teen sensation

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2/28、ルカ・ドンチッチがようやく20才の誕生日を迎えました。

 

もはやマブスのエースとなり、オールスターにも選ばれそうになったドンチッチの活躍は広く知られているところですが、ここでは10代として残した偉業をまとめておきたいと思います。

 

平均20.9点/7.3リバウンド/5.7アシスト/FG43.4%/3P35.3%

 

得点とアシストはチームトップ、リバウンドもディアンドレ・ジョーダン放出後はトップの数字で、19才のルーキーの段階で完全にフランチャイズ・プレイヤーの地位を確立しています。

 

さらに、これを歴代の10代選手と比較してみます。

 

【10代選手としての歴代最多得点】

1.ルブロン・ジェームズ 2,362点(2年)

2.コービー・ブライアント 1,759点(2年)

3.カーメロ・アンソニー 1,725点(1年)

4.ケビン・デュラント 1,624点(1年)

5.ドワイト・ハワード 1,243点(2年)

6.ルカ・ドンチッチ 1,194点(1年)

 

ルブロン、コービー、ハワードは、高卒プレイヤーとして2年間プレーした数字ですが、19才のルーキーとしてはカーメロ、デュラントに次ぐ数字なんですね。

 

ちなみに、平均得点で比較すると、ルブロン21.9点、カーメロ21.0点に次ぐ3位の20.9点となり、デュラント(20.3点)も上回ってるんですね。

 

さらに、30点以上挙げたゲーム数も、ルブロン20回、カーメロ10回に次ぐ、7回を記録しています。(デュラントと同数)

 

ただ、これは得点だけの記録ですが、ドンチッチのすごいところはそのオールラウンドな能力にあります。

 

例えば、10代で記録されたトリプルダブルは、5回のうちの4回がドンチッチのもの。(もう一つはマーケル・フルツ)

 

35点・10リバウンド・5アシスト以上のゲームを複数回記録したのはドンチッチが初めて。(ルブロンとデュラントが1回ずつ記録)

 

10代として平均5リバウンド・5アシスト以上を記録したのは、ドンチッチとルブロンのみ。

 

10代として決めた3P成功数は、141本でドンチッチがトップ。

 

最後に、これは10代としてではなく、年齢関係なくルーキーとして平均20点・7リバウンド・5アシスト以上を記録したのは、あのオスカー・ロバートソン以来だそうです。

 

そして、そのオスカーのルーキーイヤーは22才でした。

 

10代として、そしてルーキーとして、これだけの実績を残すことがどれほど難しいことなのか。

 

それは、歴代のレジェンドたちや、現在のスーパースターたちと比較することで、初めてそのスゴさがわかってきます。

 

このドンチッチの活躍には、ヨーロッパのレジェンドであるノビツキー師匠も、「正直言ってクレイジーだ。この若さで・・・」と驚きを隠せません。

 

「シーズンを通して彼のプレーを見てきたが、とても19才や20才の若者と話してるとは思えない。もうベテランのような風格を持ってプレーしている」

 

開幕前は今シーズン限りでの引退を決めていたノビツキー師匠ですが、このドンチッチの活躍と、まだ見ぬポルツィンギスとのコンビネーションを想像するとワクワクしてきたのか、もう1年やっちゃおうかなぁ〜と考えはじめているようです。

 

ウェイドのアンビリーバブルなブザービーターもありましたし、お2人とももう1年続けたらいいんじゃないですかね?(笑)

 

 

www.youtube.com

 

 

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ヨーロッパを代表する3人衆の揃い踏みは見たいですねぇ〜

 

 

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練習してたら、もう少しやりたくなっちゃった?

 

 

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ヨーロッパトリオ3人の “The GOAT” Tシャツ

 

 

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GOATはヤギのことですが、“Greatest of All TIme” を表すスラング

 

 

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