キャブスがずっと狙っていたキャリス・ルバートを獲得しました。
しかも、現有戦力を失うことなく、ルビオの今シーズンで切れる契約とドラフト指名権だけでGETしています。
これは非常にラッキーではないかと思います。
というのも、ルバートは20点級のスコアラーです。
過去3シーズンの成績を見てみても、安定しています。
2019-20:18.7点/4.2リバウンド/4.4アシスト/FG42.5%/3P36.4%
2020-21:20.2点/4.6リバウンド/5.2アシスト/FG44.1%/3P32.6%
2021-22:18.7点/3.8リバウンド/4.4アシスト/FG44.7%/3P32.3%
これだけ実力が確かな選手を、主力級を出さずに獲れたんです。
ラッキーと言いたくなるぐらい、非常にいい取り引きだと思います。
元々ルバートのトレードは予想していましたが、交換相手としてはコリン・セクストン&ジェディ・オスマンあたりで考えていました。
それが、主力を温存したままスタータークラスの選手を獲れたので、チーム力がそのままプラスされた感じになります。
<キャブス> ⇔ <ペイサーズ>
キャリス・ルバート リッキー・ルビオ
2022年2巡目指名権 2022年1巡目指名権
2022年2巡目指名権
2027年2巡目指名権
ルビオは今シーズン絶望ですので、今シーズンが契約最終年となる17.8mil分のサラリーキャップの空きを作るための交換要員です。
従って、実質的にルバートは1巡目下位+2巡目上位の2つの指名権との交換というイメージになるかと思います。
それで20点級のスターターが獲れるなら、お得なトレードだと思いますね。
<キャブス>
PG:ダリアス・ガーランド/ラジョン・ロンド/ブランドン・グッドウィン/ケビン・パンゴス
SG:キャリス・ルバート/アイザック・オコロ/ディラン・ウィンドラー/RJ・ネンハードJr./(コリン・セクストン)
SF:ラウリ・マルッカネン/ジェディ・オスマン/ラマー・スティーブンス
PF:エバン・モーブリー/ディーン・ウェイド
6−1(185cm)のセクストンが先発SGを務めていたキャブス。
ここに6−6(198cm)のルバートが入ることで、サイズのミスマッチをなくすことができます。
さらに、ルバートはリードガードとしてパス出し役もできるので、ガーランドの負担を軽くすることができる上に、ガーランドをシューター役として使う時間帯を作ることもできます。
キャブスの手薄だったウィングの戦力に厚みをもたらしてくれる、理想的な補強と言えます。
ペイサーズについては次のブログで。