセル・ウェストブルック 6−3(191cm)

SG:ジェイムス・ハーデン 6−5(196cm)

SF:ダヌエル・ハウスJr. 6−6(198cm)

PF:PJ・タッカー 6−5(196cm)

  C:クリント・カペラ 6−10(208cm)

   先発5人の平均=198cm

       ↓

<トレード後のラインナップ>

PG:ラッセル・ウェストブルック 6−3(191cm)

SG:エリック・ゴードン 6−3(191cm)

SF:ジェイムス・ハーデン 6−5(196cm)

PF:ロバート・コビントン 6−7(201cm)

  C:PJ・タッカー 6−5(196cm)

   先発5人の平均=195cm

 

これまでも決して大きなラインナップではありませんでしたが、トレード後はセンターを入れず、PFのタッカーを先発Cとして起用する驚きの動きに。

 

SGぐらいの上背しかなく、PFとしてもアンダーサイズだったタッカーを、さらにCとして起用するというのは、ほとんど無謀な賭けにしか見えません。

 

しかしロケッツは、この超スモールラインナップでいくということを、チームの戦略として決めたということでしょう。

 

トランジッションの速さと3Pでとにかく攻めるという現代の潮流には乗った戦略ではありますが、かなり時代を先取りしすぎたこの戦略が、吉とでるのか凶とでるのか。

 

特に、多少なりスローダウンさせられるプレーオフの戦いに入った時に、この戦略の真価が問われることになると思います。

 

 

このロケッツの動きも十分驚きだったんですが、個人的にこれよりも驚いたのが、アンドレ・ドラモンドのトレードでした。

 

何に驚いたのかというと、こんなにも安くドラモンドが売られていったのか・・・・という事実に対してでした。

 

つまり、典型的なビッグマンに対する価値が下がっている象徴のように感じられたからです。


ドラモンドのトレードをもう一度おさらいします。

 

<キャブス>       ⇔ <ピストンズ

 C アンドレ・ドラモンド    G ブランドン・ナイト

                C ジョン・ヘンソン

                2023年ドラフト2巡目指名権

 

これを聞いた時、かつてのこのトレードを思い出しました。

 

kg21.hatenablog.com

 

<ロケッツ>        <サンズ>

 ブランドン・ナイト  ⇔  ライアン・アンダーソン

 マーキス・クリス      ディアンソニー・メルトン

 

「ブランドン・ナイト+控えビッグマン」という交換内容が、この時のトレードと同じなんですよね。

 

つまり、今回のドラモンドは、この時の「ライアン・アンダーソン+ディアンソニー・メルトン」と同等の価値にしか見られていないんじゃないかと思ったわけです。

 

当時のブログに書いていますが、この時のライアン・アンダーソンは不良債権化しており、ロケッツが引き取り手探しに苦労していました。

 

ようやく、サンズで不良債権化していたブランドン・ナイトを引き取る形で、放出にこぎつけたという内容のトレードでした。

 

ディアンソニー・メルトンはこの年の2巡目指名のルーキーでしたから、2巡目指名権をつけたのと意味合いは同じです。

 

つまりドラモンドは、「不良債権化した要らない契約+2巡目指名権」と同等の価値という低い低い扱いで放出されていったという格好になります。

 

これは、仮にもフランチャイズプレイヤーだった選手に対して、非常に失礼な扱いであるし、ここまで安売りする必要が本当にあったのかと疑ってしまいます。

 

もし放出するという方針を決めていたとしても、いい取り引きがなかったのであれば、シーズン終了まで待って、オフに改めてトレード先を探してもいいわけです。

 

ドラモンドは別に不良債権化していたわけでもなく、しっかり結果も残しています。

 

リバウンド平均は15.8本でダントツのリーグトップ、ビッグマンにもかかわらずスティールはリーグ3位、ブロックもリーグ10位と、ディフェンスの数字はリーグトップクラスです。

 

オフェンスも年々進化しており、今シーズンの平均17.8点はキャリアハイの数字です。

 

それにまだ26才で、全盛期はこれから迎えるという年齢です。

 

つまり、低く安売りする必要なんて、どこにもなかったわけです。

 

なのに、このシーズン途中の段階で、タダ同然のような形でフランチャイズプレイヤーを放出するというのは、いったい何を考えているのか?

 

ピストンズの運営方針に疑問を感じると同時に、ビッグマンに対する各チームの需要というものが総じて低下しているのかなという印象を受けました。

 

これからビッグマン受難の時代が訪れるのでしょうか。。。

 

f:id:KG21:20200215135922j:plain

嗚呼、ホーネッツ。。

f:id:KG21:20200212002406j:plain

 

トレードデッドラインが過ぎ、チームの移籍話は一旦収束しました。

これから先は、バイアウトマーケットが動き出すことになります。

 

選手は3/1までに現所属チームからリリースされれば、その後所属する新チームでプレーオフに出場することができます。

しかし、3/1を過ぎてしまうと、仮に新チームに移籍をしてもプレーオフに出場することはできません。

 

そのため、プレーオフ圏外のチームに所属しているベテラン選手や、チームの構想外になっている選手などは、現チームにバイアウト(契約の一部買い取り)を要求して自由の身になり、自分の行きたいチームを選んで移籍します。

 

今回、トレードデッドラインで何も動きがなかったホーネッツから、マービン・ウィリアムスとマイケル・キッド・ギルクリストの2人がバイアウトされ、それぞれバックスとマブスへ行くことになりました。

 

ちょっとこの動きについて考えてみたいなと思います。

 

マービンは昨シーズンまで、MKGは一昨シーズンまでスターターを務めていた主力でした。

また、マービンはジャズから移籍して6シーズン、MKGは生え抜きとしてドラフトされてから8シーズンをホーネッツで過ごしてきた古株でしたが、今シーズンは2人とも若手中心にリビルディングを進めるチームの中で居場所を失っていました。

 

であれば、トレード要員として他チームと移籍話をまとめるのが最善の方策です。

夏まで待ってもただFAで出て行くだけで、何の見返りももらえないので、デッドラインまでにトレードしてしまった方が何らかの対価が残ります。

2人とも今シーズンが契約最終年であるため、サラリーキャップを空けたい各チームにとっては、使い勝手のいい契約条件でもあります。

 

しかし、ホーネッツに動きはありませんでした。

 

トレードの噂がなかったわけではありません。

実力以上の高額契約を結んでしまったテリー・ロジアーをニックスに出し、ジュリアス・ランドルを獲るような噂も浮上していましたが、結局成立に至ることはありませんでした。

 

うまくトレードをまとめるのも、チームのフロントの力量です。

 

例えばヒートは、似たような状況下でうまく不要な契約を放出しています。

商品価値のある若手(ジャスティス・ウィンズロウ)に、不要になったベテランの契約(ディオン・ウェイタース+ジェイムス・ジョンソン)を抱き合わせにして、うまいこと放出することに成功しています。

 

ホーネッツも同じことをする必要がありました。

例えば、PGが欲しいチームにロジアーを売り、マービンとMKGの契約を抱き合わせにして放出するといったようなトレードを成立させる必要がありました。

 

しかし、それができなかった結果、デッドライン直後に2人をバイアウトし、タダでプレーオフチームに献上するという愚策に出てしまいました。

 

何が最悪かと言うと、2人ともドラフト2位という高順位で指名された素材であり、長年チームのスターターを務めてきた選手でした。

つまり、チームが価値を認め、つい最近まで主力として扱ってきた選手たちだったはずなのに、それをうまく次の世代への投資に活かすこともなく、ただ単にクビを切って終わりにするしかできないフロントの無能さに失望しているわけです。

 

事実、バイアウトされたらすぐに他のチームが獲っていってるわけで、何の商品価値もなかったわけではないんですね。

ただ単に、うまくトレードをまとめることができなかっただけなんです。

あるいは、トレードに出して何らかの見返りを得ようとする努力をしなかったということです。

 

ついこの間まで主力として使っていた選手をタダで手放すということは、チームのフロントが自らその選手たちに価値がなかったと認めているようなものです。

そのチームが強くなれるかどうかは、フロントの力量が大きく作用します。

ホーネッツが強くなるのは随分と遠い未来になりそうです。

 

<ホーネッツ>

PG:デボンテ・グラハム/マリーク・モンク/コービー・シモンズ

SG:テリー・ロジアー/ドゥエイン・ベイコン

SF:マイルズ・ブリッジズ/コーディ・マーティンケイレブ・マーティン/(ニコラ・バトゥーム)

PF:PJ・ワシントン/ウィリー・エルナンゴメス/ジェイレン・マクダニエルズレイ・スポルディング

  C:コーディ・ゼラー/ビスマック・ビヨンボ

 

ケンバ・ウォーカーに代わるエースPGとしてロジアーを獲得しましたが、控えPGだった2年目のグラハムが急成長して先発PGに定着。

フォワードも、2年目のブリッジズと新人のワシントンの若手コンビ。

若いメンバーでの再出発自体はいいですが、願わくばこれまでの主力選手との交換で戦力の補強やドラフト権の獲得ができれば、もっとチーム力を厚くすることができたのにと思います。

 

<バックス>

PG:エリック・ブレッドソー/ジョージ・ヒルフランク・メイソンⅢ

SG:ウェスリー・マシューズ/ドンテ・ディビンチェンゾ/パット・コノートンキャメロン・レイノルズ

SF:クリス・ミドルトン/カイル・コーバー/スターリング・ブラウン/サナシス・アデトクンボ

PF:ヤニス・アデトクンボ/エルサン・イリャソワ/マービン・ウィリアムス

  C:ブルック・ロペス/ロビン・ロペス/DJ・ウィルソン

 

フォワードポジションのディフェンスができるマービン・ウィリアムスを獲得したバックスは、好調なチームをさらに盤石な布陣にしました。

3Pも37.6%の確率で決めているので、サイズのある3&Dプレイヤーとして重宝されるでしょう。

優勝に必要なピースを着々と集めている、そんな印象を抱かせるバックスです。

 

マブス

PG:ルカ・ドンチッチ/JJ・バレア/ジェイレン・ブランソン

SG:ティム・ハーダウェイJr./セス・カリーデロン・ライトジョシュ・リーブス

SF:ドリアン・フィニー・スミス/ジャスティン・ジャクソン/コートニー・リー/アントニウスクリーブランド

PF:クリスタップス・ポルツィンギス/マイケル・キッド・ギルクリスト

  C:マキシ・クリーバー/ウィリー・コーリー・スタインボバン・マリヤノビッチ/(ドワイト・パウエル)

 

ドンチッチのMVP級の大活躍に引っ張られ、マブスは予想外のプレーオフ圏内につけています。

ただ、先発Cのパウエルがアキレス腱を切ってしまい、今シーズン絶望に。

代わりにコーリー・スタインを補強し、クリーバーを先発に繰り上げていますが、そうするとPFのバックアップが手薄になります。

MKGは上背はありませんがパワーがあり、ディフェンスに優れているので、両フォワードポジションのディフェンダーとして貢献するでしょう。

 

Team USA 2020

f:id:KG21:20200211163456p:plain

 

夏の東京オリンピックに向けたアメリカ代表チームの予備候補44名が発表されたようです。

公式サイトでは「最終候補」と書いてありましたが、ホント?と思うところがあったので見ていきたいと思います。

 

<PG>

クリス・ポール(サンダー)

カイル・ラウリー(ラプターズ

ケンバ・ウォーカー(セルティックス)

マイク・コンリー(ジャズ)

ステフェン・カリー(ウォリアーズ)

デイミアン・リラード(ブレイザーズ

カイリー・アービング(ネッツ)

ラッセル・ウェストブルック(ロケッツ)

マーカス・スマート(セルティックス)

マルコム・ブログドンペイサーズ

 

<SG>

ドノバン・ミッチェル(ジャズ)

ビクター・オラディポ(ペイサーズ

デリック・ホワイト(スパーズ)

ブラッドリー・ビール(ウィザーズ)

ジェイムス・ハーデン(ロケッツ)

デビン・ブッカー(サンズ)

クレイ・トンプソン(ウォリアーズ) 

デマー・デローザン(スパーズ)

ジミー・バトラー(ヒート)

 

<SF>

クリス・ミドルトン(バックス)

ジョー・ハリス(ネッツ)

ジェイレン・ブラウン(セルティックス)

ゴードン・ヘイワード(セルティックス)

ルブロン・ジェイムス(レイカーズ

カワイ・レナード(クリッパーズ

ブランドン・イングラムペリカンズ)

ポール・ジョージ(クリッパーズ

ジェイソン・テイタム(セルティックス)

 

<PF>

ハリソン・バーンズ(キングス)

ケビン・デュラント(ネッツ)

トバイアス・ハリス(シクサーズ

カイル・クーズマ(レイカーズ

ドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ)

ケビン・ラブ(キャブス)

モントレズ・ハレル(クリッパーズ

ラマーカス・オルドリッジ(スパーズ)

アンソニーデイビスレイカーズ

 

<C>

バム・アデバヨ(ヒート)

メイソン・プラムリー(ナゲッツ

マイルス・ターナーペイサーズ

アンドレ・ドラモンド(キャブス)

ドワイト・ハワードレイカーズ

ジャベイル・マッギー(レイカーズ

ブルック・ロペス(バックス)

 

まだこの段階ですから、ビッグネームも大体みんなカバーされてるのかなと思いますが、なかにはなんで入ってるの?という人も少なくありません。

 

前回の惨敗したワールドカップのメンバーは現時点でとりあえず“入れとかないといけない”のかもしれませんが、デリック・ホワイト、メイソン・プラムリー、ハリソン・バーンズあたりは、???と思ってしまいます。

 

さらには、ドワイト・ハワード? ジャベイル・マッギー? までくると、もしかして選考した人はレイカーズファンなのか?と疑ってしまいます。

 

そんな所属チームでスターターにもなっていない選手を選ぶ前に、なんか忘れてる人いませんでしたっけ?

 

例えば、トレイ・ヤング。

オールスターのスターターですよ?

平均29.7点はリーグ4位、9.1アシストはリーグ2位ですよ?

 

ガードは間に合ってまーすって言うのかもしれませんが、少なくとも44人の中には入れないとおかしくないですかね?

 

それからザイオン

まだ早い? まあ、そうかもしれません。

ケガ? でももう復帰してますよね。

 

過去の歴史を見ても、将来代表の中心になりそうな人材って、若い時から代表の合宿とかに参加させてた経緯があったので、やっぱり最初の44人の中には入れといた方が今後のためにもいいんじゃないかなと思います。

 

では、ポジションごとのニーズは?

 

まずビッグマン。

いつも国際試合を見てると、高さ不足は明らかですよね。

大事なポジションですから慎重に選びたいですよね〜

どれどれ今回は?

 

ドラモンド、ターナー、アデバヨ・・・・

ふむふむ、まあボーダーラインのオールスターですね。

 

あとは?

 

ロペス、マッギー、メイソン・プラムリー、ハワード・・・・

 

あれ? ビッグマンってもういないんでしたっけ?? 

まあ、あんまりいないのは確かですけど。。。

 

例えば、ジョン・コリンズは平均で20−10を残せる若手ビッグマンですね。

ハッサン・ホワイトサイドはいろいろ言われますが、リバウンドでリーグ3位、ブロックはダントツの1位と結果は残しています。

 

総合力ならコリンズ、ゴール下のディフェンスを重視するならホワイトサイドは、44人の候補に入れといてもいいんじゃないでしょうかね?

 

次にいつも国際試合で弱点になっている3Pシューター。

前回はシュート職人としてジョー・ハリスを入れましたが、もし今回もそういう職人枠を設けるのであれば、今シーズン結果を残している人も選んでおいた方がいいんじゃないですかね?

 

例えば、JJ・レディック。

ベテランのシュート職人は、今シーズン3P成功率45.9%でリーグ2位の成績を残しています。

ロールプレイヤーからニックスのエースになったマーカス・モーリスは、今シーズンの成功率43.3%でリーグ7位につけています。

 

ちなみにジョー・ハリスは40.4%で27位。

悪くはないですが、成績上位のレディックやモーリスを選ばなくていいという理由にはならないと思います。

 

さらに、ケガなどの影響もあって今シーズン不調に陥っているデリック・ホワイト、マイク・コンリー、カイル・クーズマ、ドレイモンド・グリーンなどは最初から外し、今シーズン好調で結果を残している人を優先的に選んだ方がよっぽどマシだと思います。

 

選手の成績はシーズンごとに浮き沈みが出てきます。

でもそれは仕方のないこと。

 

であれば、ネームバリューや過去の成績などに囚われずに、今シーズンの成績をベースに現時点で最高のメンバーをチョイスすべきなんじゃないでしょうか?

 

前回大会の失敗を踏まえるなら、なおさらだと思います。

Trade Deadline

f:id:KG21:20200209092625j:plain

  

トレードデッドラインが過ぎました。

毎年怒涛のように駆け込みトレードが成立しますが、今年は特に多かったですね。

わかりやすいようにロースターに当てはめながら見ていきたいと思います。

 

 

ディアンジェロラッセルがウルブスへ

 

<ウルブス>         ⇔ <ウォリアーズ>

 G ディアンジェロラッセル    F アンドリュー・ウィギンス

 F ジェイコブ・エバンス      2021年ドラフト1巡目指名権

 C オマリ・スペルマン       2021年ドラフト2巡目指名権

 

前々から噂されていたディアンジェロラッセルのトレードですが、夏のFAの時から獲りたがっていたウルブスが、ようやく念願かなってGETしました。

ラッセルは、エースのカール・アンソニー・タウンズとプライベートでも仲が良く、ウルブスも先発PGだったジェフ・ティーグを早々に放出して準備を整えていました。

 

問題は、交換要員がウィギンスでウォリアーズ側が納得するのかという点でしたが、1巡目指名権を入れることで穴埋めしたような格好です。

この指名権は、ウルブスがプレーオフを逃せばロッタリーピックになるので、なかなかいい順位の指名権になる可能性があります。

また、サイズのあるSFということでポジション的なニーズはマッチしているので、あとはウィギンスの今後の成長に期待というところでしょう。

 

シクサーズ>     ⇔ <ウォリアーズ>

 G アレック・バークス    2020年ドラフト2巡目指名権

 F グレン・ロビンソンⅢ   2021年ドラフト2巡目指名権

               2022年ドラフト2巡目指名権

 

さらにウォリアーズは、バークスとロビンソンをシクサーズへ放出。

戦力が足りないチームを主力として支えてきた2人でしたが、ウォリアーズの緊縮財政のあおりを受けて手放す結果となりました。

好成績を残して評価を上げたバークスとロビンソンは、オフにFAになったら再契約できないと踏んで、このタイミングで対価を得るために出したんだとは思います。

ただ、2.3mil(バークス)と1.9mil(ロビンソン)で年俸も高くなく、それでいて結果も残していた2人だっただけに、ちょっともったいなあと思ってしまいます。

それだったら逆に、今年のドラフト1巡目指名でFG20%台と低迷しているジョーダン・プール(2.0mil)を放出すればよかったのになと思ってしまいます。

 

<マジック>      ⇔ <シクサーズ

 F ジェイムス・エニス    ドラフト2巡目指名権

 

上のトレードに関連してですが、ウォリアーズから選手を2人入れたシクサーズは、2人分の空きを作らなければなりません。

そこで、エニスをマジックへ放出し、トレイ・バークをカットしました。

 

他のトレードを見る前に、先に今出たチームのロースターを見てしまいます。

 

<ウルブス>

PG:ディアンジェロラッセジョーダン・マクローリンエバン・ターナー

SG:ジョシュ・オコギージャレット・カルバーアレン・クラブジェイレン・ノーウェル

SF:マリーク・ビーズリージェイク・レイマンキーラン・マーティンジェイコブ・エバンス

PF:ジェイムス・ジョンソンフアン・エルナンゴメスジャレッド・バンダービルト

  C:カール・アンソニー・タウンズオマリ・スペルマンナズ・リード

 

待望の先発PGにラッセルが収まり、先発SGはナゲッツから加入したビーズリーかオコギーのどちらかが務めることになるでしょう。

そして、別のトレードでヒートから加入したジョンソンがPFで先発しそうです。

昨シーズンから残っているのはタウンズと2年目のオコギーしかいないという、すごいシャッフル具合ですね。

ちなみに、ホークスから加入したターナーは、バイアウトする話が進んでいるようです。

 

<ウォリアーズ>

PG:カイ・ボウマンジェレミー・パーゴ(ステフェン・カリー)

SG:デイミオン・リー/ジョーダン・プール/(クレイ・トンプソン)

SF:アンドリュー・ウィギンスザック・ノーベルJr.フアン・トスカーノ・アンダーソン

PF:ドレイモンド・グリーンエリック・パスカルアレン・スマイラギッチ

  C:マーキース・クリス/ケボン・ルーニー

 

トレード後のロースターはわずか11人に。

ケガのカリーとトンプソンを除くと、プレーできるのは9人しかいません。

それでもまだラグジュアリータックスラインをオーバーしているウォリアーズは、この先も最低年俸クラスの選手しか加えないでしょう。

 

とりあえず2way契約だったボウマンとクリスをNBA契約に上げ、Gリーグからトスカーノ・アンダーソンという選手をコールアップ。

さらに、ゴンザガ大で八村とチームメイトだったノーベルJr.とかつてNBAで2シーズンプレーしたパーゴの2人と10日間契約を結ぶようです。

 

うーん・・でもやっぱりバークスとロビンソンは、どちらかだけでも残した方がよかったんじゃないかなと思います。

 

シクサーズ

PG:ベン・シモンズ/シェイク・ミルトン/ラウル・ネト/ザイーア・スミス

SG:ジョシュ・リチャードソンアレック・バークスティース・サイブルマリアル・シャヨック

SF:トバイアス・ハリス/フルカン・コルクマズ/グレン・ロビンソンⅢ

PF:アル・ホーフォードマイク・スコットノーベル・ペル

  C:ジョエル・エンビードカイル・オクイン

 

開幕前に期待されたほどの結果が残せていないシクサーズは、オフェンスのテコ入れ、特にアウトサイドシュートを強化するために、バークスとロビンソンの2人を入れました。

さらに、現代のオフェンスにマッチさせるために、ホーフォードをベンチスタートにすることも検討しているようなので、今後のシクサーズの戦い方にも注目です。

 

<マジック>

PG:マーケル・フルツ/DJ・オーガスティン/マイケル・カーター・ウィリアムス

SG:エバン・フォーニエ/テレンス・ロス/メルビンフレイジャーJr.

SF:ジェイムス・エニスⅢ/ウェスリー・イワンドゥBJ・ジョンソン/(ジョナサン・アイザック

PF:アーロン・ゴードン/ゲイリー・クラークビック・ロウ(アル・ファルーク・アミヌ)(チュマ・オケケ)

  C:ニコラ・ブチェビッチ/モー・バンバ/ケン・バーチ

 

アイザックをケガで欠いているマジックは、新加入のエニスがそのまま先発SFに収まると予想されます。

実力的には6thマンのロスが先発に入っても良さそうですが、どうもベンチエースにしておく方針のようなので、エニスが先発になるのではないかなと思います。

 

f:id:KG21:20200209092839j:plain

既に空港でラッセルのジャージーを持ったタウンズがお出迎え
 

 

②イグオダーラがヒートへ

 

<ヒート>

 G アンドレ・イグオダーラ(←グリズリーズ

 F ジェイ・クラウダー(←グリズリーズ

 F ソロモン・ヒル(←グリズリーズ

 

グリズリーズ

 F ジャスティス・ウィンズロウ(←ヒート)

 G ディオン・ウェイタース(←ヒート)

 C ゴーギー・ジェン(←ウルブス)

 

<ウルブス>

 F ジェイムス・ジョンソン(←ヒート)

 

イグオダーラの年俸17milを簡単にバイアウトせず、ずっとトレードによる放出を目指して粘ってきたグリズリーズですが、ようやく報われる日が来ました。

若手中心のリビルディングを目指すグリズリーズは、ベテラン3選手を放出し、若手のSFウィンズロウを獲得。

年代的にもフィットし、今後のチームのコアメンバーとなっていきそうです。

 

逆に今シーズン好調なヒートは、今プレーオフで勝つことを目指して、ベテランを補強する賭けに出ました。

イグオダーラを獲っただけでなく、2年間の延長契約も結んだというから、その本気度がわかります。

クラウダーもプレーオフを見据えた堅実な補強で、PFのスターターとなるでしょう。

ウェイタースとジョンソンは、若手が活躍するチームの中で不要なベテランとなっていたので、今回整理ができ、合わせて28mil分のサラリーも不良債権化する前にクリアにできたのでよかったと思います。

 

ウルブスは、不良債権となっていたジェンを放出し、より必要性の高かったPFポジションの強化に充てられたのはよかったのではないかと思います。

 

グリズリーズ>   ⇔ <ロケッツ>

 F ジョーダン・ベル    F ブルーノ・カボクロ

 ドラフト2巡目指名権   ドラフト2巡目指名権

 

さらにグリズリーズは、先日のトレードでウルブスからロケッツへ移ったばかりのベルも獲得。

優勝経験を持つ若いビッグマンの加入は、経験の少ない今のチームにとって貴重な戦力となりそうです。

 

<ヒート> 

PG:ケンドリック・ナン/ゴラン・ドラギッチ/ゲイブ・ビンセント

SG:ジミー・バトラータイラー・ヒーロー

SF:ダンカン・ロビンソン/アンドレ・イグオダーラデリック・ジョーンズJr.KZ・オクパラ

PF:ジェイ・クラウダー/ケリー・オリニク/ソロモン・ヒルクリス・シウバ

  C:バム・アデバヨ/マイヤーズ・レナードユドニス・ハスリム/カイル・アレクサンダー

 

ヒートは、新加入のクラウダーが先発PFに入り、イグオダーラを6thマンとして起用するのではないかと思います。

若手とベテラン、シューターとディフェンダーのバランスをうまい具合に配置することができれば、プレーオフでも戦えるチームになると思います。

ちょっとこの先どんなチームに変貌するのか楽しみになってきました。

 

ちなみにヒートは、さらにダニロ・ガリナーリの獲得も狙って動いていました。

残念ながらデッドラインまでに話がまとまりませんでしたが、実現していればさらにもう1枚シューターが加わることになっていたので、この先も貪欲にロースターの強化を図っていくのだろうと思います。

 

グリズリーズ

PG:ジャー・モラントタイアス・ジョーンズディアンソニー・メルトン

SG:ディロン・ブルックスジョシュ・ジャクソングレイソン・アレンジョン・コンチャー(ディオン・ウェイタース)

SF:ジャスティス・ウィンズロウ/カイル・アンダーソンマルコ・グードゥリッチ

PF:ジャーレン・ジャクソンJr./ブランドン・クラーク渡邊雄太

  C:ヨナス・ヴァランチュナスゴーギー・ジェンジョーダン・ベル

 

グリズリーズは、新加入のウィンズロウがそのまま先発SFに入ると思われます。

まだ23才と若いので、若手のコアメンバーとして定着していくと思います。

ジェンとベルはセンターのバックアップに。

ウェイタースはバイアウトされることになりそうです。 

 

f:id:KG21:20200209093219j:plain

イグオダーラとバトラーは、なかなか熱いコンビになりそうですねぇ〜

 

 

クリッパーズがマーカス・モーリスを獲得

 

クリッパーズ

 F マーカス・モーリス(←ニックス)

 G アイザイア・トーマス(←ウィザーズ)

 

<ニックス>

 F モーリス・ハークレス(←クリッパーズ

 2020年ドラフト1巡目指名権

 ドラフト2巡目指名権

 

<ウィザーズ>

 G ジェローム・ロビンソン(←クリッパーズ

 

今シーズンからニックスに移籍し、エースとなる活躍を見せていたモーリスは、優勝を目指す強豪チームが手に入れたい3Pシューターでした。

LAの2チームによる争奪戦となりましたが、カイル・クーズマやダニー・グリーンを要求されたレイカーズが嫌がり、クリッパーズが獲得することになりました。

クリッパーズは、レナード、ジョージに続く3本目の柱を手に入れ、優勝に一歩近づいたかもしれませんね。

 

ナゲッツ>       ⇔ <ウィザーズ>

 G ジョーダン・マクレイ    G シャバズ・ネイピアー

 

PGのトーマスを放出したウィザーズは、代わりのPGとしてネイピアーを獲得。

時折爆発的な得点力を見せていたマクレイを手放したのはもったいない気もしますが、若手SGのロビンソンを入れたことで、SGを1人手放してPGを入れ、ポジション的なニーズを埋めたという形だと思います。

 

クリッパーズ

PG:パトリック・ビバリー/ランドリー・シャメット

SG:ポール・ジョージ/ルイス・ウィリアムス/テランス・マン

SF:カワイ・レナード/ロドニー・マッグルーダーアミール・コフィー

PF:マーカス・モーリス/ジャマイカル・グリーン/パトリック・パターソン/ジョナサン・モトリー

  C:イビチャ・ズーバッツ/モントレズ・ハレル/ミフォンドゥ・カベンゲリ

 

クリッパーズは、レナード、ジョージ、モーリスの3本柱に、6thマンのルーとハレルという強力なコアメンバーが揃いました。

ロールプレイヤーたちも粒揃いで、攻守のバランスが取れた、ますます優勝が狙えるチームになったなという気がします。

アイザイア・トーマスはその後リリースされています。

 

<ニックス>

PG:エルフリッド・ペイトン/デニス・スミスJr./フランク・二リキナ

SG:RJ・バレットジー・ブロックウェイン・エリントン/アロンゾ・トリアー/カディーム・アレン

SF:モーリス・ハークレス/ケビン・ノックス/デイミヤン・ダットソン

PF:ジュリアス・ランドルボビー・ポーティスイグナス・ブラズデイキス

  C:タージ・ギブソン/ミッチェル・ロビンソン/ケニー・ウッテン

 

オフにニックスがモーリスと契約した時、まさかエースになるとは思っていなかったと思います。

予想以上の活躍を見せたモーリスは1年契約で、オフにはまたFAになります。

市場価値が上がってしまったモーリスと再契約するには、高額な年俸を覚悟しなければならず、リビルディング中のニックスが30才のモーリスに高額投資するとは思えません。

そこで、タダで出て行かれる前に1巡目指名権ぐらいGETしておこうというのと、ノックスなどの若手に出場機会を与えようとした動きだと思います。

 

<ウィザーズ>

PG:イシュマイル・スミスシャバズ・ネイピアーゲイリー・ペイトン/(ジョン・ウォール)

SG:ブラッドリー・ビール/ジェローム・ロビンソンギャリソン・マシューズ

SF:イザック・ボンガトロイ・ブラウンJr.アドミラル・スコフィールド(CJ・マイルズ)

PF:八村塁ダービス・ベルターンズジョナサン・ウィリアムス

  C:トーマス・ブライアント/イアン・マインミモリッツ・ワーグナーアンゼイス・パセチニクス

 

トーマスを放出したウィザーズは、パックアップPGにネイピアーを獲得。

新加入のロビンソンは、昨シーズンのロッタリーピックのSG。

そのポテンシャルに期待というところでしょう。

引く手あまただったベルターンズがチームに残ったのはいいことでした。

 

f:id:KG21:20200209093436j:plain

強力な3本柱が完成したクリッパーズは、このまま優勝に突き進むのか

 

 

④ドラモンドがキャブスへ

 

<キャブス>       ⇔ <ピストンズ

 C アンドレ・ドラモンド    G ブランドン・ナイト

                C ジョン・ヘンソン

                2023年ドラフト2巡目指名権

 

ピストンズがドラモンドを出そうとしている噂は出ていました。

ただ、使っていない選手2人と2巡目指名権という、こんなにも安い条件で放出されるとは夢にも思いませんでした。

リーグでダントツのリバウンド王であり、スティールもリーグ3位、得点もキャリアハイの17.8点ですので、全盛期を迎えていると言っても過言ではありません。

しかも、キャブスというのも予想外。

今回一番驚いたトレードかもしれません。

 

ドアマットチームに逆戻りしたキャブスは、まともにFA戦線で戦っても大物は来てくれません。

そこでFAになる前につかまえて、残ってもらえるように交渉するという方法しか大物をつかまえる道がないわけですね。

今回のドラモンドのケースは、ちょうどリビルディングを考え始めたピストンズと、FA市場に出てくる前の大物を探していたキャブスの思惑が合致して成立したトレードとなりました。

 

<キャブス>

PG:ダリアス・ガーランドダンテ・エクサム/マシュー・デラベドーバ

SG:コリン・セクストン/ケビン・ポーターJr.マット・ムーニー

SF:ジェディ・オスマンアルフォンゾ・マッキニーディラン・ウィンドラー

PF:ケビン・ラブ/ラリー・ナンスJr.ディーン・ウェイド

  C:アンドレ・ドラモンド/トリスタン・トンプソン/アンテ・ジジッチ/マーキス・ボールデン

 

ドラモンドが先発Cに入り、ラブとインサイドでコンビを組みます。

ゴール下に陣取るドラモンドと、3Pラインまで開くラブは、いいコンビになりそうです。

先発を奪われる形となるトンプソンは、チームにバイアウトを要求するという話です。

それにしても、使っていなかった2選手と2巡目指名権でオールスター選手を取れるんだから、こんないい話はありませんね。

 

ピストンズ

PG:レジー・ジャクソンデリック・ローズブランドン・ナイトジョーダン・ボーン

SG:ルーク・ケナード/ブルース・ブラウンラングストン・ギャロウェイ/カイリー・トーマス

SF:トニー・スネル/スビアトスラフ・ミハイリュウク/ルイス・キング

PF:マーキフ・モーリスセクー・ドゥンブーヤ/(ブレイク・グリフィン)

  C:クリスチャン・ウッドソン・メイカー/ジョン・ヘンソン

 

ローズ、ケナード、ジャクソンにもトレードの噂が出ていましたが、結局動いたのはドラモンドだけでした。

ドラモンドを出すのが悪いとは言いませんが、オールスタークラスの選手を出すには条件が低すぎると思うので、シーズン終了まで待ってからオフにじっくり好条件を探しても良かったような気がします。

 

逆に楽しみなのは、ドラモンドが抜けたことで、控えだったウッドの出場時間が増えることです。

ドラモンドが抜けた最初のゲームで先発出場し、いきなり27点・12リバウンド・5アシストという活躍を見せています。

チームの運営はマズいですが、ウッドの活躍は楽しみだなあと思いますね。

 

f:id:KG21:20200209093941j:plain

ドラモンドとケビン・ラブのインサイドコンビはなかなかのインパク

 

 

⑤デドモンがホークスへ出戻り

 

<キングス>      ⇔ <ホークス>

 F ジャバリ・パーカー    C ドゥエイン・デドモン

 C アレックス・レン     2020年ドラフト2巡目指名権

               2021年ドラフト2巡目指名権

 

<ホークス>      ⇔ <ブレイザーズ

 F スカル・ラビシエア    ドラフト2巡目指名権

 CASH

 

ホークスはクリント・カペラに続いて、またビッグマンを補強。

昨シーズン先発Cを務めていたデドモンを呼び戻し、さらにラビシエアも獲得。

弱点だったゴール下の人材を一気に集めました。

 

<キングス>

PG:ディアーロン・フォックス/コーリー・ジョセフ/ヨギ・フェレル

SG:ボグダン・ボグダノビッチ/バディ・ヒールド/カイル・ガイ/デイクアン・ジェフリーズ

SF:ハリソン・バーンズ/ジャバリ・パーカーケント・ベイズモアジャスティン・ジェイムス

PF:マービン・バグリーⅢ/ネマーニャ・ビエリツァ/アンソニー・トリバー

  C:リショーン・ホームズ/ハリー・ジャイルズⅢ/アレックス・レン

  

ジャーニーマンだったホームズが予想外の活躍で先発Cに定着したことで、先発候補として獲得したデドモンの出場機会が減り、トレードを要求する事態となっていました。

元々デドモンの獲得は疑問視されていたので、キングスとしては走って跳べるホームズの方がチームの戦術に合ったビッグマンだと思います。

 

一方、なかなかチームに定着できないパーカーは、ここ2シーズンで4つのチームを渡り歩いています。

まだ24才で“若手”の部類に入るので、自身の評価を上げるような活躍が期待されます。

 

<ホークス>

PG:トレイ・ヤング/ジェフ・ティー/ブランドン・グッドウィン

SG:ケビン・ハーター/ディアンドレ・ベンブリー/トレビオン・グラハムチャーリー・ブラウンJr.

SF:ディアンドレ・ハンターキャメロン・レディッシュビンス・カーター

PF:ジョン・コリンズ/スカル・ラビシエアブルーノ・フェルナンド

  C:クリント・カペラドゥエイン・デドモンデイミアン・ジョーンズ 

 

ホークスは、パーカーとレンを放出し、ネネとチャンドラー・パーソンズをカット。

インサイドの陣容を大幅にシャッフルしました。

デドモンは、昨シーズンまで2年間ホークスに在籍し、主に先発Cを務めていました。

その結果FAで高くもらわれていきましたが、新天地のキングスでは失速。

古巣に戻ってかつての輝きを取り戻したいところです。  

 

f:id:KG21:20200209094201j:plain

カペラとデドモンで、一気にゴール下がフィジカルになりそうです

Blockbuster trade

f:id:KG21:20200205221414j:plain

 

トレードデッドラインを間近に控え、今シーズン最初のブロックバスタートレードが行われました。

12人という大人数が絡んだトレードは、パトリック・ユーイングがニックス⇒ソニックスへと移った2000年のトレード以来なんだそうです。

 

<ホークス>

 C クリント・カペラ(←ロケッツ)

 C ネネ(←ロケッツ)

 

<ロケッツ>

 F ロバート・コビントン(←ウルブス)

 F ジョーダン・ベル(←ウルブス)

 2024年ドラフト2巡目指名権

 

ナゲッツ

 G ジェラルド・グリーン(←ロケッツ)

 G シャバズ・ネイピアー(←ウルブス)

 F ノア・ボンレイ(←ウルブス)

 F ケイタ・ベイツ・ジョップ(←ウルブス) 

 2020年ドラフト1巡目指名権

 

<ウルブス>

 F エバン・ターナー(←ホークス)

 G マリーク・ビーズリー(←ナゲッツ

 F フアン・エルナンゴメス (←ナゲッツ

 F ジャレッド・バンダービルト(←ナゲッツ

 2020年ドラフト1巡目指名権 

 

何がなんだかわかりませんね(笑)

チームごとに整理して見ていきます。

 

<ホークス>

PG:トレイ・ヤング/ジェフ・ティー/ブランドン・グッドウィン

SG:ケビン・ハーター/ディアンドレ・ベンブリートレビオン・グラハムチャーリー・ブラウンJr.

SF:ディアンドレ・ハンターキャメロン・レディッシュビンス・カーター

PF:ジョン・コリンズ/ジャバリ・パーカーブルーノ・フェルナンド/(チャンドラー・パーソンズ

  C:クリント・カペラ/アレックス・レン/ネネデイミアン・ジョーンズ 

 

ホークスは先発センターを欲しがっていました。

ピストンズアンドレ・ドラモンドにも興味を示していましたが、ロケッツがカペラを出そうしていたので方向転換。

というのも、27milのドラモンドよりも、17milとより安価なカペラの方がいいという判断になったからだと思います。

まだ25才と若く、速攻に走れて、アリウープに跳べて、リバウンドも強いカペラは、ホークスにフィットするビッグマンだと思います。

 

<ロケッツ>

PG:ラッセル・ウェストブルック/オースティン・リバース/クリス・クレモンズ

SG:エリック・ゴードンベン・マクレモア/マイケル・フレイジャー

SF:ジェイムス・ハーデン/タボ・セフォローシャウィリアム・ハワード

PF:ロバート・コビントンダヌエル・ハウスJr.ジョーダン・ベル

  C:PJ・タッカー/タイソン・チャンドラー/アイザイア・ハーテンスタイン

 

ロケッツはここ数試合、PJ・タッカーをCにしたスモールラインナップでいい結果を出していました。

まあ、それでっていう訳ではないでしょうけど、若手ビッグマンのカペラを放出したのはちょっと意外でした。

コビントンは、以前から欲しがっていた3&Dタイプのプレイヤー。

かつてのトレバー・アリーザの役割を担う存在になりそうです。

 

ナゲッツ

PG:ジャマール・マレー/モンテ・モーリスPJ・ドージアー

SG:ゲイリー・ハリス/シャバズ・ネイピアーブラトコ・チャンチャー(ジェラルド・グリーン)

SF:ウィル・バートン/トーリー・クレイグケイタ・ベイツ・ジョップ

PF:ポール・ミルサップ/ジェラミ・グラントマイケル・ポーターJr.

  C:ニコラ・ヨキッチ/メイソン・プラムリーノア・ボンレイボル・ボル

 

ナゲッツは、オフに制限付きFAとなるマリーク・ビーズリーが、評価が上がって安価ではキープできないと踏んで、その前に対価を得ようと動きました。

おそらく、加入した選手たちのメンツよりも、1巡目指名権をGETすることが主目的だったんだろうと思います。

 

<ウルブス>

PG:ジョシュ・オコギー/エバン・ターナージョーダン・マクローリン

SG:マリーク・ビーズリーアレン・クラブジェイレン・ノーウェル

SF:ジャレット・カルバージェイク・レイマンキーラン・マーティン

PF:アンドリュー・ウィギンス/フアン・エルナンゴメスジャレッド・バンダービルト

  C:カール・アンソニー・タウンズゴーギー・ジェン/ナズ・リード

 

ウルブスは、5人を出して4人を入れるという大シャッフル。

ただし、必要な先発PGや、コビントンの代わりの先発PFは獲っていません。

おそらく、今回のトレードがどうこうというよりも、その次の動きに向けた伏線なんだろうと思います。

 

ウルブスは、ずっとウォリアーズのディアンジェロラッセルを獲得しようと狙っています。

今回のトレードで、ナゲッツ同様1巡目指名権をGETしていますので、ラッセル獲得に向けたトレードの材料を集めているんだと思います。

 

さて、ウルブスの思惑通りにラッセル獲得はできるのか。

トレードデッドラインまであと2日。

次なる動きに注目しましょう!