2023-24 Roster (PAC Div.)

最後にパシフィックです。

 

赤:移籍

青:ルーキー

緑:2way契約

 

<ウォリアーズ>

PG:ステフェン・カリー/クリス・ポールコーリー・ジョセフ

SG:クレイ・トンプソン/ゲイリー・ペイトンⅡ/ブランディン・ポジアムスキーレスター・クイニョネスジェローム・ロビンソン

SF:アンドリュー・ウィギンス/モーゼス・ムーディ/ガイ・サントス

PF:ドレイモンド・グリーン/ジョナサン・クミンガ/ウスマン・ガルバ

  C:ケボン・ルーニーダリオ・シャリッチトレイス・ジャクソン=デイビス

 

CP3とプールを交換したのは、不良債権の整理もあるのでまだよしとして、インサイドの補強のなさは本当に心配です。

唯一FAで獲得したシャリッチは、技巧派のPFであり、リバウンドやディフェンスを求めての補強ではありません。

ルーニーがケガしたり、ファールトラブルになった時に、誰がゴール下で身体を張るのか。

せっかく3つもある2wayの枠も、十分足りているはずのウィングばかり。

2巡目59位指名のジャクソン=デイビスが、リバウンドに強そうなのが唯一の救いかなというウォリアーズです。

 

 

クリッパーズ

PG:ラッセル・ウェストブルック/ボーンズ・ハイランド

SG:ジェイムズ・ハーデン/ノーマン・パウエル/ブランドン・ボストンJr./ジョシュア・プリモジョーダン・ミラー

SF:カワイ・レナードテランス・マン/アミーア・コフィー

PF:ポール・ジョージ/PJ・タッカーコービー・ブラウン

  C:イビチャ・ズーバッツ/メイソン・プラムリー/ムサ・ディアバテ

 

ついにハーデンが加入し、オールスターゲームのようなスターターになったクリッパーズ

若手のテランス・マンも手放さずに済み、机上ではこの上ない強力なロースターが完成しました。

ただ、一緒にトレーニングは積んでいないため、ケミストリーの構築にはしばらく時間がかかるでしょう。

またディフェンス面での連携も気になるところです。

そしてこのBIG4は、全員今シーズン終了後にFAとなる可能性があります。

この1年で結果を出さないと、またこのメンバーを組めるかどうかは未知数なクリッパーズです。

 

 

レイカーズ

PG:ディアンジェロラッセル/ゲイブ・ビンセントジェイレン・フッド=シフィーノ

SG:キャメロン・レディッシュ/オースティン・リーブス/マックス・クリスティ/ディモイ・ホッジ

SF:ルブロン・ジェイムズ/トーリーン・プリンスマクスウェル・ルイス

PF:ジャレッド・バンダービルト/八村塁/アレックス・ファッジ

  C:アンソニーデイビスクリスチャン・ウッドジャクソン・ヘイズコリン・キャッスルト

 

レイカーズはスターターは昨シーズンのままですが、ロールプレイヤーは方々からかき集めました。

ヒートのファイナル進出に貢献したビンセント、実力はあるがチームに定着できないウッドとプリンス、潜在能力の高い若手のレディッシュとヘイズといった具合です。

特にウッド、ヘイズ、レディッシュあたりをベテラン最低年俸で引っ張れるのは、レイカーズのネームバリューなくしてはできない技です。

チーム4位となる高額年俸で再契約を果たした八村は、ついにスターター獲得か?と期待されましたが、今のところはベンチスタートのようです。

個々のタレントが光るレイカーズは、プレーオフでおもしろい存在になりそうです。

 

 

<サンズ>

PG:ブラッドリー・ビールエリック・ゴードンジョーダン・グッドウィンセイベン・リー

SG:デビン・ブッカー/ジョシュ・オコーギー/(デイミオン・リー)

SF:グレイソン・アレン渡邊雄太ナシアー・リトル

PF:ケビン・デュラント/ケイタ・ベイツ=ジョップチメジー・メツ

  C:ユスフ・ヌルキッチドリュー・ユーバンクスボル・ボルウドカ・アズブーキ

 

もうあとには一歩も引けない大きな賭けに打って出たサンズ。

まだBIG3揃い踏みのチャンスがなかなかなく、その本当の力を見ることができませんが、相当に豪華なラインナップであることは間違いありません。

ただ、本職のPGがいないという弱点がどのような形で出てくるかは心配になります。

ビールやブッカーがケガがちで出られないゲームが多い現状だと、オフェンスを指揮できるPGを補強しておいた方がいいのではないかと考えてしまいます。

特にヌルキッチのような、パスをもらって得点するようなタイプの選手は、生かしてくれるパサーがいないと特徴が出ないと思います。

 

 

<キングス>

PG:ディアーロン・フォックス/デイビオン・ミッチェル/ジョーダン・フォード

SG:ケビン・ハーター/マリーク・モンク/コルビー・ジョーンズキーオン・エリス

SF:ハリソン・バーンズ/クリス・デュアルテ/ケスラー・エドワーズ/ジェイレン・スロウソン

PF:キーガン・マレー/サーシャ・ベゼンコフ/トレイ・ライルズ/フィリップ・ペトルセフ

  C:ドマンタス・サボニス/ジャベイル・マッギー/アレックス・レン

 

昨シーズンは飛躍の年となったキングス。

スターターや主力級は変わらないまま、今シーズンを迎えます。

オフの話題は、昨シーズンのユーロリーグMVPで得点王のベゼンコフを獲得したこと。

シュート力に定評のあるヨーロッパNo.1プレイヤーの加入で、キングスのオフェンスがますます活気づきそうです。

また、この夏のワールドカップで準優勝したセルビア代表のペトルセフも、シクサーズから巡り巡ってキングスにやってきました。

ヨーロッパ色がますます強くなった今シーズンのキングスです。