【EAST 2nd Round】
(2) Toronto X (3) Philadelphia GAME3
Raptors 95-116 76ers [TOR 1-2 PHI]
シーズン途中にジミー・バトラーとトバイアス・ハリスを加え、先発全員がオールスタークラスの豪華な布陣を揃えたシクサーズ。
その持てるポテンシャルが正しく発揮されると、これぐらいの破壊力があるんだということを知らしめるような試合でした。
最初の2戦は不発に終わったエンビードが、33点・10リバウンド・5ブロックと大暴れ。
最終Qには、3Pのフェイクから切れ込んでウィンドミルダンクを叩き込み、飛行機ポーズでホームのファンは大熱狂。
こういう雰囲気になると、シクサーズのいいところばかりが出ます。
GAME2の立役者バトラーも好調を維持し、22点・9リバウンド・9アシスト・3スティールとオールラウンドな働き。
先発全員が2ケタ得点を挙げ、チーム全体でもFG51.2%・3P43.5%と好調なシューティングで、一度もリードを奪われることなく、最大26点差をつける快勝でした。
ラプターズは、エースのレナードがこの日もFG13/22本(59.0%)の33点と気を吐きましたが、その他のチームメイトが全員合計でFG36.1%の62点しか奪えず。
特にPGコンビのラウリーとヴァンフリートは、2人合わせてFG2/17本・3P0/9本の8点と絶不調。
レナードは、シリーズ3試合で平均37.7点・FG61.0%・3P41.0%と好調を維持していますが、レナード頼みのオフェンスを続けていては、タレントの豊富さで勝るシクサーズに追いつけません。
レナード以外のプレイヤーの頑張り、特にこの日25.9%に終わった3Pの改善が重要になるでしょう。
Toronto Raptors vs Philadelphia 76ers : May 2, 2019