Trade Deadline 2019

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さて、トレードデッドラインを目前にして、小さなトレードもたくさん成立しています。

 

マイナーなので、顔写真付きで見ていきましょう。

 

 

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ブレイザーズ>    <キャブス>

 ロドニー・フッド ⇔  ニック・スタウスカス

             ウェイド・ボールドウィン

             2巡目指名権×2つ

 

ブレイザーズは、課題だった第3のスコアラーを確立するため、キャブスからシューターのロドニー・フッドを獲得。

実力者のフッドは、すぐに先発SFの座に定着して、安定した得点力を提供してくれるでしょう。

 

 

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レイカーズ>     <ピストンズ

 レジー・ブロック ⇔  スビアトスラフ・ミハイリゥク

             2巡目指名権

 

ジー・ブロックは、頭にワラ納豆こそ乗せていますが、れっきとした3Pシューター。

ここ2シーズンは先発SGに定着し、高確率で3Pを決めています。

しかも、年俸2.5milと格安なので、チームにとってはお買い得な戦力となります。

 

 

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<バックス>         <ピストンズ

 スタンリー・ジョンソン ⇔  ソン・メイカ

 

スタンリー・ジョンソンは2015年のドラフト8位指名、ソン・メイカーは2016年のドラフト10位指名。

ともにロッタリーピックで指名されながら、なかなか活躍の場を見い出せずにいました。

環境が変わればポジション的なニーズも変わるので、力を発揮する場面が増えるでしょう。

 

 

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<サンズ>         <ヒート>

 タイラー・ジョンソン ⇔  ライアン・アンダーソン

 ウェイン・エリントン

 

互いに20mil前後の年俸で不良債権化していたタイラー・ジョンソンとライアン・アンダーソンの交換。

まだ若いジョンソンはサンズに入って覚醒できるか。

 

ベテランシューターのエリントンは、おそらくバイアウトされ、プレーオフチームにもらわれていく予定。

シューター不足のシクサーズあたりに入れば、おもしろい存在になりそう。

 

 

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<ブルズ>         <ウィザーズ>

 オットー・ポーターJr. ⇔  ボビー・ポーティス

               ジャバリ・パーカー

               2巡目指名権

 

ポーターは、ドラフト3位指名のMAX契約選手としては物足りない成績。

若いブルズに入って中心選手となれるかどうか。

 

ポーティスは、6−11(211cm)の長身で3Pも打て、才能は申し分なし。

コンスタントに活躍して、早くNBAでの定位置を確保したいところ。

 

パーカーはこの夏FAとなり、20milのキャップの空きができるため、

今シーズンブレイクした若手のトーマス・ブライアントやサトランスキーの再契約資金に充てられることになりそう。

 

 

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<ロケッツ>

 イマン・シャンパート(キングス⇒)

 ニック・スタウスカス(キャブス⇒)

 ウェイド・ボールドウィンⅣ(キャブス⇒)

<キャブス>

 ブランドン・ナイト(ロケッツ⇒)

 マーキース・クリス(ロケッツ⇒)

 1巡目指名権(ロケッツ⇒)

<キングス>

 アレック・バークス(キャブス⇒)

 2巡目指名権

 

ペリミターのディフェンスと3P成功率に悩むロケッツは、ベテランのシャンパートを獲得。

プレーオフに向けて、スウィングマンポジションの強化を図る。

 

スタウスカスとボールドウィンは、最初のロドニー・フッドのトレードで取った2人をそのままロケッツへとスライド。

ナイトとクリスも、ライアン・アンダーソンのトレードで取った2人をそのままキャブスへとスライドさせた格好。

 

バークスは、ジャズ⇒キャブス⇒キングスと今シーズン中2度目のトレード。

持ち前の得点力を発揮して、今度こそチームに定着できるか。

 

 

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<キングス>       <マブス

 ハリソン・バーンズ ⇔  ジャスティン・ジャクソン

              ザック・ランドルフ

 

バーンズは、この夏制限付きFAとなるポルツィンギスとMAX契約を結ぶサラリーキャップの枠を捻出するために放出された格好。

ただ、穴だった先発SFのポジションを20点スコアラーで埋めることができたキングスは、来シーズンはプレーオフ出場が狙えそうなメンバーとなった。

 

ジャクソンはルーキーシーズンに先発SFも務めたユーティリティプレイヤー

新生マブスで貴重なロールプレイヤーとなりそう。

 

 

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ペリカンズ>       <ウィザーズ>

 マーキーフ・モーリス ⇔  ウェスリー・ジョンソン

 2巡目指名権

 

ゴタゴタ続きのウィザーズは、先発フォワードコンビのポーターとモーリスを両方とも放出して、チームの再出発を図るつもりですね。

新しい陣容はこんな感じに。

 

<ウィザーズ>

PG:(ジョン・ウォール)/トマス・サトランスキー/シャッソン・ランドル

SG:ブラッドリー・ビール/ジョーダン・マクリー

SF:トレバー・アリーザ/サム・デッカー/ウェスリー・ジョンソン

PF:ジェフ・グリーン/ボビー・ポーティスジャバリ・パーカー

C:(ドワイト・ハワード)/トーマス・ブライアント/イアン・マイーミ

 

ジョン・ウォールが来シーズンも出られなくなったのは痛手ですが、伸び悩んで不良債権化していたポーターを出して、ポテンシャルの高いポーティスを取ったのはいい動きだったと思います。

 

 

さて、今年のデッドラインまであとほんの少し。

この人たちの行方やいかに・・・・

 

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