Collins to Utah

 

<ジャズ>

 PF:ジョン・コリンズ

 

<ホークス>

 SF:ルーディ・ゲイ

 将来のドラフト2巡目指名権

 

何年もの間ずっとトレードの噂が消えなかったコリンズですが、ついにトレードされることになりました。

 

ただ、オールスタークラスの評価を受けていた頃から比べると、その評価は急落。

 

タダ同然でコストカットのために放出されるという結末になりました。

 

3年目に21.6点/10.1リバウンド/3P40.1%をマークした時は、近い将来オールスター間違いなしと言われていました。

 

しかし、そこから徐々に成績が下降し、昨シーズンは13.1点/6.5リバウンド/3P29.2%という低調な数字に終わってしまいました。

 

ただ、まだ25才と若く、チャンスが増えれば元の成績を取り戻す可能性も十分あります。

 

リビルディングを始めたジャズは、時間とサラリーキャップに余裕があります。

 

昨シーズン大躍進したマルッカネンも、2年目にブレイクしたものの、その後使われ方などが変わって成績を落とし、ジャズ移籍をきっかけに再ブレイクを果たしました。

 

コリンズもその同じルートを辿って、ジャズに来て復活というシナリオもありえます。

 

ジャズ再生工場は二匹目のどじょうを拾ったのか、注目されます。

 

<ジャズ>

 PG:コリン・セクストン/クリス・ダン

 SG:ジョーダン・クラークソン/オチャイ・アグバジ/キヨンテ・ジョージ

 SF:ラウリ・マルッカネン/テイレン・ホートン=タッカー/シモーネ・フォンテッキオ

 PF:ジョン・コリンズテイラー・ヘンドリックス/ルカ・サマニッチ

   C:ウォーカー・ケスラー/ケリー・オリニク

 

コリンズはとりあえず先発PFに収まりますが、今年のドラフト9位で同じPFのテイラー・ヘンドリックスを指名しています。

 

昨シーズンの新人王候補にも挙がったウォーカー・ケスラーもいて、インサイドのタレントは豊富です。

 

あとはガードに育成すべき若手タレントが増えてくれば、ジャズのりビルディングは順調に進んでいくと言えるでしょう。

 

<ホークス>

 PG:トレイ・ヤング/コービー・バフキン

 SG:デジョンテ・マレー/ボグダン・ボグダノビッチ

 SF:サディック・ベイ/AJ・グリフィン/ルーディ・ゲイ

 PF:ディアンドレ・ハンター/ジェイレン・ジョンソン

   C:クリント・カペラ/オニエカ・オコングー

 

コリンズの抜けた先発PFの枠は、まだ流動的でしょう。

 

3年目のジェイレン・ジョンソンを先発に上げたいところですが、ハンター、ベイ、グリフィンとSFにタレントが重なっています。

 

当面は、ハンターをPFにスライドさせ、ベイかグリフィンを先発SFで使う方がバランスが取れるのではないかと考えます。

 

SFハンター、PFオコングーというパターンもあるので、組み合わせは様々な候補が考えられるでしょう。