KD

f:id:KG21:20190427190355j:plain

 

 

【WEST 1st Round】

 

(1) Golden State X (8) Los Angeles  GAME6

Warriors 129-110 Clippers [GSW 4-2 LAC]

 

「ワーオ」

「ワーオ」

 

ショットが決まるたび、現地の実況と解説もそう言うしかないぐらいスゴイ出来でした。

 

デュラントが圧巻のシューティングショーを見せ、大爆発。

1Qに15点を挙げると、2Q残り7分半の時点で28点、5分半の時点で31点、前半終了時には38点にまで到達。

単純計算でいうと76点ペースという、トンデモないハイスコアリングゲームを展開。

 

この男が本気を出したら、誰にも止められないという迫力がありました。

 

後半はクリッパーズが毎回ダブルチームに来たため、無理せず打つ回数自体が減りましたが、それでも4Q残り7分の時点で50点に到達し、20点のセーフティリードをつけて退きました。

そのまま出ていたら、60点は超えていたでしょう。

 

前の試合でも45点を挙げていたデュラントは、GAME3以降の4試合の平均が41.5点というハイアベレージ。

まさに、一人で試合を決めました。

 

プレーオフゲームで前半だけで38点を挙げたのは、NBA史上2位タイの記録。

2Q残り5分半で31点を記録したのは、過去20年で最速だそうです。

 

プレーオフで2試合連続45点以上を記録したのは、他にジョーダン、コービー、ウェストブルックだけ。

ウォリアーズの選手としてプレーオフで50点以上を挙げたのは、他にリック・バリー、ウィルト・チェンバレン、スリーピー・フロイドしかいないそうです。

 

ウォリアーズの前半72点のうち38点(52.8%)を挙げただけでなく、アシストを含めて直接得点に絡んだのは45点(62.5%)。

2Q開始から挙げた16連続得点の間に、ウォリアーズの他の選手は誰も得点しておらず、チームの全得点を一人で叩き出していました。

 

まさにモンスター級の活躍でした。

 

ただ、心配なのはウォリアーズのチーム状態です。

この試合、カリーとトンプソンは外のショットが入らず、デュラント一辺倒となる要因になっていました。

 

カリーが1Qに、トンプソンも3Qに足首をひねっていたようですが、それも前のGAME5でシリーズを決めていればなかったケガでした。

しかも、もう1日半後にはロケッツとのGAME1が組まれています。

休む暇も、ケガを治している時間的余裕もありません。

 

スタートでつまずいて、ホームコート・アドバンテージを失うようだと、その後の戦いが苦しくなってきます。

ウォリアーズは、スリーピートに向けて最大の山場を迎えようとしています。

 

 


Kevin Durant Murders Clippers & Shows He's The Best In Game 6! Warriors vs Clippers Game 6 - 50 Pts

 

 

f:id:KG21:20190427190700j:plain

2試合続けてプレーオフ・キャリアハイを更新したKD

 

 

f:id:KG21:20190427190613j:plain

もう打てば入るというゾーンの状態でした

 

 

f:id:KG21:20190427190729j:plain

ウォリアーズにとって次のラウンドが本当の勝負になります

 

 

f:id:KG21:20190427190446j:plain

予想以上の頑張りを見せて評価を上げたクリッパーズ

 

 

f:id:KG21:20190427190537j:plain

「君たちもなかなかやるじゃないか」by ドレイモンド