5 Trade Ideas
さて、KDのトレード要求からマーケットが膠着状態となり、なかなかトレードやFAが決まらないという事態に陥っています。
楽しいオフが止まったまま動かないという状態でとっても寂しいのですが(笑)、じゃあこんなトレードなら実現可能だよ!という記事があったので、ご紹介していきたいと思います。
①カイリーがヒートへ?
<ヒート> ⇔ <ネッツ>
カイリー・アービング カイル・ラウリー
デイロン・シャープ ダンカン・ロビンソン
マックス・シュトルース
ヒートはKDを狙っていますが、ネッツがタイラー・ヒーローを中心としたパッケージに満足せず、アデバヨレベルを加えないと納得してくれないというところで止まっています。
じゃあ代わりに、カイリーなら獲れるんじゃないか?というトレード案です。
昨シーズン新PGにラウリーを加えたばかりですが、既に36才のベテランであり、あと何年第一線でプレーできるかわかりません。
ここでカイリーが獲れるなら、交換してしまった方がいいんじゃないか?という話です。
<ヒート>
PG:カイリー・アービング/ゲイブ・ビンセント
SG:タイラー・ヒーロー/ビクター・オラディポ
SF:ジミー・バトラー/ケイレブ・マーティン
PF:ニコラ・ヨビッチ/デイロン・シャープ/ヘイウッド・ハイスミス
C:バム・アデバヨ/ドゥエイン・デドモン/オメール・ユートセブン
バトラー、カイリー、アデバヨのBIG3は強力です。
また、ポジション的なバランスも良く、理想的な形です。
ロビンソンとシュトルースが抜けるシューター枠も、ヒーローが先発に上がることで解決できると考えます。
問題はPFですが、これは今後FAの補強などが必要ですが、穴埋めは十分可能だと思います。
<ネッツ>
PG:カイル・ラウリー/パトリック・ミルズ/エドモンド・サムナー
SG:セス・カリー/マックス・シュトルース/キャメロン・トーマス
SF:ジョー・ハリス/TJ・ウォーレン/ダンカン・ロビンソン
PF:ケビン・デュラント/ロイス・オニール/ケスラー・エドワーズ
C:ベン・シモンズ/ニコラス・クラクストン
ラウリーが先発PGに入り、シュトルースとロビンソンが3Pシューターとしてベンチに加わる布陣です。
シモンズをどこで使うかという問題はあるんですが、僕は先発Cがいいんじゃないかと思っています。
ただ、本当はタイラー・ヒーローを獲って、先発SGに据えられるようにした方がいいかなと思います。
②ウェストブルックを有効な戦力と交換
<レイカーズ> ⇔ <ジャズ>
マイク・コンリー ラッセル・ウェストブルック
ボヤン・ボグダノビッチ テイレン・ホートン=タッカー
マリーク・ビーズリー 2027年1巡目指名権
2029年1巡目指名権
ウェストブルックとの交換で、コンリー、ボグダノビッチ、ビーズリーという先発級の人材3人を獲得するトレード案です。
3人も先発級を出すということで、レイカーズ側からも若手のホートン=タッカーと1巡目指名権2つを差し出す形です。
ジャズは本格的なリビルディングに移行していく過程で、ウェストブルックの47milの契約でサラリーキャップの空きを作り、若手人材とドラフト権でチーム再建の素材を手に入れることができるトレードです。
<レイカーズ>
PG:マイク・コンリー/ケンドリック・ナン
SG:マリーク・ビーズリー/ロニー・ウォーカー/オースティン・リーブス
SF:ボヤン・ボグダノビッチ/トロイ・ブラウン/フアン・トスカーノ=アンダーソン
PF:ルブロン・ジェイムズ/スタンリー・ジョンソン/ウェニエン・ゲイブリエル
C:アンソニー・デイビス/トーマス・ブライアント/デイミアン・ジョーンズ
安定感のあるベテランのコンリー、外からの攻撃力があるボグダノビッチとビーズリーという3人が加わることによって、地味ながらも的確な戦力補強ができます。
派手だけど嚙み合わないウェストブルックを置いておくよりも、適材適所な人材を集めた方がチームとしてのバランスが向上すると思います。
<ジャズ>
SG:ドノバン・ミッチェル/ジョーダン・クラークソン/ジャレッド・バトラー
SF:テイレン・ホートン=タッカー/二キール・アレクザンダー=ウォーカー/リアンドロ・ボルマロ
PF:ジャレッド・バンダービルト/ルーディ・ゲイ
C:ウォーカー・ケスラー/ウドカ・アズブーキ
ジャズは、ルーディ・ゴベールを放出し、今勝つことからチーム再建へと舵を切りました。
その結果、コンリーやボグダノビッチといったベテランの実力者を手放し、若手やドラフト権を集めてリビルディングを進めていくと思います。
③シモンズをホークスへ?
<ホークス> ⇔ <ネッツ>
ベン・シモンズ ジョン・コリンズ
ボグダン・ボグダノビッチ
ホークスは、2年前に積極的な補強に打って出たものの、オフェンス重視でバランスを欠き、大きく失速してしまいました。
その反省を踏まえ、ディフェンス強化を目指してシモンズを獲得しようというトレード案です。
シモンズは、全ポジションに入れるフレキシビリティがあるので、使い勝手という点でも非常に便利な戦力になります。
<ホークス>
PG:トレイ・ヤング/アーロン・ホリデイ
SG:デジョンテ・マレー/AJ・グリフィン
PF:ベン・シモンズ/モーリス・ハークレス/ジェイレン・ジョンソン
C:クリント・カペラ/オニエカ・オコングー/フランク・カミンスキー
デジョンテ・マレーに加えて、シモンズが入ることによって、ディフェンス面がかなり強化されます。
アウトサイドのシュート力が懸念材料ではありますが、まずはチームのアイデンティティを変えるという意味で、大きな転換点になると思います。
<ネッツ>
PG:カイリー・アービング/パトリック・ミルズ/エドモンド・サムナー
SG:ボグダン・ボグダノビッチ/セス・カリー/キャメロン・トーマス
SF:ジョー・ハリス/TJ・ウォーレン/ケスラー・エドワーズ
PF:ケビン・デュラント/ロイス・オニール
C:ジョン・コリンズ/ニコラス・クラクストン/デイロン・シャープ
先発Cにコリンズ、先発SGにボグダノビッチが入ることで、先発ポジションを2つも埋めることができます。
シモンズはまだ1試合も出場していないため、フィットするかどうかも未知数でしたが、2人の実力者と交換することができれば、また優勝を目指せる戦力が整うと思います。
KDがトレード要求を取り下げる戦力強化になるのではないかと思います。
④キャブスがミッチェルを獲得?
<キャブス> ⇔ <ジャズ>
ドノバン・ミッチェル コリン・セクストン
ルーディ・ゲイ ラウリ・マルッカネン
アイザック・オコロ
オチャイ・アグバジ(1巡目14位指名)
2025年1巡目指名権
2027年1巡目指名権
2024年1巡目指名権交換権
2026年1巡目指名権交換権
ニックスやヒート、ネッツなどの名前が挙がっているミッチェルのトレード先ですが、まだノーマークなキャブスへのトレード案です。
セクストン、マルッカネン、オコロという先発3人に、ロッタリーピックの新人に1巡目指名権2つという大盤振る舞いな交換条件です。
キャブス側が少し出し過ぎじゃないかな?という気もするトレードです。
<キャブス>
PG:ダリアス・ガーランド/リッキー・ルビオ/ラウル・ネト
SG:ドノバン・ミッチェル/ディラン・ウィンドラー
SF:キャリス・ルバート/ジェディ・オスマン/ルーディ・ゲイ
PF:エバン・モーブリー/ディーン・ウェイド/ラマ―・スティーブンス
C:ジャレット・アレン/ケビン・ラブ/ロビン・ロペス
ガーランドとミッチェルのオールスターバックコートは、かなり強力です。
これにルバート、モーブリー、アレンを入れたスターティング5は、なかなかのラインナップになります。
しかも、ミッチェル25才、アレン24才、ガーランド22才、モーブリー21才と若く、これから黄金時代を築けそうなコアメンバーが出来上がります。
<ジャズ>
PG:マイク・コンリー/ジョーダン・クラークソン/パトリック・ビバリー
SG:コリン・セクストン/マリーク・ビーズリー/ジャレッド・バトラー/リアンドロ・ボルマロ
SF:アイザック・オコロ/オチャイ・アグバジ/二キール・アレクザンダー=ウォーカー
PF:ボヤン・ボグダノビッチ/ジャレッド・バンダービルト
C:ラウリ・マルッカネン/ウォーカー・ケスラー/ウドカ・アズブーキ
セクストン、マルッカネン、オコロはいずれも先発級の人材で、年齢も23、25、21才と若く、これからの選手たちです。
また、1巡目14位指名のアグバジは、カンザス大で優勝を遂げ、トーナメントの最優秀選手に選ばれた実力派です。
⑤KD、ついにサンズへ?
<サンズ> ⇔ <ネッツ>
ケビン・デュラント ミケル・ブリッジズ
キャメロン・ジョンソン
ジェイ・クラウダー
2023年1巡目指名権
2025年1巡目指名権
2027年1巡目指名権
2029年1巡目指名権
2028年1巡目指名権交換権
2023年2巡目指名権
2024年2巡目指名権
2025年2巡目指名権
2026年2巡目指名権
2027年2巡目指名権
2028年2巡目指名権
2029年2巡目指名権
エイトンの再契約で、KDのサンズ行きは事実上消えたとお伝えしましたが、まだ可能性はある!というトレード案です。
ただ、見ての通り大量のドラフト指名権を献上するような取り引きなので、完全に将来を捨てる覚悟で臨まなければいけなくなります。
ここまでするのであれば、エイトンと交換した方が良かったんじゃないか?と思ってしまう内容になります。
<サンズ>
PG:クリス・ポール/キャメロン・ペイン/エルフリッド・ペイトン
SG:デビン・ブッカー/ランドリー・シャメット
SF:トーリー・クレイグ/デイミオン・リー/ジョシュ・オコギー
PF:ケビン・デュラント/イシュマイル・ウェインライト/(ダリオ・シャリッチ)
C:ディアンドレ・エイトン/ビスマック・ビヨンボ/ジョック・ランデイル
エイトンが残ったチームにKDが加わることになれば、これはもう優勝一直線というラインナップになります。
3人の主力を出してしまうことで、フォワードポジションが手薄になりますが、ここを安くて仕事をするベテランで補強できれば、チャンピオンシップチームができるでしょう。
<ネッツ>
PG:カイリー・アービング/パトリック・ミルズ/エドモンド・サムナー
SG:ミケル・ブリッジズ/セス・カリー/キャメロン・トーマス
SF:ジョー・ハリス/キャメロン・ジョンソン/ケスラー・エドワーズ
PF:TJ・ウォーレン/ジェイ・クラウダー/ロイス・オニール
C:ベン・シモンズ/ニコラス・クラクストン/デイロン・シャープ
うーん・・・・かなりの寄せ集め感がありますね。
ただまあ、ポイントは12人分にもなるドラフト指名権で獲れる若手人材になりますので、ネッツが完全なチーム作り直しを始めるための大手術という感じになるかと思います。