ドラフト、トレード、FAと全て細かく追いたかったのですが、時間が取れずに書くことができませんでした。。
そこで、それらの動きを経て、現在までに決まった動きをロースターに落とし込んで整理してみたいと思います。
赤:移籍
青:ルーキー
<セルティックス>
PG:マーカス・スマート/クリス・ダン/ペイトン・プリチャード/カーセン・エドワーズ
SG:ジョシュ・リチャードソン/ロミオ・ラングフォード/フアン・ベガリン
SF:ジェイレン・ブラウン/アーロン・ネズミス/ジャバリ・パーカー
PF:ジェイソン・テイタム/グラント・ウィリアムス/ブルーノ・フェルナンド
C:アル・ホーフォード/イネス・カンター/ロバート・ウィリアムス
プレーオフ1回戦負けに終わったセルティックスは、このオフ即戦力のベテランを中心にした補強を進めているようです。
ホーフォード、カンターの勝手知ったる出戻り組ビッグマンや、リチャードソン、ダンといったディフェンスに定評のあるガード陣を補強しました。
しかし、ケンバ・ウォーカーを放出した先発PGの補強はなく、スマートに契約延長をオファーしているようなので、先発PGはスマートでいくようですね。
ただ、昨年サンダーでブレイクし、ホーフォードと一緒に獲得したモーゼス・ブラウンをあっさり手放してしまったのは、もったいないなと思います。
<ネッツ>
PG:カイリー・アービング/パトリック・ミルズ/ジェボン・カーター/マーカス・ゼガロウスキー
SG:ジェイムズ・ハーデン/ブルース・ブラウンJr./キャメロン・トーマス
SF:ジョー・ハリス/ディアンドレ・ベンブリー/ケスラー・エドワーズ
PF:ケビン・デュラント/ジェイムズ・ジョンソン/アリーゼ・ジョンソン/レイクアン・グレイ
C:ブレイク・グリフィン/ディアンドレ・ジョーダン/ニコラス・クラクストン/デイロン・シャープ
パトリック・ミルズは、オーストラリア代表でもエースとして銅メダルに導きました。
勝負強さにも定評があるので、ゲーム終盤で大事な働きをしてくれるでしょう。
他にはベテランのジェイムズ・ジョンソン、ディフェンスのいいジェボン・カーターらを補強しましたが、ディンウィディ、ジェフ・グリーン、ランドリー・シャメットといった実力派の選手たちが抜けています。
大きくラグジュアリータックスラインを超えているチーム事情から、致し方ない部分も多いですが、アウトサイドのシュート力が少し心配ではあります。
<ニックス>
PG:ケンバ・ウォーカー/デリック・ローズ/ルカ・ビルドーザ/マイルス・マクブライド
SG:エバン・フォーニエ/イマニュエル・クイックリー/クエンティン・グライムス
SF:RJ・バレット/アレック・バークス/ドゥエイン・ベイコン
PF:ジュリアス・ランドル/オビ・トッピン/ケビン・ノックス/ジェリコ・シムズ
C:ミッチェル・ロビンソン/ナーレンズ・ノエル/タージ・ギブソン
ニックスは、サンダーからハイアウトされたケンバ・ウォーカーと、セルティックスからFAになったフォーニエを獲得しました。
ケガの状態が不安なケンバではありますが、オールスタークラスの選手を年8〜9milでGETできたのはお得な買い物だったと思います。
逆に、フォーニエに4年78milの契約を与えるのは、多すぎる気がします。
一方のフロントコートは、ほぼ昨シーズンと変わらない陣容。
リーグトップのサラリー枠の空きを作って臨んだオフでしたが、大物をつかまえることはできませんでした。
<シクサーズ>
PG:ベン・シモンズ/タイリース・マクシー/ジェイデン・スプリンジャー
SG:セス・カリー/シェイク・ミルトン/マティース・サイブル/アイザイア・ジョー
SF:ダニー・グリーン/フルカン・コルクマズ/ゲイリー・クラーク
PF:トバイアス・ハリス/ジョージ・ニャン/ポール・リード/フィリップ・ペトルセフ
C:ジョエル・エンビード/アンドレ・ドラモンド/チャールズ・バッシー
シクサーズは、ダニー・グリーンを引き留めたぐらいで、今のところ大きな動きを見せていません。
噂されていたシモンズのトレードも、高い要求をしすぎて成立していません。
ドワイト・ハワードの代わりにドラモンドを補強しましたが、ドラモンドはすっかり控えセンターレベルの選手に成り下がってしまったのでしょうか?
優勝を目指すには、シモンズを使って大物選手を補強するのが不可欠のように感じましたが、このまま変わらない体制で来シーズンに臨むのでしょうか?
<ラプターズ>
PG:フレッド・バンブリート/ゴラン・ドラギッチ/マラカイ・フリン/ダラーノ・バントン/デイビッド・ジョンソン
SG:ゲイリー・トレントJr./イザック・ボンガ
SF:OG・アヌノビー/スコッティ・バーンズ/サム・デッカー/渡邊雄太
PF:パスカル・シアカム/プレシャス・アチュワ/フレディ・ジレスピー
C:ケン・バーチ/クリス・ブシェー
フランチャイズアイコンだったカイル・ラウリーを手放し、新体制に移行したラプターズは、ヒートからドラギッチとアチュワを譲り受けました。
ドラフトでは、大方の予想に反してガードのジェイレン・サグズを指名せず、フォワードのスコッティ・バーンズを指名しました。
フォワードポジションはシアカムとアヌノビーがいるため、ポジション的なニーズはなく、ラウリーの後釜としてサグズの指名が有力視されていたため、驚きをもって迎えられました。
渡邊雄太は生き残りましたが、チームオプションのノンギャランティー契約なので、まだまだロースター争いは油断できない状況ではあります。