10,000 AST

f:id:KG21:20210322182743j:plain

 

クリス・ポールが、キャリア10,000アシストを達成しました。

10,000アシストに到達したのは、NBAの歴史の中で6人しかいないそうです。

 

①ジョン・ストックトン 15,806本

ジェイソン・キッド 12,901本

スティーブ・ナッシュ 10,335本

④マーク・ジャクソン 10,334本

マジック・ジョンソン 10,141本

クリス・ポール 10,004本

 

クリス・ポールはここ数年、1シーズンで500本弱のアシスト数を記録していますので、来シーズン中には歴代3位まで順位を上げてきそうです。

 

また、この6人の中で2,000スティール以上を記録しているのは、ストックトン(3,265本)とキッド(2,684本)の2人しかいません。

今回ポール(2,288本)が10,000アシストに到達したことで、「10,000アシスト&2,000スティール」を記録した3人目の選手ということになりました。

 

さらには、現在ポールは通算19,465得点を積み重ねていますが、これが20,000点に到達すれば、史上初の「20,000点&10,000アシスト」を残した選手となるそうです。

こちらも順調にいけば来シーズン中には達成されそうなので、ぜひ偉大な記録を残してその名を歴史に刻んでほしいなと思いますね。

 

もう一つ、興味深かったデータをご紹介。

ポールが10,000アシストをした相手は誰か?というデータです。

ポールのアシストで多くの得点を挙げたのは誰かということですね。

 

①ブレイク・グリフィン 1,157本

②デイビッド・ウェスト 1,120本

③JJ・レディック 634本

④ディアンドレ・ジョーダン 574本

⑤ペイジャ・ストヤコビッチ 429本

⑥ラスール・バトラー 320本

⑦タイソン・チャンドラー 299本

⑧ジャマール・クロフォード 260本

⑨マット・バーンズ 226

カロン・バトラー 217本

 

ポールが最も長く所属したチームは、NBA入りして最初の6年を過ごしたニューオーリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)と、その次の6年を過ごしたクリッパーズです。

 

なので、その両チームの選手がほとんどを占めてしまうのは仕方のないところですが、1位争いはその両チームのエースだったグリフィンとウェストでした。

 

そして、3位と4位がレディックとディアンドレクリッパーズ勢。

 

“ロブ・シティ”と呼ばれたクリッパーズ時代には、グリフィンとディアンドレに数多くのアリウープパスを出していました。

 

ちなみに余談ですが、ヒザを痛めて以降すっかりダンクをしなくなってしまったグリフィンは、今シーズンまで一度もダンクをしていませんでした。

 

今日、ネッツでのデビュー戦で、今シーズン初となるダンクを決めましたが、なんとこれが2019年12月12日以来、実に1年3ヶ月ぶりのダンクだったそうです。

 

ロブ・シティ時代が懐かしくなりますねぇ・・・・

 

5月には36才を迎えるポールですが、ぜひ頑張って前人未到の「20,000点&10,000アシスト」を達成してほしいなと思いますね。

 

www.youtube.com

Turner to ・・・ ?

f:id:KG21:20210321201332j:plain


ペイサーズのマイルス・ターナーにも、トレードの噂が出ているようです。

 

今シーズンのターナーは平均3.4ブロックをマークし、ぶっちぎりでリーグのブロック王を独走しています。(2位のルーディ・ゴベアは平均2.8本)

また先日、55試合連続ブロックをマークし、ペイサーズフランチャイズ記録を更新しました。(これまでの記録はジャーメイン・オニールの54試合連続)

 

そんな活躍を見せているターナーに、それでもトレードの噂が絶えないのは、同じチームにドマンタス・サボニスがいるためです。

サボニスは2年連続でオールスターに選出され、今やすっかりチームの顔と言うべき存在に成長しています。

 

ただ、同じ6−11(211cm)のビッグマンである2人は、同時にコートに立った時のバランスがあまりよくありません。

以前はサボニスが6thマンとしてベンチから出ていましたが、もはや押しも押されもせぬスター選手になってしまったので、先発として2人を並べて出すしかなくなりました。

 

そのため、サボニスが先発に昇格してからのここ2シーズンはずっと、ターナーにはトレードの噂がつきまとっていました。

今シーズン開幕前にも、こんな話が出ていました。

 

kg21.hatenablog.com

 

ヘイワードがセルティックスを出るという話になった時、ターナー+オラディポでヘイワードを獲得するオファーをしましたが、これをセルティックスが断りました。

現在のセルティックスの不調を考えると、このトレードをやっておけばよかったのに・・・・と思ってしまいますが、要はここで言いたかったのは、ターナーはずっとトレード候補であったということです。

 

そして、ここに来てまたその話が再燃してきたんですね。

サボニスがなくてはならない存在になり、そのサボニスとコート上でのバランスが悪いとなったら、出るのはターナーの方になってしまいますからね。。

 

ただ、ぶっちぎりのブロック王であり、先発級のセンターは希少価値が高いので、引く手は数多です。

ニックス、レイカーズクリッパーズ、ホーネッツ、ペリカンズあたりが興味を持っているチームとして名前が挙がっていたので、それぞれのトレードパターンを考えてみたいと思います。

 

 

★ニックスの場合

 

<ニックス>        ⇔ <ペイサーズ

 C マイルス・ターナー     SG アレック・バークス

                C ナーレンズ・ノエル

                SF ケビン・ノックス

                

ニックスは、若手Cのミッチェル・ロビンソンがいるので、あまりターナーを獲得する必要性を感じないのですが、トレードをするとしたらこんな感じかなと思います。

ペイサーズとしては、オビ・トッピンが欲しいと思いますが、さすがにニックスが出してくれないと思うので、ケビン・ノックスにしています。

あとは、ターナーに代わるショットブロッカーのノエルと、得点力のあるウィングの控えからバークスかレジー・ブロックのどちらかあたりかなと思います。

デリック・ローズも可能性ありますが、ペイサーズはPGの人材は豊富なので、フロントコートの層を厚くする方が優先かなと思います。

 

<ニックス>

 PG:エルフリッド・ペイトン/デリック・ローズ/フランク・ニリキナ/ジャレッド・ハーパー

 SG:レジー・ブロック/イマニュエル・クイックリーオースティン・リバース

 SF:RJ・バレット/イグナス・ブラズデイキス/セオ・ピンソン

 PF:ジュリアス・ランドル/オビ・トッピンタージ・ギブソン

   C:マイルス・ターナー/ミッチェル・ロビンソン

 

ニックスがどういう方向に進みたいかによってきますが、個人的にはせっかく若手のロビンソンを先発起用しているので、そのまま経験を積ませた方がいいと思います。

ターナーが加わると、成績は上向くかもしれませんが、ロビンソンの出場機会は減ることになりますので、チームの将来に向けてそれでいいのかという考え方になります。

 

ペイサーズ

 PG:マルコム・ブログドン/アーロン・ホリデイ/TJ・マッコーネル/ジェイレン・レキュー

 SG:キャリス・ルバート/ジェレミー・ラム/エドモンド・サムナー/カシアス・スタンリー

 SF:ジャスティン・ホリデイ/アレック・バークスキーラン・マーティンライアン・ボウエン/(TJ・ウォーレン)

 PF:ドマンタス・サボニス/ダグ・マクダーモット/ケビン・ノックス/ジャカール・サンプソン

   C:ナーレンズ・ノエル/ゴガ・ビターゼ

 

ペイサーズは新加入のルバートが先発SGに収まりましたので、あとはインサイドをどうしていくかが課題です。

当面はノエルを先発Cにしてビターゼの成長を待つか、サボニスを先発Cにしてケビン・ノックスをPFで育てるか(ここにトッピンが来ればベストですが・・)。

いずれにしても、このままで十分というわけではなく、インサイドにもう一人先発級の選手を加える必要はありますが、18/18/18milと大きな契約が3年残っていたターナーを動かすことで、別な補強に動く余地が生まれてきます。

サボニスのプレースタイルを邪魔せず、補完できるようなタイプのPF/Cの選手を見つけてくるのがいいでしょう。

 

 

レイカーズの場合

 

レイカーズ>       ⇔ <ペイサーズ

 C マイルス・ターナー     PG デニス・シュルーダー

 PG アーロン・ホリデイ      PF カイル・クーズマ

 

こちらもレイカーズの考え方がどうかという話になってくるのですが・・・・

まずレイカーズが主力を放出してまで、ターナーを欲しいと思っているのかどうか。

ターナーは年18milなので、それなりに大きな契約金額が交換相手として必要になります。

そこで年16milのシュルーダーは契約金額的には釣り合うのですが、わざわざ今シーズン補強したばかりの選手を放出してまで新たな選手を入れるのかは疑問です。

まずは新戦力のシュルーダーとマルク・ガソールで1シーズン、少なくともプレーオフまで戦ってみて判断した方がいいのではないか?と思ってしまいます。

36才のマルクが思ったより動けなかった、だからセンターを補強したい、ということであればわからなくはないですが、であれば18milの選手ではなく、主力を出さなくても済む安価な選手を狙った方がいいと思います。

 

それは置いといて、それでもターナーを取ろうとするのであれば、シュルーダーを出さなければいけなくなるかなと思います。

レイカーズは、シーズン開幕前にシュルーダーへ提示した延長契約を断られています。

つまり、もっと金額を積まないと、来シーズン以降はキープできないということです。

そのためには次のオフまでにコールドウェル=ポープあたりを放出して、サラリーキャップの枠を捻出して・・・・といった手を打たなければいけなくなるわけですが、もしそこまでしてキープしなくてもいいという判断をするとしたら、今シーズン中に何らかの対価と交換してしまうというのは一つの手になります。

そこでシュルーダーの代わりとして、安価で戦力になりそうな若手PGのアーロン・ホリデイを獲得候補に入れてみました。

 

ペイサーズ側から考えると、正直シュルーダーは不要だと思います。

正PGとしてブログドンがいますので、先発PGを獲る必要性はありません。

これは完全に、先発PFの人材としてクーズマを獲得する目的のトレードになります。

実質的には、「ターナー⇔クーズマ」の1対1のトレードという印象ですね。

ただ、18milのターナーと、まだ新人契約途中の3.6milであるクーズマではサラリーが釣り合いません。

なので、シュルーダーの契約を入れる必要が出てくるんですね。

クーズマは加えることができれば、PFクーズマ、Cサボニスというインサイドコンビを作ることができ、チームのコアとして理想的です。

開幕前にレイカーズとの間で結んだ延長契約も、13/13/13milの3年契約とリーズナブルで、他にもリーズナブルな契約が多いペイサーズにとってピッタリです。

ペイサーズ的には、シュルーダーをFAで手放すことになっても、クーズマさえ残せれば御の字という考え方になると思います。

 

レイカーズ

 PG:ルブロン・ジェイムズ/アーロン・ホリデイ

 SG:ケンタビウス・コールドウェル=ポープ/アレックス・カルーソ

 SF:テイレン・ホートン=タッカー/ウェスリー・マシューズアルフォンゾ・マッキニー/ジャレッド・ダドリー

 PF:アンソニーデイビスモントレズ・ハレル/マーキーフ・モーリス/コスタス・アデトクンボデボンテ・ケイコック

   C:マイルス・ターナーマルク・ガソールデイミアン・ジョーンズ 

 

シュルーダーが抜けることで、昨シーズンのようにルブロンをPGに据え、ホリデイがそのバックアップに。

控えPGを務めていたカルーソを本職のSGに戻し、マシューズを控えSFにそれぞれスライドさせます。

そして、プレシーズンでブレイクしたテイレン・ホートン=タッカーを先発SFとして起用します。

ターナーとホートン=タッカーが先発ラインナップに加わることで、かなり機動力がアップし、ディフェンス面が向上するでしょう。

埋もれていたホートン=タッカーに、必要な出場時間も確保できるようになります。

クーズマの穴はハレルとモーリスで埋め、マルクもベンチスタートにすることで、無理なく体力を温存できるようになると思います。

 

ペイサーズ

 PG:マルコム・ブログドン/TJ・マッコーネル/ジェイレン・レキュー

 SG:デニス・シュルーダー/ジェレミー・ラム/エドモンド・サムナー/カシアス・スタンリー

 SF:キャリス・ルバートジャスティン・ホリデイ/キーラン・マーティンライアン・ボウエン/(TJ・ウォーレン)

 PF:カイル・クーズマ/ダグ・マクダーモット/ジャカール・サンプソン

   C:ドマンタス・サボニス/ゴガ・ビターゼ

 

何でもできる万能型ビッグマンのサボニスと、3Pもリバウンドも狙えて、先発に固定されれば18点・8リバウンドぐらいは期待できるクーズマは、お互いにフィットしてインサイドのいいコンビになりそうです。

アウトサイドは、TJ・ウォーレンが戻ってくるまでの間はルバートがSFに入り、シュルーダーとブログドンがガードコンビを組み、ウォーレンが戻ってきたら、シュルーダーを6thマンとして起用する形がいいのではないかと思います。

不良債権がなく、リーズナブルな金額できちんと働く堅実なロースターを組むペイサーズにとって、クーズマは格好のタレントだと思います。

 

 

クリッパーズの場合

  

クリッパーズ>      ⇔ <ペイサーズ

 C マイルス・ターナー     PG パトリック・ビバリー

 PG TJ・マッコーネル      C イビチャ・ズーバッツ

                PF ミフォンドゥ・カベンゲリ

 

リーズナブルなビッグマンとして、先程はクーズマでしたが、今度はズーバッツがそれに当たります。

ターナーの年18milに対して、ズーバッツは年7mil。

ターナーの方が2.5倍も多い金額になります。

しかも、契約期間はいずれもあと3年残っていますので、先発Cを1/2.5の金額で、向こう3年分コストカットできることになります。

プレースタイルこそ違いますが、先発級のCとして遜色はないので、かなりお得です。

その浮いた11mil分は、また別の補強に回すことができます。

  

クリッパーズ

 PG:レジー・ジャクソンTJ・マッコーネル

 SG:ポール・ジョージ/ルイス・ウィリアムス/テランス・マン/ジェイ・スクラブ

 SF:カワイ・レナード/ルーク・ケナードアミーア・コフィー

 PF:マーカス・モーリス/ニコラ・バトゥーム/パトリック・パターソン

   C:マイルス・ターナーセルジュ・イバカダニエル・オトゥル

 

ターナーが加わることで、イバカ1人だったセンター線は強化されることになります。

マッコーネルは、ベンチ出場ながら平均1.9本のスティールをマークし、現在リーグのスティール王になっています。

まだ先発PGの補強は必要ですが、PGポジションの強化にはつながると思います。

 

ペイサーズ

 PG:マルコム・ブログドンパトリック・ビバリー/アーロン・ホリデイ/ジェイレン・レキュー

 SG:キャリス・ルバート/ジェレミー・ラム/エドモンド・サムナー/カシアス・スタンリー

 SF:ジャスティン・ホリデイ/キーラン・マーティンライアン・ボウエン/(TJ・ウォーレン)

 PF:ドマンタス・サボニス/ダグ・マクダーモット/ジャカール・サンプソン

   C:イビチャ・ズーバッツ/ゴガ・ビターゼ/ミフォンドゥ・カベンゲリ

 

ズーバッツはまだ24才と若い7フッターで、昨シーズンは先発として出場しました。

同じく24才のサボニスと組むコンビは、長きに渡ってチームを支える屋台骨となるでしょう。

7/7.5/7.5milの安価な3年契約は、先発Cとしてはかなり安価ですし、技巧派なのでサボニスとのコンビネーションもうまくこなすと思います。

 

 

★ホーネッツの場合

 

<ホーネッツ>        ⇔ <ペイサーズ

 C マイルス・ターナー      C コーディ・ゼラー

 PG ジェイレン・レキュー     SF マイルズ・ブリッジズ

                 C バーノン・キャリーJr.

 

これはターナーの対価として、若手のマイルズ・ブリッジズを獲得するトレードです。

一応、先発Cとしてコーディ・ゼラーを取りますが、オフにFAになるので再契約は微妙でしょう。

将来化ける可能性も考え、ホーネッツがドラフトした2人のセンターのうちのどちらかを、オマケで獲得しておきます。(バーノン・キャリーJr.かニック・リチャーズ

 

<ホーネッツ>

 PG:ラメロ・ボール/デボンテ・グラハム/ジェイレン・レキューグラント・リラー

 SG:テリー・ロジアー/マリーク・モンク/ネイト・ダーリング

 SF:ゴードン・ヘイワード/コーディ・マーティン/ケイレブ・マーティン

 PF:PJ・ワシントン/ジェイレン・マクダニエルズ

   C:マイルス・ターナー/ビスマック・ビヨンボ/ニック・リチャーズ

 

ホーネッツはずっと探していた先発Cを、若いターナーで埋めることができます。

マイルズ・ブリッジズを手放すのはもったいないですが、同じポジションのヘイワードと長期契約してしまったので、どのみちキープするのは難しいと思います。

であれば、不足しているポジションの人材と交換した方がチームのためだと思います。

 

ペイサーズ

 PG:マルコム・ブログドン/アーロン・ホリデイ/TJ・マッコーネル

 SG:キャリス・ルバート/ジェレミー・ラム/エドモンド・サムナー/カシアス・スタンリー

 SF:マイルズ・ブリッジズジャスティン・ホリデイ/キーラン・マーティンライアン・ボウエン/(TJ・ウォーレン)

 PF:ドマンタス・サボニス/ダグ・マクダーモット/ジャカール・サンプソン

   C:コーディ・ゼラー/ゴガ・ビターゼ/バーノン・キャリーJr.

 

インディアナ大のスター選手だったゼラーは、故郷に戻って一花咲かせてくれるといいのですが、あまりポテンシャルは期待できません。

今シーズン終了後にFAとなってそのまま手放し、サボニスをC、ウォーレンをPFにして、ブリッジズをSFで先発させるのがいいのではないかと思います。

ルバートとブリッジスは、ペイサーズに新しい風をもたらすのではないかと思います。

 

 

ペリカンズの場合

 

ペリカンズはどうしてターナーに興味を持っているのか、ちょっとよくわかりません。

なぜなら、先発Cとしてスティーブン・アダムズと延長契約までしているからです。

今さらもう一人センターを連れてくる理由がわかりませんが、とりあえずそういう話が出ているので、成立するトレードを考えてみたいと思います。

 

ペリカンズ>

 C マイルス・ターナー(←ペイサーズ

 PG ジェイレン・レキュー(←ペイサーズ

 

ペイサーズ> 

 PF サディアス・ヤング(←ブルズ)

 C ジャクソン・ヘイズ(←ペリカンズ)

 PF ウィリー・エルナンゴメス(←ペリカンズ)

 

<ブルズ>

 PG ロンゾ・ボール(←ペリカンズ)

 

ペリカンズのトレード要員としては、ロンゾ・ボールとジャクソン・ヘイズを中心としたパッケージを考えてみました。

ただ、ペイサーズはPGが豊富なため、ロンゾは必要ありません。

そこで、ロンゾに興味を持っていると言われているブルズを絡ませた、3チームのトレードにしてみました。

ロンゾはブルズへとトレードし、ブルズからは元ペイサーズのサディアス・ヤングを古巣へと戻す形です。

フロントコートの人材が不足気味なペイサーズには、その方が理にかなっていると思います。

 

ペリカンズ>

 PG:エリック・ブレッドソーカイラ・ルイスJr.ジェイレン・レキュー

 SG:ジョシュ・ハート/JJ・レディック/シンダリアス・ソーンウェル

 SF:ブランドン・イングラム/ニキール・アレクザンダー=ウォーカー/ナジ・マーシャル

 PF:ザイオン・ウィリアムソン/ニコロ・メリ/ウェ二エン・ゲイブリエル

   C:マイルス・ターナーティーブン・アダムスウィル・マグネイ

 

ちょっとペリカンズがどちらを先発にしようとしているのかわかりませんが、とりあえずターナーを先発に、アダムスをバックアップにしておきます。

 

元々アダムスは、トレード当初からザイオンとの相性が疑問視されていました。

インサイドのパワープレイが持ち味のザイオンと共存するには、アウトサイドに開けるストレッチ5タイプのセンターの方が向いています。

どころが、アダムスはゴリゴリのゴール下タイプです。

お互いに主戦場がバッティングしてしまうんじゃないか、という懸念は当初からありました。

 

しかし、アダムスを加えるトレードをしただけでなく、まだザイオンとプレーする前から、いきなり翌シーズン以降の延長契約を結んでしまったんですね。

これは驚きでした。

とりあえずそのシーズンが終わるまで、しばらくザイオンと一緒にプレーさせてみて、相性を確かめてからオフに再契約するかどうか決めてもよかったわけです。

なのに、いきなり何も確かめずに延長契約を決めてしまったんですね。

 

ターナーは3Pも打てるため、アウトサイドに開いてゴール下のスペースを開けておくことができます。

ターナーを獲得するなら、ザイオンと一緒にプレーする時間帯を増やした方がいいので、先発起用するのはターナーの方がいいのではないかと思います。

 

ペイサーズ

 PG:マルコム・ブログドン/アーロン・ホリデイ/TJ・マッコーネル

 SG:キャリス・ルバート/ジェレミー・ラム/エドモンド・サムナー/カシアス・スタンリー

 SF:ジャスティン・ホリデイ/ダグ・マクダーモット/キーラン・マーティンライアン・ボウエン/(TJ・ウォーレン)

 PF:サディアス・ヤングウィリー・エルナンゴメス/ジャカール・サンプソン

   C:ドマンタス・サボニス/ジャクソン・ヘイズ/ゴガ・ビターゼ

 

2シーズン前までペイサーズの先発PFだったヤングは、今シーズン絶好調。

ベンチスタートながら、少ない時間で効率良い働きを見せ、FG成功率は60%を超えています。

サボニスがCにスライドして、ヤングが元の先発PFの座に戻れば収まりはいいです。

そして、若手ビッグマンのヘイズとエルナンゴメスも、インサイドの人材が少なかったペイサーズにとって貴重な戦力となります。

 

<ブルズ>

 PG:ロンゾ・ボール/トマス・サトランスキー/ライアン・アーチディアコノ/デボン・ダットソン

 SG:ザック・ラビーン/コービー・ホワイト/デンゼル・バレンタイン/アダム・モコカ

 SF:パトリック・ウィリアムスギャレット・テンプル/チャンドラー・ハッチソン

 PF:ラウリ・マルッカネン/オットー・ポーターJr./ルーク・コーネット

   C:ウェンデル・カーターJr./ダニエル・ギャフォード/クリスティアーノ・フェリシオ

 

ブルズは、ホワイトとラビーンで先発バックコートを組んでいましたが、どちらもスコアラータイプであったためバランスがいまひとつで、現在はボールをさばくタイプのサトランスキーを先発PGにしています。

ブルズとしては、ホワイトは6thマン的にベンチからのスコアラーとして使い、先発PGには司令塔タイプを置こうとしています。

ロンゾは、そんなブルズが興味を持っているパサータイプのPG。

ヤングは今シーズン好調ですが、ブルズはリビルディング中なので、32才のベテランで23才の若手が取れるなら、将来への投資としてやっておくべきでしょう。

Tucker to MIL

f:id:KG21:20210319125929j:plain

 

トレードを前提に、ロケッツではもうプレーしないと発表されていたPJ・タッカーの移籍先が、バックスに決まりました。

 

バックスは以前からタッカーの獲得を狙っていたチームだったので、あまり驚きはありませんが、ロケッツ仲間のダントーニやハーデンがいるネッツに取られる前にGETできたのは大きいと思います。

 

<バックス>

 PF PJ・タッカー(←ロケッツ)

 PF ロディオンス・クルークス(←ロケッツ)

 2022年1巡目指名権(←ロケッツ)

 

<ロケッツ>

 PG DJ・オーガスティン(←バックス)

 PF DJ・ウィルソン(←バックス)

 2023年1巡目指名権(←バックス)

 2021年1巡目指名権交換権

 

<サンズ>

 SF トーリー・クレイグ(←バックス)

 

タッカーのトレードに絡んで、あまりバックスで使われていなかったトーリー・クレイグをサンズがGETしました。

元々ナゲッツではローテーションに入っていたディフェンダーなので、上位に食い込もうとしているサンズにとってはいい補強になりました。

 

<バックス>

 PG:ジュルー・ホリデイブリン・フォーブスサム・メリル

 SG:ドンテ・ディビンチェンゾ/パット・コノートンアクセル・トゥーパン

 SF:クリス・ミドルトン/ロディオンス・クルークス/サナシス・アデトクンボ

 PF:ヤニス・アデトクンボ/PJ・タッカージョーダン・ヌウォラ

   C:ブルック・ロペス/ボビー・ポーティスママディ・ディアキテ

 

どのポジションも守れるスペシャリストのタッカーが加わることで、ディフェンス面で大きな戦力となりそうです。

またクルークスも最近は出場機会を失っていますが、数年前はネッツで先発SFを務めていた力があります。

上背とシュート力でセカンドチームを盛り上げる働きが期待されます。

 

<ロケッツ>

 PG:ジョン・ウォールケビン・ポーターJr.DJ・オーガスティンダンテ・エクサム

 SG:ビクター・オラディポエリック・ゴードン/ベン・マクレモア/メイソン・ジョーンズ

 SF:ダヌエル・ハウスJr./スターリング・ブラウン/デイビッド・ヌワバ

 PF:ジェイショーン・テイトDJ・ウィルソンケニヨン・マーティンJr.アンソニー・ラム

   C:クリスチャン・ウッドジャスティン・パットン

 

ジョン・ウォールがヒザの内視鏡手術をするかもしれないという話なので、PGの補強は必要でした。

オーガスティンは先発でも控えでもプレーすることができます。

ウィルソンはまだ25才と若いので、PFとCのバックアップとして重宝されそうです。

 

<サンズ>

 PG:クリス・ポール/キャメロン・ペイン/ジェボン・カーター

 SG:デビン・ブッカー/ラングストン・ギャロウェイイートワン・ムーアタイション・アレクザンダー

 SF:ミケル・ブリッジズ/キャメロン・ジョンソン/トーリー・クレイグ

 PF:ジェイ・クラウダー/ダリオ・シャリッチ/アブデル・ナダー

   C:ディアンドレ・エイトン/フランク・カミンスキージェイレン・スミス

 

ディフェンス力を強化したいサンズは、ディフェンダーとして定評のあるクレイグを獲得しました。

これで、クラウダーとクレイグという、プレーオフでも活躍したディフェンダー2人がフォワードポジションに並ぶことになります。

上位進出を狙う今シーズンのサンズにとって、絶好の補強となりました。

 

 

また、もう一つこんなトレードも成立しています。

 

<ヒート>        ⇔ <サンダー>

 SF トレバー・アリーザ    PF マイヤーズ・レナード

                2027年2巡目指名権

 

アリーザはリビルディング中のサンダーでプレーする意思がなく、今シーズンはまだ一度もコートに立っていません。

ブランクが問題なければ、ヒートにとって必要な3&Dプレイヤーとして、プレーオフに向けた戦力となりそうです。

レナードは今シーズン絶望でリハビリ中でしたが、プライベートでの差別的な発言が問題となり、懲罰的に放出される格好となりました。

サンダーもロースターに加える意思はないので、そのままリリースされそうです。

 

<ヒート>

 PG:ケンドリック・ナン/ゴラン・ドラギッチ/ゲイブ・ビンセント

 SG:ダンカン・ロビンソン/タイラー・ヒーロー/エイブリー・ブラッドリーマックス・ストラス

 SF:ジミー・バトラー/アンドレ・イグオダーラ/モーリス・ハークレス

 PF:ケリー・オリニク/トレバー・アリーザ/KZ・オクパラ

   C:バム・アデバヨ/プレシャス・アチュワ/クリス・シウバ/ユドニス・ハスリム

  

イグオダーラとアリーザのフォワードコンビは、百戦錬磨のベテランとしてプレーオフで頼りになりそうです。

ヒートは、スパーズのルーディ・ゲイやPJ・タッカーあたりも狙っていたそうですが、要求レベルが高くて諦めたようです。

ほぼコストをかけることなくGETできたアリーザに期待、といったところでしょう。

Gordon to ・・・ ?

f:id:KG21:20210317141808j:plain

  

トレードデッドラインの3/25まであと10日を切り、いよいよトレードの噂が加熱してきました。

 

マジックのアーロン・ゴードンについては、これまでも何度も取り上げてきましたが、興味を持っている具体的なチーム名が出てきました。

 

ロケッツ、マブスナゲッツ、ウォリアーズ、ウルブス、ブレイザーズ

 

もちろん他にも狙っているチームは多々あると思いますが、とりあえずこれらのチームの名前が具体的に挙がったということで、それぞれ実現するとしたらのパターンを考えていきたいと思います。

 

 

①ロケッツの場合

 

<ロケッツ>

 PF アーロン・ゴードン(←マジック)

 

<マジック>

 PG スペンサー・ディンウィディ(←ネッツ)

 PG ダンテ・エクサム(←ロケッツ)

 

<ネッツ>

 PF PJ・タッカー(←ロケッツ)

 SF ダヌエル・ハウスJr.(←ロケッツ)

 

ロケッツが若いタレント、マジックが先発PG、ネッツが優勝に必要なロールプレイヤーと、3チームがそれぞれ必要な戦力を補強できるトレードです。

個人的には、この3チームにとって是非やるべきトレードだと思っています。

 

<ロケッツ>

 PG:ジョン・ウォールケビン・ポーターJr.

 SG:ビクター・オラディポエリック・ゴードン/ベン・マクレモア/メイソン・ジョーンズ

 SF:ジェイショーン・テイトスターリング・ブラウン/デイビッド・ヌワバ

 PF:アーロン・ゴードンケニヨン・マーティンJr.ロディオンス・クルークスアンソニー・ラム

   C:クリスチャン・ウッドジャスティン・パットン

 

アーロン・ゴードンとクリスチャン・ウッドのインサイドコンビは、チームのコアとして申し分ないですね。

この2人をベースにチームを組み立てていくのは、リビルディングのスタートとしては非常にいい動きだと思います。

 

<マジック>

 PG:コール・アンソニー/マイケル・カーター=ウィリアムス/ダンテ・エクサムチェイソン・ランドル(スペンサー・ディンウィディ)

 SG:エバン・フォーニエ/テレンス・ロス/カリム・メイン/(マーケル・フルツ)

 SF:ジェイムズ・エニス/ドゥエイン・ベイコン/ゲイリー・クラーク

 PF:アル・ファルーク・アミヌ/チュマ・オキキ/(ジョナサン・アイザック

   C:ニコラ・ブチェビッチ/ケン・バーチ/モー・バンバ

 

マジックは、いずれにしても来シーズン以降が勝負です。

ジョナサン・アイザックとマーケル・フルツが戻ってきてからのチーム編成を考えて、ディンウィディを取っておくというのはいい動きでしょう。

ディンウィディはSGのサイズとPGの技術があるので、PGのサイズでSG的な動きをするフルツの弱点を補完してくれるいいコンビになりそうです。

 

<ネッツ>

 PG:カイリー・アービングランドリー・シャメットクリス・キオーザ

 SG:ジェイムズ・ハーデンブルース・ブラウンタイラー・ジョンソン

 SF:ジョー・ハリス/ダヌエル・ハウスJr./ティモシー・ルワル・キャバロ

 PF:ケビン・デュラント/ジェフ・グリーンPJ・タッカージー・ペリー

   C:ディアンドレ・ジョーダン/ブレイク・グリフィン/ニコラス・クラクストン

 

PJ・タッカーとダヌエル・ハウスは、ロケッツ時代に共に闘ったハーデンとダントーニに再び合流します。

オフェンス重視のメンバー構成になっているネッツに必要な、ディフェンスのストッパーとして機能しそうです。

特にタッカーは、優勝を目指す最後のワンピースとして重要な役割を果たしそうです。

ディンウィディを手放すのは惜しいですが、今シーズンは優勝に近づくチャンスなので、今シーズン出られない選手は放出してでも、勝つための戦力を集めなければいけないと思います。

 

 

マブスの場合

 

マブス>        ⇔ <マジック>

 PF アーロン・ゴードン    SF ティム・ハーダウェイJr.

 

単純に、ティム・ハーダウェイJr.との1対1で成立します。

アウトサイドからの得点力がほしいマジックには、ちょうど必要な戦力になります。

 

マブス

 PG:ルカ・ドンチッチ/ジェイレン・ブランソン/トレイ・バーク/タイレル・テリー

 SG:ジョシュ・リチャードソンジョシュ・グリーンネイト・ヒントンタイラー・ベイ

 SF:ドリアン・フィニー・スミス/ジェイムズ・ジョンソンウェスリー・イワンドゥ

 PF:アーロン・ゴードン/マキシ・クリーバー/ドワイト・パウエル

   C:クリスタップス・ポルツィンギス/ウィリー・コーリー・スタイン/ボバン・マリヤノビッチ

 

ゴードンが先発PFに入ることで、ポルツィンギスの負担を軽減することができるでしょう。

ちょっとインサイドの人員が混みあっている感はありますが、まずは中心選手の獲得からという考え方から行くのはいいと思います。

 

<マジック>

 PG:コール・アンソニー/マイケル・カーター=ウィリアムス/チェイソン・ランドル/(マーケル・フルツ)

 SG:エバン・フォーニエ/テレンス・ロス/カリム・メイン

 SF:ティム・ハーダウェイJr./ジェイムズ・エニス/ドゥエイン・ベイコン/ゲイリー・クラーク

 PF:アル・ファルーク・アミヌ/チュマ・オキキ/(ジョナサン・アイザック

   C:ニコラ・ブチェビッチ/ケン・バーチ/モー・バンバ

 

穴が開いている先発SFの枠に、20点級スコアラーであるハーダウェイを入れるのはフィットすると思います。

今シーズンが契約最終年なので、来シーズン以降の再契約を結べるかどうかがポイントになりそうです。

 

 

ナゲッツの場合

 

ナゲッツ>       ⇔ <マジック>

 PF アーロン・ゴードン    SF ウィル・バートン

                PG PJ・ドージアー

 

ちょっとPFポジションが混み合っているので、わざわざゴードンを獲得する必要があるのか疑問ですが、ポーターと共存できればそれもアリかもしれません。

マジックは、SFとPGが手薄になっているので、そこをちょうどよく埋めることができるいい取り引きになります。

 

ナゲッツ

 PG:ジャマール・マレー/モンテ・モーリス/ファクンド・カンパッソマーカス・ハワード

 SG:ゲイリー・ハリス/RJ・ハンプトン

 SF:マイケル・ポーターJr. /ブラトコ・チャンチャー/グレッグ・ウィッティントン

 PF:アーロン・ゴードン/ポール・ミルサップ/ジーク・ナジ/ボル・ボル

   C:ニコラ・ヨキッチ/ジャマイカル・グリーンアイザイア・ハーテンスタイン

 

ポーターをSFに、ゴードンをPFに置くことで問題なければ成り立ちます。

ミルサップは今シーズンだけの単年契約なので、その後釜としてゴードンが入る形になるでしょう。

SFの人材がやや手薄になるので、補強が必要かと思います。

 

<マジック>

 PG:コール・アンソニーPJ・ドージアーマイケル・カーター=ウィリアムス/チェイソン・ランドル

 SG:エバン・フォーニエ/テレンス・ロス/カリム・メイン/(マーケル・フルツ)

 SF:ウィル・バートン/ジェイムズ・エニス/ドゥエイン・ベイコン/ゲイリー・クラーク

 PF:アル・ファルーク・アミヌ/チュマ・オキキ/(ジョナサン・アイザック

   C:ニコラ・ブチェビッチ/ケン・バーチ/モー・バンバ

 

マジックは、ずっと空席だったSFの座にバートンが収まります。

アウトサイドからのシュート力もあり、先発SFとしてちょうどいいでしょう。

ドージアーは上背のあるPGなので、フルツとバックコートコンビを組むのにちょうどいい戦力になると思います。

 

 

④ウォリアーズの場合

 

<ウォリアーズ>      ⇔ <マジック>

 PF アーロン・ゴードン     SF ケリー・ウーブレイJr.

 C ケン・バーチ          PF ケボン・ルーニー

                  SG ジョーダン・プール

 

ウォリアーズは、いまいちフィットしていない感のあるウーブレイを交換相手に。

また、余り気味のSGの人員整理も併せて行ってしまうトレードになります。

 

<ウォリアーズ>

 PG:ステフェン・カリー/ブラッド・ワナメイカニコ・マニオン

 SG:アンドリュー・ウィギンス/デイミオン・リー/マイカル・モルダー/(クレイ・トンプソン)

 SF:アーロン・ゴードンケント・ベイズモアフアン・トスカーノ=アンダーソン

 PF:ドレイモンド・グリーン/エリック・パスカル/アレン・スマイラジッチ

   C:ジェイムズ・ワイズマンケン・バーチ/(マーキース・クリス)

 

ゴードンがSFでいいのかという問題は残りますので、できればその後のトレードでドレイモンドを出して、SFウィギンス、PFゴードンというラインナップにしたいです。

人員が余剰気味だったSGはプールを出し、リーやモルダー、ベイズモアあたりのプレータイムを増やした方がいいと思います。

 

<マジック>

 PG:コール・アンソニー/マイケル・カーター=ウィリアムス/チェイソン・ランドル/(マーケル・フルツ)

 SG:エバン・フォーニエ/テレンス・ロス/ジョーダン・プールカリム・メイン

 SF:ジェイムズ・エニス/ドゥエイン・ベイコン/ゲイリー・クラーク

 PF:ケリー・ウーブレイJr./アル・ファルーク・アミヌ/チュマ・オキキ/(ジョナサン・アイザック

   C:ニコラ・ブチェビッチ/ケボン・ルーニー/モー・バンバ

 

今シーズンはウーブレイをPFに置き、来シーズンも残ればSFに戻すような想定です。

ウーブレイは契約が今シーズンで切れるので、再契約できるかどうかが問題になります。

フォーニエがオフにFAになるので、SGに若い人材を入れておくのは有効だと思います。

 

 

⑤ウルブスの場合

 

<ウルブス>        ⇔ <マジック>

 PF アーロン・ゴードン     SG マリーク・ビーズリー

                 PF フアン・エルナンゴメス

 

20点級スコアラーのビーズリーは、第2、第3の得点源として計算できます。

エルナンゴメスは昨シーズンは先発PFを務めていたので、今シーズンは先発として、アイザック復帰後はバックアップとして使うことができます。

 

<ウルブス>

 PG:ディアンジェロラッセル/リッキー・ルビオジョーダン・マクローリン

 SG:ジャレット・カルバー/ジョシュ・オコギー/ジェイレン・ノーウェル

 SF:アンソニー・エドワーズ/ジェイク・レイマン

 PF:アーロン・ゴードン/ジャレッド・バンダービルト/ジェイデン・マクダニエルズ

   C:カール・アンソニー=タウンズ/ナズ・リード/エドデイビス

 

タウンズ、ゴードン、新人エドワーズのフロントコートは、なかなか迫力があります。

SGはカルバーとオコギーがやや伸び悩んでいますが、最近ノーウェルが調子を上げているので、誰かしらで穴を埋めることができるのではないかと思います。

 

<マジック>

 PG:コール・アンソニー/マイケル・カーター=ウィリアムス/チェイソン・ランドル/(マーケル・フルツ)

 SG:マリーク・ビーズリー/テレンス・ロス/ドゥエイン・ベイコンカリム・メイン

 SF:エバン・フォーニエ/ジェイムズ・エニス/ゲイリー・クラーク

 PF:フアン・エルナンゴメス/アル・ファルーク・アミヌ/チュマ・オキキ/(ジョナサン・アイザック

   C:ニコラ・ブチェビッチ/ケン・バーチ/モー・バンバ

 

ビーズリー、エルナンゴメスともに先発で起用できるタレントだと思います。

ビーズリーはフォーニエがFAで抜けた後の正SGとして、第2の得点源になるでしょう。

エルナンゴメスは先発でも控えでもプレーできるので、いい戦力になります。 

 

 

ブレイザーズの場合

 

ブレイザーズ>      ⇔ <マジック>

 PF アーロン・ゴードン    PF ロバート・コビントン

 SF ゲイリー・クラーク    SF ロドニー・フッド

 

フロントコートの選手を交換し合うようなトレードになります。

ブレイザーズは、いまいち調子の上がらないコビントンとフッドを放出します。

 

ブレイザーズ

 PG:デイミアン・リラード/アンファニー・サイモンズ

 SG:CJ・マッカラム/ゲイリー・トレントJr./CJ・エルビーケルジン・ブレビンス

 SF:デリック・ジョーンズJr.ナシアー・リトル/ゲイリー・クラーク

 PF:アーロン・ゴードンカーメロ・アンソニーハリー・ジャイルズⅢ

   C:ユスフ・ヌルキッチ/イネス・カンター/(ザック・コリンズ)

 

ゴードンとデリック・ジョーンズは、ダンクコンテスト常連の身体能力の高いコンビになりますね。

得点力抜群のガードコンビと、身体能力抜群のフォワードコンビ・・・・なかなかおもしろいラインナップになりそうです。

 

<マジック>

 PG:コール・アンソニー/マイケル・カーター=ウィリアムス/チェイソン・ランドル/(マーケル・フルツ)

 SG:エバン・フォーニエ/ロドニー・フッドカリム・メイン

 SF:ジェイムズ・エニス/テレンス・ロス/ドゥエイン・ベイコン

 PF:ロバート・コビントン/アル・ファルーク・アミヌ/チュマ・オキキ/(ジョナサン・アイザック

   C:ニコラ・ブチェビッチ/ケン・バーチ/モー・バンバ

 

コビントンもSFとPFを両方こなせるので、今シーズンはPF、来シーズンはSFとチーム方針に合わせて変えることができます。

フッドは3Pシューターとして、アウトサイドの戦力になってくれるでしょう。

5 Triple-Doubles

f:id:KG21:20210316093423j:plain

 

現地3/13のゲームで、1日に5人がトリプルダブルを記録するという、NBA史上初の快挙がありました。

 

ジュリアス・ランドル(ニックス) 26点/12リバウンド/12アシスト

ヤニス・アデトクンボ(バックス) 33点/11リバウンド/11アシスト

ラッセル・ウェストブルック(ウィザーズ) 42点/10リバウンド/12アシスト

ジェイムズ・ハーデン(ネッツ) 24点/10リバウンド/10アシスト

ドマンタス・サボニス(ペイサーズ) 22点/13リバウンド/10アシスト

 

ちなみに、アデトクンボとウェストブルックは対戦相手同士だったのですが、対戦相手同士で30点以上のトリプルダブルを記録したのは、史上6例目のレアな出来事だったそうです。

 

それはそれでスゴイことだったんです、気になったのは選手のポジションです。

ウェストブルックとハーデンはガードだからわかりますが、ランドル、アデトクンボ、サボニスはいずれもPFの選手です。

しかも、アデトクンボとサボニスは6-11(211cm)と超大型のプレイヤー。

ヨキッチに代表されるように、最近ビッグマンのトリプルダブルが増えているように思います。

 

そこで、今シーズンのトリプルダブル数のランキングを見てみることにしました。

 

①11 ラッセル・ウェストブルック(ウィザーズ) PG

②9 ジェイムズ・ハーデン(ネッツ) SG

   ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ) C

④8 ルカ・ドンチッチ(マブス) PG

⑤6 ヤニス・アデトクンボ(バックス) PF

⑥5 ドマンタス・サボニス(ペイサーズ) PF

⑦3 ルブロン・ジェイムズ(レイカーズ) SF

   ベン・シモンズ(シクサーズ) PG

⑨2 カイル・ラウリー(ラプターズ) PG

   メイソン・プラムリー(ピストンズ) C

   ジュリアス・ランドル(ニックス) PF

   デジョンテ・マレー(スパーズ) PG

⑬1 ニコラ・ブチェビッチ(マジック) C

   ドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ) PF

   TJ・マッコーネル(ペイサーズ) PG

   スティーブン・アダムス(ペリカンズ) C

   クリント・カペラ(ホークス) C

   パスカル・シアカム(ラプターズ) PF

   バム・アデバヨ(ヒート) C

   ジャー・モラント(グリズリーズ) PG

   ラメロ・ボール(ホーネッツ) PG

 

ポジション別にカウントしてみると・・・・

 

PG:8人

SG:1人

SF:1人

PF:5人

C:6人

 

なんと、21人中11人がPF/Cのビッグマンなんですね。

そしてPGの8人の中には、SFが本職のドンチッチと、サイズはPFのベン・シモンズも含まれています。

ポジションレスの現代NBAを象徴するような数字ですね。

 

しかも、ビッグマンのトリプルダブルも、ブロックではなく、アシストによるトリプルダブルですからね。

ひと昔前には、ディケンベ・ムトンボやデイビッド・ロビンソンなど、ビッグマンによるトリプルダブルは、「得点・リバウンド・ブロック」によるものがほとんどでした。

それだったら、得点とリバウンドのダブルダブルはほぼ毎試合なので、ちょっとブロックが当たったゲームにトリプルダブルを記録、てなパターンがあったわけです。

 

でも現代のビッグマンによるトリプルダブルは、完全に「得点・リバウンド・アシスト」によるトリプルダブルなんですね。

そこが全く違う点です。

かつては技術はなくても高さがあれば記録できたビッグマンのトリプルダブルですが、現代は技術を備えたビッグマンが急増しているということなんです。

これは本当に現代NBAを象徴していると思います。

 

ちなみに、余談ですが、ペイサーズのTJ・マッコーネルは、スティールによるトリプルダブルを達成しています。

3/4のキャブス戦で、16点・13アシスト・10スティールという、なかなかトリッキーなトリプルダブルを決めています。

ティールというのは、そこまで量産できるスタッツではありませんので、スティールでのトリプルダブルはかなり珍しいと思います。

 

それから、ウェストブルックが3年連続でマークしたことによってそのスゴさが薄れてしまった感もありますが、シーズンを通しての平均トリプルダブルというのは、それまでオスカー・ロバートソンしか達成したことのない実現困難な記録でした。

それが、今シーズンのスタッツを見ると、平均トリプルダブルに近い成績を残している選手が結構います。

 

ラッセル・ウェストブルック(ウィザーズ) 21.1点/9.4リバウンド/9.8アシスト

ジェイムズ・ハーデン(ネッツ) 25.2点/7.9リバウンド/11.0アシスト

ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ) 27.1点/11.1リバウンド/8.6アシスト

ルカ・ドンチッチ(マブス) 28.2点/8.4リバウンド/9.1アシスト

ルブロン・ジェイムズ(レイカーズ) 25.6点/7.9リバウンド/7.8アシスト

ベン・シモンズ(シクサーズ) 16.0点/7.8リバウンド/7.7アシスト

 

ちょっと前まで、近づくことさえ難しいと言われていたシーズン・トリプルダブルですが、それに近い成績を残している選手がこれだけいるんですね。

これは本当にスゴイことですし、選手のオールラウンド化、ポジションレス化がますます進んでいる証拠だと思います。

 

昨シーズンは6-9(206cm)のSFであるルブロンがアシスト王に輝き、今シーズンは6-11(211cm)のヨキッチがMVP候補に挙げられています。

ネッツを優勝候補に押し上げているハーデンはSGのポジションから今シーズンのアシスト王を走っていますし、ドンチッチはSFの体格で2年連続28-9-9クラスのスタッツを残しています。

 

サイズやポジションの概念はあまり重要ではなく、選手が持つ万能性がゲームを支配する時代になったのかもしれませんね。

All-Time Scoring Leaders

f:id:KG21:20210314222526j:plain

 

今日のゲームで、NBA通算得点記録に関して2つのトピックがありました。

 

一つは、カーメロ・アンソニーがアキーム・オラジュワンを抜いて、歴代11位に上がったという話。

 

そしてもう一つは、ジェイムズ・ハーデンがラリー・バードを抜いて、歴代34位に上がったという話です。

 

普段あんまり気にしていないキャリア通算得点記録ですが、現状どういうランキングになっているのか? 現役では誰が上位に来ているのか? この機会にチェックしてみようかなと思います。

 

NBA通算得点> ※太字は現役

①38,387 カリーム・アブドゥル=ジャバー

②36,928 カール・マローン

③35,189 ルブロン・ジェイムズ

④33,643 コービー・ブライアント

⑤32,292 マイケル・ジョーダン

⑥31,560 ダーク・ノビツキー

⑦31,419 ウィルト・チェンバレン

⑧28,596 シャキール・オニール

⑨27,409 モーゼス・マローン

⑩27,313 エルビン・ヘイズ

⑪26,955 カーメロ・アンソニー

⑫26,946 アキーム・オラジュワン

⑬26,710 オスカー・ロバートソン

⑭26,668 ドミニク・ウィルキンス

⑮26,496 ティム・ダンカン

⑯26,397 ポール・ピアース

⑰26,395 ジョン・ハブリチェック

⑱26,071 ケビン・ガーネット

⑲25,728 ビンス・カーター

⑳25,613 アレックス・イングリッシュ

㉑25,279 レジー・ミラー

㉒25,192 ジェリー・ウェスト

㉓24,815 パトリック・ユーイング

㉔24,505 レイ・アレン

㉕24,368 アレン・アイバーソン

㉖23,757 チャールズ・バークリー

㉗23,491 ケビン・デュラント

㉘23,334 ロバート・パリッシュ

㉙23,177 エイドリアン・ダントリー

㉚23,165 ドゥエイン・ウェイド

㉛23,149 エルジン・ベイラー

㉜22,195 クライド・ドレクスラー

㉝21,813 ゲイリー・ペイトン

㉞21,792 ジェイムズ・ハーデン

㉟21,791 ラリー・バード

㊱21,586 ハル・グリアー

㊲21,046 ラッセル・ウェストブルック

㊳20,941 ウォルト・ベラミー

㊴20,894 パウ・ガソール

㊵20,880 ボブ・ペティー

㊶20,790 デイビッド・ロビンソン

㊷20,708 ジョージ・ガービン

㊸20,497 ミッチ・リッチモンド

㊹20,405 ジョー・ジョンソン

㊺20,049 トム・チェンバース

㊻20,042 アントワン・ジェイミソン

㊼19,887 ラマーカス・オルドリッジ

㊽19,711 ジョン・ストックトン

㊾19,655 バーナード・キング

㊿19,591 クリフォード・ロビンソン

 

いかがでしょうか?

ちょっと個人的にはいろんな発見があっておもしろかったです。

 

レイ・アレンとアレン・アイバーソンは通算得点で隣同士だったんだぁ〜とか、ロケッツ時代のハーデンとウェストブルックのバックコートは、20,000点超えの歴史に残るコンビだったんだなぁ〜とか、オルドリッジってこんなに上にいるのか!とか。

 

ルブロンが36才にしてまだなお平均25点を超えているので、このペースでいけばジャバーを抜いて歴代トップになる日が来るだろうと言われていますが、そうなったら本当にスゴイことだなあと思いますね。

 

ここで、現役選手だけを抜粋した一覧も作ってみたいと思います。

 

    3位 35,189 ルブロン・ジェイムズ(36才)

  11位 26,955 カーメロ・アンソニー(36才)

  27位 23,491 ケビン・デュラント(32才)

  34位 21,792 ジェイムズ・ハーデン(31才)

  37位 21,046 ラッセル・ウェストブルック(32才)

  47位 19,887 ラマーカス・オルドリッジ(35才)

  55位 19,399 クリス・ポール(35才)

  63位 18,874 ドワイト・ハワード(35才)

  86位 17,472 ステフェン・カリー(33才)

  97位 17,044 デマー・デローザン(31才)

102位 16,509 ルーディ・ゲイ(34才)

116位 15,957 デイミアン・リラード(30才)

142位 14,942 ルイス・ウィリアムス(34才)

164位 14,206 ポール・ミルサップ(36才)

170位 14,039 カイル・ラウリー(34才)

181位 13,724 ブレイク・グリフィン(31才)

182位 13,721 アンドレ・イグオダーラ(37才)

183位 13,673 ポール・ジョージ(30才)

185位 13,639 ブルック・ロペス(32才)

189位 13,534 ケンバ・ウォーカー(30才)

201位 13,195 アンソニーデイビス(28才)

203位 13,092 サディアス・ヤング(32才)

206位 13,016 ケビン・ラブ(32才)

212位 12,894 マイク・コンリー(33才)

228位 12,608 カイリー・アービング(28才)

231位 12,518 ブラッドリー・ビール(27才)

237位 12,420 マルク・ガソール(36才)

246位 12,264 アル・ホーフォード(34才)

248位 12,247 ディマーカス・カズンズ(30才)

 

年齢を横に書いたのは、年齢による加算の度合いが大きく影響するからです。

20点級のスコアラーが、シーズン75試合に出場したとしたら、20×75=1,500点で毎年1,500点ずつぐらい加算されていくことになります。

年齢が1才違えば、1,500点ぐらいの差が出てきてもおかしくないということですね。

 

なので、派手さはないものの、毎年安定して20点前後のシーズンを積み重ねてきたオルドリッジのような選手が、現役6位につけていたりするんですね。

ケガなどで欠場する試合数が少ないことも大事なポイントですね。

「無事これ名馬なり」を体現したようなランキングとも言えますね。

 

 

f:id:KG21:20210314223807j:plain

試合後の記者会見で、ラリー・バードを抜いた感想を聞かれたハーデンは、

「Passing Larry Bird in what ?」(何でラリー・バードを抜いたって?)

と聞き返していて、自身の記録のことを全く知らなかった様子でした。

「通算得点で抜いたんだよ」と聞くと、単純に驚いていました(笑)

Aldridge to ・・・ ?

f:id:KG21:20210314160527j:plain

 

スパーズは、ラマーカス・オルドリッジを放出する前提で、もうゲームに出さないことを公表しました。

 

今シーズンは、アンドレ・ドラモンドやブレイク・グリフィンなど、このパターンが増えています。

ロケッツのPJ・タッカーも同様の発表をしていますね。

 

ドラモンドやタッカーは、バリバリの戦力として他のチームから引く手あまたなので、3/25のトレードデッドラインまでの間に、何らかのトレードが成立すると思います。

 

一方で、オルドリッジはグリフィンと同じパターンで、ケガや年齢で全盛期の力がだいぶ衰えてしまった、いわば戦力外通告に近い状態です。

この場合、高給取りのまま成績が下がってしまった状態なので、トレードの引き取り手が見つからず、結局バイアウトされることが多くなります。

 

35才のオルドリッジは、ここ数シーズンで急激に個人成績の衰えが見られました。

 

2018-19 81試合/33.2分/21.3点/9.2リバウンド/1.3ブロック

2019-20 53試合/33.1分/18.9点/7.4リバウンド/1.6ブロック

2020-21 21試合/25.9分/13.7点/4.5リバウンド/0.9ブロック

 

特に今シーズンは、出場時間も減り、得点もリバウンドも大きく減っています。

技巧派ですのでまだまだやれるとは思いますが、年俸24milのオールスター級選手ではなくなってしまいました。

そこで、若返りを図るチーム方針から外れてしまったということになります。

 

オルドリッジも年俸が24milあり、残り契約も1年であるため、バイアウトの線が有力だとは思いますが、トレードが成立するとしたらどんな取り引きがあるか、考えてみたいと思います。

 

 

★トレード案①

 

<ヒート>            ⇔ <スパーズ>

 PF ラマーカス・オルドリッジ    SF アンドレ・イグオダーラ

                    PF ケリー・オリニク

 

ヒートは、オルドリッジに興味があると最初に報道されたチームです。

交換相手は、37才のイグオダーラとオフにFAになるオリニクで成立します。

先発PFが穴になっているヒートですので、オルドリッジがオリニクのバージョンアップになると考えていれば、実現するかもしれません。

 

<ヒート>

 PG:ゴラン・ドラギッチ/ケンドリック・ナン/ゲイブ・ビンセント

 SG:ダンカン・ロビンソン/タイラー・ヒーロー/エイブリー・ブラッドリーマックス・ストラス

 SF:ジミー・バトラー/KZ・オクパラ/モーリス・ハークレス

 PF:ラマーカス・オルドリッジプレシャス・アチュワ/(マイヤーズ・レナード)

   C:バム・アデバヨ/クリス・シウバ/ユドニス・ハスリム

 

オルドリッジが、オリニクに代わってそのまま先発PFに入る形です。

あまり動けなければ、アデバヨとポジションを逆にするかもしれません。 

アウトサイドから決められるストレッチ4、ストレッチ5の役割になるでしょう。

 

<スパーズ>

 PG:デジョンテ・マレー/パトリック・ミルズ/トレ・ジョーンズ

 SG:デリック・ホワイト/ロニー・ウォーカー/デビン・バッセルクインダリー・ウェザースプーン

 SF:デマー・デローザン/ルーディ・ゲイ/アンドレ・イグオダーラケイタ・ベイツ=ジョップ

 PF:ケルドン・ジョンソン/トレイ・ライルズ/ルカ・サマニッチ

   C:ヤコブ・ポエルトル/ケリー・オリニク/ドリュー・ユーバンクス

 

既にオルドリッジ抜きの新体制がスタートしているので、大きな変化はありません。

オリニクは、3Pも打てるセンターのバックアップとして戦力になるでしょう。

イグオダーラは、若いスウィングマンが多い今のスパーズで、攻守のプレー指導ができる貴重な先生役として機能しそうです。

 

 

★トレード案②

 

セルティックス>        ⇔ <スパーズ>

 PF ラマーカス・オルドリッジ    C トリスタン・トンプソン

 

リバウンドは優秀なものの、アウトサイドのシュート力がないトンプソンは、セルティックスのラインナップにフィットしていません。

そこで、アウトサイドから打てるオルドリッジと交換しようというトレードです。

年俸が釣り合わない分は、ゴードン・ヘイワードのサイン&トレードでできたトレード・エクセプション(サラリーキャップの空いた枠)で吸収することができます。

 

セルティックス>

 PG:ケンバ・ウォーカー/マーカス・スマート/ペイトン・プリチャードジェフ・ティー/カーセン・エドワーズ/トレモント・ウォータース

 SG:ジェイレン・ブラウン/ジャボンテ・グリーン/ロミオ・ラングフォード

 SF:ジェイソン・テイタム/セミ・オジェレイ/アーロン・ネズミス

 PF:ラマーカス・オルドリッジ/グラント・ウィリアムス

   C:ダニエル・タイス/ロバート・ウィリアムス/タッコ・フォール

 

オルドリッジとダニエル・タイスはいずれも外から打てるので、3Pラインに開いてスコアラー3人が中でクリエイトするのを邪魔しないようにすることができます。

ディフェンス力はやや下がりますが、ゴール下の高さとオフェンス面のフロアバランスは少し改善されるでしょう。

 

<スパーズ>

 PG:デジョンテ・マレー/パトリック・ミルズ/トレ・ジョーンズ

 SG:デリック・ホワイト/ロニー・ウォーカー/デビン・バッセルクインダリー・ウェザースプーン

 SF:デマー・デローザン/ルーディ・ゲイ/ケイタ・ベイツ=ジョップ

 PF:ケルドン・ジョンソン/トレイ・ライルズ/ルカ・サマニッチ

   C:ヤコブ・ポエルトル/トリスタン・トンプソン/ドリュー・ユーバンクス

 

ゴール下で身体を張れる、ブルーカラータイプのビッグマンということで、スパーズにいなかったタイプのロールプレイヤーになりそうです。

実質的に、PG・PG・SG・SF・Cというスモールラインナップを組んでいるため、リバウンドで頼れる存在は貴重な戦力となります。

 

 

★トレード案③

 

<ウィザーズ>          ⇔ <スパーズ>

 PF ラマーカス・オルドリッジ    PF ダービス・ベルターンズ

                     C ロビン・ロペス

 

これは個人的に実現してほしいなあと思っているトレード案です。

ウィザーズは、オフにベルターンズと5年総額80mil(15/16/16/17/16mil)という破格の長期契約を結びました。

ただ、この契約には最初から懐疑的で、必ず不良債権化するとにらんでいます。

契約締結前と締結後のスタッツを比較しても、既にその兆候が現れています。

 

2019-20 15.4点/4.5R/1.7A/FG43.4%/3P42.4%/平均3.7本成功

2020-21 11.3点/3.0R/0.9A/FG38.8%/3P38.2%/平均2.9本成功

 

軒並みスタッツが前年よりダウンしているのはもちろんですが、そもそもこの成績でチームTOP3の高額年俸をもらってはいけないと思うんですね。

既に28才で、これから伸びしろがあるわけでもありません。

この程度の並の成績の選手に、あと5年も高額年俸を払わなければいけないと考えたら、まだもらってもらえるうちに放出してしまった方が得策だと思います。

そこで、元々所属していたスパーズなら、取ってもらえるんじゃないかと思ったんですね。

 

元々スパーズがベルターンズを手放した経緯は、マーカス・モーリスとのFA契約に絡んだ因縁がありました。

2019年オフに、スパーズはFAになっていたマーカス・モーリスとの契約に合意しました。

そこで、モーリスと契約するサラリーキャップの空きを作るため、同じポジションのベルターンズをトレードでウィザーズに放出しました。

しかしその後、モーリスが心変わりし、スパーズとの約束を反故にして、ニックスと契約してしまったんですね。

 

スパーズもベルターンズを気に入っていたので、もしモーリスが契約に合意していなかったら、ベルターンズを手放すことはなかったと思います。

泣く泣く手放したのに、後からちゃぶ台返しを食らい、スパーズは怒り心頭でした。

でも、一旦成立してしまったトレードは、なかったことにはできません。

スパーズは、モーリスもベルターンズも諦め、トレイ・ライルズと契約をしたという経緯があったんですね。

 

なので、もう一度ベルターンズを獲得するチャンスがあれば、興味を持ってもらえるんじゃないかな?という想像です。

ただ、この高額長期契約は、どのチームも手を出せないぐらいの悪い契約だと思います。

いくらベルターンズを気に入っていたとしても、スパーズも手を出さない気はします。

ウィザーズは何を考えてこんな契約金額と年数にしたんでしょうか・・・・

 

<ウィザーズ>

 PG:ラッセル・ウェストブルックラウル・ネト/イシュマイル・スミス/カシアス・ウィンストン

 SG:ブラッドリー・ビール/ギャリソン・マシューズ/ジェローム・ロビンソン

 SF:デニ・アブディーヤ/トロイ・ブラウンJr./イザック・ボンガ

 PF:八村塁/モリッツ・ワーグナーアンソニー・ギル

   C:ラマーカス・オルドリッジアレックス・レン/(トーマス・ブライアント)

 

オルドリッジがそのまま先発Cに入ることで、高さとアウトサイドからのシュート力をもたらすことができます。

契約は今シーズンいっぱいなので、トーマス・ブライアントが不在の間を埋める働きをしてくれるでしょう。

 

<スパーズ>

 PG:デジョンテ・マレー/パトリック・ミルズ/トレ・ジョーンズ

 SG:デリック・ホワイト/ロニー・ウォーカー/デビン・バッセルクインダリー・ウェザースプーン

 SF:デマー・デローザン/ルーディ・ゲイ/ケイタ・ベイツ=ジョップ

 PF:ケルドン・ジョンソンダービス・ベルターンズ/トレイ・ライルズ/ルカ・サマニッチ

   C:ヤコブ・ポエルトル/ロビン・ロペス/ドリュー・ユーバンクス

 

古巣に戻ったベルターンズは、ベンチからのシュート職人の役割を担います。

ロペスは、ゴール下に7フッターの高さとディフェンスをもたらしてくれます。

スパーズがベルターンズの長期契約をよしとすれば、成立するトレードだと思います。

 

 

★トレード案④

 

ブレイザーズ>         ⇔ <スパーズ>

 PF ラマーカス・オルドリッジ    PF ロバート・コビントン

                    SF ロドニー・フッド

 

もう一つ、できたらいいなのトレード案です。

オルドリッジには、キャリアの最後に古巣のブレイザーズに戻って引退してほしいなと勝手に思っているので、そんなトレードです。

有終の美ということもありますし、フロントコートが安定しないブレイザーズに、戦力としても復帰してほしいなと思っています。

 

ブレイザーズ

 PG:デイミアン・リラード/アンファニー・サイモンズ

 SG:CJ・マッカラム/ゲイリー・トレントJr./CJ・エルビー

 SF:デリック・ジョーンズJr./ナシアー・リトル/ケルジン・ブレビンス

 PF:ラマーカス・オルドリッジカーメロ・アンソニーハリー・ジャイルズⅢ

   C:ユスフ・ヌルキッチ/イネス・カンター/(ザック・コリンズ)

 

なんか昔のブレイザーズに戻ったみたいですね。

リラード、マッカラム、オルドリッジが絡んだブレイザーズを見てみたいです。

36才のメロも頑張っていますので、プレーオフでもうひと花咲かせてほしいです。

 

<スパーズ>

 PG:デジョンテ・マレー/パトリック・ミルズ/トレ・ジョーンズ

 SG:デリック・ホワイト/ロニー・ウォーカー/デビン・バッセルクインダリー・ウェザースプーン

 SF:デマー・デローザン/ルーディ・ゲイ/ロドニー・フッドケイタ・ベイツ=ジョップ

 PF:ケルドン・ジョンソンロバート・コビントン/ルカ・サマニッチ

   C:ヤコブ・ポエルトル/トレイ・ライルズ/ドリュー・ユーバンクス

 

コビントンもフッドも実力者ですが、ブレイザーズではあまり結果が出ていません。

スパーズのような規律とシステムで動くチームの方が、ロールプレイヤーとしての力が発揮しやすいのではないかと思います。

 

 

★トレード案⑤

 

<ネッツ>            ⇔ <スパーズ>

 PF ラマーカス・オルドリッジ    PG スペンサー・ディンウィディ

                    C ディアンドレ・ジョーダン

 

最後に極めつけのトレード案を。

ネッツが、またビッグネームを集めようというトレードです。

ブレイク・グリフィンに続いて、オルドリッジまで来たら、見た目の豪華さはハンパないですよね〜

ただ、そのためにはディンウィディとディアンドレを差し出さなくてはいけないという条件が付くので、ちょっと代償が大きくてもったいない気がします。

ただ、こんなトレードも実現可能ですよ、というリマインドまでです。

 

<ネッツ>

 PG:ジェイムズ・ハーデンランドリー・シャメットクリス・キオーザ

 SG:カイリー・アービングブルース・ブラウンタイラー・ジョンソン

 SF:ジョー・ハリス/ティモシー・ルワル・キャバロ

 PF:ケビン・デュラント/ジェフ・グリーンジー・ペリー

   C:ラマーカス・オルドリッジブレイク・グリフィン/ニコラス・クラクストン

 

本当はグリフィンとオルドリッジをスターティング5に並べたら豪華絢爛だとは思いますが、現実的には両方ともセンターポジションで使った方が無難だと思います。

PFで追いかける足がもうないと思いますので、ストレッチ5としての役割に徹した方がいいと思います。

 

<スパーズ>

 PG:デジョンテ・マレー/パトリック・ミルズ/トレ・ジョーンズ(スペンサー・ディンウィディ)

 SG:デリック・ホワイト/ロニー・ウォーカー/デビン・バッセルクインダリー・ウェザースプーン

 SF:デマー・デローザン/ルーディ・ゲイ/ケイタ・ベイツ=ジョップ

 PF:ケルドン・ジョンソン/トレイ・ライルズ/ルカ・サマニッチ

   C:ディアンドレ・ジョーダンヤコブ・ポエルトル/ドリュー・ユーバンクス

 

ディンウィディ、ディアンドレともに実績があるにもかかわらず、年10mil前後と安価な金額なので、ロースターに置いておいてもサラリーキャップの負担にはなりません。

特にディンウィディは、ケガが癒えたらPG/SG両バックコートポジションのスーパーサブとして機能するでしょう。

 

f:id:KG21:20210314160551j:plain

完全にオールスターゲームの先発みたいですね(笑)