Dray to POR?

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以前から、ベン・シモンズはウォリアーズのスタイルに合うのでは?という声はたくさん聞かれていました。

 

シモンズは、ゴール下でリバウンドを取り、早い展開でオフェンスをプッシュし、得点につながるアシストを出すことができます。

 

カリーやトンプソンといったトップクラスのシューター陣に囲まれていれば、自身の弱点もあまり目立たずに済みます。

 

ただ、一番の障壁は、ドレイモンド・グリーンがいるということでした。

 

パスを出すのはうまいが、シュートは苦手。

2人のプレースタイルは似通っています。

 

そんな選手が1人ならまだいいですが、2人もいたらチームは成り立ちません。

 

ドレイモンドか、シモンズか。

どちらか一方の選択になります。

 

ジャンプショットはドレイモンドの方が上ですが、サイズと若さはシモンズの方が上です。

 

もしシモンズを入れるとしたらドレイモンドを出さなくてはなりませんが、以前からドレイモンドにラブコールを送っていたチームがあります。

 

デイミアン・リラードとブレイザーズです。

 

ブレイザーズはチームディフェンスに課題があり、昨年ロバート・コビントンやデリック・ジョーンズJr.を入れましたが、あまり大きな変化は起こせていません。

 

ただ、ドレイモンドが来ればチームを変えてくれるだろう、という期待感を持って見ています。

 

そこで、シモンズをウォリアーズへ、ドレイモンドをブレイザーズへ、という形を基本ベースにしたトレード案を考えてみました。

 

<ウォリアーズ>

 ベン・シモンズ(←シクサーズ

 

シクサーズ

 CJ・マッカラム(←ブレイザーズ

 デニス・スミスJr.(←ブレイザーズ

 

ブレイザーズ

 ドレイモンド・グリーン(←ウォリアーズ)

 ケボン・ルーニー(←ウォリアーズ)

 モーゼス・ムーディ(←ウォリアーズ)

 

三角トレードのもう一つのピースは、CJ・マッカラムがシクサーズへ行く形です。

釣り合いを取るため、ドレイモンドに加えて今年の1巡目指名であるモーゼス・ムーディをブレイザーズに渡します。

ドラフト1巡目指名権をつけるのと同じ、将来への投資的存在ですね。

 

<ウォリアーズ>

 PG:ステフェン・カリー/クリス・キオーザゲイリー・ペイトンⅡ/ジェフ・ドウティン

 SG:ジョーダン・プール/デイミオン・リークレイ・トンプソン

 SF:アンドリュー・ウィギンス/アンドレ・イグオダーラ/フアン・トスカーノ=アンダーソン

 PF:ベン・シモンズオットー・ポーターJr.ジョナサン・クミンガ

   C:ジェイムズ・ワイズマン/マーニャ・ビエリツァ

 

シモンズはPFのポジションから、オフェンスではポイントフォワードの役割を務めます。

司令塔役としてボールをさばき、カリーやトンプソンらのシューターを操る役目になるでしょう。

また、シモンズとワイズマンは、サイズがあってなおかつ走れるインサイドコンビになりそうです。

ルーニーの代わりに、ビエリツァがセンターのバックアップ、ポーターがPFのバックアップに入ります。

 

シクサーズ

 PG:タイリース・マクシー/デニス・スミスJr.ジェイデン・スプリンジャーグラント・リラー

 SG:CJ・マッカラム/セス・カリー/シェイク・ミルトン/アイザイア・ジョー

 SF:ダニー・グリーン/フルカン・コルクマズ/マティース・サイブル/アーロン・ヘンリー

 PF:トバイアス・ハリス/ジョージ・ニャン/ポール・リード

   C:ジョエル・エンビードアンドレ・ドラモンドチャールズ・バッシー

 

マッカラムが入ることで、アウトサイドにオフェンスの核ができます。

7年連続で20点以上のアベレージを残し、3P成功率も毎年40%前後で安定しています。

爆発力でいうとリラードの方が上ですが、安定感ではマッカラムの方が上でしょう。

またボールハンドラー役もこなすことができるので、PG的にプレーすることもできます。

 

ブレイザーズ

 PG:デイミアン・リラード/アンファニー・サイモンズ

 SG:ノーマン・パウエル/ベン・マクレモア/CJ・エルビー/モーゼス・ムーディ

 SF:ロバート・コビントン/トニー・スネル/ナシアー・リトル/ケルジン・ブレビンス

 PF:ドレイモンド・グリーンラリー・ナンスJr.グレッグ・ブラウンⅢ

   C:ユスフ・ヌルキッチ/コーディ・ゼラーケボン・ルーニートレンドン・ワトフォード

 

ドレイモンド・グリーンが先発PFに入り、コビントンがSFへスライドします。

パウエルもSGにスライドすることで、サイズ的なミスマッチは減るでしょう。

ただ、マッカラムが抜けることで、全体的なオフェンス力はかなりダウンします。

どこでそのオフェンス力をカバーするかが、大きな課題になってくるでしょう。