メロの復帰がようやく決まりました!
昨シーズン、ロケッツでわずか10試合しか出場できず、その後はずっと浪人状態となっていました。
この夏もネッツ入りなどが噂されましたが、結局オフの間は行き先が決まらず。
そのネッツも、出場停止のウィルソン・チャンドラーの穴埋めとして、メロではなくイマン・シャンパートと契約しました。
元ロケッツ違いでしたね・・・・
そして今回、メロに最後の手(?)を差し伸べたのはブレイザーズでした。
ブレイザーズはここ数年ずっとフォワード・ポジションが弱く、特にオフェンス力不足はずっと課題として残っていました。
なので、以前のブログでも、メロの行き先候補としてブレイザーズを一番に挙げていました。
エースのリラードも、メロがロケッツ入りする前から「ウチに来てくれ」とラブコールを送っていましたが、なかなか実現しませんでした。
なので、今回やっとブレイザーズ入りが決まったのは、両者にとって良かったなと思います。
ロースターはこんな感じでしょうか?
ケガ人続出の今の状態であれば、早い段階でメロの先発起用もあると思います。
PG:デイミアン・リラード/アンファニー・サイモンズ
SG:CJ・マッカラム/ケント・ベイズモア/ゲイリー・トレントJr.
SF:ロドニー・フッド/マリオ・へゾーニャ/ナシアー・リトル/ジェイレン・オアール
PF:カーメロ・アンソニー/アンソニー・トリバー/(ザック・コリンズ)
C:ハッサン・ホワイトサイド/スカル・ラビシエール/モーゼス・ブラウン/(パウ・ガソール)/(ユスフ・ヌルキッチ)
今シーズンのブレイザーズは開幕から苦戦が続いています。
それはオフの選手入れ替えの失敗が響いている気がします。
ここでも触れていますが、フォワードで先発していたハークレスとアミヌを別な選手に入れ替えようというところまではOKだと思います。
得点力不足は否めなかったので、プレーオフであと一歩の殻を破るには必要な動きでした。
ロドニー・フッドを残したのもいいと思います。
ただ、ジェイク・レイマンとマイヤーズ・レナードはキープすべきでした。
特にレナードは、プレーオフの最後で爆発して可能性を感じさせたし、何より先発Cのヌルキッチが復帰するまで、Cを務めることもできます。
復帰したらしたでPFにスライドできるので、非常に使い勝手がいい選手でした。
しかし、わざわざそのレナードと交換してまで、Cとしてしか使いみちがないホワイトサイドを獲るという選択をします。
ただでさえフォワードの層が薄いのに、Cしかできない選手を2人揃えてどうするつもりなのかな?と思ってしまいます。
一方、放出したレナードは、新チームのヒートで開幕から先発PFに固定され、平均7.7点・4.3リバウンド・FG64.2%・3P68.4%という安定した働きを見せています。
もう1人似たタイプのザック・コリンズがいたため、2人は要らないということで放出したのかもしれませんが、それにしたってPFとCで並べて先発させることだってできたはずなので、非常に疑問の残る動きでした。
先発PFとして期待されたコリンズが、開幕わずか3試合で肩を痛め長期離脱となった今では、ますますその思いが強くなっています。
残すべきだったと思うロースターを整理するとこんな感じです。
PG:デイミアン・リラード/セス・カリー
SG:CJ・マッカラム/アンファニー・サイモンズ
SF:ロドニー・フッド/ジェイク・レイマン
PF:マイヤーズ・レナード/ザック・コリンズ
C:イネス・カンター/(ユスフ・ヌルキッチ)
カンター(4.8mil)はホワイトサイド(27.1mil)より安価ですし、仮にカンターを手放してもレナードとコリンズはCのサイズがあるので代役は務められます。
また、レイマンはSF/PF、フッドはSG/SF、カリーはSG/PGと複数のポジションをこなせるので、ケガ人や不調の選手が出た時にスライドさせて起用できます。
今回メロを入れたのは、こういうチーム構成が作れたはずなのに、間違った補強をしたことで立ち行かなくなって、やむを得ず助けを求めたという格好です。
メロを入れて勝てなくても、それはメロのせいではなく、チーム作りの失敗が原因ですので、どうか温かく見守っていただけたらなと思います(笑)
みんなメロの復帰を喜んでいます!
これだけの選手ですから、納得いくまでやってほしいですね