オールスターのスターターが発表されましたね。
ほぼ予想した通りのラインナップでしたので、特に驚きはありませんでした。
アメリカ代表のゲームで、アイザイア・トーマスが19点を挙げたというニュースもありました。
どこかのチームが拾ってくれるといいですが、なかなか取ってもらえませんね。
さて、今日は違う話です(笑)
思いっきりマイナーですが、キングスがネマーニャ・ビエリツァをトレードに出そうとしているということで、どこに行くのがいいか相応しいチームを考えてみたいと思います。
ビエリツァは6−10(208cm)のPFで、キングス移籍後は2シーズン続けてスターターを務めていましたが、今シーズンは若手のマービン・バグリーを先発起用するチーム方針から、ローテーションを外れていました。
しかし、昨シーズンまで3年連続で3P成功率40%以上という優秀なシューターであり、32才という年齢的にもまだまだやれます。
実際、今シーズン唯一先発起用された2/19のヒート戦では、25点・8リバウンド・3アシスト・2スティールというスタッツを残しています。
契約も残り1年で7.2milと手頃で、プレーオフを目指すチームなら是非欲しい戦力だろうということで、プレーオフチームに絞って行き先を考えてみたいと思います。
①シクサーズの場合
現在イースト1位のシクサーズですが、3Pは常に課題のチームです。
プレーオフに向けて、3Pの補強は多いに越したことはありません。
<シクサーズ> ⇔ <キングス>
C トニー・ブラッドリー
サンダーではスターターを務めていたファーガソンですが、シクサーズではローテーションを外れてしまっています。
まだ22才と若く、23才のブラッドリーと併せて、可能性のある若手を手に入れた方がキングスにとってもいいと思います。
<シクサーズ>
PG:ベン・シモンズ/タイリース・マクシー
SG:セス・カリー/シェイク・ミルトン/アイザイア・ジョー/ダコタ・マシアス
SF:ダニー・グリーン/フルカン・コルクマズ/マティース・サイブル
PF:トバイアス・ハリス/ネマーニャ・ビエリツァ/マイク・スコット/ポール・リード
C:ジョエル・エンビード/ドワイト・ハワード/ヴァンサン・ポアリエ
3Pシューターとして貢献してきたマイク・スコットの調子が上がらないので、ビエリツァはそこを補う貴重な戦力になります。
セカンドユニットとしても、シュート力のないハワードの隣で必要なシューティングを提供してくれます。
<キングス>
PG:ディアーロン・フォックス/コーリー・ジョセフ/ジャーマイアス・ラムジー/カイル・ガイ
SG:バディ・ヒールド/タイリース・ハリバートン/デイクワン・ジェフリーズ/ジャスティン・ジェイムズ
SF:ハリソン・バーンズ/グレン・ロビンソンⅢ/テレンス・ファーガソン
PF:マービン・バグリーⅢ/ジャバリ・パーカー/トニー・ブラッドリー/ロバート・ウッダードⅡ
C:リショーン・ホームズ/ハッサン・ホワイトサイド/チメジー・メツ
32才のベテランの代わりに、22才と23才の若手を加えておくのはいいことです。
特にファーガソンはウィングのディフェンダーとして伸びしろがあるので、残すべき若手になると思います。
ブラッドリーはPFとCのバックアップとして、戦力になります。
②スパーズの場合
<スパーズ> ⇔ <キングス>
PG コーリー・ジョセフ SF ルーディ・ゲイ
PF ネマーニャ・ビエリツァ PF トレイ・ライルズ
PF不在のスパーズには、サイズがあって3Pも打てるベテランは貴重な戦力になります。
キングスはルーキーPGのハリバートンが加入したことで、控えPGのジョセフが不要になっています。
<スパーズ>
PG:デジョンテ・マレー/パトリック・ミルズ/コーリー・ジョセフ/トレ・ジョーンズ
SG:デマー・デローザン/デリック・ホワイト/クインダリー・ウェザースプーン
SF:ケルドン・ジョンソン/ロニー・ウォーカー/デビン・バッセル
PF:ネマーニャ・ビエリツァ/ドリュー・ユーバンクス/ルカ・サマニッチ/ケイタ・ベイツ=ジョップ
C:ラマーカス・オルドリッジ/ヤコブ・ポエルトル
スパーズは現在、6−5(196cm)のSFケルドン・ジョンソンをPFで先発させていますが、そこへ6−10(208cm)のビエリツァが入ればサイズアップができます。
昨シーズンは先発だったライルズですが、今シーズンはローテーションを外れているので、放出しても問題ないかと思います。
ゲイは契約最終年でFAになるので、いずれにしても来シーズンは残らないでしょう。
<キングス>
PG:ディアーロン・フォックス/タイリース・ハリバートン/ジャーマイアス・ラムジー
SG:バディ・ヒールド/デイクワン・ジェフリーズ/ジャスティン・ジェイムズ/カイル・ガイ
SF:ハリソン・バーンズ/ルーディ・ゲイ/グレン・ロビンソンⅢ
PF:マービン・バグリーⅢ/トレイ・ライルズ/ジャバリ・パーカー/ロバート・ウッダードⅡ
C:リショーン・ホームズ/ハッサン・ホワイトサイド/チメジー・メツ
実績と経験のあるゲイとライルズは、キングスのセカンドユニットに安定感をもらたしてくれるでしょう。
フォックス、ハリバートン、ヒールド、ゲイ、バーンズで組むスモールラインナップも機能すると思います。
ジョセフを放出することで、ハリバートンの出場時間をさらに増やすことができるようにもなります。
③セルティックスの場合
<セルティックス> ⇔ <キングス>
PF ネマーニャ・ビエリツァ C トリスタン・トンプソン
C ハッサン・ホワイトサイド SG ロミオ・ラングフォード
or
PF ジャバリ・パーカー
セルティックスは、課題のインサイドをベテランで補強できます。
キングスは契約最終年のベテランを手放して、若い可能性と交換しておきます。
<セルティックス>
PG:ケンバ・ウォーカー/ペイトン・プリチャード/ジェフ・ティーグ/カーセン・エドワーズ/トレモント・ウォータース
SG:ジェイレン・ブラウン/マーカス・スマート/ジャボンテ・グリーン
SF:ジェイソン・テイタム/セミ・オジェレイ/アーロン・ネズミス
PF:ダニエル・タイス/ネマーニャ・ビエリツァ/グラント・ウィリアムス
C:ハッサン・ホワイトサイド/ロバート・ウィリアムス/タッコ・フォール
キングスがホワイトサイドを出してくれるのかどうかはわかりませんが、もし獲れるとしたら、セルティックス的にはビエリツァより大きな意味を持ちそうです。
この2人の加入で、インサイドの人材不足問題は一気に改善されると思います。
<セルティックス>
PG:ケンバ・ウォーカー/ペイトン・プリチャード/ジェフ・ティーグ/カーセン・エドワーズ/トレモント・ウォータース
SG:ジェイレン・ブラウン/マーカス・スマート/ジャボンテ・グリーン
SF:ジェイソン・テイタム/セミ・オジェレイ/アーロン・ネズミス
PF:ネマーニャ・ビエリツァ/ジャバリ・パーカー/グラント・ウィリアムス
C:ダニエル・タイス/ロバート・ウィリアムス/タッコ・フォール
もしホワイトサイドがダメなら、ホワイトサイドがジャバリ・パーカーに変わってもトレードは成立します。
これでも現状のラインナップよりは機動力が高まり、バランスは良くなると思います。
<キングス>
PG:ディアーロン・フォックス/コーリー・ジョセフ/ジャーマイアス・ラムジー/カイル・ガイ
SG:バディ・ヒールド/タイリース・ハリバートン/ロミオ・ラングフォード/ジャスティン・ジェイムズ
SF:ハリソン・バーンズ/グレン・ロビンソンⅢ/デイクワン・ジェフリーズ
PF:マービン・バグリーⅢ/ジャバリ・パーカー/ロバート・ウッダードⅡ
C:リショーン・ホームズ/トリスタン・トンプソン/チメジー・メツ
ラングフォードは、2019年の1巡目14位指名のスコアリングガード。
まだあまりゲームに出られていませんが、いずれも今シーズンで契約が切れるベテランとの交換で、将来に向けた若いタレントを加えておくのはいいことかと思います。
④ヒートの場合
<ヒート> ⇔ <キングス>
PF ネマーニャ・ビエリツァ SG エイブリー・ブラッドリー
SF モーリス・ハークレス
ヒートも先発PFが不在のプレーオフチーム。
いまいちフィットしていない新加入選手2人との交換で獲ることができます。
<ヒート>
PG:ゴラン・ドラギッチ/ケンドリック・ナン/ゲイブ・ビンセント
SG:ダンカン・ロビンソン/タイラー・ヒーロー/マックス・ストラス
SF:ジミー・バトラー/アンドレ・イグオダーラ/KZ・オクパラ
PF:ネマーニャ・ビエリツァ/プレシャス・アチュワ/(マイヤーズ・レナード)
C:バム・アデバヨ/ケリー・オリニク/クリス・シウバ/ユドニス・ハスリム
これまでオリニク一択だった先発PFの枠に、ビエリツァという選択肢が増えます。
主力や若手を出さずにGETできるのもポイントです。
<キングス>
PG:ディアーロン・フォックス/タイリース・ハリバートン/コーリー・ジョセフ/ジャーマイアス・ラムジー
SG:バディ・ヒールド/エイブリー・ブラッドリー/ジャスティン・ジェイムズ/カイル・ガイ
SF:ハリソン・バーンズ/グレン・ロビンソンⅢ/デイクワン・ジェフリーズ
PF:マービン・バグリーⅢ/モーリス・ハークレス/ジャバリ・パーカー/ロバート・ウッダードⅡ
C:リショーン・ホームズ/ハッサン・ホワイトサイド/チメジー・メツ
ブラッドリー、ハークレスとフィジカルなプレーができるベテランを2人入れ、ベンチの選手層を厚くすることができます。
特にブラッドリーは、バックコートのディフェンスを引き締めてくれる貴重な戦力になります。