Off season moves (PAC Div.)

最後に、パシフィック・ディビジョンです。

 

赤:移籍

青:ルーキー

 

<ウォリアーズ>

 

f:id:KG21:20210811210849j:plain


 PG:ステフェン・カリー/クリス・キオーザゲイリー・ペイトン

 SG:クレイ・トンプソン/ジョーダン・プール/マイカル・モルダー/モーゼス・ムーディ

 SF:アンドリュー・ウィギンス/デイミオン・リー/フアン・トスカーノ=アンダーソン/アンドレ・イグオダーラ

 PF:ドレイモンド・グリーン/オットー・ポーターJr.マーニャ・ビエリツァジョナサン・クミンガ

   C:ジェイムズ・ワイズマン/ケボン・ルーニー

 

クレイ・トンプソンが復帰しますが、丸2シーズンもプレーしていないので、ブランクの影響やケガからの回復具合などが気になります。

完全FAとなっていたケリー・ウーブレイJr.は、結局ホーネッツへと去っていってしまいました。

代わりに、オットー・ポーターやビエリツァ、そして古巣復帰のイグオダーラといったベテラン勢を補強しています。

2way契約していたニコ・マニオンがイタリアに渡ってしまったのは、控えPGがいない現状を考えるともったいないな・・・という気がします。

 

 

クリッパーズ

 

f:id:KG21:20210811211301j:plain

 

 PG:レジー・ジャクソン/パトリック・ビバリー/ラジョン・ロンド/ジェイソン・プレストン

 SG:テランス・マン/ルーク・ケナード/ヨギ・フェレル/キーオン・ジョンソンBJ・ボストン

 SF:ポール・ジョージ/ジャスティス・ウィンズロウ/(カワイ・レナード)

 PF:マーカス・モーリスSr./ニコラ・バトゥーム

   C:セルジ・イバカ/イビチャ・ズーバッツ/ダニエル・オトゥー

 

エースのレナードが、ほぼフルシーズン欠場することが濃厚なクリッパーズ

代役の先発にはバトゥームか、プレーオフでブレイクしたテランス・マンが入ることになると思います。

補強はと言うと、今のところレジ―・ジャクソンと再契約したことと、ウィンズロウが加入したことぐらい。

ウィンズロウはケガさえなければいい戦力になると思いますが、果たしてどこまで戻っているのかが気になります。

 

 

レイカーズ

 

f:id:KG21:20210811212050j:plain

 

 PG:ラッセル・ウェストブルックケンドリック・ナン

 SG:テイレン・ホートン=タッカー/マリーク・モンクウェイン・エリントン

 SF:ルブロン・ジェイムズ/トレバー・アリーザケント・ベイズモア

 PF:アンソニーデイビスカーメロ・アンソニー

   C:マルク・ガソールドワイト・ハワード

 

レイカーズは、大胆にもガラッとモデルチェンジを図りました。

大物ウェストブルックをトレードで獲得して、BIG3を形成したこともそうですが、サポーティングキャストもフルモデルチェンジしました。

ルブロンの盟友であるメロ、若手のスコアラーであるマリーク・モンクとケンドリック・ナン、そしてアリーザ、ハワード、エリントン、ベイズモアといったレイカーズ出戻り組と、ほぼベンチを総取り替えしました。

それでいて、将来有望なテイレン・ホートン=タッカーとはしっかり再契約して残しましたので、全体として理にかなった補強をしたレイカーズです。

 

 

<サンズ>

 

f:id:KG21:20210811212831j:plain


 PG:クリス・ポール/キャメロン・ペイン/エルフリッド・ペイトン

 SG:デビン・ブッカー/ランドリー・シャメット

 SF:ミケル・ブリッジズ/キャメロン・ジョンソン/アブデル・ナダー

 PF:ジェイ・クラウダー/フランク・カミンスキー/ジェイレン・スミス

   C:ディアンドレ・エイトン/ジャベイル・マッギー/(ダリオ・シャリッチ)

 

ファイナル進出の躍進を見せたサンズは、立役者であるクリス・ポールの再契約をまとめて一安心。

スターターに変化はありませんが、サポーティングキャストは堅実な補強をしています。

シャリッチがケガで倒れた後、エイトン以外に頼れる存在がいなかったゴール下に、マッギーを補強しました。

また3Pシューターにシャメット、控えPGに出戻りのペイトンと、地味ながらも堅実な補強をしたサンズです。

 

 

<キングス>

 

f:id:KG21:20210811213610p:plain

 

 PG:ディアーロン・フォックス/デイビオン・ミッチェル

 SG:タイリース・ハリバートン/テレンス・デイビス/ジャーマイアス・ラムジー

 SF:バディ・ヒールド/モーリス・ハークレス/ロバート・ウッダードⅡ

 PF:ハリソン・バーンズ/マービン・バグリーⅢ/トリスタン・トンプソン/チメジー・メツ

   C:リショーン・ホームズ/アレックス・レン/デイミアン・ジョーンズ/ニミアス・ケイタ

 

1巡目9位指名権を持っていたキングスですが、2年続けてロッタリーピックでPGを指名。

さらには、先発Cホームズと再契約したのはいいですが、さらにトレードでトリスタン・トンプソン、FAでアレックス・レン、再契約でデイミアン・ジョーンズ、2巡目指名でケイタと、実に5人ものセンターを入れました。

こんなに同じポジションをカブらせて、いったい何がしたいのか疑問です。

なかなか光が見えて来ないキングスのオフです。