次は、ノースウェスト・ディビジョンです。
赤：移籍
青：ルーキー
緑：2way契約
＜ナゲッツ＞
PG：ジャマール・マレー／ファクンド・カンパッソ／モンテ・モーリス／マーカス・ハワード
SG：ゲイリー・ハリス／RJ・ハンプトン／PJ・ドージアー
SF：ウィル・バートン／マイケル・ポーターJr.／ブラトコ・チャンチャー
PF：ポール・ミルサップ／ジャマイカル・グリーン／ジーク・ナジ／グレッグ・ウィッティントン
C：ニコラ・ヨキッチ／ボル・ボル ／アイザイア・ハーテンスタイン
クリッパーズを破ってカンファレンス・ファイナルまで駒を進めたナゲッツでしたが、そのプレーオフでブレイクしたジェラミ・グラントを失う結果に。
さらには、メイソン・プラムリーやトーリー・クレイグといったローテーションプレイヤーも手放してしまいました。
代わりに加えたのは、クリッパーズからFAになったジャマイカル・グリーンぐらいで、戦力ダウンが危惧されます。
ただ、新戦力はおもしろくて見るのが楽しみです。
アルゼンチン人のカンパッソは、変幻自在のパスワークで魅了するレアル・マドリードのPG。
RJ・ハンプトンは、ラメロ・ボールと共にオーストラリアリーグで武者修行をしていた高卒プレイヤー。
どちらもNBAでどんなプレーを見せてくれるのか、非常に注目です。
＜ウルブス＞
PG：ディアンジェロ・ラッセル／リッキー・ルビオ／アシュトン・ヘイガンス
SG：マリーク・ビーズリー／ジョシュ・オコギー／ジェイレン・ノーウェル
SF：アンソニー・エドワーズ／ジャレット・カルバー／ジェイク・レイマン
PF：フアン・エルナンゴメス／エド・デイビス／ロンデイ・ホーリス＝ジェファーソン／ジェイデン・マクダニエルズ
C：カール・アンソニー＝タウンズ／ナズ・リード／ジャレッド・バンダービルト／タイラー・クック
SGのアンソニー・エドワーズをドラフトNo.1で指名したウルブスでしたが、直後にビーズリーとも再契約。
トレードで出戻りのルビオもいるので、どんな組み合わせでバックコートを組むつもりなのかわかりません。
フロントコートは、エルナンゴメスと再契約し、エド・デイビスとホーリス＝ジェファーソンとFA契約を結びましたが、やや小粒感は否めません。
とはいえ、タウンズ、ラッセル、エドワーズと3本柱が固まったウルブスは、これから伸びていくチームになるでしょう。
＜サンダー＞
PG：シェイ・ギルジャス＝アレクザンダー／ジョージ・ヒル／フランク・ジャクソン／セオ・マレドン
SG：ルーゲンツ・ドート／ハミドゥ・ディアロ／タイ・ジェローム
SF：トレバー・アリーザ／ジャスティン・ジャクソン／ダリアス・ミラー／アドミラル・スコフィールド／ジョシュ・ホール
PF：ダリアス・ベイズリー／ケンリッチ・ウィリアムス／アイザイア・ロビー／アレクセイ・ポクセウスキー
C：アル・ホーフォード／マイク・マスカーラ／TJ・リーフ／モーゼス・ブラウン
ついにリビルディングを断行したサンダーは、主力のベテランを一掃しました。
残った若手のギルジャス＝アレクザンダー、ドート、ベイズリーらを中心に、1からチーム作りを始めていく覚悟ですね。
なので、今いるメンバーは仮の姿だと思ってください。
これからもっともっと変わっていきますので。
ヨーロッパから来るルーキー、ポクセウスキーとマレドンはどちらもすぐにNBA入りを希望しているそうです。
しばらくヨーロッパでプレーしてから〜なんていうパターンも多いですが、この2人は即合流するようです。
こちらもどんなプレーヤーなのか、とても興味深いです。
＜ブレイザーズ＞
PG：デイミアン・リラード／アンファニー・サイモンズ
SG：CJ・マッカラム／ゲイリー・トレントJr.／CJ・エルビー／ケルジン・ブレビンス
SF：デリック・ジョーンズJr.／ロドニー・フッド／ナシアー・リトル
PF：ロバート・コビントン／カーメロ・アンソニー／ハリー・ジャイルズⅢ
C：ユスフ・ヌルキッチ／イネス・カンター／ザック・コリンズ
このオフの補強で勝ち組の一つとなったブレイザーズ。
デリック・ジョーンズJr.とコビントンが新たな先発フォワードコンビとなり、昨年の先発だったロドニー・フッドとカーメロ・アンソニーがバックアップに回るという豪華な顔触れとなりました。
また、センターにはカンターが出戻り、2シーズン前のダブルCコンビが復活。
さらには、昨年の先発コリンズと、若手のジャイルズも後ろに控えるという厚い布陣になりました。
バブルで活躍したゲイリー・トレントJr.も、本格的なブレイクを狙っています。
プレーオフのボーダーラインだったチーム力は、一気にカンファレンス上位を目指せる選手層になったと思います。
＜ジャズ＞
PG：マイク・コンリー／シャキール・ハリソン／ナイジェル・ウィリアム＝ゴス／トレント・フォレスト
SG：ドノバン・ミッチェル／ジョーダン・クラークソン／ミーヤ・オーニ
SF：ボヤン・ボグダノビッチ／ジョー・イングルス／イライジャ・ヒューズ
PF：ロイス・オニール／ジョージ・ニャン／ジュワン・モーガン／ジャーレル・ブラントリー
C：ルーディ・ゴベア／デリック・フェイバース／ウドカ・アズブーキ
ジャズは2年前まで先発PFを務めていたフェイバースを、1シーズンで呼び戻しました。
かつての先発PFに戻す可能性もありますが、小型化・スピード化が進む現代NBAの中では、Cのバックアップの方が無難な起用法かもしれません。
ただその場合、サイズのあるPFの補強はしてほしいところですが・・・・
昨シーズンは、最終的にはボグダノビッチがケガでプレーオフを欠場したことが響きましたが、年間通して言うとマイク・コンリーの不調が大きく影響しました。
グリズリーズ時代の姿を取り戻してくれるといいのですが、このまま調子が上向かないようだと、カンファレンス上位に食い込むのが難しくなりそうです。
