にわかにトレードの噂が盛んになってきました。
もうオフまで動きなしかと思われたベン・シモンズ問題も、ハーデンとの噂が浮上してきて、にわかに騒がしくなってきました。
ロケッツ時代の元GMであるダリル・モーリーとハーデンが裏でつながってるとか、ハーデンが昨オフに契約延長をしなかったから出ていく気があるんじゃないかとか、ワクチンを打たないカイリーが出たり入ったりの状況にいい加減ウンザリしているんじゃないかとか・・・・
そして、ハーデン⇔シモンズのトレードが現実味を帯びてくるのであれば、オフまで待たなくてもいいんじゃないか?という話も出てきています。
そこへ以前からシモンズを狙っていたウルブスが首を突っ込んできて、シモンズとトバイアス・ハリスをセットで獲ってもいいとかいう話も出てきています。
どれが真実なのかは定かではありませんが、動きが出てきたことは確かですね。
単純に、ネッツとシクサーズだけで「ハーデン⇔シモンズ+α」のトレードは成立するんですが、ちょっとウルブスを絡ませた形のパターンを考えてみました。
<シクサーズ>
ジェイムズ・ハーデン(←ネッツ)
マリーク・ビーズリー(←ウルブス)
<ネッツ>
ベン・シモンズ(←シクサーズ)
パトリック・ビバリー(←ウルブス)
<ウルブス>
トバイアス・ハリス(←シクサーズ)
ハーデンがシクサーズ、シモンズがネッツというのはそのままですが、トバイアス・ハリスをウルブスに送るというオマケを付けたトレードです。
ウルブス的には、不在の先発PFを準オールスター級で埋めることができ、シクサーズ的には、チーム最高年俸(36mil)のハリスを引き取ってもらうことで、ハーデンの高額年俸の受け入れとオフに再契約ができる余地を作ることができ、双方にとってメリットがあります。
<シクサーズ>
PG:タイリース・マクシー/セス・カリー/ジェイデン・スプリンジャー/マイルス・パウエル
SG:マリーク・ビーズリー/シェイク・ミルトン/アイザイア・ジョー
SF:ジェイムズ・ハーデン/フルカン・コルクマズ/マティース・サイブル/チャーリー・ブラウンJr.
PF:ジョージ・ニャン/ダニー・グリーン/ポール・リード
C:ジョエル・エンビード/アンドレ・ドラモンド/チャールズ・バッシー
既にリーグNo.1のセンターであるエンビードに対して、ハーデンというアウトサイドの核ができることで、チャンピオンシップを狙うチームの骨格ができます。
さらにビーズリーも加わって、ガードの層が非常に厚くなりますが、逆にフォワードの層が薄くなります。
特にPFの補強が急務になりますが、リバウンドとアウトサイドショットができる人材を入れたいところです。
<ネッツ>
PG:パトリック・ミルズ/パトリック・ビバリー/ジェボン・カーター
SG:カイリー・アービング/ブルース・ブラウンJr./キャメロン・トーマス/デイビッド・デュークJr.
SF:ケビン・デュラント/ディアンドレ・ベンブリー/ジェイムズ・ジョンソン/ケスラー・エドワーズ/(ジョー・ハリス)
PF:ベン・シモンズ/ブレイク・グリフィン/ポール・ミルサップ
C:ラマーカス・オルドリッジ/ニコラス・クラクストン/デイロン・シャープ
シモンズはPFの位置から司令塔の役目を果たし、KDとカイリーがスコアラー、ミルズとオルドリッジがシューターの役割を担うのがいいかと思います。
ビバリーはディフェンス職人として、ネッツのような優勝を目指すチームには必要な戦力となりそうです。
ハリスが戻ってきたら、PGシモンズ、SGカイリー、SFハリス、PFデュラントのラインナップとなりますが、6−11(211cm)のシモンズをCで使うラインナップもありだと思います。
<ウルブス>
PG:ディアンジェロ・ラッセル/ジョーダン・マクローリン/マッキンリー・ライトⅣ
SG:アンソニー・エドワーズ/ジョシュ・オコギー/ジェイレン・ノーウェル/リアンドロ・ボルマロ
SF:トーリーン・プリンス/ジェイデン・マクダニエルズ/ジェイク・レイマン
PF:トバイアス・ハリス/ジャレッド・バンダービルト
C:カール・アンソニー=タウンズ/ナズ・リード/ネイサン・ナイト
タウンズ、エドワーズ、ラッセルのBIG3に、ハリスが加わることで、BIG4が形成されることになります。
オフェンス的には、かなり強力なラインナップができあがると言えます。
これでディフェンスを平均的なレベルに上げていくことができれば、プレーオフで戦えるチームになっていくと思います。
シモンズに関して、もう一つの噂として、ホークスのジョン・コリンズとボグダノビッチを中心にしたトレードの話もあります。
<ホークス> ⇔ <シクサーズ>
ベン・シモンズ ジョン・コリンズ
ダニー・グリーン ボグダン・ボグダノビッチ
シクサーズが大物狙いにこだわらなければ、オールスター予備軍なコリンズと実力派シューターのボグダノビッチのセットは悪くない交換相手だと思います。
逆にハーデン1人に賭けるよりかは、スターター2人の方が安全策のような気もしますが。
<ホークス>
PG:トレイ・ヤング/ルイス・ウィリアムス/シャリーフ・クーパー
SG:ケビン・ハーター/デロン・ライト/ティモシー・ルワル=キャバロ/スカイラー・メイズ
SF:ディアンドレ・ハンター/ダニー・グリーン/ケビン・ノックス
PF:ベン・シモンズ/ダニーロ・ガリナーリ/ジェイレン・ジョンソン
C:クリント・カペラ/オニエカ・オコングー/ゴーギー・ジェン
シモンズはやはりPFの位置から司令塔役を務め、ヤングやハーターをシューター役として使っていくのがバランスのいい形ではないかと思います。
シモンズとハンターのフォワードコンビは、ホークスのチームディフェンス強化にも役立つと思います。
<シクサーズ>
PG:タイリース・マクシー/セス・カリー/ジェイデン・スプリンジャー/マイルス・パウエル
SG:ボグダン・ボグダノビッチ/シェイク・ミルトン/アイザイア・ジョー
SF:トバイアス・ハリス/フルカン・コルクマズ/マティース・サイブル/チャーリー・ブラウンJr.
PF:ジョン・コリンズ/ジョージ・ニャン/ポール・リード
C:ジョエル・エンビード/アンドレ・ドラモンド/チャールズ・バッシー
PFにコリンズ、SGにボグダノビッチが入り、セスが6thマンに回ったラインナップは、かなり強力でバランスも良いのではないかと思います。
サイズもアップし、3Pシュート力もアップするので、今シーズンのファイナルを狙える布陣になると思います。