ゴードン・ヘイワードを獲得したホーネッツですが、そのサラリー枠を捻出するためにニコラ・バトゥームを解雇し、最終年27milの契約を向こう3年間で9milずつ分割精算することにしました。
そのバトゥームですが、フリーになったらクリッパーズが獲るかもしれないそうです。
<クリッパーズ>
PG:パトリック・ビバリー/ルイス・ウィリアムス/カイ・ボウマン
SG:ポール・ジョージ/ルーク・ケナード/ジェイ・スクラブ
SF:カワイ・レナード/ニコラ・バトゥーム/テランス・マン
PF:マーカス・モーリス/パトリック・パターソン/ミフォンドゥ・カベンゲリ/ダニエル・オトゥル
C:セルジュ・イバカ/イビチャ・ズーバッツ/ジョアキム・ノア
ポジションのニーズは満たしますが、それで優勝が狙えるのかな?という疑問は残ります。
もう一つ同じホーネッツ絡みの話で、テリー・ロジアーをトレードで獲るのではないかという噂があります。
他のポジションに比べて見劣りのする、先発PGのグレードアップを図ろうという狙いです。
例えば、こんなトレードなら成立します。
<クリッパーズ> ⇔ <ホーネッツ>
PG テリー・ロジアー PG パトリック・ビバリー
SG マリーク・モンク SG ルイス・ウィリアムス
<クリッパーズ>
PG:テリー・ロジアー/カイ・ボウマン
SG:ポール・ジョージ/マリーク・モンク/ジェイ・スクラブ
SF:カワイ・レナード/ルーク・ケナード/テランス・マン
PF:マーカス・モーリス/パトリック・パターソン/ミフォンドゥ・カベンゲリ
C:セルジュ・イバカ/イビチャ・ズーバッツ/ジョアキム・ノア/ダニエル・オトゥル
先発PGが入るのはいいんですが、バックコートの選手層が急に薄くなったような印象を受けますね。
そう感じるのは、既にランドリー・シャメットを手放しているのが大きい気がします。
ロジアーは、セルティックス時代にプレーオフでも活躍できることを証明していますし、3P成功率もキャリアで初めて40%台に乗りました。
イバカとロジアーが加わった先発5人は、なかなか強力なラインナップではないかと思います。
<ホーネッツ>
PG:デボンテ・グラハム/パトリック・ビバリー/グラント・リラー
SG:ラメロ・ボール/ルイス・ウィリアムス/ケイレブ・マーティン
SF:ゴードン・ヘイワード/マイルズ・ブリッジズ/コーディ・マーティン
PF:PJ・ワシントン/ジェイレン・マクダニエルズ/バーノン・キャリーJr.
C:コーディ・ゼラー/ビスマック・ビヨンボ/ニック・リチャーズ
ドラフトでPGのラメロ・ボールを指名したホーネッツは、遅かれ早かれダブルPGの解体が必要になります。
ダブルどころか、トリプルPG体制になってしまいましたので・・・・
ボールはサイズがありますので、小さなグラハムと並んで先発することが可能だと思います。
ビバリーとルー・ウィリアムスは、ベンチから出てきたら恐いコンビです。
その後のチーム作りも、18.9milのロジアーを残しておくよりも、13.3milのビバリーと8.0milのルーの方がトレードなどで動かしやすくなります。
他にも、クリッパーズの先発PG候補はいます。
PG デリック・ローズ SG ルイス・ウィリアムス
SF テランス・マン
<クリッパーズ>
PG:デリック・ローズ/カイ・ボウマン
SG:ポール・ジョージ/ルーク・ケナード
SF:カワイ・レナード/ジェイ・スクラブ
PF:マーカス・モーリス/パトリック・パターソン/ミフォンドゥ・カベンゲリ
C:セルジュ・イバカ/イビチャ・ズーバッツ/ジョアキム・ノア/ダニエル・オトゥル
うーん、見てみたいですねぇ〜
ロースはレイカーズの噂も出ていましたので、レイカーズがシュルーダーを獲った今、逆にクリッパーズがローズを獲って、対決する姿を見てみたい気もします。
ただ、ローズの場合ケガが多いので、もう少し頼れるバックアップを揃えておく必要があります。
そこで、こんなトレードはどうでしょう?
<クリッパーズ>
PG デリック・ローズ(←ピストンズ)
PG ジョージ・ヒル(←サンダー)
<ピストンズ>
SG ルイス・ウィリアムス(←クリッパーズ)
<サンダー>
クリッパーズがローズとジョージ・ヒルの両PGを獲得する、3チームのトレードです。
リビルディング中のチームはベテランを必要としていないので、なんらかのインセンティブをつければトレードに応じてくれやすいです。
なので、実際の取り引きにはドラフト2巡目指名権などが追加されてくるでしょう。
<クリッパーズ>
PG:ジョージ・ヒル/デリック・ローズ/カイ・ボウマン
SG:ポール・ジョージ/ルーク・ケナード
SF:カワイ・レナード/テランス・マン/ジェイ・スクラブ
PF:マーカス・モーリス/パトリック・パターソン/ミフォンドゥ・カベンゲリ
C:セルジュ・イバカ/イビチャ・ズーバッツ/ジョアキム・ノア/ダニエル・オトゥル
実力的にはローズの方が上ですが、他のメンバーとのバランスを考えると、ヒルを先発にした方がうまくいくと思います。
ヒルは昨シーズン、3P成功率が46.0%とリーグNo.1の高確率をマーク。
レナードとジョージの2大エースがいるファーストユニットでは、ディフェンスに優れ、オフェンスではボールを持たなくても貢献できるタイプのヒルの方がフィットします。
逆にローズは、自らの手にボールを持つことによって力を発揮するタイプ。
セカンドユニットのエースとして、自由に暴れまわった方が、チームにとっても本人にとっても良い結果が出そうです。
まだフォワードの選手層をグレードアップする必要はありますが、なかなかいいベースが出来上がるのではないかと思います。
実際にはどう動くのか、クリッパーズの今後に注目です。