【EAST 1st Round】
(2) Toronto X (7) Orlando GAME2
Raptors 111-82 Magic [TOR 1-1 ORL]
昨日のシクサーズ同様、GAME1をアップセットされたラプターズは、必勝体制でGAME2に望みました。
ティップオフから11−0とスタートダッシュに成功すると、そのまま一度もリードを許すことなく、最後は30点差をつけて大勝しました。
GAME1は無得点に終わったラウリーも、22点・7アシストと復活。
レナードが37点、シアカムも19点・10リバウンドと役者が揃い、本来の強さを取り戻していました。
一度目覚めれば、今後はレギュラーシーズン同様の安定した戦いをすることができるでしょう。
レナードは37点を挙げてチームを牽引
ラウリーもようやくお目覚めの22点
【WEST 1st Round】
(2) Denver X (7) San Antonio GAME2
Nuggets 114-105 Spurs [DEN 1-1 SAS]
こちらもGAME1を落としたナゲッツは、上位シードとして負けられない1戦です。
しかしスパーズ優勢でゲームは進み、3Q残り4分半の時点でナゲッツは19点をリードされていました。
ここでナゲッツのマイク・マローンHCは、前日31点差をひっくり返したクリッパーズを引き合いに出し、タイムアウトで選手たちを叱咤激励したそうです。
するとこれに応えたのがジャマール・マレー。
マレーはGAME1で3P6本を全て外し、この日も3QまでFG8本を全て外すというスランプに陥っていましたが、最終Qだけで8本連続を含む21点と爆発。
チームを逆転勝利に導く原動力となりました。
若いがゆえに波があるナゲッツですが、敵地でどこまでレギュラーシーズン通りのプレーができるか注目です。
Jamal Murray Full Highlights 2019 WCR1 Game 2 Spurs vs Nuggets - 24 Pts, 4th Quarter EXPLOSiON!
開始早々にジャージーをビリビリにしたデローザン
がるるぅぅ....
(3) Portland X (6) Oklahoma City GAME2
Blazers 114-94 Thunder [POR 2-0 OKC]
実力伯仲の好カードとなっているこのシリーズですが、この日はスター選手の活躍度合いが勝敗を分けました。
ブレイザーズがリラードがFG10/21本(3P4/8)成功の29点、マッカラムもFG12/22本(3P3/7)成功の33点と両輪が揃い踏みしたのに対して、サンダーはジョージがFG11/20本(3P2/7)成功の27点をマークしたものの、ウェストブルックがFG20本のうち5本しか決まらず、3Pも6本打って1本しか決まらないブレーキで、わずか14点に留まりました。
サンダーはチーム全体でも3Pが決まらず、5/28本の成功率17.9%と低調。
13/32本で成功率40.6%だったブレイザーズと大きな差がつき、これがそのまま勝敗にもつながりました。
先発Cのナーキッチを失い、サンダーのアップセットが予想されていたこのシリーズですが、ブレイザーズがまさかの連勝スタートという結果に。
ホームに戻るサンダーが本調子を取り戻せるかどうかは、ウェストブルックの出来にかかってきそうです。
Damian Lillard and CJ McCollum Combine For 62 Points in Game 2 Win Over Thunder
キレッキレの動きを見せたリラード
入らない3Pを打ち続けるウェストブルック