クリス・ポールが、キャリア10,000アシストを達成しました。
10,000アシストに到達したのは、NBAの歴史の中で6人しかいないそうです。
①ジョン・ストックトン 15,806本
②ジェイソン・キッド 12,901本
③スティーブ・ナッシュ 10,335本
④マーク・ジャクソン 10,334本
⑤マジック・ジョンソン 10,141本
⑥クリス・ポール 10,004本
クリス・ポールはここ数年、1シーズンで500本弱のアシスト数を記録していますので、来シーズン中には歴代3位まで順位を上げてきそうです。
また、この6人の中で2,000スティール以上を記録しているのは、ストックトン(3,265本)とキッド(2,684本)の2人しかいません。
今回ポール(2,288本)が10,000アシストに到達したことで、「10,000アシスト&2,000スティール」を記録した3人目の選手ということになりました。
さらには、現在ポールは通算19,465得点を積み重ねていますが、これが20,000点に到達すれば、史上初の「20,000点&10,000アシスト」を残した選手となるそうです。
こちらも順調にいけば来シーズン中には達成されそうなので、ぜひ偉大な記録を残してその名を歴史に刻んでほしいなと思いますね。
もう一つ、興味深かったデータをご紹介。
ポールが10,000アシストをした相手は誰か?というデータです。
ポールのアシストで多くの得点を挙げたのは誰かということですね。
①ブレイク・グリフィン 1,157本
②デイビッド・ウェスト 1,120本
③JJ・レディック 634本
④ディアンドレ・ジョーダン 574本
⑤ペイジャ・ストヤコビッチ 429本
⑥ラスール・バトラー 320本
⑦タイソン・チャンドラー 299本
⑧ジャマール・クロフォード 260本
⑨マット・バーンズ 226本
⑩カロン・バトラー 217本
ポールが最も長く所属したチームは、NBA入りして最初の6年を過ごしたニューオーリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)と、その次の6年を過ごしたクリッパーズです。
なので、その両チームの選手がほとんどを占めてしまうのは仕方のないところですが、1位争いはその両チームのエースだったグリフィンとウェストでした。
そして、3位と4位がレディックとディアンドレのクリッパーズ勢。
“ロブ・シティ”と呼ばれたクリッパーズ時代には、グリフィンとディアンドレに数多くのアリウープパスを出していました。
ちなみに余談ですが、ヒザを痛めて以降すっかりダンクをしなくなってしまったグリフィンは、今シーズンまで一度もダンクをしていませんでした。
今日、ネッツでのデビュー戦で、今シーズン初となるダンクを決めましたが、なんとこれが2019年12月12日以来、実に1年3ヶ月ぶりのダンクだったそうです。
ロブ・シティ時代が懐かしくなりますねぇ・・・・
5月には36才を迎えるポールですが、ぜひ頑張って前人未到の「20,000点&10,000アシスト」を達成してほしいなと思いますね。