2023-24 Roster (ATL Div.)

もう開幕してしまいましたが、各チームのロースターを整理していきます。

 

赤:移籍

青:ルーキー

緑:2way契約

 

セルティックス>

PG:ジュルー・ホリデイ/ペイトン・プリチャード/ダラーノ・バントン

SG:デリック・ホワイト/スビアトスラフ・ミハイリュウジョーダン・ウォルシュJD・デイビソン

SF:ジェイレン・ブラウン/サム・ハウザー/ラマー・スティーブンス

PF:ジェイソン・テイタム/オシェイ・ブリセットネイサン・ナイト

  C:クリスタップス・ポルツィンギス/アル・ホーフォード/ルーク・コーネット/ニーミアス・ケイタ

 

生え抜きのマーカス・スマートにグラント&ロバートの両ウィリアムス、獲得してまだ1年のブログドンなどを放出し、チーム改造を図ったセルティックス。

新戦力のホリデイとポルツィンギスは早くもチームにフィットし、スターター5人のタレントレベルはグンと上がりました。

プレーオフで活躍したホワイトは、ブログドンに代わって首脳陣の信頼を勝ち取り、不動の先発メンバーとなっています。

ベテランのホーフォードをベンチスタートにし、体力を温存させながら起用する使い方ができるのは、双方にとってプラスとなるでしょう。

リザーブの選手層はやや薄くなりますが、シュート力のあるプリチャードとハウザー、ペイサーズで結果を出していたブリセットらの貢献に期待がかかります。

 

 

<ネッツ>

PG:ベン・シモンズ/スペンサー・ディンウィディ/デニス・スミスJr.

SG:キャメロン・トーマス/ロニー・ウォーカーⅣアーモニ・ブルックス

SF:ミケル・ブリッジズ/ロイス・オニール/ダリーク・ホワイトヘッドジェイレン・ウィルソン

PF:キャメロン・ジョンソン/ドリアン・フィニー=スミス/トレンドン・ワトフォードノア・クラウニー

  C:ニコラス・クラクストン/デイロン・シャープ/ハリー・ジャイルズ

 

すっかり様変わりして別のチームになってしまったネッツ。

KDも、カイリーも、渡邊もいません。

KDの見返りとして獲得したブリッジズが予想以上の活躍を見せていますが、チームとしてはフランチャイズプレイヤーがいない感は否めません。

復調が期待されるシモンズは、再びPGとして起用されそうですが、オールスターだった頃の輝きを取り戻せるか。

爆発的な得点力を秘めるトーマスは、先発に昇格し、オフェンスの核となれるかにも注目です。

ただ、似たような3&Dプレイヤーばかりが集まり、戦力のバランスは欠いているので、抜本的なロースター改革は必要になるでしょう。

 

 

<ニックス>

PG:ジェイレン・ブランソン/イマニュエル・クイックリー/マイルス・マクブライド/ライアン・アーチディアコノ/ドゥエイン・ワシントンJr.

SG:クエンティン・グライムス/ドンテ・ディビンチェンゾ/エバン・フォーニエ/チャーリー・ブラウンJr.

SF:RJ・バレット/ジョシュ・ハート/ディラン・ウィンドラー/デイクアン・ジェフリーズ

PF:ジュリアス・ランドル/ジェリコ・シムズ/ジェイコブ・トッピン

  C:ミッチェル・ロビンソン/アイザイア・ハーテンスタイン

 

意外なほど静かなオフで、目立った動きがなかったニックス。

ハートとの再契約はよかったのですが、フォーニエは相変わらずの飼い殺し状態。

出すなら出すで早くロースターのシャッフルを行った方がいいんですが、いまだ動きなしです。

代わりに若手のクイックリーやグライムスが活躍しているのはいいことなんですが、クイックリーはルーキー契約後の契約延長がまとまらず、オフには制限付きFAになります。

このままだと、先発PGの席が空いているチームとBIGな契約が結んで、出ていかれそうです。

せっかくドラフト8位という上位で指名したトッピンを簡単に手放し、弟と2way契約を結ぶというのも謎の動きです。。

 

 

シクサーズ

PG:タイリース・マクシー/パトリック・ビバリー/ジェイデン・スプリンジャー/タクエイビオン・スミス

SG:ディアンソニー・メルトン/フルカン・コルクマズ/ジャボンテ・スマート

SF:ケリー・ウーブレイJr.ニコラ・バトゥームケニオン・マーティンJr.リッキー・カウンシルⅣ

PF:トバイアス・ハリス/マーカス・モーリスSr.ロバート・コビントンダヌエル・ハウスJr.

  C:ジョエル・エンビード/ポール・リード/モー・バンバ

 

ハーデン問題がようやく決着を迎え、再始動となるシクサーズ

マクシーが開幕週の週間MVPに選ばれるなど好調なので、ハーデンの抜けた穴はさほど感じないでしょう。

ただ、トレードで加入した選手たちはロールプレイヤーばかりで、全員契約最終年になります。

つまり、今後のチーム作り直しを見据えたトレードだったと言えるでしょう。

一時的には戦力ダウンになるかもしれませんが、エンビード&マクシーの2枚看板体制が固まったことで、すっきりと再スタートが切れるのではないかと思います。

 

 

ラプターズ

PG:デニス・シュルーダー/マラカイ・フリン/ギャレット・テンプルマーキス・ノーウェル

SG:スコッティ・バーンズ/ゲイリー・トレントJr./グレイディ・ディックジャボン・フリーマン=リバティ

SF:OG・アヌノビー/ジェイレン・マクダニエルズオットー・ポーターJr./ロン・ハーパーJr.

PF:パスカル・シアカム/プレシャス・アチュワ/サディアス・ヤング

  C:ヤコブ・ポエルトル/クリス・ブシェー/クリスチャン・コロコ

 

チームの生え抜きスターだったバンブリートをFAで失ったラプターズ

ワールドカップで優勝&MVPに輝いたシュルーダーを後釜に据えましたが、戦力ダウンは否めません。

また、昨シーズン半ばにポエルトルを獲得してCを固定できたことはいいですが、バーンズとアヌノビーのポジションかぶり問題は未だ解消できていません。

あおりを食ってベンチスタートとなったトレントは、オフに完全FAになります。

シアカム、アヌノビーも契約最終年となるので、早めに動かないと、バンブリートのように見返りなしに戦力を失うことになりかねません。