PG of LAC

f:id:KG21:20201201220237j:plain

 

ゴードン・ヘイワードを獲得したホーネッツですが、そのサラリー枠を捻出するためにニコラ・バトゥームを解雇し、最終年27milの契約を向こう3年間で9milずつ分割精算することにしました。

 

そのバトゥームですが、フリーになったらクリッパーズが獲るかもしれないそうです。

 

クリッパーズ

 PG:パトリック・ビバリー/ルイス・ウィリアムス/カイ・ボウマン

 SG:ポール・ジョージ/ルーク・ケナードジェイ・スクラブ

 SF:カワイ・レナード/ニコラ・バトゥーム/テランス・マン

 PF:マーカス・モーリス/パトリック・パターソン/ミフォンドゥ・カベンゲリ/ダニエル・オトゥル

   C:セルジュ・イバカ/イビチャ・ズーバッツ/ジョアキム・ノア

 

ポジションのニーズは満たしますが、それで優勝が狙えるのかな?という疑問は残ります。

 

 

もう一つ同じホーネッツ絡みの話で、テリー・ロジアーをトレードで獲るのではないかという噂があります。

 

他のポジションに比べて見劣りのする、先発PGのグレードアップを図ろうという狙いです。

 

例えば、こんなトレードなら成立します。

 

クリッパーズ>     ⇔ <ホーネッツ>

 PG テリー・ロジアー    PG パトリック・ビバリー

 SG マリーク・モンク    SG ルイス・ウィリアムス

 

クリッパーズ

 PG:テリー・ロジアーカイ・ボウマン

 SG:ポール・ジョージ/マリーク・モンクジェイ・スクラブ

 SF:カワイ・レナード/ルーク・ケナード/テランス・マン

 PF:マーカス・モーリス/パトリック・パターソン/ミフォンドゥ・カベンゲリ

   C:セルジュ・イバカ/イビチャ・ズーバッツ/ジョアキム・ノア/ダニエル・オトゥル

 

先発PGが入るのはいいんですが、バックコートの選手層が急に薄くなったような印象を受けますね。

そう感じるのは、既にランドリー・シャメットを手放しているのが大きい気がします。

 

ロジアーは、セルティックス時代にプレーオフでも活躍できることを証明していますし、3P成功率もキャリアで初めて40%台に乗りました。

イバカとロジアーが加わった先発5人は、なかなか強力なラインナップではないかと思います。

 

<ホーネッツ>

 PG:デボンテ・グラハム/パトリック・ビバリーグラント・リラー

 SG:ラメロ・ボールルイス・ウィリアムス/ケイレブ・マーティン

 SF:ゴードン・ヘイワード/マイルズ・ブリッジズ/コーディ・マーティン

 PF:PJ・ワシントン/ジェイレン・マクダニエルズ/バーノン・キャリーJr.

   C:コーディ・ゼラー/ビスマック・ビヨンボ/ニック・リチャーズ

 

ドラフトでPGのラメロ・ボールを指名したホーネッツは、遅かれ早かれダブルPGの解体が必要になります。

ダブルどころか、トリプルPG体制になってしまいましたので・・・・

 

ボールはサイズがありますので、小さなグラハムと並んで先発することが可能だと思います。

ビバリーとルー・ウィリアムスは、ベンチから出てきたら恐いコンビです。

 

その後のチーム作りも、18.9milのロジアーを残しておくよりも、13.3milのビバリーと8.0milのルーの方がトレードなどで動かしやすくなります。

 

 

他にも、クリッパーズの先発PG候補はいます。

 

クリッパーズ>     ⇔ <ピストンズ

 PG デリック・ローズ    SG ルイス・ウィリアムス

                 SF テランス・マン

 

クリッパーズ

 PG:デリック・ローズカイ・ボウマン

 SG:ポール・ジョージ/ルーク・ケナード

 SF:カワイ・レナード/ジェイ・スクラブ

 PF:マーカス・モーリス/パトリック・パターソン/ミフォンドゥ・カベンゲリ

   C:セルジュ・イバカ/イビチャ・ズーバッツ/ジョアキム・ノア/ダニエル・オトゥル

 

うーん、見てみたいですねぇ〜

ロースはレイカーズの噂も出ていましたので、レイカーズがシュルーダーを獲った今、逆にクリッパーズがローズを獲って、対決する姿を見てみたい気もします。

ただ、ローズの場合ケガが多いので、もう少し頼れるバックアップを揃えておく必要があります。

 

 

そこで、こんなトレードはどうでしょう?

 

クリッパーズ

 PG デリック・ローズ(←ピストンズ

 PG ジョージ・ヒル(←サンダー)

 

ピストンズ

 SG ルイス・ウィリアムス(←クリッパーズ

 

<サンダー>

 PG パトリック・ビバリー(←クリッパーズ

 

クリッパーズがローズとジョージ・ヒルの両PGを獲得する、3チームのトレードです。

リビルディング中のチームはベテランを必要としていないので、なんらかのインセンティブをつければトレードに応じてくれやすいです。

なので、実際の取り引きにはドラフト2巡目指名権などが追加されてくるでしょう。

 

クリッパーズ

 PG:ジョージ・ヒルデリック・ローズカイ・ボウマン

 SG:ポール・ジョージ/ルーク・ケナード

 SF:カワイ・レナード/テランス・マン/ジェイ・スクラブ

 PF:マーカス・モーリス/パトリック・パターソン/ミフォンドゥ・カベンゲリ

   C:セルジュ・イバカ/イビチャ・ズーバッツ/ジョアキム・ノア/ダニエル・オトゥル

 

実力的にはローズの方が上ですが、他のメンバーとのバランスを考えると、ヒルを先発にした方がうまくいくと思います。

 

ヒルは昨シーズン、3P成功率が46.0%とリーグNo.1の高確率をマーク。

レナードとジョージの2大エースがいるファーストユニットでは、ディフェンスに優れ、オフェンスではボールを持たなくても貢献できるタイプのヒルの方がフィットします。

 

逆にローズは、自らの手にボールを持つことによって力を発揮するタイプ。

セカンドユニットのエースとして、自由に暴れまわった方が、チームにとっても本人にとっても良い結果が出そうです。

 

まだフォワードの選手層をグレードアップする必要はありますが、なかなかいいベースが出来上がるのではないかと思います。

実際にはどう動くのか、クリッパーズの今後に注目です。

 

f:id:KG21:20201201220232j:plain