Trade Deadline

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トレードデッドラインが過ぎました。

毎年怒涛のように駆け込みトレードが成立しますが、今年は特に多かったですね。

わかりやすいようにロースターに当てはめながら見ていきたいと思います。

 

 

ディアンジェロラッセルがウルブスへ

 

<ウルブス>         ⇔ <ウォリアーズ>

 G ディアンジェロラッセル    F アンドリュー・ウィギンス

 F ジェイコブ・エバンス      2021年ドラフト1巡目指名権

 C オマリ・スペルマン       2021年ドラフト2巡目指名権

 

前々から噂されていたディアンジェロラッセルのトレードですが、夏のFAの時から獲りたがっていたウルブスが、ようやく念願かなってGETしました。

ラッセルは、エースのカール・アンソニー・タウンズとプライベートでも仲が良く、ウルブスも先発PGだったジェフ・ティーグを早々に放出して準備を整えていました。

 

問題は、交換要員がウィギンスでウォリアーズ側が納得するのかという点でしたが、1巡目指名権を入れることで穴埋めしたような格好です。

この指名権は、ウルブスがプレーオフを逃せばロッタリーピックになるので、なかなかいい順位の指名権になる可能性があります。

また、サイズのあるSFということでポジション的なニーズはマッチしているので、あとはウィギンスの今後の成長に期待というところでしょう。

 

シクサーズ>     ⇔ <ウォリアーズ>

 G アレック・バークス    2020年ドラフト2巡目指名権

 F グレン・ロビンソンⅢ   2021年ドラフト2巡目指名権

               2022年ドラフト2巡目指名権

 

さらにウォリアーズは、バークスとロビンソンをシクサーズへ放出。

戦力が足りないチームを主力として支えてきた2人でしたが、ウォリアーズの緊縮財政のあおりを受けて手放す結果となりました。

好成績を残して評価を上げたバークスとロビンソンは、オフにFAになったら再契約できないと踏んで、このタイミングで対価を得るために出したんだとは思います。

ただ、2.3mil(バークス)と1.9mil(ロビンソン)で年俸も高くなく、それでいて結果も残していた2人だっただけに、ちょっともったいなあと思ってしまいます。

それだったら逆に、今年のドラフト1巡目指名でFG20%台と低迷しているジョーダン・プール(2.0mil)を放出すればよかったのになと思ってしまいます。

 

<マジック>      ⇔ <シクサーズ

 F ジェイムス・エニス    ドラフト2巡目指名権

 

上のトレードに関連してですが、ウォリアーズから選手を2人入れたシクサーズは、2人分の空きを作らなければなりません。

そこで、エニスをマジックへ放出し、トレイ・バークをカットしました。

 

他のトレードを見る前に、先に今出たチームのロースターを見てしまいます。

 

<ウルブス>

PG:ディアンジェロラッセジョーダン・マクローリンエバン・ターナー

SG:ジョシュ・オコギージャレット・カルバーアレン・クラブジェイレン・ノーウェル

SF:マリーク・ビーズリージェイク・レイマンキーラン・マーティンジェイコブ・エバンス

PF:ジェイムス・ジョンソンフアン・エルナンゴメスジャレッド・バンダービルト

  C:カール・アンソニー・タウンズオマリ・スペルマンナズ・リード

 

待望の先発PGにラッセルが収まり、先発SGはナゲッツから加入したビーズリーかオコギーのどちらかが務めることになるでしょう。

そして、別のトレードでヒートから加入したジョンソンがPFで先発しそうです。

昨シーズンから残っているのはタウンズと2年目のオコギーしかいないという、すごいシャッフル具合ですね。

ちなみに、ホークスから加入したターナーは、バイアウトする話が進んでいるようです。

 

<ウォリアーズ>

PG:カイ・ボウマンジェレミー・パーゴ(ステフェン・カリー)

SG:デイミオン・リー/ジョーダン・プール/(クレイ・トンプソン)

SF:アンドリュー・ウィギンスザック・ノーベルJr.フアン・トスカーノ・アンダーソン

PF:ドレイモンド・グリーンエリック・パスカルアレン・スマイラギッチ

  C:マーキース・クリス/ケボン・ルーニー

 

トレード後のロースターはわずか11人に。

ケガのカリーとトンプソンを除くと、プレーできるのは9人しかいません。

それでもまだラグジュアリータックスラインをオーバーしているウォリアーズは、この先も最低年俸クラスの選手しか加えないでしょう。

 

とりあえず2way契約だったボウマンとクリスをNBA契約に上げ、Gリーグからトスカーノ・アンダーソンという選手をコールアップ。

さらに、ゴンザガ大で八村とチームメイトだったノーベルJr.とかつてNBAで2シーズンプレーしたパーゴの2人と10日間契約を結ぶようです。

 

うーん・・でもやっぱりバークスとロビンソンは、どちらかだけでも残した方がよかったんじゃないかなと思います。

 

シクサーズ

PG:ベン・シモンズ/シェイク・ミルトン/ラウル・ネト/ザイーア・スミス

SG:ジョシュ・リチャードソンアレック・バークスティース・サイブルマリアル・シャヨック

SF:トバイアス・ハリス/フルカン・コルクマズ/グレン・ロビンソンⅢ

PF:アル・ホーフォードマイク・スコットノーベル・ペル

  C:ジョエル・エンビードカイル・オクイン

 

開幕前に期待されたほどの結果が残せていないシクサーズは、オフェンスのテコ入れ、特にアウトサイドシュートを強化するために、バークスとロビンソンの2人を入れました。

さらに、現代のオフェンスにマッチさせるために、ホーフォードをベンチスタートにすることも検討しているようなので、今後のシクサーズの戦い方にも注目です。

 

<マジック>

PG:マーケル・フルツ/DJ・オーガスティン/マイケル・カーター・ウィリアムス

SG:エバン・フォーニエ/テレンス・ロス/メルビンフレイジャーJr.

SF:ジェイムス・エニスⅢ/ウェスリー・イワンドゥBJ・ジョンソン/(ジョナサン・アイザック

PF:アーロン・ゴードン/ゲイリー・クラークビック・ロウ(アル・ファルーク・アミヌ)(チュマ・オケケ)

  C:ニコラ・ブチェビッチ/モー・バンバ/ケン・バーチ

 

アイザックをケガで欠いているマジックは、新加入のエニスがそのまま先発SFに収まると予想されます。

実力的には6thマンのロスが先発に入っても良さそうですが、どうもベンチエースにしておく方針のようなので、エニスが先発になるのではないかなと思います。

 

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既に空港でラッセルのジャージーを持ったタウンズがお出迎え
 

 

②イグオダーラがヒートへ

 

<ヒート>

 G アンドレ・イグオダーラ(←グリズリーズ

 F ジェイ・クラウダー(←グリズリーズ

 F ソロモン・ヒル(←グリズリーズ

 

グリズリーズ

 F ジャスティス・ウィンズロウ(←ヒート)

 G ディオン・ウェイタース(←ヒート)

 C ゴーギー・ジェン(←ウルブス)

 

<ウルブス>

 F ジェイムス・ジョンソン(←ヒート)

 

イグオダーラの年俸17milを簡単にバイアウトせず、ずっとトレードによる放出を目指して粘ってきたグリズリーズですが、ようやく報われる日が来ました。

若手中心のリビルディングを目指すグリズリーズは、ベテラン3選手を放出し、若手のSFウィンズロウを獲得。

年代的にもフィットし、今後のチームのコアメンバーとなっていきそうです。

 

逆に今シーズン好調なヒートは、今プレーオフで勝つことを目指して、ベテランを補強する賭けに出ました。

イグオダーラを獲っただけでなく、2年間の延長契約も結んだというから、その本気度がわかります。

クラウダーもプレーオフを見据えた堅実な補強で、PFのスターターとなるでしょう。

ウェイタースとジョンソンは、若手が活躍するチームの中で不要なベテランとなっていたので、今回整理ができ、合わせて28mil分のサラリーも不良債権化する前にクリアにできたのでよかったと思います。

 

ウルブスは、不良債権となっていたジェンを放出し、より必要性の高かったPFポジションの強化に充てられたのはよかったのではないかと思います。

 

グリズリーズ>   ⇔ <ロケッツ>

 F ジョーダン・ベル    F ブルーノ・カボクロ

 ドラフト2巡目指名権   ドラフト2巡目指名権

 

さらにグリズリーズは、先日のトレードでウルブスからロケッツへ移ったばかりのベルも獲得。

優勝経験を持つ若いビッグマンの加入は、経験の少ない今のチームにとって貴重な戦力となりそうです。

 

<ヒート> 

PG:ケンドリック・ナン/ゴラン・ドラギッチ/ゲイブ・ビンセント

SG:ジミー・バトラータイラー・ヒーロー

SF:ダンカン・ロビンソン/アンドレ・イグオダーラデリック・ジョーンズJr.KZ・オクパラ

PF:ジェイ・クラウダー/ケリー・オリニク/ソロモン・ヒルクリス・シウバ

  C:バム・アデバヨ/マイヤーズ・レナードユドニス・ハスリム/カイル・アレクサンダー

 

ヒートは、新加入のクラウダーが先発PFに入り、イグオダーラを6thマンとして起用するのではないかと思います。

若手とベテラン、シューターとディフェンダーのバランスをうまい具合に配置することができれば、プレーオフでも戦えるチームになると思います。

ちょっとこの先どんなチームに変貌するのか楽しみになってきました。

 

ちなみにヒートは、さらにダニロ・ガリナーリの獲得も狙って動いていました。

残念ながらデッドラインまでに話がまとまりませんでしたが、実現していればさらにもう1枚シューターが加わることになっていたので、この先も貪欲にロースターの強化を図っていくのだろうと思います。

 

グリズリーズ

PG:ジャー・モラントタイアス・ジョーンズディアンソニー・メルトン

SG:ディロン・ブルックスジョシュ・ジャクソングレイソン・アレンジョン・コンチャー(ディオン・ウェイタース)

SF:ジャスティス・ウィンズロウ/カイル・アンダーソンマルコ・グードゥリッチ

PF:ジャーレン・ジャクソンJr./ブランドン・クラーク渡邊雄太

  C:ヨナス・ヴァランチュナスゴーギー・ジェンジョーダン・ベル

 

グリズリーズは、新加入のウィンズロウがそのまま先発SFに入ると思われます。

まだ23才と若いので、若手のコアメンバーとして定着していくと思います。

ジェンとベルはセンターのバックアップに。

ウェイタースはバイアウトされることになりそうです。 

 

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イグオダーラとバトラーは、なかなか熱いコンビになりそうですねぇ〜

 

 

クリッパーズがマーカス・モーリスを獲得

 

クリッパーズ

 F マーカス・モーリス(←ニックス)

 G アイザイア・トーマス(←ウィザーズ)

 

<ニックス>

 F モーリス・ハークレス(←クリッパーズ

 2020年ドラフト1巡目指名権

 ドラフト2巡目指名権

 

<ウィザーズ>

 G ジェローム・ロビンソン(←クリッパーズ

 

今シーズンからニックスに移籍し、エースとなる活躍を見せていたモーリスは、優勝を目指す強豪チームが手に入れたい3Pシューターでした。

LAの2チームによる争奪戦となりましたが、カイル・クーズマやダニー・グリーンを要求されたレイカーズが嫌がり、クリッパーズが獲得することになりました。

クリッパーズは、レナード、ジョージに続く3本目の柱を手に入れ、優勝に一歩近づいたかもしれませんね。

 

ナゲッツ>       ⇔ <ウィザーズ>

 G ジョーダン・マクレイ    G シャバズ・ネイピアー

 

PGのトーマスを放出したウィザーズは、代わりのPGとしてネイピアーを獲得。

時折爆発的な得点力を見せていたマクレイを手放したのはもったいない気もしますが、若手SGのロビンソンを入れたことで、SGを1人手放してPGを入れ、ポジション的なニーズを埋めたという形だと思います。

 

クリッパーズ

PG:パトリック・ビバリー/ランドリー・シャメット

SG:ポール・ジョージ/ルイス・ウィリアムス/テランス・マン

SF:カワイ・レナード/ロドニー・マッグルーダーアミール・コフィー

PF:マーカス・モーリス/ジャマイカル・グリーン/パトリック・パターソン/ジョナサン・モトリー

  C:イビチャ・ズーバッツ/モントレズ・ハレル/ミフォンドゥ・カベンゲリ

 

クリッパーズは、レナード、ジョージ、モーリスの3本柱に、6thマンのルーとハレルという強力なコアメンバーが揃いました。

ロールプレイヤーたちも粒揃いで、攻守のバランスが取れた、ますます優勝が狙えるチームになったなという気がします。

アイザイア・トーマスはその後リリースされています。

 

<ニックス>

PG:エルフリッド・ペイトン/デニス・スミスJr./フランク・二リキナ

SG:RJ・バレットジー・ブロックウェイン・エリントン/アロンゾ・トリアー/カディーム・アレン

SF:モーリス・ハークレス/ケビン・ノックス/デイミヤン・ダットソン

PF:ジュリアス・ランドルボビー・ポーティスイグナス・ブラズデイキス

  C:タージ・ギブソン/ミッチェル・ロビンソン/ケニー・ウッテン

 

オフにニックスがモーリスと契約した時、まさかエースになるとは思っていなかったと思います。

予想以上の活躍を見せたモーリスは1年契約で、オフにはまたFAになります。

市場価値が上がってしまったモーリスと再契約するには、高額な年俸を覚悟しなければならず、リビルディング中のニックスが30才のモーリスに高額投資するとは思えません。

そこで、タダで出て行かれる前に1巡目指名権ぐらいGETしておこうというのと、ノックスなどの若手に出場機会を与えようとした動きだと思います。

 

<ウィザーズ>

PG:イシュマイル・スミスシャバズ・ネイピアーゲイリー・ペイトン/(ジョン・ウォール)

SG:ブラッドリー・ビール/ジェローム・ロビンソンギャリソン・マシューズ

SF:イザック・ボンガトロイ・ブラウンJr.アドミラル・スコフィールド(CJ・マイルズ)

PF:八村塁ダービス・ベルターンズジョナサン・ウィリアムス

  C:トーマス・ブライアント/イアン・マインミモリッツ・ワーグナーアンゼイス・パセチニクス

 

トーマスを放出したウィザーズは、パックアップPGにネイピアーを獲得。

新加入のロビンソンは、昨シーズンのロッタリーピックのSG。

そのポテンシャルに期待というところでしょう。

引く手あまただったベルターンズがチームに残ったのはいいことでした。

 

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強力な3本柱が完成したクリッパーズは、このまま優勝に突き進むのか

 

 

④ドラモンドがキャブスへ

 

<キャブス>       ⇔ <ピストンズ

 C アンドレ・ドラモンド    G ブランドン・ナイト

                C ジョン・ヘンソン

                2023年ドラフト2巡目指名権

 

ピストンズがドラモンドを出そうとしている噂は出ていました。

ただ、使っていない選手2人と2巡目指名権という、こんなにも安い条件で放出されるとは夢にも思いませんでした。

リーグでダントツのリバウンド王であり、スティールもリーグ3位、得点もキャリアハイの17.8点ですので、全盛期を迎えていると言っても過言ではありません。

しかも、キャブスというのも予想外。

今回一番驚いたトレードかもしれません。

 

ドアマットチームに逆戻りしたキャブスは、まともにFA戦線で戦っても大物は来てくれません。

そこでFAになる前につかまえて、残ってもらえるように交渉するという方法しか大物をつかまえる道がないわけですね。

今回のドラモンドのケースは、ちょうどリビルディングを考え始めたピストンズと、FA市場に出てくる前の大物を探していたキャブスの思惑が合致して成立したトレードとなりました。

 

<キャブス>

PG:ダリアス・ガーランドダンテ・エクサム/マシュー・デラベドーバ

SG:コリン・セクストン/ケビン・ポーターJr.マット・ムーニー

SF:ジェディ・オスマンアルフォンゾ・マッキニーディラン・ウィンドラー

PF:ケビン・ラブ/ラリー・ナンスJr.ディーン・ウェイド

  C:アンドレ・ドラモンド/トリスタン・トンプソン/アンテ・ジジッチ/マーキス・ボールデン

 

ドラモンドが先発Cに入り、ラブとインサイドでコンビを組みます。

ゴール下に陣取るドラモンドと、3Pラインまで開くラブは、いいコンビになりそうです。

先発を奪われる形となるトンプソンは、チームにバイアウトを要求するという話です。

それにしても、使っていなかった2選手と2巡目指名権でオールスター選手を取れるんだから、こんないい話はありませんね。

 

ピストンズ

PG:レジー・ジャクソンデリック・ローズブランドン・ナイトジョーダン・ボーン

SG:ルーク・ケナード/ブルース・ブラウンラングストン・ギャロウェイ/カイリー・トーマス

SF:トニー・スネル/スビアトスラフ・ミハイリュウク/ルイス・キング

PF:マーキフ・モーリスセクー・ドゥンブーヤ/(ブレイク・グリフィン)

  C:クリスチャン・ウッドソン・メイカー/ジョン・ヘンソン

 

ローズ、ケナード、ジャクソンにもトレードの噂が出ていましたが、結局動いたのはドラモンドだけでした。

ドラモンドを出すのが悪いとは言いませんが、オールスタークラスの選手を出すには条件が低すぎると思うので、シーズン終了まで待ってからオフにじっくり好条件を探しても良かったような気がします。

 

逆に楽しみなのは、ドラモンドが抜けたことで、控えだったウッドの出場時間が増えることです。

ドラモンドが抜けた最初のゲームで先発出場し、いきなり27点・12リバウンド・5アシストという活躍を見せています。

チームの運営はマズいですが、ウッドの活躍は楽しみだなあと思いますね。

 

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ドラモンドとケビン・ラブのインサイドコンビはなかなかのインパク

 

 

⑤デドモンがホークスへ出戻り

 

<キングス>      ⇔ <ホークス>

 F ジャバリ・パーカー    C ドゥエイン・デドモン

 C アレックス・レン     2020年ドラフト2巡目指名権

               2021年ドラフト2巡目指名権

 

<ホークス>      ⇔ <ブレイザーズ

 F スカル・ラビシエア    ドラフト2巡目指名権

 CASH

 

ホークスはクリント・カペラに続いて、またビッグマンを補強。

昨シーズン先発Cを務めていたデドモンを呼び戻し、さらにラビシエアも獲得。

弱点だったゴール下の人材を一気に集めました。

 

<キングス>

PG:ディアーロン・フォックス/コーリー・ジョセフ/ヨギ・フェレル

SG:ボグダン・ボグダノビッチ/バディ・ヒールド/カイル・ガイ/デイクアン・ジェフリーズ

SF:ハリソン・バーンズ/ジャバリ・パーカーケント・ベイズモアジャスティン・ジェイムス

PF:マービン・バグリーⅢ/ネマーニャ・ビエリツァ/アンソニー・トリバー

  C:リショーン・ホームズ/ハリー・ジャイルズⅢ/アレックス・レン

  

ジャーニーマンだったホームズが予想外の活躍で先発Cに定着したことで、先発候補として獲得したデドモンの出場機会が減り、トレードを要求する事態となっていました。

元々デドモンの獲得は疑問視されていたので、キングスとしては走って跳べるホームズの方がチームの戦術に合ったビッグマンだと思います。

 

一方、なかなかチームに定着できないパーカーは、ここ2シーズンで4つのチームを渡り歩いています。

まだ24才で“若手”の部類に入るので、自身の評価を上げるような活躍が期待されます。

 

<ホークス>

PG:トレイ・ヤング/ジェフ・ティー/ブランドン・グッドウィン

SG:ケビン・ハーター/ディアンドレ・ベンブリートレビオン・グラハムチャーリー・ブラウンJr.

SF:ディアンドレ・ハンターキャメロン・レディッシュビンス・カーター

PF:ジョン・コリンズ/スカル・ラビシエアブルーノ・フェルナンド

  C:クリント・カペラドゥエイン・デドモンデイミアン・ジョーンズ 

 

ホークスは、パーカーとレンを放出し、ネネとチャンドラー・パーソンズをカット。

インサイドの陣容を大幅にシャッフルしました。

デドモンは、昨シーズンまで2年間ホークスに在籍し、主に先発Cを務めていました。

その結果FAで高くもらわれていきましたが、新天地のキングスでは失速。

古巣に戻ってかつての輝きを取り戻したいところです。  

 

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カペラとデドモンで、一気にゴール下がフィジカルになりそうです