Revamp the Hawks

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昨シーズンはカンファレンスファイナルまで進んだホークスですが、今シーズンはぎりぎりプレーイントーナメント圏内の10位と低迷しています。

 

タレントは豊富なんですが、開幕から足並みが揃わず、チームとして機能していません。

 

選手層は厚くても、チームとしてまとまらなければ、ただの烏合の衆になってしまいます。

 

ただ、選手層が厚いということは、トレードの駒を豊富に抱えているということでもあります。

 

ここでは、大掛かりなトレードでチームを変革する「ホークス改造計画」を考えてみたいと思います。

 

<ホークス>          ⇔ <セルティックス>

 ジェイレン・ブラウン        ボグダン・ボグダノビッチ

 アーロン・ネズミス         ディアンドレ・ハンター

 ボル・ボル             オニエカ・オコングー

 イネス・カンター・フリーダム

 

セルティックスは、ジェイレン・ブラウンを出してもいいとは言っていません。

ただ、ホークスが持つ選手層の厚さを生かして潤沢な交換相手を用意すれば、いいと言ってくれるかもしれません。

いずれもスタータークラスのタレントで、TOP10指名の若手を2人も入れるという条件であれば、悪い話ではないように思いますがどうでしょうか?

 

ホークス的には、いい選手だけどオールスタークラスではないという選手を何人も抱えておくよりも、何人かをまとめてオールスター1人と交換した方が、コート上の戦闘力アップにつながる気がします。

またそうすることで、トレイ・ヤングのワンマンショーになりがちな現状の戦力バランスを是正する効果も生むのではないかと考えています。

 

<キングス>    ⇔ <ホークス>

 ジョン・コリンズ    ハリソン・バーンズ

             デイビオン・ミッチェル

 

もう一つは、何かとトレードの噂が多いジョン・コリンズ。

20−10クラスのいい選手なのですが、ボールを独占しがちなトレイ・ヤングと意見の相違が目立ちます。

このコリンズを使って、ディフェンスの強化を図ろうというのがこのトレードです。

 

この2つのトレードを併せると、ロースターはこうなります。

 

<ホークス>

 PG:トレイ・ヤング/デイビオン・ミッチェル/ルイス・ウィリアムス/シャリーフ・クーパー

 SG:ケビン・ハーター/デロン・ライトティモシー・ルワル=キャバロスカイラー・メイズ

 SF:ジェイレン・ブラウンケビン・ノックスⅡアーロン・ネズミス

 PF:ハリソン・バーンズダニーロガリナーリ/ジェイレン・ジョンソン

   C:クリント・カペラ/イネス・カンター・フリーダムゴーギー・ジェン(ボル・ボル)

 

オールスターのジェイレン・ブラウンと、攻守に安定して優勝経験のあるハリソン・バーンズは、プレーオフを戦う上で強力なフォワードコンビになります。

第2エースという存在のブラウンが加わることによって、ヤングのワンマンチームになりがちなホークスのバランスを取る役割も果たすことができると思います。

また、新人ながらディフェンスのストッパー役になれるデイビオン・ミッチェルが入ることで、ヤングをスコアラー役に専念させる時間帯も作ることができます。

イネス・カンター・フリーダムは、ベンチから2ケタリバウンドも狙えるいいバックアップになるし、3Pシューターのネズミスは出場時間をもらえば花開くかもしれません。

ボル・ボルは、来シーズン以降の戦力としてオマケでつけておきました。

 

セルティックス>

 PG:マーカス・スマート/デニス・シュルーダーペイトン・プリチャード/(PJ・ドージアー)

 SG:ボグダン・ボグダノビッチロミオ・ラングフォード/ブロドリック・トーマス

 SF:ジェイソン・テイタム/ジョシュ・リチャードソンサム・ハウザー

 PF:ディアンドレ・ハンターオニエカ・オコングー/グラント・ウィリアムス

   C:ロバート・ウィリアムス/アル・ホーフォードブルーノ・フェルナンド

 

テイタムとジェイレン・ブラウンのオールスターコンビは強力ですが、役割やプレースタイルが似通っているところがあって、共存するには難しいというか、もったいない側面があると思っています。

どちらかと言うと、ない部分を補い合うというか、弱点を補完し合うような関係性の方が、チームとしてのバランスは良くなると思います。

 

ここでは、ジェイレン・ブラウン1人を、ボグダノビッチとハンターの2人に分けたというイメージで考えます。

ボグダノビッチはアウトサイドシュートを、ハンターはディフェンス面で、テイタムをサポートするような働きをしてくれます。

そうすることで、2大エースがいる時よりも、テイタム1人がエースの役割を果たし、周りがそれをサポートするという体勢が確立されると思います。

 

さらに、今シーズン“ヤニス・ストッパー”を拝命したオコングーも加わって、さらにディフェンス面が強化されます。

こうやって戦力を分散させ、厚い選手層を作ることによって、低迷しているセルティックスが浮上のきっかけを掴めるのではないかと考えています。

 

<キングス>

 PG:ディアーロン・フォックス

 SG:タイリース・ハリバートン/バディ・ヒールド/ジャーマイアス・ラムジー/(テレンス・デイビス

 SF:モーリス・ハークレス/ロバート・ウッダードⅡ

 PF:ジョン・コリンズ/マービン・バグリーⅢ/トリスタン・トンプソン/チメジー・メツ/ルイス・キング

   C:リショーン・ホームズ/アレックス・レン/デイミアン・ジョーンズ/ニミアス・ケイタ

 

フォックス&ハリバートンのバックコートに対して、インサイドの核としてコリンズが加わり、この3人がチームのコアとなっていくイメージです。

ただ、このままの状態だと、先発SFもいないし、控えPGもいないので、だいぶバランスは悪いんですが、まずはチームのコアを確立させるという意味合いで、インサイドの核となれる存在を獲得するのは必要な動きではないかと思います。

あとは、ここからさらなるトレード等を行って、チームバランスを整えていく作業を進めていけば、いいチームができていくのではないかと思います。