Ben for Jerami?

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ベン・シモンズに、新たなトレードの噂が出てきました。

 

・・・・と言っても、シクサーズが勝手に言ってるだけのような話ですが。。

 

シクサーズがベン・シモンズをトレードに出してもいい交換相手として、ジェイムズ・ハーデンとジェラミ・グラントを挙げているようです。

 

ハーデンは、そもそもロケッツから出される際に獲得に動き、結局ネッツに取られた経緯がありました。

 

今となっては、ネッツが手放すわけもなく、言ってるだけな話がします。

 

てゆーか、ネッツとトレードするなら、ハーデンじゃなくてカイリーだろ?という気がしますが。。

 

それは置いといて、ジェラミ・グラントとのトレード案は、少し興味深いです。

 

ジェラミ・グラントは元々シクサーズにドラフトされ、最初の数シーズンを過ごしました。

 

その後、サンダーへとトレードされるのですが、シモンズのルーキーシーズンに一瞬だけチームメイトになった時期がありました。

 

ただ、シモンズはケガで1年目のレギュラーシーズンを全休したので、実際一緒にプレーできたのはサマーリーグだけだったようですが。

 

そんなグラントがシクサーズに来るとしたら出戻りとなるわけですが、トレードするとしたらこんな感じになるでしょう。

 

ピストンズ>  ⇔ <シクサーズ

 ベン・シモンズ    ジェラミ・グラント

            ケリー・オリニク

 

オリニクは12/14までトレードできませんが、サラリーバランス的にはこれでトレードが成立します。

 

グラントはまだオールスターではありませんが、東京オリンピックアメリカ代表には選ばれています。

 

ベン・シモンズの交換相手の条件としている“オールスタークラスの選手”というカテゴリーには当てはまるとしたら、ない話ではないのかなという気がします。

 

ピストンズ

 PG:ケイド・カニングハム/コーリー・ジョセフ/セイベン・リー

 SG:ハミドゥ・ディアロ/キリアン・ヘイズ/フランク・ジャクソン

 SF:サディック・ベイ/ジョシュ・ジャクソン/ロドニー・マッグルーダー/クリス・スミス

 PF:ベン・シモンズトレイ・ライルズアイザイア・リバースジャモーコ・ピケット

   C:アイザイア・スチュワート/ルカ・ガルザ

 

ドラフトNo.1ピックのカニングハムがいるので、シモンズはPFに置くのがいいと思います。

 

そして、現在はヘイズとカニングハムがバックコートで先発していますが、シモンズが入ることでシュート力が弱くなるので、同じくシュートがないヘイズを外し、ディアロかジョシュ・ジャクソンを入れるのがいいと思います。

 

シクサーズ

 PG:タイリース・マクシー/シェイク・ミルトン/ジェイデン・スプリンジャーグラント・リラー

 SG:セス・カリー/フルカン・コルクマズ/アイザイア・ジョー

 SF:ジェラミ・グラント/ダニー・グリーン/マティース・サイブル/アーロン・ヘンリー

 PF:トバイアス・ハリス/ジョージ・ニャンケリー・オリニク/ポール・リード

   C:ジョエル・エンビードアンドレ・ドラモンドチャールズ・バッシー

 

グラントがSFに入ることで、フロントコートに20点級スコアラーが3人並ぶことになり、かなり強力なラインナップになりそうです。

 

オリニクも貴重なシューターとして、プレーオフチームで重宝される即戦力になります。

 

 

もう一つ、おもしろそうなトレードアイディアがこちらです。

 

<バックス>   ⇔ <シクサーズ

 ベン・シモンズ    ジュルー・ホリデイ

 

バックスは、優勝するための最後のピースとしてホリデイを獲得し、見事にNBAチャンピオンに輝きました。

 

しかし、バックス2年目の今シーズンは、ここまで平均13.6点/FG38.4%/3P30.6%と調子が上がっていません。

 

既に31才で、あと4年の長期契約が残るホリデイ。

 

もう優勝という大目標を達成したバックスは、無理にベテランを引き止めておく必要はありません。

 

それよりも、25才のシモンズを獲った方が、26才のヤニスと長くコンビを組み、次なるダイナスティを築ける可能性があります。

 

<バックス>

 PG:ベン・シモンズジョージ・ヒルジョルジオス・カライツァキスジャスティン・ロビンソン

 SG:グレイソン・アレン/ドンテ・ディビンチェンゾ/ロドニー・フッド

 SF:クリス・ミドルトン/パット・コノートン/サナシス・アデトクンボ

 PF:ヤニス・アデトクンボ/ジョーダン・ヌウォラ/セミ・オジェレイ

   C:ブルック・ロペス/ボビー・ポーティス/サンドロ・マムケラシュビリ

 

6−11(211cm)のシモンズとヤニスのコンビは、ダイナミックでディフェンス力にも秀で、他チームから恐れられる存在になりそうです。

 

25才と26才で、あと10年はバリバリやれそうなことも考えると、バックスがさらなる進化を遂げるきっかけとして必要な変化のような気もします。

 

シクサーズ

 PG:ジュルー・ホリデイ/タイリース・マクシー/ジェイデン・スプリンジャーグラント・リラー

 SG:セス・カリー/シェイク・ミルトン/アイザイア・ジョー

 SF:ダニー・グリーン/フルカン・コルクマズ/マティース・サイブル/アーロン・ヘンリー

 PF:トバイアス・ハリス/ジョージ・ニャン/ポール・リード

   C:ジョエル・エンビードアンドレ・ドラモンドチャールズ・バッシー

 

今すぐ勝ちたいシクサーズにとって、優勝を知るベテランPGの存在は、チームが必要としていたファクターになりそうです。

 

オフェンスよりもディフェンス面での評価が高い選手なので、シモンズの穴をうまく埋めてくれそうです。

 

 

ジェラミ・グラントもジュルー・ホリデイもそうですが、GMのダリル・モーリーが求める“スター級の選手”というよりも、今勝つための優秀な3番手のようなイメージになるのかなと思います。

 

いずれにしても、このままベン・シモンズを塩漬けにしておくよりも、何らかの戦力と交換した方が、今シーズンを無駄にせずに済むのではないかと思います。