2022-23 Roster (CEN Div.)

続いてセントラルです。

 

赤:移籍

青:ルーキー

緑:2way契約

 

<ブルズ>

 

PG:アイヨ・ドスム/コービー・ホワイト/ゴラン・ドラギッチ/(ロンゾ・ボール)

SG:ザック・ラビーン/アレックス・カルーソ/デイレン・テリー

SF:デマー・デローザン/ジャボンテ・グリーン/デリック・ジョーンズJr./マルコム・ヒル

PF:パトリック・ウィリアムス/トニー・ブラッドリー/コスタス・アデトクンボ

  C:ニコラ・ブチェビッチ/アンドレ・ドラモンド/マルコ・シモノビッチ

 

ブルズは、ベテランのドラギッチとドラモンドを補強。

PGとCは厚くなりましたが、最も手薄なPFの補強ができていないままです。

昨シーズンは、6−5(196cm)のグリーンと6−6(198cm)のデローザンをフォワードに並べて先発させていましたが、さすがにスモールラインナップすぎます。

パトリック・ウィリアムスは復帰しましたが、それをバックアップするPFの補強が必要でしょう。

 

また、ロンゾ・ボールのヒザのケガが長引いているのも気になります。

復帰に向けて調整していましたが、痛みが引かず、再手術ということになりそうです。

昨シーズン大躍進を見せたブルズですが、なかなかフルメンバーでの戦いができない状態が続いています。

 

 

<キャブス>

 

PG:ダリアス・ガーランド/ラウル・ネト(リッキー・ルビオ)

SG:ドノバン・ミッチェル/キャリス・ルバート/ディラン・ウィンドラー

SF:アイザック・オコロ/ジェディ・オスマン/ラマー・スティーブンス

PF:エバン・モーブリー/ケビン・ラブ/ディーン・ウェイド/ママディ・ディアキテ

  C:ジャレット・アレン/ロビン・ロペスアイザイア・モーブリー

 

昨シーズン、誰も予想していなかった躍進を見せたキャブス。

ガーランドとアレンはオールスターに選ばれ、モーブリーもケガによる離脱さえなければ新人王の活躍でした。

 

そして今シーズン、この若手コアに実力派のエースが加わりました。

ドノバン・ミッチェルは、キャブスに足りなかった最後の1本を任せられるGo-to guy。

チームとしてもう一段階飛躍するためには、間違いなく必要な人材でした。

 

ベンチにも実力者が多く、昨シーズン一度は手放したルビオも帰ってきました。

これはイースタンで上位をうかがう戦力が整ったと言っても過言ではないと思います。

どこまで成績を伸ばすのか、俄然楽しみになってきました。

 

 

ピストンズ

 

PG:ケイド・カニングハム/キリアン・ヘイズ/コーリー・ジョセフ

SG:ジェイデン・アイビー/ハミドゥ・ディアロ/ロドニー・マッグルーダー/バディ・ボーハイム

SF:サディック・ベイ/アレック・バークスケビン・ノックスラクストン・キー

PF:ボヤン・ボグダノビッチ/マービン・バグリーⅢ/アイザイア・リバース

  C:アイザイア・スチュワート/ナーレンズ・ノエルジェイレン・デューレン

 

ドラフト5位ルーキーのアイビーは、アグレッシブで身体能力の高い点取り屋。

大型PGのカニングハムと組む若いバックコートは、非常に将来性が高いコンビ。

 

これに、2年目のシーズンでブレイクしたベイと、同じく2年目でスターターに定着したスチュワートがいて、さらにはかつてのドラフト2位バグリーとも再契約しました。

 

また、1巡目13位指名のCデューレンは、まだ18才という若さ。

学年を変えて、1年早く高校から大学へと進学した結果、ほぼ高卒プレイヤーと言ってもいい年齢でNBA入りを果たしました。

 

リビルディングを進めるピストンズは、楽しみな素材が多いチームになってきました。

 

 

ペイサーズ

 

PG:タイリース・ハリバートン/TJ・マッコーネル/ラングストン・ギャロウェイ

SG:バディ・ヒールド/クリス・デュアルテ/アンドリュー・ネンハードトレベリン・クイーン

SF:ベネディクト・マスーリン/テリー・テイラー/アーロン・ネズミスデイビダス・シルビディスケンドール・ブラウン

PF:ジェイレン・スミス/オシェイ・ブリセット/アイザイア・ジャクソン/ジェイムズ・ジョンソン

  C:マイルス・ターナーダニエル・タイス/ゴガ・ビターゼ

 

制限付きFAになっていたディアンドレ・エイトンとMAX契約を結んだものの、あえなくサンズにマッチされて獲得できませんでした。

それ以降は大きな補強はなく、噂されるターナーやヒールドもまだ在籍しています。

チームはハリバートン中心のチーム作りをすることを公言していますので、今後はハリバートンの周りに若いタレントを揃えていくものと予想されます。

 

1巡目6位指名のマスーリンは、怖いもの知らずの強気な性格。

天下のルブロンを引き合いに出し、「みんな彼のことをスゴイと言うけど、どんだけスゴイのか見てみたいね。誰も俺より優れているとは思わない。彼には、俺よりスゴイってことを証明してほしいね」と言い放つビッグマウスぶりです。

実際に対戦した後にどんなコメントを残すのか、今から楽しみです(笑)

 

 

<バックス>

 

PG:ジュルー・ホリデイ/ジョージ・ヒル/ジェボン・カーター

SG:グレイソン・アレン/ウェスリー・マシューズ/マージョン・ブーチャンAJ・グリーン

SF:クリス・ミドルトン/パット・コノートン/サナシス・アデトクンボ/(ジョー・イングルス)

PF:ヤニス・アデトクンボ/ジョーダン・ヌウォラ/サンドロ・マムケラシュビリ

  C:ブルック・ロペス/ボビー・ポーティス/セルジュ・イバカ

 

バックスは、ヒザのACL(前十字靭帯)断裂で1年間お休み中のイングルスと契約したぐらいで、ほぼ現状維持のロースターです。

そのイングルスも、シーズン半ばにならないと復帰はできないでしょう。

 

1巡目24位指名のブーチャンは、Gリーグ・イグナイトでプレーしていたウィング。

将来への投資的な意味合いが強い指名でしょう。

 

マムケラシュビリは2way契約ですが、ジョージア代表選手としてユーロバスケットでも活躍。

ローテーション入りが期待される若手です。