DeAndre to Philly

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レイカーズからリリースされていたディアンドレ・ジョーダンが、噂通りシクサーズへ加入しました。

ジェイムズ・ハーデンのトレードで、控えセンターのアンドレ・ドラモンドを手放したシクサーズは、バックアップセンターを探していました。

クリッパーズ時代のHCドック・リバースと再びコンビを組み、復活を果たすか注目されます。

 

シクサーズ

 PG:タイリース・マクシー/シェイク・ミルトン/ジェイデン・スプリンジャーマイルス・パウエル

 SG:ジェイムズ・ハーデン/フルカン・コルクマズ/アイザイア・ジョー

 SF:マティース・サイブル/ダニー・グリーン/チャーリー・ブラウンJr.

 PF:トバイアス・ハリス/ジョージ・ニャンポール・ミルサップ/ポール・リード

   C:ジョエル・エンビードディアンドレ・ジョーダンチャールズ・バッシー

 

ディアンドレは、アンドレ・ドラモンドのポジションにそのまま入ります。

ハーデンのロブパスからアリウープといった場面が増えるか、楽しみです。

 

 

そのディアンドレを放出したレイカーズは、ロケッツからリリースされていたDJ・オーガスティンと契約しました。

ウェストブルックの問題がつきまとい、ケンドリック・ナンも復帰できていない現状から、Cを外してPGを補強する選択をしました。

 

レイカーズ

 PG:ラッセル・ウェストブルックDJ・オーガスティン(ケンドリック・ナン)

 SG:マリーク・モンクエイブリー・ブラッドリーウェイン・エリントンメイソン・ジョーンズ

 SF:オースティン・リーブス/テイレン・ホートン=タッカー/ケント・ベイズモア

 PF:スタンリー・ジョンソンカーメロ・アンソニートレバー・アリーザウェ二エン・ゲイブリエル

   C:ルブロン・ジェイムズ/ドワイト・ハワード/(アンソニーデイビス

 

やはりインサイドが手薄なレイカーズは、ADがいないと全く別のチームになってしまいます。

ただ、ADが復帰すれば強さを取り戻すと思いますので、現在のプレーイン・トーナメント出場圏内をキープすることが大事になります。

 

 

Gリーグで大活躍をした選手のコールアップも相次ぎました。

まずは、アイザイア・トーマス。

デビュー戦で42点をマークすると、3試合で平均41.3点・6.3アシスト・FG52.1%・3P42.5%と格の違いを見せつけました。

するとすかさず、ホーネッツがコールアップしました。

 

<ホーネッツ>

 PG:ラメロ・ボール/アイザイア・トーマス

 SG:テリー・ロジアー/コーディ・マーティン/ジェイムズ・ブックナイトスコッティ・ルイス

 SF:マイルズ・ブリッジズ/ケリー・ウーブレイJr./(ゴードン・ヘイワード)

 PF:PJ・ワシントン/ジェイレン・マクダニエルズ/JT・トールアーノルダス・クルボカ

   C:メイソン・プラムリーモントレズ・ハレル/ニック・リチャーズ/ケイ・ジョーンズ

 

ちょうどラメロ・ボールのバックアップがいなかったので、ちょうどいい補強になりました。

これからシーズン終了まで定着できるか注目です。

 

 

もう1人、Gリーグで爆発的な得点力を見せたのがニック・スタウスカス。

ちょっと懐かしい名前ですね。

キングスが1巡目9位で指名してから、各チームを渡り歩くジャーニーマンになっていました。

久々に名前を聞いたと思ったら、Gリーグで57点をマーク。

さらに続く試合でも43点をマークして、2試合で100点とインパクトを残しました。

この活躍が認められ、セルティックスが契約しました。

 

セルティックス>

 PG:マーカス・スマート/ペイトン・プリチャード

 SG:ジェイレン・ブラウン/デリック・ホワイトニック・スタウスカスブロドリック・トーマス

 SF:ジェイソン・テイタム/アーロン・ネズミス/サム・ハウザーキーラン・マーティンマット・ライアン

 PF:アル・ホーフォード/グラント・ウィリアムス/マリーク・フィッツ

   C:ロバート・ウィリアムスⅢ/ダニエル・タイスルーク・コーネット

 

デリック・ホワイトの加入でバックコートは強化されたセルティックスですが、3Pシューターとして期待されたアーロン・ネズミスが真価を発揮できていません。

即戦力のシューターとして、スタウスカスにかかる期待は大きいと思います。

 

 

スパーズからリリースされたサトランスキーは、古巣のウィザーズに復帰しました。

かつては先発PGとしてプレーしていた古巣に戻り、かつての輝きを取り戻せるか注目されます。

 

<ウィザーズ>

 PG:ラウル・ネト/イシュマイル・スミスカシアス・ウィンストン

 SG:ケンタビウス・コールドウェル=ポープトマシュ・サトランスキー/(ブラッドリー・ビール)

 SF:コーリー・キスパート/デニ・アブディーヤ/ジョーダン・シャケル

 PF:カイル・クーズマ/八村塁/アンソニー・ギル/アイザイア・トッド

   C:クリスタップス・ポルツィンギス/ダニエル・ギャフォード/トーマス・ブライアント/バーノン・キャリーJr.

 

ディンウィディ放出後、ネトとイシュのPGコンビはサイズがありませんでした。

6-7(201cm)でPGもできるサトランスキーの加入は、バリエーションをつけられるという意味でも貴重な戦力になると思います。

 

 

アーモニ・ブルックスは、ロケッツでそれなりに活躍を見せていましたが、トレードデッドラインのロースター整理の過程でリリース対象となってしまいました。

ラプターズは、ビッグマン過多のラインナップになっているので、シューターのブルックス獲得はいい補強になるのではないかと思います。

 

ラプターズ

 PG:フレッド・バンブリート/マラカイ・フリン/ダラーノ・バントンデイビッド・ジョンソン

 SG:ゲイリー・トレントJr./スビアトスラフ・ミハイリュウアーモニ・ブルックス

 SF:スコッティ・バーンズサディアス・ヤング渡邊雄太イザック・ボンガ/(OG・アヌノビー

 PF:パスカル・シアカムプレシャス・アチュワジャスティン・シャンパニー

   C:ケン・バーチ/クリス・ブシェー

 

最近はトレント以外全員PFかCというビッグラインナップを採用しているラプターズ

ちょっと極端な選手起用が増えているので、ブルックスにはガードで計算できる戦力になる期待がかかります。

 

 

こちらもビッグラインナップが多くなっているペリカンズ。

CJ・マッカラムをPG役に、ジャクソン・ヘイズとバランチウナスのダブルCを先発させるラインナップで、ちょっと成功していました。

ブランドン・イングラムがSGに入る布陣は、かなり大きいです。

そして、さらに大きくするためなのか、アリーゼ・ジョンソンと10日間契約を結びました。

 

ペリカンズ>

 PG:CJ・マッカラムデボンテ・グラハムホセ・アルバラード/(カイラ・ルイスJr.)

 SG:ブランドン・イングラムギャレット・テンプル

 SF:ハーバート・ジョーンズトニー・スネルトレイ・マーフィーⅢゲイリー・クラーク

 PF:ジャクソン・ヘイズ/ナジ・マーシャルアリーゼ・ジョンソン/(ザイオン・ウィリアムソン)/(ラリー・ナンスJr.)

   C:ヨナス・バランチウナス/ウィリー・エルナンゴメス

 

せっかく調子の上がってきたペリカンズでしたが、マッカラムがコロナのプロトコール入り。

イングラムもハムストリングを痛めてしばらく欠場とついていません・・・・

 

 

そして、極めつけがキャブスでしょうか。

ジャレット・アレンとエバン・モーブリーのダブルCで成功を収めてきましたが、ここにきてアレンが指を骨折。

自慢のビッグラインナップが組めないかと思いきや、マブスからリリースされていたモーゼス・ブラウンと10日間契約を結びました。

 

<キャブス>

 PG:ダリアス・ガーランド/ラジョン・ロンドブランドン・グッドウィン

 SG:キャリス・ルバートアイザック・オコロ/ディラン・ウィンドラー/RJ・ネンハードJr./(コリン・セクストン)

 SF:ラウリ・マルッカネン/ジェディ・オスマン/ラマー・スティーブンス

 PF:ディーン・ウェイド/ケビン・ラブ

   C:エバン・モーブリーエドデイビスモーゼス・ブラウン/(ジャレット・アレン)

 

新たに7-2(218cm)のビッグマンを獲得したキャブスは、どこまで巨大化するつもりでしょうか?

モーゼス・ブラウンはポテンシャルの高い若手ですが、サンダーでは先発を務めていたのに、マブスではほとんど出場機会がありませんでした。

ビッグラインナップで成功したキャブスで、ぜひチャンスをつかんでほしいなと思います。

 

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