続いてサウスイーストです。
赤:移籍
青:ルーキー
緑:2way契約
<ホークス>
PG:トレイ・ヤング/パトリック・ミルズ/コービー・バフキン
SG:デジョンテ・マレー/ボグダン・ボグダノビッチ/ウェスリー・マシューズ/トレント・フォレスト
SF:ディアンドレ・ハンター/AJ・グリフィン/ギャリソン・マシューズ/セス・ランディ
PF:ジェイレン・ジョンソン/サディック・ベイ/ブルーノ・フェルナンド/マイルズ・ノーリス
C:クリント・カペラ/オニエカ・オコングー/モハメド・ゲイ
ジョン・コリンズを放出した以外は、ほとんど動きがなかったホークス。
放出するにしても、もう少し見返りをもらえるような有益なトレードにすべきでしたが、タダ同然で出してしまったのは本当にもったいなかったです。
一方で、昨シーズン途中にトレードで獲得したベイは、いい補強でした。
スターターに定着しそうなので、コリンズとベイを交換したと思うことにします。
若手のデューク大コンビ、ジェイレン・ジョンソンとAJ・グリフィンは、さらなるステップアップをして、将来チームの中心になっていってほしいです。
<ホーネッツ>
PG:ラメロ・ボール/イシュマイル・スミス/フランク・ニリキナ/セオ・マレドン/アマリ・ベイリー
SG:テリー・ロジアー/ジェイムズ・ブックナイト/ニック・スミスJr.
SF:ゴードン・ヘイワード/ブランドン・ミラー/ブライス・マクゴーウェンス/(マイルズ・ブリッジズ)
PF:PJ・ワシントン/コーディ・マーティン/JT・トール/リーキー・ブラック
C:マーク・ウィリアムス/ニック・リチャーズ
ドラフト2位でブランドン・ミラーを指名したホーネッツ。
開幕から期待通りの活躍を見せていますが、先発にはヘイワードがいるためベンチスタート。
ヘイワードは契約最終年ですから、早めに放出して、ミラーを先発起用した方がいいと思います。
私生活で問題を起こして昨シーズンを全休したマイルズ・ブリッジズは、ようやく復帰かと思われましたが、またもや問題を起こして逆戻り。
今後NBAに復帰できるのかどうかも怪しくなってきました。
若手ビッグマンのケイ・ジョーンズは、SNSで謎の言動を繰り返し、1巡目指名のギャランティー契約を残したまま、クビとなってしまいました。
ゴタゴタ続きで先が見えないホーネッツです。
<ヒート>
PG:カイル・ラウリー/ドルー・スミス/RJ・ハンプトン
SG:タイラー・ヒーロー/ジョシュ・リチャードソン
SF:ジミー・バトラー/ダンカン・ロビンソン/ハイミ・ハケスJr./ジャマール・ケイン
PF:ケビン・ラブ/ヘイウッド・ハイスミス/二コラ・ヨビッチ/(ケイレブ・マーティン)
C:バム・アデバヨ/トーマス・ブライアント/オーランド・ロビンソン/コール・スワイダー
昨シーズンはファイナル進出を果たしたヒート。
しかし、そのプレーオフで活躍して価値の上がったマックス・シュトルースやゲイブ・ビンセントといったロールプレイヤーたちは、FAで引き抜かれてしまいました。
その結果、昨シーズンのチームよりもベンチ層が薄くなってしまいました。
オフの間ずっと噂されていたリラード獲得の話も結局実現せず、目立った戦力の上積みはありません。
ずっとトレード候補に挙げられてヘソを曲げていたヒーローは、開幕からリーディングスコアラーとなる活躍を見せているので一安心。
とはいえ、なかなか厳しい戦いを強いられそうな今シーズンのヒートです。
<マジック>
PG:マーケル・フルツ/コール・アンソニー/アンソニー・ブラック
SG:ジェイレン・サグズ/ゲイリー・ハリス/ジェット・ハワード/トレベリン・クイーン
SF:フランツ・ヴァーグナー/ジョー・イングルス/ケイレブ・ヒュースタン/ケボン・ハリス
PF:パオロ・バンケロ/ジョナサン・アイザック/チュマ・オキキ/アドミラル・スコフィールド
C:ウェンデル・カーターJr./モリッツ・ヴァーグナー/ゴガ・ビターゼ
昨年のドラフトNo.1ピック・バンケロは、新人王を獲得してアメリカ代表にも選ばれるなど、順調な成長を見せています。
議論を呼んだバンケロの1位指名でしたが、選択は正しかったと言えるでしょう。
ヴァーグナー兄弟は、ワールドカップでドイツを優勝に導く活躍をしました。
特に弟のフランツは、シュルーダーとともにMVP級の活躍を見せました。
今年のドラフトで指名したルーキーは、長身のコンボガードであるアンソニー・ブラックと、ジュワン・ハワードの息子であるジェット・ハワード。
マジックは今後の成長が楽しみなチームになってきました。
<ウィザーズ>
PG:タイアス・ジョーンズ/デロン・ライト/ライアン・ロリンズ
SG:ジョーダン・プール/ランドリー・シャメット/ジョニー・デイビス/ジャレッド・バトラー
SF:デニ・アブディーヤ/コーリー・キスパート/ビラル・クリバリ
PF:カイル・クーズマ/ダニーロ・ガリナーリ/アンソニー・ギル/パトリック・ボールドウィンJr./ユージーン・オモルイ
C:ダニエル・ギャフォード/マイク・マスカーラ/ジョン・バトラーJr.
八村が抜けたウィザーズは、その後も迷走を続けている雰囲気です。
ビールやポルツィンギスといった大物を出した割には、それに相応しい対価を得たとは到底思えません。
一番のビッグネームがプール(?)で、その他はロールプレイヤーばかり。
ドラフトでも、評価が未知数なクリバリを指名して周囲を驚かせました。
昨年のTOP10ピックであるデイビスも芽が出ていませんし、リビルディングを目指すにしてもタレントレベルが薄すぎると言わざるをえません。