現在、レイカーズは9位、ウォリアーズも10位と苦しい戦いが続いています。
ホークスもイーストで10位と、プレイイントーナメントぎりぎりの位置。
この苦しむ3チームの現状を打開する、かなり思い切ったトレードアイディアがあったので、ちょっとご紹介したいなと思います。
<ウォリアーズ>
C カール・アンソニー=タウンズ(←ウルブス)
F 八村塁(←レイカーズ)
G ギャリソン・マシューズ(←ホークス)
<ホークス>
F ドレイモンド・グリーン(←ウォリアーズ)
G ジェイレン・フッド=シフィーノ(←レイカーズ)
G ウェンデル・ムーアJr.(←ウルブス)
2029年1巡目指名権(←レイカーズ)
<ウルブス>
G オースティン・リーブス(←レイカーズ)
G クリス・ポール(←ウォリアーズ)
F トレイス・ジャクソン=デイビス(←ウォリアーズ)
2026年1巡目指名権(←ウォリアーズ)
2028年1巡目指名権(←ウォリアーズ)
2025年2巡目指名権(←ホークス)
<レイカーズ>
G トレイ・ヤング(←ホークス)
F ジョシュ・ミノット(←ウルブス)
F/G ガイ・サントス(←ウォリアーズ)
4チーム13選手が絡む巨大なトレードですが、ウォリアーズがドレイモンド・グリーンをクリス・ポールを放出。
トレイ・ヤングがレイカーズへ、カール・アンソニー=タウンズがウォリアーズへと移ります。
レイカーズのスターターも、ディアンジェロ・ラッセルがホークスへ、オースティン・リーブスがウルブスへ、八村がウォリアーズへと分散します。
<ウォリアーズ>
PG:ステフ・カリー/ゲイリー・ペイトンⅡ/パット・スペンサー
SG:クレイ・トンプソン/ブランディン・ポジアムスキー/レスター・クイニョネス/ジェローム・ロビンソン
SF:アンドリュー・ウィギンス/モーゼス・ムーディ/ギャリソン・マシューズ
PF:ジョナサン・クミンガ/八村塁/ウスマン・ガルバ
C:カール・アンソニー=タウンズ/ダリオ・シャリッチ/ケボン・ルーニー
長年の課題であったセンターポジションに、オールスターのタウンズが加わります。
タウンズは3Pも得意な打てるセンターなので、ウォリアーズのスタイルにも合うビッグマンです。
八村は先発でも使えますが、SF/PF両方をこなせるユーティリティプレイヤーとして、両フォワードポジションのバックアップの方が合うかもしれません。
ギャリソン・マシューズは、若手の多いウィングポジションで即戦力になれるロールプレイヤー。
高額年俸のドレイモンドとポールを手放して、穴であるCをオールスターのタレントで埋められるのであれば、チームにとってはいい取り引きになると思います。
タウンズも八村も、さほどリバウンドが強いわけではありませんが、そもそもフロントコートの人材が不足しているので、ゴール下のサイズアップには貢献します。
現状ガード過多のロースターであるため、チーム全体としてバランス改善のためにも、インサイドの補強は重要になると思います。
<ホークス>
PG:ディアンジェロ・ラッセル/ヴィト・クレイチ/コービー・バフキン/トレント・フォレスト
SG:デジョンテ・マレー/ボグダン・ボグダノビッチ/ウェスリー・マシューズ/ジェイレン・フッド=シフィーノ/セス・ランディ
SF:ディアンドレ・ハンター/サディック・ベイ/AJ・グリフィン/ウェンデル・ムーアJr./ディラン・ウィンドラー
PF:ジェイレン・ジョンソン/ドレイモンド・グリーン/ブルーノ・フェルナンド
C:クリント・カペラ/オニエカ・オコングー/モハメド・ゲイ
トレイ・ヤングが欠場中の間、デジョンテ・マレーは勝敗を決めるクラッチショットを何度も決めるなど、チームを背負って戦えることを証明しています。
ディフェンスに難があるヤングに変わって、マレー中心のチーム作りに方向転換するという考えも現実的な話になってくるかもしれません。
ホークスは、オフェンス力は十分あるものの、ディフェンスが悪いため勝ち星が伸び悩んでいます。
そこで、ディフェンスマスターのドレイモンド・グリーンを加えれば、ディフェンス力の強化を図ることができます。
またラッセルはヤングに比べてサイズがあるので、マレーと組むバックコートはミスマッチが減ることになります。
ホークスは元々セカンドチームにもタレントが豊富なチームなので、ヤングが抜ける得点力の部分はカバー可能だと思います。
その分ディフェンス面の底上げを図ることができれば、再び勝てるチームに復活できるかもしれません。
<ウルブス>
PG:マイク・コンリー/クリス・ポール/モンテ・モーリス/ジョーダン・マクローリン/ダイシェン・ニックス
SG:オースティン・リーブス/二キール・アレクザンダー=ウォーカー/ジェイレン・クラーク
SF:アンソニー・エドワーズ/カイル・アンダーソン/TJ・ウォーレン/ジャスティン・ジャクソン
PF:ジェイデン・マクダニエルズ/トレイス・ジャクソン=デイビス/レオナルド・ミラー
C:ルーディ・ゴベール/ナズ・リード/ルカ・ガルザ
今シーズン好調なウルブスですが、タウンズとゴベールのツインタワーは、やはりあまりうまく機能してるとは思えません。
さらに高額なサラリーのことを考えると、ゴベール(41/44/47mil)とタウンズ(36/49/53/57/61mil)を両方抱えておくのは得策とは言えません。
どちらを出すかという選択を迫られた場合、より需要のあるタウンズの方が引き取り手が多いので、タウンズを出さざるをえないと思われます。
ただ、新たに再契約したナズ・リードは、3Pも打てて、ゴベールとも共存できるので、タウンズの穴はそこまで大きなものにはならないと思います。
代わりにオースティン・リーブスを加えて、バックコートのシュート力とゲームメイクを強化します。
これにより、エースのエドワーズに集中するマークを、多少なり軽減できるようになると思います。
クリス・ポールは、年俸の金額合わせの意味合いが強いですが、コンリーに加えてもう1人頼れるベテランの司令塔が加わることは、若いウルブスにとってプラスになると思います。
<レイカーズ>
PG:トレイ・ヤング/ゲイブ・ビンセント/スカイラー・メイズ
SG:キャメロン・レディッシュ/スペンサー・ディンウィディ/マックス・クリスティ/ガイ・サントス
SF:ルブロン・ジェイムズ/トーリーン・プリンス/ジョシュ・ミノット/マクスウェル・ルイス
PF:クリスチャン・ウッド/ジャレッド・バンダービルト/ハリー・ジャイルズⅢ
C:アンソニー・デイビス/ジャクソン・ヘイズ/コリン・キャッスルトン
レイカーズが第3のスターを探しているという噂は、以前から囁かれていました。
これまでも、カイリー・アービングやデローザン、デジョンテ・マレー等々の名前が取り沙汰されてきました。
トレイ・ヤングは、平均25点を超えるオールスターであり、タレントレベルという点では第3のスターとして十分。
弱点であるガードポジションの補強という意味でも、バランスは取れています。
ただ正直、トレイ・ヤングが合うのか?という疑問は残ります。
元々オフェンス力には困っていなかったのに、そこにあえてオフェンス力重視の補強が必要なのか?
第3のスターを獲得する代償として、3人のスターター(ラッセル、リーブス、八村)を手放すのは、選手層の厚さという点でマイナスになります。
そうした点を考えていくと、獲るのであれば、ヤングよりもサイズがあって年俸も低いマレーの方がいいのではないか?と考えてしまいますが・・・・