これはビッグニュースかもしれません。
ラプターズが、アレックス・レンをカットしました。
先日のラプターズの記事の中でも触れた通り、マルクとイバカの代役として獲ったアーロン・ベインズとアレックス・レンが全く機能しておらず、今回レンをカットするという判断をしたわけですね。
それ自体は特にニュースではありません。
ただ、このことでラプターズのロースターは1枠空くことになります。
わざわざギャランティー契約を負担してまでロースターの枠を空けるということは、この後に何らかの動きがあるということです。
それはトレードなのか、はたまたFAで誰かを獲るのか、それともGリーグからコールアップするのか・・・・
どうなるのかはまだ全くわかりませんが、一つの可能性として存在するのが、渡邊雄太との本契約です。
開幕からローテーションの一角を担い、ほぼ毎試合のように途中出場している渡邊。
グリズリーズ1年目が15試合、2年目が18試合しか出られなかったことを考えると、すでに13試合中8試合に出場しているというのは、立派な戦力としてカウントされているということです。
今シーズンは、コロナ禍の特別ルールということで、2way契約の選手もいつもより多く試合に出場することができます。
72試合中50試合までは出場することができるように、範囲が広げられています。
渡邊は、開幕から3試合は出番がありませんでしたが、その後は10試合中8試合に出場。
残り試合もこのペースで出ると仮定すると、72−13=59試合×80%=47試合となります。
すると、すでに8試合出ているので、トータルで8+47=55試合に出場する計算になります。
となると、2way契約のリミットの50試合を超えてしまうことになるんですね。
であれば、2way契約からNBAの本契約に昇格させた方がいいのではないか?という議論になってもおかしくはないわけです。
以前も述べましたが、そもそもノンギャランティー契約でキャンプに臨んで、既存の2way契約選手からその座を実力で奪ったことは、本当にスゴイことなんです。
それがさらに、シーズンに中に2way契約からNBA本契約に上がることになったら、これまた本当に快挙と言っていいと思います。
それぐらい、狭き門をこじ開けるスゴイことです。
朗報を待ちましょう。
ディフェンス面で確固たる評価を得ている渡邊
ブロックは、現在チームで2番目に多い数字
あとはオフェンスがもう少しついてくれば出番も増えそう
ついにNBA本契約を勝ち取れるか!?