地味ですが、一件トレードが成立しました。
<ピストンズ> ⇔ <サンダー>
SG ハミドゥ・ディアロ SG スビアトスラフ・ミハイリュウク
2027年2巡目指名権
両者ともに、2018年ドラフトの2巡目指名で、45位と47位という似た者同士。
いずれもNBA3年目を迎え、今シーズン終了後に制限付きFAとなるのも同じです。
ポジションも同じですが、プレースタイルは真逆。
ディアロはダンクコンテスト優勝経験者であり、その抜群の身体能力が売り。
ミハイリュウクは生粋のシューターで、昨シーズンは40.4%の成功率でした。
<ピストンズ>
PG:デロン・ライト/デニス・スミスJr./セイベン・リー/フランク・ジャクソン/(キリアン・ヘイズ)
SG:ウェイン・エリントン/ハミドゥ・ディアロ/デイビダス・シルビディス
SF:サディック・ベイ/ジョシュ・ジャクソン/ロドニー・マッグルーダー
PF:ジェラミ・グラント/セクー・ドゥンブーヤ
C:メイソン・プラムリー/アイザイア・スチュワート/ジャーリル・オカフォー
ブレイク・グリフィンが抜けたことで、ジェラミ・グラントが本来のPFにシフトし、ルーキーのサディック・ベイがSFの先発に抜擢されたことで、ラインナップのバランスは向上しました。
ローズとのトレードでニックスから加入したデニス・スミスJr.は、ディアロが2019年のダンクコンテストで優勝を争った対戦相手でした。
同じチーム、同じバックコートとなって、ダンクの共演が見られるかもしれませんね。
<サンダー>
SG:シェイ・ギルジャス=アレクザンダー/スビアトスラフ・ミハイリュウク/ダリアス・ミラー
SF:ルーゲンツ・ドート/ジャスティン・ジャクソン/ケンリッチ・ウィリアムス/ジョシュ・ホール/(トレバー・アリーザ)
PF:ダリアス・ベイズリー/アイザイア・ロビー/アレクセイ・ポクセウスキー
C:アル・ホーフォード/マイク・マスカーラ/モーゼス・ブラウン
まずまずの活躍を見せていたディアロをサンダーが手放した背景には、ルーゲンツ・ドートの台頭が絡んでいるようです。
ディフェンスのストッパーとして欠かせない存在に成長したドートの影響で、同じポジションのディアロと再契約を結ぶのは難しいだろうと判断したわけですね。
代わりに獲ったミハイリュウクは、サンダーにいないピュアシュータータイプなので、ロールプレイヤーとして残る可能性もあると思います。