only 7 years - MORE THAN A GAME

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【EAST 1st Round】

(2) Toronto X (7) Orlando GAME3

Raptors 98-93 Magic [TOR 2-1 ORL]

ホームに戻って意地を見せたいマジックでしたが、後半に入ると徐々にリードを奪われ、4Q8分を切ったところで最大17点のビハインドに。

しかしここから粘り、残り2分で4点差にまで迫りました。

ラプターズはエースのレナードにボールを集めますが、この日のレナードはFG5／19本、3P0／3本と調子が上がりません。

そこで窮地を救ったのがパスカル・シアカムでした。

再びマジックを突き放すショットを沈め、この日30点・11リバウンド・0ターンオーバーという素晴らしい活躍。

ちなみに、プレーオフで30点・10リバウンドをマークしたのは、チーム史上クリス・ボッシュに次いで2人目。

さらに、ターンオーバーを1つも犯さずに30点・10リバウンドを挙げたのは、過去5年でルブロンとヤニスしかいないそうです。

今シーズンのMIP候補No.1と言われているシアカムですが、なんとまだ本格的にバスケを始めてから7年しか経ってないそうです。

試合後の記者会見でこの話題になった時、隣にいたダニー・グリーンが思わず「マジで！？」と驚きの声を挙げていました。

カメルーンからやってきたNBA3年目の若者は、確実にアメリカンドリームの階段を駆け上がっています。

＜シアカムとグリーンの記者会見動画＞

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「本格的にバスケを始めてまだ7年しか経っていないが〜」と質問された時に、隣で聞いていたダニー・グリーンのリアクション。

"Really?!"（マジで！？）

"I didn't know that. Sorry. Continue."（それは知らなかった。ゴメン、質問を続けて）

と、チームメイトさえもビックリ仰天するシアカムの急成長ぶりでした。

(4) Boston X (5) Indiana GAME3

Celtics 104-96 Pacers [BOS 3-0 IND]

昨年のプレーオフでチームの快進撃を支えた若手のジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンが、ようやく揃って輝きを放ちました。

ブラウンはFG8／9本、3P4／5本という高確率でチームハイの23点・7リバウンド、テイタムも18点・7リバウンドと揃い踏み。

カイリー・アービングは19点・10アシストとパスを捌き、勝負所の4Qではベテランのアル・ホーフォードが連続ジャンプショットを決めるなど16点・8リバウンドと貢献。

粘るペイサーズを振り切り、敵地で3連勝を飾りました。

レギュラーシーズンはなかなかうまく機能しなかったセルティックスですが、プレーオフに入ってからはディフェンスの集中力が増し、ペイサーズを10点前後に抑え込むクウォーターを毎試合作っています。

このチーム内の連携が継続できれば、タレント軍団セルティックスの真の潜在能力が発揮されていくかもしれません。

【WEST 1st Round】

(3) Portland X (6) Oklahoma City GAME3

Blazers 108-120 Thunder [POR 2-1 OKC]

プレーオフに入って鳴りを潜めていたウェストブルックの爆発力がようやく発揮されました。

「アグレッシブにいく」と宣言していた通り、この日はトリプルダブルではなく、自ら積極的に得点を狙いにいき、チームハイの33点・11アシストをマークしました。

しかし、ブレイザーズのリラードも一歩も引かず、32点・6アシストと真っ向勝負。

試合の勝敗を分けたのは、ロールプレイヤーの出来でした。

サンダーは、3&Dプレイヤーのジェラミ・グラントが4／5本、テレンス・ファーガソンが3／4本と高確率で3Pを沈めました。

＜サンダーの3P成功率＞

★GAME1　5／33　15.2%

★GAME2　5／28　17.9%

★GAME3　15／29　51.7%

最初の2戦は両選手とも3Pが決まらず、ポール・ジョージとウェストブルック頼みのオフェンスになっていました。

脇を支える2人のシューターが確実に3Pを沈めることが、サンダーの今後の勝敗を左右するでしょう。