気づいたらもうオールスターの季節に・・・・
オールスターのファン投票はもうすぐ締め切られますが、途中経過では意外な結果が。。
【イースト】
<バックコート>
1 カイリー・アービング(BOS)
2 ドゥエイン・ウェイド(MIA)
<フロントコート>
1 ヤニス・アデトクンボ(MIL)
2 カワイ・レナード(TOR)
3 ジョエル・エンビード(PHI)
【ウェスト】
<バックコート>
1 ステフェン・カリー(GS)
2 デリック・ローズ(MIN)
<フロントコート>
1 ルブロン・ジェームズ(LAL)
2 ルカ・ドンチッチ(DAL)
3 ポール・ジョージ(OKC)
引退を宣言してフェアウェルツアー中のウェイド、今シーズン不死鳥のごとく復活を果たしたローズ、そしてルーキー・センセーションのドンチッチが、いずれもファン投票で上位に入ってるんですね。
つまり、このままいくとファンが選ぶオールスターのスターターに入ってくることになります。
ただ、昨シーズンからフォーマットが変わった関係で、ファン投票の結果がそのまま先発メンバーとなるわけではなくなりました。
ファン投票分は50%しか反映されなくなり、もしファン投票で選ばれても、最終的には外れるという可能性は大いにあります。
ま、それはそれとして、ここではどの選手がオールスターに選ばれるべきかを考えてみたいと思います。
基本的に、オールスターは優れた結果を残した選手個人を評価するものだと思っています。
でも、実際に選ばれる選手は、必要以上にチーム成績に重きを置きすぎているように感じます。
例えば、優れたスタッツを残してもチーム成績が悪かったら、勝利に貢献する活躍ができていないとみなされ、オールスターに選んでもらえないというフシがあります。
(サンズのデビン・ブッカーなんかがそうですね)
つまり、いくら個人でいい成績を残していても、チームが負けていたら選ばれないことも多いです。
逆に、個人成績がさほどでもないのに、チームが勝っているから選ばれているようなケースもあります。
成績上位のチームからは、誰かしら選ばないといけないみたいな風潮があります。
(成績が良すぎる場合は、複数選ぶべきみたいな風潮もあります)
そこで、できるだけそういった要素を排除して、公平な目線で個人スタッツとチーム成績を適正に加味しながら、オーススターに相応しい選手をピックアップしていきたいと思います。
まずは選びやすかったウェストから(笑)
※太字はリーグトップのスタッツ
【WEST】
<先発>
G ステフェン・カリー(GS) 29.8点/5.2リバウンド/5.4アシスト/1.2スティール/3P45.4%/FT92.5%
G ジェームズ・ハーデン(HOU) 35.4点/6.3リバウンド/8.5アシスト/2.0スティール/3P37.5%/6トリプルダブル/18ダブルダブル
F ルブロン・ジェームズ(LAL) 27.3点/8.3リバウンド/7.1アシスト/1.3スティール/3P35.6%/3トリプルダブル/17ダブルダブル
F ケビン・デュラント(GS) 28.1点/7.4リバウンド/6.0アシスト/1.1ブロック/3P38.4%/FT90.6%/13ダブルダブル
C アンソニー・デイビス(NO) 29.3点/13.3リバウンド/4.4アシスト/2.6ブロック/1.7スティール/32ダブルダブル
<控え>
G デイミアン・リラード(POR) 26.1点/4.4リバウンド/6.1アシスト/3P37.8%/FT90.2%
G ラッセル・ウェストブルック(OKC) 21.8点/10.6リバウンド/10.7アシスト/2.5スティール/13トリプルダブル/27ダブルダブル
G/F デマー・デローザン(SA) 21.7点/6.1リバウンド/6.4アシスト/1.0スティール
F トバイアス・ハリス(LAC) 20.9点/8.0リバウンド/2.2アシスト/3P44.2%/FT88.6%/11ダブルダブル
F ポール・ジョージ(OKC) 26.6点/8.0リバウンド/4.0アシスト/2.3スティール/3P38.5%/14ダブルダブル
C ニコラ・ヨキッチ(DEN) 19.6点/10.0リバウンド/7.6アシスト/1.3スティール/5トリプルダブル/29ダブルダブル
C カール・アンソニー・タウンズ(MIN) 22.2点/12.2リバウンド/2.9アシスト/1.9ブロック/3P37.5%/28ダブルダブル
<次点>
C ルディ・ゴベア(UTA) 15.0点/13.1リバウンド/2.2アシスト/2.0ブロック/FG65.6 %/38ダブルダブル
デュラントとポール・ジョージはどちらが先発か迷うところですが、スタッツで上回るデュラントに。
ただ、ディフェンス面の貢献度を重視したら、ジョージの方が相応しいかもしれません。
現在ウェスト2位と好調なナゲッツから、ヨキッチが入るのは自然かなと思います。
4位ブレイザーズからも、得点でリーグTOP10に入るリラードが順当。
ウェストブルックも、なにげにシーズントリプルダブルを継続中なので、外せないかなと。
そうなると、残る枠は3つになります。
まず1つは、現在9位に下がってはいますが、序盤戦しばらくトップにも立ち前半戦を盛り上げたクリッパーズから、好調なトバイアス・ハリス。
それと、現在11位ではありますが、スタッツ的には十分なウルブスのタウンズ。
迷いどころは、現在5位のスパーズと7位のジャズ。
序盤は下位に沈んでいた両チームですが、ここにきてようやくプレーオフ圏内に上がってきました。
ここから選ぶとすれば、スパーズはデローザンになると思いますが、ジャズはドノバン・ミッチェルのシュート成功率が悪いので、FG成功率とダブルダブル数でリーグトップ、リバウンドとブロックでTOP5に入るゴベアの方がいいかなと考えました。
サンズのブッカーは、チーム成績が悪すぎるのと、欠場試合が多かったため今回はパス。
クレイ・トンプソンとドレイモンド・グリーンは、ショットの成功率が悪いのと、今シーズンのウォリアーズがそこまで圧倒的な成績ではないことから、今回は外しました。
となると、ハリス、タウンズ、デローザン、ゴベアの中から3人を選ぶことになるのですが、チーム成績と個人スタッツのバランスを考慮して、ゴベアを次点とすることにしました。
続いて、選ぶのが難しそうなイースト。
【EAST】
<先発>
G ケンバ・ウォーカー(CHA) 25.2点/4.2リバウンド/5.7アシスト/1.2スティール/3P35.9%
G カイリー・アービング(BOS) 23.2点/4.9リバウンド/6.8アシスト/1.6スティール/3P40.6%/10ダブルダブル
F カワイ・レナード(TOR) 27.6点/7.9リバウンド/3.1アシスト/1.9スティール/3P36.8%/11ダブルダブル
F ヤニス・アデトクンボ(MIL) 26.4点/12.5リバウンド/6.0アシスト/1.5ブロック/1.4スティール/FG58.0%/4トリプルダブル/30ダブルダブル
C ジョエル・エンビード(PHI) 26.9点/13.3リバウンド/3.5アシスト/2.0ブロック/38ダブルダブル
<控え>
G ディアンジェロ・ラッセル(BKN) 19.0点/3.7リバウンド/6.4アシスト/1.1スティール/3P37.4%
G ビクター・オラディポ(IND) 19.3点/5.7リバウンド/5.2アシスト/1.6スティール/3P34.8%
G ブラッドリー・ビール(WAS) 24.9点/5.0リバウンド/5.0アシスト/1.4スティール/3P35.4%
G/F ジミー・バトラー(PHI) 19.6点/5.0リバウンド/3.6アシスト/2.0スティール/3P39.3%
F ブレイク・グリフィン(DET) 25.7点/8.1リバウンド/5.3アシスト/3P36.0%/16ダブルダブル
C アンドレ・ドラモンド(DET) 16.3点/14.9リバウンド/1.2アシスト/1.7ブロック/1.5スティール/36ダブルダブル
C ニコラ・ブチェビッチ(ORL) 20.1点/12.0リバウンド/3.8アシスト/1.1ブロック/1.0スティール/3P38.2%/30ダブルダブル
<次点>
G ザック・ラビーン(CHI) 22.8点/4.3リバウンド/4.3アシスト/3P35.1%
まずスターターで迷うのは、ケンバ・ウォーカーかブラッドリー・ビールか。
ケンバは60点ゲームを叩き出すなど序盤戦で大爆発しましたが、ここのところちょっと調子を落とし気味でした。
逆にビールは、ジョン・ウォールが戦線離脱してからPG的な役割も果たしつつ、エースの働きをしています。
その結果、スタッツ的にはほぼ同じぐらいに並んでいるんですが、印象度という点でケンバを先発に入れておきます。
リザーブのメンバーを選ぶのはかなり悩ましいです。
まずスタッツ的にグリフィンは当確。
ブチェビッチも20−10を残しているので、こちらも当確。
3位につけるペイサーズからは誰か選ばないといけないと思うんですが、ドノバン・ミッチェル同様、今シーズンはオラディポもスタッツが落ちているんですよね。。
ただ、他に目ぼしい選手もいないことから、やはりオラディポしかいないかなと。
さて、ここからが本当の悩みどころですが・・・・
残り3枠をどうするか、です。
スタッツ的には、ジミー・バトラーとベン・シモンズのシクサーズ勢や、リバウンド王のドラモンドあたりが浮かびます。
ただ、イースト4位のシクサーズから3人は選べないので、バトラーにしておきます。
シモンズはトリプルダブル数がウェストブルックに次ぐ7回、平均でもトリプルダブルに近いスタッツを残していますが、オールスターになるためには16点台の得点をもう少し上げたいところです。
ドラモンドに関しては、現在9位とプレーオフ圏外のピストンズから2人目を選ぶのがちょっと気が引けますが、個人スタッツを考えると仕方ないのかなあと思います。
最後の1枠はだいぶ悩ましいです。
上位チームから2人目を考えましたが、1位バックスのNo.2クリス・ミドルトンは昨シーズンより数字を落として17点台、2位ラプターズのカイル・ラウリーも14点台と低迷。
セルティックスも5位と振るわず、2番手以降の選手が目立った成績を残せていません。
となると、いつの間にかプレーオフ圏内に上がってきた6位ネッツに順番が回ってきます。
ネッツから選ぶとすると、平均19点台に乗せてきたディアンジェロ・ラッセルあたりが候補になりそうです。
それと、スタッツだけで言えば、リーグ16位の平均22.8点をマークしているザック・ラビーンあたりも候補に入ってくるのかなと思います。
ただ、ブルズの成績が悪すぎるので、オールスターに選ぶには厳しいのも事実。
最終的に、シモンズ、ラッセル、ラビーンの3人の中から、チーム成績と人数のバランスを考慮して、ラッセルを入れておきたいと思います。
まあ、本音を言えばシモンズを入れたいところですが・・・・
実際のオールスター本番に選ばれる選手は違ってくるはずですが、チーム成績と個人成績を加味して公平な目線で選ぶとすると、こんな感じになるのではないかなと思います。
ただまあ、ウェストとイーストのタレントのバランスも均等ではなくなっているので、そろそろカンファレンスごとに分けて選ぶやり方は変えた方がよさそうです。
実際のチーム分けも、東西カンファレンスごちゃ混ぜ方式に昨年から変わったわけですから、選手選びもカンファレンスに因われずにベストな選手を選んだ方がいいと思います。
フェアウェルツアー中のウェイドは出た方が盛り上がりますね
ビールはウェイドに憧れて背番号3を付けていたそうです
ウェイド2世と呼ばれたドノバン・ミッチェルも
若手はこぞってウェイドの元へ
ルーキー君も
中堅どころも
ベテランも
ウェイドよりベテランも
最年長も
次代を引き継ぐスターも
そして盟友と