All NBA Teams 19-20

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次に「All NBA Team」を考えていきたいと思います。

 

以前にも触れましたが、「All NBA Team」はオールスター投票とは違い、いまだポジション枠の縛りが存在しています。

つまり、ガード2人、フォワード2人、センター1人を必ず選出しなければなりません。

 

kg21.hatenablog.com

 

そこで、今シーズンプレーしていたポジションをベースに分けていきます。

 

規定試合数(全体の70%)に達していない選手は、除外する方針にします。

 

また、個人成績に加えて、チームの成績も加味するため、勝率も表示しています。

 

【1st Team】

G:ルカ・ドンチッチ(マブス

 28.7点/9.3R/8.7A/1.1S/0.2B/FG46.1%/3P31.8%/FT75.2%/勝率59.7% 

G:ジェイムス・ハーデン(ロケッツ)

 34.4点/6.4R/7.4A/1.7S/0.9B/FG43.5%/3P35.2%/FT86.1%/勝率62.5%

F:ルブロン・ジェイムス(レイカーズ

 25.7点/7.9R/10.6A/1.2S/0.5B/FG49.8%/3P34.9%/FT69.7%/勝率77.8% 

F:ヤニス・アデトクンボ(バックス)

 29.6点/13.7R/5.8A/1.0S/1.0B/FG54.7%/3P30.6%/FT63.3%/勝率81.5%

C:ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ

 20.2点/10.2R/6.9A/1.2S/0.7B/FG52.8%/3P31.4%/FT81.3%/勝率66.2% 

 

ガードとフォワードは大体順当かなと思います。

本当はセンターにアンソニーデイビスを入れたいところですが、以前のブログに書いたようにズルをしてしまうと、じゃあポジションごとに分ける意味ないじゃんとなってしまうので、仕方なくセンターから選んでいます。

そして、本当はここにエンビードが入るはずだったんですが、規定試合数にわずかに達していなかったので、泣く泣く外しています。

 

【2nd Team】

G:トレイ・ヤング(ホークス)

 29.6点/4.3R/9.3A/1.1S/0.1B/FG43.7%/3P36.1%/FT86.0%/勝率29.9% 

G:デイミアン・リラード(ブレイザーズ

 28.9点/4.3R/7.8A/1.0S/0.4B/FG45.7%/3P39.4%/FT88.8%/勝率43.9%

F:カワイ・レナード(クリッパーズ

 26.9点/7.3R/5.0A/1.8S/0.6B/FG46.8%/3P36.6%/FT88.9%/勝率68.8% 

F:アンソニーデイビスレイカーズ

 26.7点/9.4R/3.1A/1.5S/2.4B/FG51.1%/3P33.5%/FT84.5%/勝率77.8% 

C:ニコラ・ブチェビッチ(マジック)

 19.5点/11.0R/3.7A/0.9S/0.9B/FG47.0%/3P32.9%/FT78.1%/勝率46.2% 

 

ここも大体順当なところかなと思いますが、センターだけ格落ち感は否めません。

エンビードに加えて、カール・アンソニー・タウンズも規定試合数に達しなかったので、センターは繰り上がり当選のような格好になってしまっています。

もうそろそろこのフォーマットも変更すべきなのかもしれません。

あるいはルーキーチームのように、ポジション枠を取っ払うかですね。

 

【3rd Team】

G:ラッセル・ウェストブルック(ロケッツ)

 27.5点/8.0R/7.0A/1.7S/0.3B/FG47.4%/3P25.4%/FT77.7%/勝率62.5% 

G:ブラッドリー・ビール(ウィザーズ)

 30.5点/4.2R/6.1A/1.2S/0.4B/FG45.5%/3P35.3%/FT84.2%/勝率37.5%

F:ジェイソン・テイタム(セルティックス)

 23.6点/7.1R/2.9A/1.4S/0.9B/FG44.8%/3P39.8%/FT80.6%/勝率67.2%

F:パスカル・シアカム(ラプターズ

 23.6点/7.5R/3.6A/1.0S/0.9B/FG45.9%/3P35.9%/FT80.0%/勝率71.9%

C:アンドレ・ドラモンド(キャブス)

 17.7点/15.2R/2.7A/1.9S/1.6B/FG53.3%/3P14.3%/FT57.5%/勝率29.2% 

 

ガードはハイレベルな争いで迷いましたが、デビン・ブッカーやドノバン・ミッチェルを抑えて、得点リーグ2位のビールを選んでいます。

フォワードもレベルが高かったんですが、ブランドン・イングラムを抑えて、勝率で勝るテイタムとシアカムを選びました。

センターは、リバウンド1位とスティール3位のドラモンドと、リバウンド2位とブロック1位のホワイトサイドで迷いましたが、ブロック以外の4部門で上回るドラモンドを優先しまし。

本当は、サボニスやアデバヨも候補に入れたいところでしたが、両者ともPF登録だったため、やむなく断念しました。

 

【規定試合数未達】

*C:ジョエル・エンビードシクサーズ) 44/65試合出場(67.7%)

 23.4点/11.8R/3.1A/0.9S/1.3B/FG47.4%/3P34.8%/FT81.4%/勝率60.0% 

 

【次点】

G:ドノバン・ミッチェル(ジャズ)

 24.2点/4.4R/4.2A/1.0S/0.2B/FG45.3%/3P36.4%/FT85.9%/勝率64.1%

G:ザック・ラビーン(ブルズ)

 25.5点/4.8R/4.2A/1.5S/0.5B/FG45.0%/3P38.0%/FT80.2%/勝率33.8%

G:デビン・ブッカー(サンズ)

 26.1点/4.2R/6.6A/0.7S/0.3B/FG48.7%/3P36.0%/FT91.6%/勝率40.0%

F/G:デマー・デローザン(スパーズ)

 22.2点/5.6R/5.6A/1.0S/0.2B/FG52.6%/3P26.7%/FT84.3%/勝率42.9%

F/G:ジミー・バトラー(ヒート)

 20.2点/6.6R/6.1A/1.7S/0.5B/FG45.4%/3P24.8%/FT83.3%/勝率63.1 %

F:クリス・ミドルトン(バックス)

 21.1点/6.2R/4.1A/0.9S/0.1B/FG49.9%/3P41.8%/FT90.8%/勝率81.5% 

F:ブランドン・イングラムペリカンズ)

 24.3点/6.3R/4.3A/1.0S/0.7B/FG46.6%/3P38.7%/FT85.8%/勝率43.8%

F/C:ドマンタス・サボニス(ペイサーズ

 18.5点/12.4R/5.0A/0.8S/0.5B/FG54.0%/3P25.4%/FT72.3%/勝率60.0% 

F/C:バム・アデバヨ(ヒート)

 16.2点/10.5R/5.1A/1.2S/1.3B/FG56.7%/3P7.7%/FT69.0%/勝率63.1%

C:ハッサン・ホワイトサイドブレイザーズ

 16.3点/14.2R/1.2A/0.4S/3.1B/FG61.8%/3P57.1%/FT68.0%/勝率43.9% 

C:ルディ・ゴベール(ジャズ)

 15.1点/13.7R/1.5A/0.8S/2.0B/FG69.8%/3P0.0%/FT62.1%/勝率64.1%

 

こうして見ていくと、やはりセンターの1枠を無理くり選ばなくてはいけないのが、時代に即していないと非常に強く感じます。

1stチームはトップ中のトップが選ばれてしかるべきですが、ヨキッチは本来であればエンビードとタウンズに次ぐ3rdチームぐらいが妥当なところだと思います。

 

オールスターのようにバックコートとフロントコートという分け方にしたとしたら、選び方は大分変わってくると思います。

例えばこんな感じでしょうか?

 

【1st Team】

G:ルカ・ドンチッチ(マブス

 28.7点/9.3R/8.7A/1.1S/0.2B/FG46.1%/3P31.8%/FT75.2%/勝率59.7% 

G:ジェイムス・ハーデン(ロケッツ)

 34.4点/6.4R/7.4A/1.7S/0.9B/FG43.5%/3P35.2%/FT86.1%/勝率62.5%

F:ルブロン・ジェイムス(レイカーズ

 25.7点/7.9R/10.6A/1.2S/0.5B/FG49.8%/3P34.9%/FT69.7%/勝率77.8% 

F:ヤニス・アデトクンボ(バックス)

 29.6点/13.7R/5.8A/1.0S/1.0B/FG54.7%/3P30.6%/FT63.3%/勝率81.5%

F:アンソニーデイビスレイカーズ

 26.7点/9.4R/3.1A/1.5S/2.4B/FG51.1%/3P33.5%/FT84.5%/勝率77.8% 

   

【2nd Team】

G:トレイ・ヤング(ホークス)

 29.6点/4.3R/9.3A/1.1S/0.1B/FG43.7%/3P36.1%/FT86.0%/勝率29.9% 

G:デイミアン・リラード(ブレイザーズ

 28.9点/4.3R/7.8A/1.0S/0.4B/FG45.7%/3P39.4%/FT88.8%/勝率43.9%

F:カワイ・レナード(クリッパーズ

 26.9点/7.3R/5.0A/1.8S/0.6B/FG46.8%/3P36.6%/FT88.9%/勝率68.8% 

F:ジェイソン・テイタム(セルティックス)

 23.6点/7.1R/2.9A/1.4S/0.9B/FG44.8%/3P39.8%/FT80.6%/勝率67.2%

F:パスカル・シアカム(ラプターズ

 23.6点/7.5R/3.6A/1.0S/0.9B/FG45.9%/3P35.9%/FT80.0%/勝率71.9%

 

【3rd Team】

G:ラッセル・ウェストブルック(ロケッツ)

 27.5点/8.0R/7.0A/1.7S/0.3B/FG47.4%/3P25.4%/FT77.7%/勝率62.5% 

G:ブラッドリー・ビール(ウィザーズ)

 30.5点/4.2R/6.1A/1.2S/0.4B/FG45.5%/3P35.3%/FT84.2%/勝率37.5% 

F:ブランドン・イングラムペリカンズ)

 24.3点/6.3R/4.3A/1.0S/0.7B/FG46.6%/3P38.7%/FT85.8%/勝率43.8%

F/C:ドマンタス・サボニス(ペイサーズ

 18.5点/12.4R/5.0A/0.8S/0.5B/FG54.0%/3P25.4%/FT72.3%/勝率60.0% 

C:ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ

 20.2点/10.2R/6.9A/1.2S/0.7B/FG52.8%/3P31.4%/FT81.3%/勝率66.2% 

 

まず、アンソニーデイビスが2ndチームから1stチームに上がります。

そして、3rdチームからシアカムとテイタムが2ndチームに上がります。

3rdチームには、次点からイングラムとサボニスが昇格。

ヨキッチは、1stチームから下がって3rdチームに入ります。

 

センター枠を固定してブチェビッチやドラモンドを入れるより、ポジション枠を取っ払ってイングラムやサボニスが入った方が、より相応しいNBAチームになると思います。

 

ただ、実際の投票では、都合よく拡大解釈して、サボニスやアデバヨがセンター枠で選ばれそうな気がしますが・・・・