続いて、セントラル・ディビジョンです。
赤:移籍
青:ルーキー
緑:2way契約
<ブルズ>
PG:コービー・ホワイト/トマス・サトランスキー/ライアン・アーチディアコノ/デボン・ダットソン
SG:ザック・ラビーン/ギャレット・テンプル/デンゼル・バレンタイン/ザック・ノーベルJr./アダム・モコカ
SF:オットー・ポーターJr./パトリック・ウィリアムス/チャンドラー・ハッチソン
PF:ラウリ・マルッカネン/サディアス・ヤング/ノア・ボンレイ
C:ウェンデル・カーターJr./ルーク・コーネット/ダニエル・ギャフォード/クリスティアーノ・フェリシオ
HCがビリー・ドノバンになった以外、あまり大きな動きがなかったブルズ。
ドラフトでは、まだ発展途上のパトリック・ウィリアムスを4位で指名し、周囲を驚かせました。
マルッカネン、ウェンデル・カーター、コービー・ホワイトなどおもしろい若手も多いので、カレッジ界の大物コーチとしても名を馳せたドノバンHCの手で、若手の成長を促したいところです。
戦力的には大きな補強もないので、やはり内部のレベルアップでチーム力をアップさせていくしかないと思います。
<キャブス>
PG:ダリアス・ガーランド/ダンテ・エクサム/マシュー・デラベドーバ
SG:コリン・セクストン/ケビン・ポーターJr./デイミヤン・ダットソン
SF:ジェディ・オスマン/アイザック・オコロ/ディラン・ウィンドラー
PF:ケビン・ラブ/ラリー・ナンスJr./ディーン・ウェイド/ラマー・スティーブンス
C:アンドレ・ドラモンド/ジャベイル・マッギー/ソン・メイカー
キャブスは、昨年のドラフト時から問題視している小型PG2人体制を変える気がないようですね。
先発PGをどちらかに絞ってサイズのあるSGを入れるか、サイズがあってSGも守れるPGを先発させるかしないと、根本的な課題は改善されません。
ドラフトでそれを改善できるチャンスがありましたが、ディフェンシブなSFであるオコロを指名。
うーん・・・・それもいいけど、今じゃない!という感じです。
リビルディング中のチームに相応しくないケビン・ラブやドラモンドといったベテランの処遇もハッキリしないですし、イマイチ何がしたいのかわからないキャブスです。
<ピストンズ>
PG:デリック・ローズ/デロン・ライト/キリアン・ヘイズ/セイベン・リー
SG:スビアトスラフ・ミハイリュウク/ウェイン・エリントン/ロドニー・マッグルーダー/リアンジェロ・ボール
SF:ジェラミ・グラント/ジョシュ・ジャクソン/デイビダス・シルビディス/ルイス・キング
PF:ブレイク・グリフィン/サディック・ベイ/セクー・ドゥンブーヤ/ジャーナン・ムサ
C:メイソン・プラムリー/ジャーリル・オカフォー/アイザイア・スチュワート
一番の補強となったジェラミ・グラントですが、グリフィンがいるためSFでの先発となりそうです。
デロン・ライトは先発SGに入る可能性もあると思いますが、控えPGの位置に入るかもしれません。
ジョシュ・ジャクソンとジャーリル・オカフォーは、共にドラフト4位と3位という高順位での指名選手ですが、新天地で名誉挽回ができるかどうか。
先発Cにはメイソン・プラムリーをFAで獲りましたが、どうしてクリスチャン・ウッドをキープしなかったのか理解に苦しみます。
他のチームもそれほど高いオファーをしていたわけでもなかったので、なおさら意味不明な動きでした。
<ペイサーズ>
PG:マルコム・ブログドン/アーロン・ホリデイ/TJ・マッコーネル/ジェイレン・レキュー
SG:ビクター・オラディポ/ジェレミー・ラム/エドモンド・サムナー/ナズ・ミトロウ・ロング/カシアス・スタンリー
SF:TJ・ウォーレン/ダグ・マクダーモット/ジャスティン・ホリデイ/ブライアン・ボウエン
PF:ドマンタス・サボニス/ジャカール・サンプソン/キーラン・マーティン
C:マイルス・ターナー/ゴガ・ビターゼ
ペイサーズもHCが変わったぐらいで、大きな動きは見せませんでした。
ヘイワードを獲りに行くトレードが実現していたら大きな変化になったと思いますが、セルティックスの高い要求をのむことができませんでした。
TJ・ウォーレンがバブルでブレイクしたものの、やはりオラディポが元の姿に復活してくれないことには始まりません。
昨シーズンはサンズにいたジェイレン・レキューと、2巡目ルーキーのカシアス・スタンリーは、どちらも高い身体能力を持っているので、今後が楽しみな存在です。
<バックス>
PG:ジュルー・ホリデイ/DJ・オーガスティン/ジェイレン・アダムス
SG:ドンテ・ディビンチェンゾ/パット・コノートン/ブリン・フォーブス/ニック・スタウスカス/サム・メリル
SF:クリス・ミドルトン/トーリー・クレイグ/トレビオン・グラハム/サナシス・アデトクンボ
PF:ヤニス・アデトクンボ/ボビー・ポーティス/ジョーダン・ヌウォラ
C:ブルック・ロペス/DJ・ウィルソン/ママディ・ディアキテ
ボグダン・ボグダノビッチ獲得に失敗して以降は、先発SGの補強は行わず、ロールプレイヤーの確保に徹したバックス。
DJ・オーガスティン、ブリン・フォーブス、トーリー・クレイグ、ボビー・ポーティスと、各ポジションに堅実でおもしろい補強はできました。
ただやはり、ディビンチェンゾとパット・コノートンで優勝を狙うチームのSGポジションが務まるのか?
ジュルー・ホリデイの存在だけで、優勝まで手が届くのかどうか注目されます。