Off season moves (S.E. Div.)

サウスイースト・ディビジョンです。

  

赤:移籍

青:ルーキー

  

<ホークス>

 

f:id:KG21:20210808231912j:plain

 

 PG:トレイ・ヤング/ルイス・ウィリアムス/シャリーフ・クーパー

 SG:ボグダン・ボグダノビッチ/ケビン・ハーター/デロン・ライト

 SF:ディアンドレ・ハンター/キャメロン・レディッシュ/ソロモン・ヒル

 PF:ジョン・コリンズ/ダニーロガリナーリ/ジェイレン・ジョンソン

   C:クリント・カペラ/オニエカ・オコングー/ゴーギー・ジェン

 

レギュラーシーズンの成績を覆し、カンファレンスファイナル進出を果たしたホークス。

懸念だったジョン・コリンズとの再契約もまとまり、ホッと一安心というところ。

補強はコンボガードのデロン・ライトを獲得したぐらいですが、ドラフトは将来を見据えたおもしろい指名をしました。

1巡目20位では、素材は一級品のデューク大1年生ジェイレン・ジョンソンを指名。

2巡目48位でも、1年生にして平均20.2点・8.1アシストをマークしたシャリーフ・クーパーを指名し、将来大化けしそうな2人を下位でGETする大成功のドラフトでした。

 

  

<ホーネッツ>

 

f:id:KG21:20210808233108j:plain

 

 PG:ラメロ・ボール/イシュマイル・スミス

 SG:テリー・ロジアー/ジェイムズ・ブックナイト/コーディ・マーティン/スコッティ・ルイス

 SF:ゴードン・ヘイワード/マイルズ・ブリッジズ/ウェスリー・イワンドゥ

 PF:ケリー・ウーブレイJr./PJ・ワシントン/ジェイレン・マクダニエルズ/JT・トール

   C:メイソン・プラムリーケイ・ジョーンズ/バーノン・キャリーJr./ニック・リチャーズ

 

ウーブレイとプラムリーを獲得したホーネッツは、懸念のフロントコートが少しグレードアップしました。

ドラフトでも、点取り屋のブックナイトとビッグマンのジョーンズを指名し、すぐにもローテーションプレイヤーとなる期待がかかります。

ただ、かつてのロッタリーピックだったマリーク・モンクにクオリファイングオファーをせずFAで手放してしまったり、2巡目指名からブレイクしたデボンテ・グラハムをタダ同然でトレードしてしまったりと、チーム運営のマズさは相変わらずです。

少しずつでも戦力が充実してきたことが、せめてもの救いですが・・・・

 

 

<ヒート>

 

f:id:KG21:20210808232425j:plain

 

 PG:カイル・ラウリー/ゲイブ・ビンセント

 SG:ダンカン・ロビンソン/タイラー・ヒーロー/RJ・ネンハード/(ビクター・オラディポ)

 SF:ジミー・バトラー/マックス・ストラス/KZ・オクパラ

 PF:PJ・タッカーマーキーフ・モーリス/ユドニス・ハスリム

   C:バム・アデバヨ/オメール・ユートセブン/ドゥエイン・デドモン

 

カイル・ラウリーを獲るという大きな動きに出たヒート。

35才という年齢でどこまでできるのかは心配ですが、優勝を狙う本気度が伺えます。

ジェイ・クラウダーが抜けてから定まらなかったPFには、バックスの優勝に貢献したタッカーと、シュートもあるマーキーフ・モーリスを獲得しました。

また、トルコ人の7フッター、オメール・ユートセブンは、サマーリーグで目覚ましい活躍を見せブレイク中。

レギュラーシーズンで見るのが楽しみな、即戦力ルーキーです。

 

 

<マジック>

 

f:id:KG21:20210808232648p:plain

 

 PG:ジェイレン・サグズ/コール・アンソニー/マイケル・カーター=ウィリアムス

 SG:マーケル・フルツ/RJ・ハンプトン

 SF:ゲイリー・ハリス/テレンス・ロス/フランツ・バーグナー

 PF:ジョナサン・アイザック/モリッツ・バーグナー/チュマ・オキキ

   C:ウェンデル・カーターJr./ロビン・ロペス/モー・バンバ

 

ドラフト5位指名権を持っていたマジックに、TOP4確実と言われていたサグズが落ちてきました。

ガードの人数はあふれ気味ですが、サグズを取らないわけにはいきません。

思わぬフランチャイズプレイヤーを手にしたマジックは、サグズとアイザックを中心にしたチーム作りになっていくでしょう。

さらには8位でワーグナーを指名し、将来の先発SFもGETしました。

若いタレントが着実に集まりつつあるマジックです。

 

  

<ウィザーズ>

 

f:id:KG21:20210808232812j:plain

 

 PG:スペンサー・ディンウィディアーロン・ホリデイ/ラウル・ネト

 SG:ブラッドリー・ビール/ケンタビウス・コールドウェル=ポープ

 SF:カイル・クーズマ/デニ・アブディーヤ/コーリー・キスパート

 PF:八村塁/モントレズ・ハレル/ダービス・ベルターンズ/アンソニー・ギル

   C:トーマス・ブライアント/ダニエル・ギャフォード/アイザイア・トッド

 

ウェストブルックを放出するという大きな決断をしたウィザーズ。

44milという高額年俸を天秤にかければ、1人のスーパースターより戦力の分散化の方がチームにとっていいことだと思います。

お陰で地味ながらも、確実に選手層は厚くなりました。

PGにはディンウィディとアーロン・ホリデイ、ウィングにKCP、フォワードにはクーズマ、そしてインサイドにハレルと各ポジションに実力派が揃いました。

これで昨シーズン全休したブライアントが戻れば、戦力はかなり充実します。

ちなみに1巡目15位指名したコーリー・キスパートは、ゴンザガ大で八村と一緒にプレーした後輩です。