2021-22 Season Roster (PAC Div.)
最後に、パシフィック・ディビジョンです。
赤:移籍
青:ルーキー
緑:2way
<ウォリアーズ>
PG:ステフェン・カリー/クリス・キオーザ/ゲイリー・ペイトンⅡ/ジェフ・ドウティン
SG:ジョーダン・プール/デイミオン・リー/アンドレ・イグオダーラ/モーゼス・ムーディ/(クレイ・トンプソン)
SF:アンドリュー・ウィギンス/オットー・ポーターJr./フアン・トスカーノ=アンダーソン
PF:ドレイモンド・グリーン/ネマーニャ・ビエリツァ/ジョナサン・クミンガ
C:ジェイムズ・ワイズマン/ケボン・ルーニー
ウォリアーズは最後のロースター枠にエイブリー・ブラッドリーを選ばず、ゲイリー・ペイトンⅡを残すという選択をしました。
2wayで残すという選択肢や、マイカル・モルダーを残すという選択肢もあった中で、少し意外な動きに感じました。
FA組は地味ながら、チームによくフィットするベテランを揃えました。
出戻りのイグオダーラは言うに及ばずですが、ポーターとビエリツァも、パスと3Pを多用するウォリアーズのオフェンスシステムにスムーズにフィットしています。
特にビエリツァは、昨シーズンもトレードで獲得しようと動いていたので、今シーズン晴れて念願の獲得となりました。
<クリッパーズ>
PG:レジー・ジャクソン/エリック・ブレッドソー/ジェイソン・プレストン
SG:テランス・マン/ルーク・ケナード/キーオン・ジョンソン/ブランドン・ボストンJr.
SF:ポール・ジョージ/ジャスティス・ウィンズロウ/アミーア・コフィー/ジェイ・スクラブ/(カワイ・レナード)
PF:マーカス・モーリスSr./ニコラ・バトゥーム
C:セルジ・イバカ/イビチャ・ズーバッツ/アイザイア・ハーテンスタイン
レジー・ジャクソンとエリック・ブレッドソーの両PGを並べてバックコートで先発させるようですが、SGにはテランス・マンを先発させた方がいいと思います。
プレーオフで活躍したマンは、サイズもスピードもあり、わざわざサイズのミスマッチを自ら作ることはないと思います。
そして、ブレッドソー、ケナード、ウィンズロウ、バトゥーム、ズーバッツのBチームは、なかなか強力だと思います。
ケガでしばらくプレーを見ていないウィンズロウが、完全復活を果たせるかどうかも注目です。
<レイカーズ>
PG:ラッセル・ウェストブルック/ケンドリック・ナン/ラジョン・ロンド
SG:テイレン・ホートン=タッカー/マリーク・モンク/ウェイン・エリントン/エイブリー・ブラッドリー
SF:ルブロン・ジェイムズ/ケント・ベイズモア/トレバー・アリーザ/オースティン・リーブス
PF:アンソニー・デイビス/カーメロ・アンソニー/セクー・ドゥンブーヤ
C:ディアンドレ・ジョーダン/ドワイト・ハワード/ジェイ・ハフ
豪華な名前の並んだ補強が話題になったレイカーズ。
ただ、たった3人しか残らなかった昨シーズンからのメンバー、テイレン・ホートン=タッカーには、ぜひ先発SGの役割を与えてほしいなと思います。
また、ピストンズから放出されたドゥンブーヤを2wayで取れたのは大きいと思います。
一度はスターターになったこともある1巡目指名選手を、2wayで取ってしまうというのは反則に近いですが、これもレイカーズだからなせる業でしょう。
<サンズ>
PG:クリス・ポール/キャメロン・ペイン/エルフリッド・ペイトン
SG:デビン・ブッカー/ランドリー・シャメット
SF:ミケル・ブリッジズ/キャメロン・ジョンソン/アブデル・ナダー/チャンドラー・ハッチソン
PF:ジェイ・クラウダー/フランク・カミンスキー/ジェイレン・スミス/イシュマイル・ウェインライト
C:ディアンドレ・エイトン/ジャベイル・マッギー/(ダリオ・シャリッチ)
サンズは、主力メンバーはほぼほぼ変わっていません。
ベンチに、シューターのシャメット、ショットブロッカーのマッギー、パサーのペイトンと適材適所の補強をしています。
また、ブリッジズとシャメットとは契約延長も締結しました。
エイトンの契約延長交渉は頓挫していますが、14.4点・10.5リバウンド・1.2ブロックの成績でMAX契約を要求するのは無理な話だと思います。
自身がMAXに相応しいプレイヤーであることを、まず証明するのが先だと思います。
<キングス>
PG:ディアーロン・フォックス/デイビオン・ミッチェル
SG:タイリース・ハリバートン/テレンス・デイビス/ジャーマイアス・ラムジー
SF:ハリソン・バーンズ/バディ・ヒールド/モーリス・ハークレス/ロバート・ウッダードⅡ
PF:マービン・バグリーⅢ/トリスタン・トンプソン/チメジー・メツ/ルイス・キング
C:リショーン・ホームズ/アレックス・レン/デイミアン・ジョーンズ/ニミアス・ケイタ
4年目で正念場を迎えているバグリーですが、ついに先発も外されてしまったようです。
ただラインナップとしては、バーンズをSF、バグリーをPFにして、ヒールドはベンチエースにする布陣がバランス的には一番しっくりきます。
もう一度チャンスを与えるべきだと思いますが、与えないなら早々にトレードに出すべきだと思います。
1巡目9位指名のミッチェルは、評判通りのディフェンス力を見せ、即戦力となりそうです。
ただ、先発級のPGが3人いたり、Cが5人いたり、相変わらずロースターのバランスが悪いキングスです。