Camp Roster (S.W. Div.)

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ウェスタン・カンファレンスに移って、サウスウェスト・ディビジョンです。

 

赤:移籍

青:ルーキー

緑:2way契約

 

 

マブス

 PG:ルカ・ドンチッチ/ジェイレン・ブランソン/トレイ・バーク

 SG:ティム・ハーダウェイJr./コートニー・リー/ジョシュ・グリーンタイレル・テリー

 SF:ジョシュ・リチャードソン/ドリアン・フィニー・スミス/ウェスリー・イワンドゥ

 PF:クリスタップス・ポルツィンギス/マキシ・クリーバー/ジェイムズ・ジョンソンタイラー・ベイ

   C:ドワイト・パウエル/ボバン・マリヤノビッチ/ウィリー・コーリー・スタイン

 

ドンチッチを中心にオフェンス力がアップしたマブスは、あとはディフェンスさえ強化すれば勝てるチームになれそう。

そこで新戦力は、トレードでジョシュ・リチャードソン、FAでウェスリー・イワンドゥ、ドラフトでジョシュ・グリーンと、ディフェンスを意識した補強に終始しました。

ポルツィンギスがケガで出遅れ、ドワイト・パウエルは昨シーズン全休しているので、インサイドの状態が気になりますが、ドンチッチのMVP級の活躍ぶりを勝利につなげていきたいところです。

 

 

<ロケッツ>

 PG:ジョン・ウォール/クリス・クレモンズ/ジェリアン・グラント

 SG:ジェイムズ・ハーデン/ベン・マクレモア/デイビッド・ヌワバ/メイソン・ジョーンズ

 SF:エリック・ゴードンスターリング・ブラウンジェラルド・グリーンケニヨン・マーティンJr.

 PF:PJ・タッカー/ダヌエル・ハウスJr./ブルーノ・カボクロ/ジェイショーン・テイト

   C:クリスチャン・ウッドディマーカス・カズンズケニー・ウッテン

 

ウェストブルックを放出してジョン・ウォールに替えるというギャンブルを敢行したロケッツ。

2年間のブランクは気になりますが、オフのトレーニング情報から伝え聞くと、かなり期待ができそうな雰囲気がします。

また、超スモールラインナップから脱却し、クリスチャン・ウッドを入れたのは大きいと思います。

打てるビッグマンが入ったことで、オフェンスのバリエーションは確実に増え、ハーデンの負担も軽減されることと思います。

カズンズとウォールのケンタッキー大コンビの復活にも注目ですね。

 

 

グリズリーズ

 PG:ジャー・モラント/ディアンソニー・メルトン/タイアス・ジョーンズ

 SG:ディロン・ブルックス/グレイソン・アレン/デズモンド・ベイン/ジョン・コンチャー

 SF:ジャスティス・ウィンズロウ/カイル・アンダーソン/マルコ・グードゥリッチ/ショーン・マクダーモット

 PF:ジャーレン・ジャクソンJr./ブランドン・クラーク/ゼイビア・ティルマン

   C:ヨナス・バランチュナス/ゴーギー・ジェン/ジョンテイ・ポーター/キリアン・ティリー

 

グリズリーズはほぼ補強らしい補強はなく、メルトン、ポーター、コンチャーといった控え選手と再契約をしたぐらいに留まりました。

それにしても、控えPGのメルトンが4年35milという結構大きな契約を結んだことには驚きました。

ディフェンスが売りの地味な選手が、4年契約を勝ち取るというのは珍しいことだと思います。

ちなみに、2way契約だったコンチャーにも4年契約、昨シーズン1試合も出ていないポーターにも3年契約を与えて

 

 

ペリカンズ>

 PG:ロンゾ・ボール/カイラ・ルイスJr.

 SG:エリック・ブレッドソー/JJ・レディック/ニキール・アレクザンダー=ウォーカー

 SF:ブランドン・イングラム/ジョシュ・ハート/シンダリアス・ソーンウェル

 PF:ザイオン・ウィリアムソン/ウェ二エン・ゲイブリエル/ニコロ・メリ/ジャロッド・ユートフ

   C:ティーブン・アダムス/ジャクソン・ヘイズ/ウィリー・エルナンゴメスウィル・マグネイ

 

ペリカンズは、長年チームの顔だったジュルー・ホリデイをついに放出。

代わりにブレッドソーとスティーブン・アダムスを加えました。

バックコートはロンゾ・ボールとブレッドソーのダブルPGが先発となりそうですが、バランス的に考えれば、ブレッドソーとレディックを先発させ、ロンゾを控えPGにした方がいいようにも思います。

 

アダムスはいい選手ですが、アウトサイドはないので、同じく外から打たないザイオンと組ませるのは微妙です。

にもかかわらず、トレードしてすぐ、残り1年だった契約をわざわざ2年延長した判断には疑問が残りました。

まずは1年やってみて、コンビネーションが合うかどうかを見てから判断しても遅くはなかったように思います。

 

 

<スパーズ>

 PG:デジョンテ・マレー/パトリック・ミルズ/トレ・ジョーンズ

 SG:デリック・ホワイト/ロニー・ウォーカー/デビン・バッセルクインダリー・ウェザースプーン

 SF:デマー・デローザン/ケルドン・ジョンソンキャメロン・レイノルズ

 PF:ラマーカス・オルドリッジ/ルーディ・ゲイ/ケイタ・ベイツ=ジョップ/ルカ・サマニッチ

   C:ヤコブ・ポエルトル/トレイ・ライルズ/ドリュー・ユーバンクス/タイラー・ゼラー

 

プレーオフの連続出場記録が途絶えたスパーズは、チーム改変に乗り出すのかな?と思いましたが、意外に動きがありませんでした。

ドラフト指名した3&Dプレイヤーのデビン・バッセルと、デューク大の先発PGトレ・ジョーンズは、いずれも即戦力となりそうな実力派ですが、FAやトレードでの補強はほぼありませんでした。

デローザン、オルドリッジ、ゲイ、ミルズといったベテランたちが来オフ同時にFAとなるので、チーム改造はその時までお預けにしているのかもしれません。

若手のロニー・ウォーカーやケルドン・ジョンソンの成長は楽しみな要素です。