Stats of the night

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4/10のゲームで少し珍しいスタッツが記録されたので、ちょっとご紹介。

 

【ゲイリー・トレントJr.(ラプターズ)】

 44点・7リバウンド・4アシスト・FG17/19本(89.5%)・3P7/9本・FT3/3本

 

 

80%以上のFG成功率で40点以上を挙げたのは、ラプターズのチーム史上、クリス・ボッシュ以来2人目のことだそうです。

 

 

89.5%というFG成功率は、44点以上マークした選手の中では、NBA史上2番目に高い成功率だったそうです。

1番高かった記録は、1983年にマイク・ウッドソンがマークした91.7%(48点)だそうです。

 

 

また、3Pを9本以上放って、40点以上&FG成功率85%以上を達成したのは、クレイ・トンプソンに続いて史上2人目だそうです。

2Pよりも確率の低い3Pをそれだけ打って、かつこれだけ高い成功率をマークしたという記録ですね。

 

ちなみに、ゲイリー・トレントJr.はブレイザーズからトレードで加入した後、まだ10試合しか出ていません。

その短い間に、多大なインパクトを残す活躍を見せています。

 

●4試合目 対サンダー 31点をマーク(FG12/22本・3P6/11本)

●5試合目 対ウォリアーズ 24点をマーク(FG8/14本・3P6/91本)

●6試合目 対ウィザーズ 逆転のブザービーター3Pでチームを勝利に

●9試合目 対キャブス 44点をマーク(FG17/19本・3P7/9本)

 

最初の3試合を外した直近の7試合の平均で見ると、「22.1点・FG50.9%・3P46.4%」というエース級の成績を残しています。

通常は、チームにフィットするだけでも多少なり時間がかかるものですが、いきなりチームの中心となる活躍をしているのはスゴイです。

ブレイザーズでは主に6thマンとして起用されていましたが、ラプターズでは中心選手になるかもしれませんね。

 

 

【イネス・カンター(ブレイザーズ)】

 24点・30リバウンド(オフェンス12・ディフェンス18)

 

 

30リバウンドは、ブレイザーズのチーム史上最多記録だそうです。

なお、2018年のシーズン以来、最も多いリバウンドの記録でした。

 

 

2000年以降で30リバウンド以上をマークしたのは、わずかに4人のみだそうです。

 

★2010年:ケビン・ラブ(ウルブス)

★2012年:アンドリュー・バイナム(レイカーズ

★2018年:ドワイト・ハワード(ホーネッツ)

★2021年:イネス・カンター(ブレイザーズ

 

 

さらに、その中で20点以上&30リバウンド以上をマークしたのは、こちらの3人だけだそうです。

 

★2010年:ケビン・ラブ(ウルブス) 31点・31リバウンド

★2018年:ドワイト・ハワード(ホーネッツ) 32点・30リバウンド

★2021年:イネス・カンター(ブレイザーズ) 24点・30リバウンド

 

ブレイザーズの正センターはユスフ・ヌルキッチですが、ケガの影響があって18試合しか出場できていません。

その穴を埋めていた控えのカンターの方が、今シーズンはいい成績を残しています。

2人の先発出場時の成績比較です。

 

◆ユスフ・ヌルキッチ 18試合・22.2分・9.4点・7.4リバウンド・FG48.6%

◆イネス・カンター  34試合・30.2分・13.4点・13.4リバウンド・FG59.1%

 

もう明らかにカンターの方が、ヌルキッチを凌駕してますね。

カンターはトータルでも平均12.0リバウンドで、堂々のリーグ4位にランクされています。 

シーズン終了後にはFAになるので、引く手あまたとなりそうです。