【EAST 1st Round】
(1) Milwaukee X (8) Detroit GAME4
Bucks 127-104 Pistons [MIL 4-0 DET]
前回バックスがプレーオフシリーズに勝利したのは、レイ・アレンが活躍していた2001年だったそうです。
その時、アデトクンボはまだ7才。
ギリシャにいて、バスケも始めていませんでした。
それから18年の月日が経ちました。
24才になったギリシャの怪物は、プレーオフ・キャリアハイの41点を挙げ、長らく低迷していたフランチャイズにプレーオフシリーズ勝利をもたらしただけでなく、スウィープでの完全勝利をプレゼントしました。
アデトクンボにとっても、この勝利は感慨深いものがあったようです。
「自分にとって最初のプレーオフシリーズは2015年だった。その時の相手はシカゴだったけど、最後のGAME6で50点差かなんか、とんでもない差をつけられて負けたんだ。でも、そんなドン底からここまで這い上がってきたんだなってことを考えると、信じられない道のりだったなと思うよ。」
次の相手は、こちらもスウィープで勝ち上がってきたセルティックス。
好調同士のぶつかり合いはどちらが優勢なのか。
非常に楽しみなシリーズとなりそうです。
Game 4 Milwaukee Bucks vs Detroit Pistons 2019 NBA Playoffs Game Recap
【WEST 1st Round】
(4) Houston X (5) Utah GAME4
Rockets 91-107 Jazz [HOU 3-1 UTA]
ようやくジャズが一矢を報いました。
レギュラーシーズン後半戦で30勝11敗の好成績を残していたジャズは、プレーオフにもその勢いを持ち込むものと予想されていましたが、フタを開けてみるとまさかの3連敗。
しかし、さすがにホームでのスウィープ負けは阻止したようです。
エースのドノバン・ミッチェルは、相変わらずショットに苦しんでいるものの、4Qに19点を挙げるなど、終盤盛り返してチームハイの31点。
そしてこの試合は、ジェイ・クラウダーが23点、リッキー・ルビオも18点・11アシストとチームメイトがバックアップ。
ベンチからも、デリック・フェイバースが12点・11リバウンド、ロイス・オニールも11点・11リバウンドと勝利に貢献しました。
これに対し、ロケッツベンチはわずか5点と沈黙。
ハーデンは30点を挙げましたが、8ターンオーバーとミスも目立ちました。
それよりも心配なのは、クリント・カペラ。
呼吸器系の感染症にかかってまともにプレーできず、FG1/6本のわずか4点に終わりました。
完治までにはあと4~5日かかるそうで、今後の回復具合が心配されています。