続いてセントラルです。
赤：移籍
青：ルーキー
緑：2way契約
＜ブルズ＞
PG：コービー・ホワイト／アイヨ・ドスム／ジェボン・カーター／（ロンゾ・ボール）
SG：ザック・ラビーン／アレックス・カルーソ
SF：デマー・デローザン／デイレン・テリー／ジュリアン・フィリップス／オヌラル・ビティム
PF：パトリック・ウィリアムス／トーリー・クレイグ／テリー・テイラー
C：ニコラ・ブチェビッチ／アンドレ・ドラモンド／アダマ・サノゴ
ロンゾ・ボールは、今年も開幕前からシーズン全休が決定しました。
昨シーズンはドスムをPGに抜擢しましたが、今シーズンはホワイトを先発で使うようです。
ベテランのカルーソを先発させた方がうまくいくんじゃないかと思っていますが、果たしてどうなるか？
新戦力の上積みはほとんどないので、現有戦力のステップアップでやっていくしかないんですが、開幕週からいきなり選手だけのミーティングを開くなど、チームワークがいまいち嚙み合っていない印象のブルズです。
＜キャブス＞
PG：ダリアス・ガーランド／タイ・ジェローム／クレイグ・ポーター／（リッキー・ルビオ）
SG：ドノバン・ミッチェル／キャリス・ルバート／サム・メリル
SF：マックス・シュトルース／アイザック・オコロ／エモニ・ベイツ
PF：エバン・モーブリー／ジョージ・ニャン／アイザイア・モーブリー
C：ジャレット・アレン／ディーン・ウェイド／トリスタン・トンプソン／デイミアン・ジョーンズ
ガーランドとミッチェルのバックコート、モーブリーとアレンのインサイドと、4人は先発が固定されたキャブス。
唯一定まっていなかった先発SFのポジションに、ヒートのファイナル進出に貢献したシューターのシュトルースを獲得しました。
ちょうどアウトサイドシュートに難を抱えていたチーム事情にもピタリとあてはまる、素晴らしい補強ができたと思います。
ルビオがメンタルヘルスで復帰未定となってしまったのは想定外の事態でしたが、若い力の底上げが図れれば、今シーズンも期待できそうなキャブスです。
＜ピストンズ＞
PG：ケイド・カニングハム／モンテ・モーリス／マーカス・サッサー
SG：キリアン・ヘイズ／ジェイデン・アイビー／スタンリー・ウムデ／マルコム・カザロン
SF：アーサー・トンプソン／アレック・バークス／ジョー・ハリス／ジャレッド・ローデン／（ボヤン・ボグダノビッチ）
PF：アイザイア・スチュワート／マービン・バグリーⅢ／ケビン・ノックス
C：ジェイレン・デューレン／ジェイムズ・ワイズマン／アイザイア・リバース
昨シーズンほぼ全休となったカニングハムが本格復帰し、仕切り直しのピストンズ。
その昨シーズンは、18才のルーキーだったデューレンが早くも先発に定着するという嬉しい誤算もありました。
2年目の今シーズンもまだ19才という若さですので、ピストンズの未来は明るそうです。
今年の1巡目5位指名のアーサー・トンプソンも、開幕から先発の座を獲得し、いきなり貢献しています。
ロケッツに4位で指名された兄エイメンの方が前評判は高かったのですが、プレーで実力を証明しています。
一方で心配なのは、昨年5位指名のアイビー。
ルーキーながらチームNo.2の平均得点を挙げ、2年目の飛躍が期待されていましたが、体調不良で本来のプレーができていないようです。
＜ペイサーズ＞
PG：タイリース・ハリバートン／TJ・マッコーネル／アンドリュー・ネンハード／
SG：ベネディクト・マスーリン／バディ・ヒールド／ベン・シェパード／アイザイア・ウォン
SF：ブルース・ブラウン／アーロン・ネズミス／ジョーダン・ヌウォラ／ケンドール・ブラウン
PF：オビ・トッピン／ジャレス・ウォーカー／アイザイア・ジャクソン
C：マイルス・ターナー／ジェイレン・スミス／ダニエル・タイス／オスカー・チブウェ
ハリバートンとMAXの延長契約を結んだペイサーズは、FAで意外な動きをしました。
ナゲッツでチャンピオンに輝いたブルース・ブラウンを引っ張ったんですが、控えのロールプレイヤーで年俸6.5milだったブラウンに、22milという高額契約を与えたんですね（！）
優勝したとはいえ、そこまで市場価値が高騰していたわけでもなく、他チームとの取り合いになっていたわけでもなかったので、この動きは？？？でした。
なかなか埋まらない先発PFのポジションには、ニックスからオビ・トッピンを獲得し、ドラフトでも1巡目8位でジャレス・ウォーカーを指名しました。
2人が競い合って、このポジションがグレードアップするといいなと思います。
＜バックス＞
PG：デイミアン・リラード／キャメロン・ペイン／リンデル・ウィギントン／タイタイ・ワシントンJr.
SG：マリーク・ビーズリー／パット・コノートン／AJ・グリーン
SF：クリス・ミドルトン／ジェイ・クラウダー／マージョン・ブーチャン／アンドレ・ジャクソンJr.
PF：ヤニス・アデトクンボ／ボビー・ポーティス／サナシス・アデトクンボ／クリス・リビンストン
C：ブルック・ロペス／ロビン・ロペス／マーキス・ボールデン
リラードの獲得という大トレードを実現させたバックス。
その後、バックアップPGにもキャメロン・ペインを獲得し、補強としては理にかなった動きができたと思われます。
あとは、今後どうゲームの中でケミストリーを構築していけるかが大事になってきます。
一つ心配なのは、ジュルー・ホリデイが抜けたことでディフェンス面が弱くなるのではないかという懸念です。
その分オフェンスを選んだとも言えるのですが、この課題をどう埋めていけるかもシーズンのカギを握りそうです。
